2019.08.18

映画『インモラル・ルーム』(お薦め度★★★)

センスの良い、エロティック・サスペンスです。
邦題から受ける印象を決して裏切りません(笑)。

世界的な民泊サービスを題材にSNS時代に沿った「うまい話には裏がある」という恐怖を描いています。

終盤の驚きの展開には、正直降参です。

WOWOWでの放送が日本初公開とのことですが、かなり冴えた作品です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Welcome Home
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:98分

<スタッフ>
監督:ジョージ=ラトリフ
製作:アラン=マンデルバウム、ティム=ホワイト、トレヴァー=ホワイトほか
脚本:デヴィッド=レヴィンソン
撮影:シェリー=ジョンソン
音楽:ベアー=マクレアリー

<キャスト>
キャシー:エミリー=ラタコウスキー
ブライアン:アーロン=ポール
フェデリコ:リッカルド=スカマルチョ
アレッサンドラ:ケイティ=ルイーズ=サウンダース

<イントロダクション>
イタリアのワイナリーに宿泊する米国人カップルの女性に、最凶ストーカーがまとわりつきだし……。特に終盤、二転三転する展開に戦慄を覚えさせられるセクシーサスペンス。

海外旅行に行った米国人が散々な目に遭う戦慄編は多いが、本作はそれにストーカーものを組み合わせて恐怖度をアップ。ストーカーが多数の隠しカメラでカップルを監視するなど、絵空事ではない怖さがある。お楽しみは終盤の予想できない急展開で、独自の余韻を残す。ヒロイン役は「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」のE・ラタコウスキー。共演はTV「ブレイキング・バッド」のジェシー役で高く評価されたA・ポールなど。イタリアのウンブリア州でロケをした美しい風景も見ものだ。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
ある出来事以来、肉体関係が滞っている米国人カップル、ブライアンとキャシー。そんな問題を解消しようと、2人はホテル代わりに泊まることができるイタリアのワイナリーで6日間の休暇を過ごすことに。そこでも気まずいままの2人だったが、ジョギング中、足を負傷したキャシーは車で通りかかった近所の男性フェデリコにワイナリーまで送ってもらう。実はフェデリコはワイナリーに何台も仕掛けた隠しカメラでキャシーを見ていた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.08

映画『蒼い衝動』(お薦め度★★★)

なかなかエロいです。
邦題から若気の至り的な性の目覚めに苦悩する物語を連想したのですが、全くそんな気配はありません。

16歳の主人公がただただ周囲の女性たちと酒池肉林の日々を過ごすという、大らか過ぎるお話です。まだ女児の妹が主人公の兄をそそのかして、いろいろな女性に情交を促す設定にたまげました(笑)。

性に関する倫理感もへったくれもなく、軽いノリのような欲情が暴走します。ある意味突き抜けていて嫌味を感じさせない上質なエロティックコメディーに仕上げています。

昔の映画ですが、観て損はないでしょう。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Les exploits d'un jeune Don Juan
制作年:1986
制作国:フランス・イタリア
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:ジャンフランコ=ミンゴッツィ
製作:ニコラ=デュヴァル=アダソフスキ、ルシアン=デュヴァル、エンツォ=ポルチェッリほか
脚本:ジャン=クロード=カリエール、ジャンフランコ=ミンゴッツィ、ペーター=フライシュマン
撮影:ルイジ=ヴェルガ
音楽:ニコラ=ピオヴァーニ

<キャスト>
ロジェ:ファブリス=ジョッソ
母親:クローディーヌ=オージェ
ウルスラ:セレナ=グランディ
ミュラー夫人:マリナ=ヴラディ
父親:フランソワ=ペロー

<イントロダクション>
フランスの田園地方の広大な屋敷を舞台に、好奇心あふれる16歳の少年が、年上の魅力的な女性たちと次々に性の大冒険を繰り広げるさまを大らかなタッチで綴った艶笑喜劇。

詩や小説など、幅広い分野で活躍し、20世紀を代表する文化・芸術運動 “シュルレアリスム”の語源の主ともなった才人G・アポリネール。彼が匿名で発表した知る人ぞ知る好色文学の傑作「若きドン・ジュアンの冒険」を、官能的な場面を全編に盛り込みながらユーモラスに映画化。「007/サンダーボール作戦」でボンドガールを演じたC・オージェ、「ミランダ/悪魔の香り」のS・グランディ、「おろしや国酔夢譚」のM・ヴラディら、豪華多彩な女優陣が、大人の色気を存分に披露するのが、何よりの見もの。

