2009.10.15

テレビ朝日の深夜帯番組「お願い!ランキング」が面白い

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10月5日からスタートしていた情報バラエティ番組「お願い!ランキング」を昨晩初めて観ました。平日深夜にテレビ朝日で0:20~1:15(金曜のみ0:50~1:45)放映されています。TBSの「ランク王国」と同じジャンルになります。

何気なくザッピングしていたら“ちょい足しクッキング! 「吉野家の牛丼」編”コーナーが流れていました。
吉野家の牛丼弁当に一品足してその美味しさをランキングするという風変わりな内容です。そもそも牛丼にトッピングするものは、生卵や七味唐辛子、紅ショウガしか考えたことも無かったので、30品もの食材を足して美味しさを増すというコンセプトは目から鱗でした。

最初は番組ADをイジッテ楽しむバラエティかとなめていましたが、番組の女性ADが自分の部屋と思われる場所で愚直に一品ずつ食べてベスト10を作り出していました。ギョッとしたのが牛丼の上にバナナを丸ごと一本入れて食べた場面でした。牛丼とバナナは全く繋がらないのでゲテモノのような映像です。しかし、女性ADは4位にランキングしていました。驚きです。そしてこの番組の偉いところは、単にやりっぱなしではなく1位にランキングした食材を本家本元の吉野家商品開発部の社員3名に試食してもらう取材を行っていることでした。めでたく「美味しい」とのコメントをもらってこのコーナーは終了しました。
B級グルメ的ともいえる奇天烈ランキングを真摯に行った姿勢には感心しました。しかも深夜番組です。誰が見るのでしょう...俺かぁ~~(笑)!

ちなみにこのコーナーのランキングは次の通りです。★は驚きの食材です。

1位 めかぶ
2位 バター
3位 明太子
4位 バナナ★
5位 マヨネーズ
6位 ゴマ油
7位 あんこ★
8位 梅肉
9位 ポテトチップ★
10位 納豆
番外 ツナ、ガーリックバター、なめたけ

一度どれかに挑戦したいと思います。

毎日、このような企画が続くのでしょうか?これほどの濃い内容を維持できれば人気番組になることは間違いありません。今日から録画してチェックしようと思います。

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2009.09.27

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(お薦め度★★★)

監督、ギャヴィン=フッド。脚本、デヴィッド=ベニオフ、スキップ=ウッズ。原題『X-MEN ORIGINS: WOLVERINE』。2009年米。SFアクション映画。出演、ヒュー=ジャックマン(ローガン/ウルヴァリン)、リーヴ=シュレイバー(ビクター/セイバートゥース)、リン=コリンズ(ケイラ・小学校教師)、ダニー=ヒューストン(ストライカー・秘密部隊チームXを組織した科学者にして軍人)、テイラー=キッチュ(レミー=ルボー/ガンビット・気障なギャンブラー)、ライアン=レイノルズ(ウェイド=ウィルソン/デッドプール・2本の日本刀を使った殺し屋)、ウィル=アイ=アム(ライス・テレポーテーションを持つ黒人)、ダニエル=ヘニー(エージェント=ゼロ・拳銃の使い手)、ドミニク=モナハン(ブラッドリー・電気を操れる能力の持ち主)。「X-MEN」シリーズの以前の物語。

話がほとんどわかりませんでした。
ローガンが超金属アダマンチウム移植の改造手術をしてすぐにストライカーを狙う重要な話が理解できませんでした。また、兄であるビクターの行動がイマイチです。このレビューを書くためにオフィシャルサイトを読んでようやく“ウェポンⅩ”と“ウェポンⅩⅠ”が誰であるかがわかりました。
オリジナル・シリーズよりも壮大で重厚な設定で凄いと思わせます。しかし、ハラハラドキドキ感がほとんどありませんでした。あまりヒヤヒヤさせる演出になっていません。映像テクニックは十分過ぎると思うのですが、早い話この監督とは肌が合わないといったところでしょうか。