<放送内容>
1914年の夏、16歳の少年ロジェは、久々に学校の寮生活を離れ、フランスの田園地方の広大な屋敷に戻って来る。やがて第1次世界大戦の勃発により、次々と男たちが出征して、少年のロジェひとりが女性ばかりの屋敷に取り残される形となり、あるとき彼は、周囲が半ばハーレム状態と化していることに気付く。かくして思春期真っ盛りのロジェは、メイドや料理人、美しい叔母らと、次々に性のアバンチュールを謳歌するようになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.07.30

映画『ANON アノン』(お薦め度★★★★★)

アイデアが秀逸で、それを映像化した卓越したセンスに脱帽です。
AR(拡張現実)を極めた世界を堪能しました。

人間の視点がハックされるというエピソードは、「攻殻機動隊」シリーズなどのサイバーパンクアニメではよく使われますが、実写版でARを用いて表現する高度なテクニックに感心させられました。視線に描かれるクールなデザインはカッコ良く見事です。

人間ドラマとしても深みがありました。主人公の刑事と謎の女のかかわりが刹那的でドラマチックでした。

アンドリュー=ニコル監督作はこれまでに『ガタカ』、『ロード・オブ・ウォー』、『TIME/タイム』の3本を観ています。彼の美学が冴えわたる最近の作品は高評価が続いています。

本作を含めて、3本連続で欧州映画のSF作品を鑑賞しましたが、良質なものばかりです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Anon
制作年:2018
制作国:ドイツ
内容時間:100分

<スタッフ>
監督・脚本:アンドリュー=ニコル
製作:アンドリュー=ニコル、オリヴァー=ジーモン、ダニエル=バウアーほか
撮影:アモール=モクリ
音楽:クリストフ=ペック

<キャスト>
サル:クライヴ=オーウェン
匿名の女性:アマンダ=セイフライド
チャールズ:コルム=フィオール
サイラス:マーク=オブライエン
クリステン:ソーニャ=ヴァルゲル

<イントロダクション>
地球上のすべての人間の行動が自動的に記録される近未来社会で起きた不可解な犯罪事件の行く末を、「ガタカ」のA・ニコル監督が斬新なアイデアで描いたSFサスペンス。

監督作の「ガタカ」や脚本を手掛けた「トゥルーマン・ショー」など、毎回SF仕立ての斬新な発想力で独創的な作品世界を築き上げる奇才ニコル。本作の物語の舞台となるのは、地球上のすべての人間の行動が各自の脳内に埋め込まれた記憶チップにより自動的に記録されるようになった近未来社会。もはや犯罪など不可能になったはずのこの世界で不可解な殺人事件が起きたことから、ひとりの刑事が謎解きに乗り出すさまを「ラスト・ナイツ」のC・オーウェン、「魂のゆくえ」のA・セイフライドの共演でスリリングに描く。

<放送内容>
地球上のすべての人間の行動が各自の脳内に埋め込まれた記憶チップにより自動的に記録されるようになった近未来社会。もはや犯罪が不可能になる一方で、個々人の自由や秘密といったプライバシーもなくなり、全面的な監視社会体制が確立していた。ところがそんなある日、不可解な殺人事件が発生。事件の調査に乗り出した刑事のサルは、一切の記録映像から巧みに逃れ去る不思議な女性の存在に気付き、彼女の後を懸命に追いかける。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.07.23

映画『エリザベス∞エクスペリメント』(お薦め度★★★)

監督の意図がつかめません。
クローンがテーマなのに、そもそもクローン作りの目的を蔑ろにする行動はエキセントリック過ぎます。
そして分かり過ぎるほどの結末を迎えます。何の驚きもありません。

そうなると、設定と展開のどちらに価値を与えたかったのでしょうか。
哲学的な趣も感じましたが、それに重きを置いていたとも思えません。
単にマッドサイエンティストを描いた訳でもないので、在り来たりですがクローンの自我になるのでしょうか。

ところで、全裸シーンでのぼかしが酷すぎます。別に助平心で見たいわけではなく昭和初期の修正に感じます。令和の時代に有り得ません。キレイな映像なのでもっとエレガントに処理してほしかったと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Elizabeth Harvest
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:109分

<スタッフ>
監督・脚本:セバスチャン=グティエレス
製作:セバスチャン=グティエレス、フレッド=バーガー、レオン=クラランスほか
撮影:ケイル=フィノット
音楽:ファリス=バッドワン、レイチェル=ゼッフィーラ

<キャスト>
エリザベス:アビー=リー
ヘンリー:キアラン=ハインズ
クレア:カーラ=グジーノ
オリバー:マシュー=ビアード
ローガン:ディラン=ベイカー

<イントロダクション>
ヒロインは天才科学者と結婚した後に殺され、彼とまた結婚するが……? 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の美人女優A・リーがヒロイン役を演じるSFサスペンス。

一度殺されたヒロインが中盤に生き返り、また同じ天才科学者と結婚するという、シュールな展開のSFスリラー。“クローン人間”をキーワードとし、見る者を大いに困惑させつつ、その謎解きから目が離せなくなるスリリング編だ。ベネズエラ出身であるS・グティエレス監督はスタイリッシュな映像美を駆使してみせた。ヒロインのエリザベス役を演じるのはオーストラリア出身で、世界的ヒット作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で悪役イモータン・ジョーから寵愛を受ける花嫁のひとり、ザ・ダグ役を演じたリー。

<放送内容>
美女エリザベスは自分よりずっと知的な、ノーベル賞に輝く天才生物学者ヘンリーと結婚し、彼がクレアとオリバーという使用人2人と暮らす郊外の豪邸に連れて行かれ、そこで3人と暮らすことに。だがヘンリーは突然、なぜかエリザベスを殺してしまう。その6週間後、別のエリザベスがヘンリーと結婚し、郊外の豪邸へ。実はヘンリーはクローン人間たちを生むという壮大な目的のもと、ある“プロジェクト”を進めようとしていて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.07.18

映画『アブダクション』(お薦め度★★★★)

驚愕しました。衝撃作です。
何の情報も入れずに観るべき作品です。ポスターさえも事前に目にしないほうが良いでしょう。日本向けのポスターは完全に失敗しています。鑑賞後に検索して確かめてください。

WOWOWメンバーズオンデマンドで簡単な紹介文と1枚の写真だけで観ることが出来て幸運でした。映画のたくらみを堪能しました。

冒頭の違和感と緊張感が見事に回収される脚本です。
キャスティングもドンピシャでした。特に農場主ジャクソンを演じたマイロ=ヴィンティミリアが見事です。ヒロインとなるアマンダ=シュルの美貌も素晴らしかったです。

これほど戦慄を覚える作品は久々です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Devil's Gate
制作年:2017
制作国:アメリカ・カナダ
内容時間:94分

<スタッフ>
監督:クレイ=スタウブ
製作:イアン=ディマーマン、スコット=メドニック、アンドレ=ルーローほか
脚本:ピーター=アペルロ、クレイ=スタウブ
撮影:ミロスラフ=バシャック
音楽:キーファス=チャンチャ

<キャスト>
フランシス特別捜査官:アマンダ=シュル
ジャクソン:マイロ=ヴィンティミリア
ソルター副保安官(コルト):ショーン=アシュモア
マリア:ブリジット=リーガン
グリュンウェル保安官:ジョナサン=フレイクス

<イントロダクション>
ある一家の母子失踪事件を追うFBI特別捜査官が、その一家の父に疑いを持ち、家に踏み込む。果たして捜査官が家の地下室で見たものは? 戦慄のアクションスリラー。

FBIの敏腕女性捜査官が、農場主の妻と息子が行方不明になった事件を追う中で、訪問者を拒むような罠に囲まれた農場の主その人に疑いを抱く。家の地下室に踏み込んだ彼女は、そこで信じられないものを目撃する……。サイコサスペンスの王道を行くような序盤部分から次第に趣を変える後半部分の対比に注目したいアクションスリラー。一家の消えた子どもが残した奇怪な絵、悪魔について語りだす農場主、そして地下室に隠された秘密……。SFなのかオカルトなのかサイコスリラーなのか、あえてぼかした展開が見もの。