エージェント=ゼロを演じたダイエル=ヘニーは韓国ドラマ「春のワルツ」で準主役でした。彼は見事にハリウッド進出を決めたようです。なかなかのシャープな存在感でした。

【関連作品】
2007.03.12 映画『X-メン』(お薦め度★★★★★)
2008.05.08 映画『X-MEN2』(お薦め度★★★)
2008.05.12 映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(お薦め度★★★★★)

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2009.09.24

映画『ICHI』(お薦め度★★★★)

監督、曽利文彦。脚本、浅野妙子。2008年日本。時代劇アクション映画。PG-12指定。出演、綾瀬はるか(市)、大沢たかお(十馬)、窪塚洋介(虎次)、柄本明(長兵衛)、利重剛(喜八)、島綾佑(小太郎)、中村獅童(万鬼)、竹内力(伊蔵)、佐田真由美(美津・瞽女仲間)、杉本哲太(盲目の男)、横山めぐみ(十馬の母)、渡辺えり(お浜)。

この作品を誤解していたようです。非常に良く出来ています。
ピンポン』で評価した曽利文彦監督でしたが、座頭市の女性版という設定は奇をてらい過ぎているように感じたことと、演技力の乏しい女優を主役に据えるていることで二の足を踏みました。公開前に監督のインタビューが入った特集記事を読んでいて興味はあったのですが、映画館での鑑賞を見送りました。
公開時の評判もあまり聞こえてこなかったので、期待していなかったのですが、大変面白い作品です。一級のエンターテインメントに仕上がっています。見逃さなくて良かったと感じます。WOWOWさん、ありがとう。

ともかく時代劇アクション映画としての新しさを感じます。スローモーションを使った殺陣のシーンは、これまでの時代劇に無かった感覚です。通常このような撮り方では軽くなってリアリティが弱まるのですが、絶妙のキレで重さを感じさせるアクションになっています。また、腕前があるのに刀を抜けない十馬というキャラクターも新鮮でした。自身が絶対絶命になっても刀が抜けない滑稽さと哀しさは「市は、絶対に渡さない」というセリフを思いっきり際立たせる効果がありました。
人物の相関は計算され尽くしていると言えるでしょう。窪塚の尖がった無鉄砲さ、獅童の常人を超える恐怖度、大沢の微妙に笑える情けなさが絶妙にキャスティングされており、綾瀬はるか演じる市の過酷な運命を増大させることに成功しています。

曽利文彦監督が何故綾瀬はるかを起用したのか疑問に思っていましたが、この作品には彼女しか考えられないことがわかりました。“離れ瞽女(ごぜ)”で居合いの達人という複雑な役柄に彼女の凛とした美貌が悲劇性を際立たせるのです。殺陣の動きも申し分ありませんでした。剣の使い手でありながら、あくまでもか弱いという矛盾する役所を見事に体現してくれました。

改めて曽利文彦監督の秀逸な構成力を確認しました。素晴らしい才能です。次回作からは必ず劇場で観るようにします。

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2009.08.14

映画『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの<デジタル3D/日本語吹替え版>』(お薦め度★★★★★)

監督、カルロス=サルダーニャ。共同監督、マイケル=サーマイヤー。脚本、マイケル=バーグ、ピーター=アッカーマン、マイク=リース、ヨニ=ブレナー。原題『ICE AGE: DAWN OF THE DINOSAURS』。2009年米。アニメ映画。声の出演、太田光(シド/ナマケモノ)、竹中直人(ディエゴ/サーベルタイガー)、山寺宏一(マニー/マンモス)、豊口めぐみ(エリー/マンモス)、(スクラット/リス)、(バック/イタチ)、(エディ/フクロネズミ)、(クラッシュ/フクロネズミ)。

TOHOシネマズで3D初鑑賞しました。入り口で3Dメガネを渡されました。精密機械が入っているので①落とさない②水をつけないと取り扱いの注意を受けました。メガネをかけているのですが、さらに3Dメガネをかけなければならず快適ではありません。重くてずり下がるので絶えず手でメガネを支えていなければなりませんでした。

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元々3Dで観ようと考えていませんでした。7月25日に公開されて3週間しかたっていないのですが、近くの劇場では日に1回しか上映されていません。今回は何んと朝8時5分からの上映です。こんなに朝早くから映画を観たのは初めてかもしれません。前売券なので見送るわけにはいかず、子供たちを連れて7時に家を出ました。安く観るはずが3Dだと正規特別料金になってしまい、差額を支払わなければなりません。前売り大人1300円+700円。前売り小人800円+700円でした。

朝早く、追加料金を払い、3Dメガネは煩わしい三重苦での鑑賞で、しかもスクリーンサイズは小さい。しかし、3D映像と作品内容に大満足です。IMAXと比べて3Dも料金は同様に高くなりますが、断然納得できます。

「アイス・エイジ」シリーズの中で最高の出来です。キャラクターが活かされて、アドベンチャー・ストーリーとして秀逸でした。氷の下に恐竜ワールドが出現して、シドが3匹のティラノ・キッズのママになるという奇想天外な物語です。本当に脚本が超一級です。新登場となる片眼の冒険野郎バックが素晴らしい存在です。ヘンテコなことばかりしか言わないのにすごく頼りになる存在で、非常に魅力的なキャラクターでした。映像も素晴らしいの一言です。恐竜ワールドを3Dで見事に描いています。3Dそのものに期待していなかったのですが、今作で考えが一変しました。米国で3D作品に人気が出ているのがわかりました。今後料金が高くなっても3Dを選択することになるでしょう。

それにしてもこれだけ面白い作品が、夏休み期間にもかかわらず上映本数が絞られていくのが理解できません。夏休みのファミリー映画としては最高の作品です。大人が観ても子供同様に楽しめます。この作品を見逃すのは勿体ないでしょう。絶対に劇場で3D鑑賞をすべきです。

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2009.08.10

映画『エイリアン/ディレクターズ・カット』(お薦め度★★★★)

監督、リドリー=スコット。脚本、ダン=オバノン。原題『Alien: The Director's Cut』。2003年米。SFホラー映画。出演、シガニー=ウィーバー(リプリー)、トム=スケリット(ダラス船長)、ジョン=ハート(ケイン)、ヴェロニカ=カートライト(ランバート)、イアン=ホルム(アッシュ)、ハリー=ディーン=スタントン(ブレット)、ヤフェット=コットー(パーカー)。SFホラーの傑作『エイリアン』(1979)を24年後、R・スコット監督自身が再編集した別バージョン。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 「スター・ウォーズ」などを機に、空前絶後のSF映画ブームが巻き起こった1970年代後半、大反響を呼ぶと共に、SFホラーの金字塔となった傑作「エイリアン」。そして2003年、R・スコット監督(「グラディエーター」)自身によって再編集されて生まれたのがこの“ディレクターズ・カット”だ。ノストロモ号の乗組員たちが星に上陸する前に議論する場面などの未公開シーンを追加し、旧バージョンの数場面を削除したり、一部のカットを短くするという凝った再編集をしてテンポをよくしており、旧バージョンのファンもあらためて楽しめる。

オリジナル公開から30年も経ったのですね。
ディレクターズ・カット版は初鑑賞です。本当に良く出来ています。宇宙船で使用されるモニター画面の表示以外まったく旧さを感じさせません。オリジナルは何回も観ましたが、改めて面白い作品であることを再確認しました。

オリジナルが公開されたときに、ダラス船長は通気孔で殺されておらず、捕まって生きたままエイリアンに寄生されているのだという幻のシーンがあることはうわさで聞いていました。そのシーンをやっと確認することができました。ダラス船長だけでなく、機関員のブレッドも拉致されていました。想像できた場面なので特に驚きはありませんでしたが、その情景を見た時のリプリーの反応は意外な感じがしました。脱出しようとしていながら猫(ジョーンズ)を探す不可解な行動とあわせて、ディレクターズ・カット版でさらに理解しがたい彼女の行動が追加されました。人は非常時に思いもかけない行動を取るということなのでしょうが、沈着冷静なリプリーの性格から考えると説明不足となっています。したがって、本作で使われたシーンは、オリジナルでカットされていて正解だったと思います。