<放送内容>
FBI特別捜査官のフランシスは、農場を営むある一家の母子が失踪した事件を追い、片田舎にやって来た。地元の副保安官コルトと協力して捜査を進めるうち、彼女は一家の残された父親ジャクソンが奇妙な言動で周囲から変に思われていたことを知る。ジャクソンの農場は訪問者を拒むような罠が張り巡らされ、地下室には誰か、あるいは何かが捕らわれているらしい。疑いを強めたフランシスは彼を逮捕、地下室に踏み込むが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.07.05

映画『アンセイン~狂気の真実~』(お薦め度★★★)

ストーカーの気持ちの悪さが徹底して描かれるサスペンススリラーです。
守られるべきストーカー被害者の主人公が、自分の意志に反してどんどん危険な領域に追い込まれる不条理に驚かされます。

予想していたストーカーを扱った話ではありません。情緒不安定な主人公の発言が狂言として捉えられてしまい病人に見えてしまう展開です。スティーヴン=ソダーバーグ監督のたくらみは見事でした。

精神科病院の思惑とストーカーの狡猾さに、正しい発言や行動が裏目になってしまう絶望感たるや、想像を絶する悲劇です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Unsane(うなずく)
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:98分

<スタッフ>
監督・撮影・編集:スティーヴン=ソダーバーグ
製作:ジョゼフ=マロック、ジェームズ=グリア
脚本:ジョナサン=バーンスタイン
音楽:デヴィッド=ワイルダー=サヴェージ

<キャスト>
ソーヤー=ヴァレンティーニ:クレア=フォイ
デヴィッド:ジョシュア=レナード
ネイト:ジェイ=ファロー
ヴァイオレット:ジュノー=テンプル
アシュレイ:エイミー=マランス
ソーヤーの母親アンジェラ:エイミー=アーヴィング

<イントロダクション>
「オーシャンズ」シリーズ第1~3作の鬼才S・ソダーバーグ監督による心理スリラー。ストーカーによって心の傷を負ったヒロインは、なぜか精神科病院に収容されてしまう。

いきなり精神科病院に収容されたヒロインがたどる不条理な運命を描くサスペンスだが、ヒロインの情緒が不安定であるため、観客は彼女をどこまで信じていいのか困るのが緊迫感たっぷり。加えてあっと驚く急展開も数カ所ある。ソダーバーグ自身がピーター・アンドリュース名義で撮影も担当し、全編をiPhone 7 Plusで撮ったのもユニーク。主演は英国出身でドラマ「ザ・クラウン」を出世作にし、「蜘蛛の巣を払う女」のリスベット役、「ファースト・マン」のジャネット役など活躍が続く美人女優C・フォイ。

<放送内容>
独身のキャリアウーマン、ソーヤーは、かつてデヴィッドというストーカーによって心の傷を負ったが、それを治癒しようとストーカー被害者を救済している“ハイランド・クリーク行動センター”に行くが、そこで強制的に入院させられ、しかもそんな理不尽に対して激怒し、職員らに暴力を振るったせいで24時間の入院期間が7日間に延びる事態になる。ソーヤーは本当に心の病にかかったのか、それとも誰かが彼女に罠を仕掛けたのか?

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.07.01

映画『オール・アバウト・マイ・マザー』(お薦め度★★)

特に響くものはありません。

作品の肝となるマヌエラとシスター=ロサの2人の女性が同じ人物ロラと関係を持ったという設定が、全く分かりません。

LGBTという言葉が無かった20年前にLGBT作品として制作された先見性が評価されたのかもしれません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Todo Sobre Mi Madre (All About My Mother)
制作年:1999
制作国:スペイン
内容時間:102分

<受賞歴>
第72回(1999)アカデミー賞外国語映画賞
第52回(1999)カンヌ国際映画祭監督賞「ペドロ=アルモドヴァル」
第57回(1999)ゴールデン=グローブ賞外国語映画賞「ペドロ=アルモドバル」

<スタッフ>
監督・脚本:ペドロ=アルモドバル
製作総指揮:アグスティン=アルモドバル
撮影:アフォンソ=ベアト
音楽:アルベルト=イグレシアス

<キャスト>
マヌエラ:セシリア=ロス
ウマ=ロッホ:マリサ=パレデス
シスター=ロサ:ペネロペ=クルス
ニナ:カンデラ=ペーニャ
アグラード:アントニア=サン=フアン
シスター=ロサの母親:ロサ=マリア=サルダ