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2009.07.24

ドラマ「オルトロスの犬」第1話は評価出来るので全話観ることにします

ショー・ランナー方式の脚本によるドラマがスタートしました。
第1話の感想としては、つかみはOKというところでしょうか。“悪魔の手”を持つ碧井涼介(錦戸亮)と“神の手”を持つ竜崎臣司(滝沢秀明)がどのように絡んでいくか、これからどんどん面白くなって行きそうな雰囲気があります。滝沢秀明がなかなか凄みを効かせた演技をしていました。

残念なのは、演出がかなり弱いところです。リアリティがありません。特に南品川署刑事の長谷部渚(水川あさみ)が簡単に拳銃を向けるシーンは学芸会のようで軽過ぎます。脳天気に単独行動をするところもいただけません。彼女が本物の刑事らしく描かれていればもっと説得力のある作品になるはずです。

欧米の人気TVドラマはそのまま映画にしてもいいほどのレベルを持っています。それと比べると今作も日本のTVドラマそのものといった範疇のもので、お金を掛けているように感じられません。しかしながら、物語のサスペンス性は高いと感じられるので全話を観たいと思います。

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2009.07.23

7/24(金)22時スタートのドラマ「オルトロスの犬」はワーナー・ブラザース映画が参入する注目作品だ!!

滝沢秀明と錦戸亮が共演するTBSのドラマ「オルトロスの犬」は、「24」「LOST」「プリズン・ブレイク」など米国人気TVドラマのような「視聴者にぜったい先を読ませない」スピードミステリーと紹介されています。

脚本は、ワーナー・ブラザース映画ライターズワークショップが担当しています。米国TVドラマで取り入れられているショー・ランナー方式という手法で脚本を分業体制で作り上げるそうです。

【「オルトロスの犬」の脚本製作の流れ】(雑誌「日経エンタテインメント!8月号」から抜粋)
①6人のライターが自由に意見を出し合い、主なプロットを考える。
②選ばれた3人のライターが脚本を執筆する。
③それぞれの良い点を選んで全体を構成。
④ショー・ランナー※がストーリーに一貫性を出す。

※ショー・ランナーは、制作管理および脚本を担当する筆頭脚本家。

久々に日本TVドラマとして面白そうな作品になるのではと期待できます。海外TVドラマとのレベル差を埋める先駆けとなって欲しいと思います。

[ドラマ「オルトロスの犬」スタッフデータ]
製作著作:TBS
プロデューサー:三城真一、那須田淳、松原浩
脚本:ワーナー・ブラザース映画ライターズワークショップ
演出:加藤新、今井夏木
音楽:井筒昭雄
主題歌:『ヒカリひとつ』滝沢秀明(avex trax)

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2009.07.06

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(お薦め度★★★★★)

原作・脚本・総監督、庵野秀明。監督、摩砂雪、鶴巻和哉。テーマソング、 宇多田ヒカル 『Beautiful World』。 2007年日本。SFアニメ映画。声の出演、緒方恵美(碇シンジ)、林原めぐみ(綾波レイ)、宮村優子(式波=アスカ=ラングレー)、坂本真綾(真希波=マリ=イラストリアス)、 山寺宏一(加持リョウジ)、三石琴乃(葛城ミサト)、山口由里子(赤木リツコ)、立木文彦(碇ゲンドウ)、清川元夢(冬月コウゾウ)、結城比呂(日向マコト)、長沢美樹(伊吹マヤ)、子安武人(青葉シゲル)、麦人(キール=ローレンツ)、関智一(鈴原トウジ)、岩永哲哉(相田ケンスケ)、岩男潤子(洞木ヒカリ)、石田彰(渚カヲル)。

衝撃的な内容です。
心を鷲掴みされました。狂おしいほどのせつなさが胸を締め付けます。クライマックスから涙が止まらなくなりました。「新世紀エヴァンゲリオン」は喪失感しか感じさせない物語だったのを、本作では諦めない心が希望をもたらすかもしれないという一筋の光を与えてくれます。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の4部作シリーズはまさに"救いのドラマ"になるものと期待させてくれます。