<イントロダクション>
巨匠P・アルモドバル監督が人生の苦難を乗り越えて生きる女性たちを力強く描写。第72回アカデミー賞外国語映画賞、第52回カンヌ国際映画祭監督賞など数々の賞を受賞。

スペイン映画界が生んだ鬼才P・アルモドバルが、女性たちにささげる愛情賛歌として生み出した一作で、従来の彼の特色だったキッチュな要素に加え、人生の重みを感じさせる円熟した語り口を披露。女性たちへの愛情とユーモアをこめた。「セクシリア」のC・ロス、「ハイヒール」のM・パレデス、「ライブ・フレッシュ」のP・クルスら、アルモドバル映画の常連女優たちが色取り取りに繰り広げる、バイタリティーに満ちた女性たちのドラマが見る者の胸を熱く揺さぶる感動作だ。

<放送内容>
スペインの都市マドリード。自力だけで息子のエステバンを育ててきたマヌエラは、17歳の誕生日を迎えたエステバンとある想い出深い芝居を見に出掛けるが、それまでマヌエラが自分の胸の内に秘めてきた夫のことをいざ息子に話そうとした矢先、エステバンは彼女の目の前で交通事故に遭ってしまい、亡くなってしまう。失意の彼女は、別れた夫を捜そうと、かつて青春時代を過ごしたバルセロナへと旅に出発するが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.06.24

映画『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(お薦め度★★★★★)

第48作から15年遡って第25作です。既に『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』は観ていますが、7年も経っているので細かい部分は有難いことに忘れていましたので、改めて新鮮な感覚で鑑賞出来ました。

いやー!キャラクターが生き生きとしていて、寅さんの若い姿を観るだけで癒されました。人情味が溢れるほど詰まった脚本でした。改めて寅さんとリリーが旅人であると深く意識させられました。

シリーズ全49作を観終えました。本当に得難い作品の数々でした。

ようやく私の寅さんシリーズの鑑賞の旅も終わります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1980
制作国:日本
内容時間:104分

<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:高羽哲夫
音楽:山本直純

<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
松岡リリー:浅丘ルリ子
高志:江藤潤
かおり:新垣すずこ
おいちゃん(車竜造):下條正巳
おばちゃん(車つね):三崎千恵子

<イントロダクション>
渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズ第25作。マドンナ女優はシリーズ3度目の登場となるリリー役の浅丘ルリ子。沖縄で再会した寅さんとリリーは、何と同棲生活に……?

第11作「~寅次郎忘れな草」や第15作「~寅次郎相合い傘」で、寅さんと相思相愛を思わせる仲に発展し、吉永小百合と並ぶベストマドンナのひとりとされる、浅丘演じるリリーがまたも登場。寅さんとリリーが同じ家で疑似同棲するという盛り上がる展開を経て2人の関係は……。ラブストーリーとして独自の感動を醸し、シリーズ中屈指の秀作に。当時の沖縄を記録した映像も貴重。他のロケ地は長野県軽井沢。第48作「~寅次郎紅の花」にもリリーは登場し、渥美が没した後の1997年、本作の“特別篇”が作られた。

<放送内容>
キャバレー回りの生活が続く歌手リリーから、テキ屋の寅次郎の実家《とらや》に沖縄から手紙が届く。体を壊したリリーは那覇の病院に入院しており、寅次郎にどうしても会いたいという。寅次郎は苦手な飛行機に乗って何とか病院にたどり着き、リリーと再会。退院したリリーと、ある家で夜は別の部屋で寝泊まりする“半同棲”の暮らしが始まる。リリーはさりげなく、寅次郎に自分と結婚する意思があるかどうか、探りを入れるが……?

<鑑賞チャネル>
WOWOW

【関連記事】
2011.12.24 寅さんをWOWOWで全部観るぞ!【追記あり】

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2019.06.23

映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(お薦め度★★★★★)

寅さんの最後にふさわしい作品でした。
第45作からの後藤久美子が復帰して、満男のぶざまさが炸裂です。シリーズで最も情けないエピソードでした。

しかも、第11作第15作第25作で登場した“りりー”ことベストマドンナの浅丘ルリ子が満男の良き理解者という心憎い設定でした。

また、阪神淡路大震災後の神戸ロケもあり、復興を願うシリーズの心配りに頭が下がります。

車寅次郎は永遠です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1995
制作国:日本
内容時間:108分

<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:長沼六男
音楽:山本直純、山本純ノ介

<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
リリー:浅丘ルリ子
泉:後藤久美子
満男:吉岡秀隆
船長:田中邦衛
政夫:神戸浩

<イントロダクション>
渥美清が主演した「男はつらいよ」シリーズの最終編となった第48作。4度目のマドンナ女優となった浅丘ルリ子演じるリリーの登場など、フィナーレにふさわしい感動編に!

本作の完成から8カ月後、1996年8月4日に寅さん役の渥美が逝去したことで本作がシリーズの最終作に(ただし後に「~寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」が作られた)。それまでシリーズの計3作で寅さんと恋をし、ベスト・マドンナという声が高いリリーが15年ぶりに登場。寅さんとリリーが交流を深めた「~ハイビスカスの花」の舞台、沖縄に近い奄美一帯でロケし、寅さんの甥・満男と憧れの人・泉の関係もクライマックスへ。何より、阪神淡路大震災後の神戸でロケした場面に驚きも感動もしない人はいないだろう。

<放送内容>
テキ屋の寅次郎の実家の面々は音信不通の寅次郎を心配するが、偶然見たTVで寅次郎が大震災後の神戸でボランティアをしていたと知る。だが、現地によれば、もう寅次郎はいないという。一方、寅次郎の甥・満男は片思いを続ける泉が岡山に嫁入りすると知って岡山へ。泉の結婚式当日、満男は大胆にも式を妨害し、泉は結婚をやめてしまう。落胆した満男は衝動的に乗った列車や船で鹿児島の加計呂麻島へ。そこで寅次郎やリリーと会う。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.06.22

映画『エヴァ』(お薦め度★★)

『エル ELLE』のイザベル=ユペールが出演しているので飛びつきました。
どれほどの悪女っぷりなのかと期待したのですが、そんな話でもありませんでした。
単に才能の無い似非劇作家が自爆するだけです。

それよりもイザベル=ユペールが高級売春婦という設定に無理があります。初老のおばさんでエロティックな魅力は皆無です。

物語は退屈だし、折角のイザベル=ユペールの魅力が感じられないので、ほとんど価値のない作品でした。昔からの訳の分からないフランス映画らしさを感じました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Eva
制作年:2018
制作国:フランス・ベルギー
内容時間:102分

<スタッフ>
監督:ブノワ=ジャコー
製作:マリー=ジャンヌ=パスカル、メリタ=トスカン=デュ=プランティエ
脚本:ジル=トーラン、ブノワ=ジャコー
撮影:ジュリアン=イルシュ
音楽:ブリュノ=クーレ

<キャスト>
エヴァ:イザベル=ユペール
ベルトラン=バラデ:ギャスパー=ウリエル
カロリーヌ:ジュリア=ロイ
ジョルジュ=マーラン:マルク=バルベ
レジス=グラン:リシャール=ベリ

<イントロダクション>
現代フランス映画界随一の実力派女優、「エル ELLE」のI・ユペールが、男たちを破滅の運命へと追いやる高級売春婦に扮して魔性の女の魅力を発揮する官能サスペンス。

かつてジョゼフ・ロージー監督の手により「エヴァの匂い」の邦題で映画化された、J・H・チェイスの人気ハードボイルド小説「悪女イヴ」を、「シングル・ガール」のB・ジャコー監督が再映画化。ロージー監督版では今は亡きジャンヌ・モローが冷酷非情に演じて、映画史上屈指の悪女演技の一つと絶賛を博したタイトルロールのヒロインを、本作では「エル ELLE」のI・ユペールがやはり冷ややかに好演。彼女にすっかり翻弄されて破滅していく偽作家を演じるのは、「たかが世界の終わり」の美男俳優G・ウリエル。

<放送内容>
男娼のベルトランは、ある晩、自分を買った顧客の老人がその場で息絶える非常事態に遭遇。老人の書き残した小説を自らの名前で発表したベルトランは、新進の人気作家として脚光を浴び、カロリーヌという美しい婚約者もできて新たな人生の道を歩み始める。新作の執筆のため、雪山の別荘に出向いた彼は、吹雪で立ち往生した末、勝手に別荘内に入り込んでくつろいでいた男女と出くわし、高級売春婦であるエヴァに一目惚れしてしまう。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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