前作の『序』ではTVアニメのリメイクに近い印象でしたが、『破』は全く新しい作品として再構築されています。一から製作された劇場向けの完璧な作画です。昨年公開予定が遅れたのも理解出来ます。戦闘シーンの表現力はアニメの限界を超えたとさえ思わせるものがあります。舞台となる設定は変更されていないにもかかわらず、日本だけでないグローバルな背景が描かれ重厚感が増しました。今回初登場となった新キャラクターの真希波=マリ=イラストリアスの動向が気になります。「人類補完計画」はどうなるのか本当に決着が着くのか次回作が待ち遠しいです。

ところで、7月3日に「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送された劇場版アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序TV版』の視聴率が12.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、本作を観るために復習しました。今回のTV版は劇場上映版やDVD版とは異なるバージョンで、本編ノーカットなのだそうですが、違いはわかりませんでした。

なお、先に2009年上半期ベスト5を発表しましたが、本作が今年度最高作です。

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2009.04.02

映画『ウォッチメン』(お薦め度★★)

監督、ザック=スナイダー。脚本、デヴィッド=ヘイター、アレックス=ウェー。原作、デイヴ=ギボンズ。2009年米。アメコミヒロー実写版映画。R-15指定。出演、マリン=アッカーマン(ローリー=ジェーン=ジュスペクツィク/シルク=スペクター)。ビリー=クラダップ(ジョン=オスターマン/DR.マンハッタン)、パトリック=ウィルソン(ダン=ドライバーグ/ナイトオウル)、ジェフリー=ディーン=モーガン(エドワード=ブレイク/コメディアン)、ジャッキー=アール=ヘイリー(ウォルター=コバックス/ロールシャッハ)マシュー=グード(エイドリアン=ヴェイト/オジマンディアス)、カーラ=グギーノ(サリー=ジュピター/初代シルク・スペクター)、スティーヴン=マクハティ(ホリス=メイソン/初代ナイトオウル)。

ストーリーが肌に合いません。
監督が『300<スリーハンドレッド>』のザック=スナイダー、全米で大ヒット、最近のアメコミヒローものはハズレ無し、とくれば面白い作品に間違いないだろうと考えて前売り券を購入して劇場鑑賞しました。ハズレました。途中で帰る人が目立ちました。ともかく全身青白く発光するDR.マンハッタンは違和感が大きく、また、バットマンもどきのコスチュームをまとったダークなスーパーヒーローのオンパレードは食傷気味になりました。作品自体はお金をかけて手が込んでいます。重量感溢れる独特の映像美は評価できますが、物語が全く馴染めません。あまりにヒーローらしくない行動やスーパーヒーロー間の揉め事が世界危機に直結しているという展開は勘弁して欲しいというのが率直な感想です。163分の長編だったころもあり厭な疲労感が残りました。

数ある予告編の中で、一番本編を著しています。

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2009.02.26

映画『明日への遺言』(お薦め度★★★)

監督、小泉堯史。脚本、小泉堯史、ロジャー=パルヴァース。原作、大岡昇平『ながい旅』。2007年日本。史実映画。ナレーション、竹野内豊。出演、藤田まこと(岡田資・元東海軍司令官)、ロバート=レッサー (フェザーストン主任弁護人)、フレッド=マックィーン(バーネット主任検察官)、リチャード=ニール (ラップ大佐・裁判委員長)、西村雅彦(町田秀実・元東海軍軍需管理局第一部長)、蒼井優(守部和子・鉄道局車掌)、田中好子(水谷愛子・真生塾孤児院院長)、松井範雄(武藤少将・元法務官)、頭師佳孝(相原伍長・元東海軍経理部)、児玉謙次(杉田中将・元陸軍省法務局長)、富司純子(岡田温子)、
加藤隆之(岡田陽・長男)、 近衛はな(小原純子・長男のフィアンセ)、中山佳織(岡田達子・娘)、俊藤光利(藤本正雄・娘の夫)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 第2次大戦後、B級戦犯として裁判に問われながら、その法廷においてむしろ戦時中の米軍の無差別空爆の非人道性を鋭く衝き、また部下たちを守って全責任を自分一人で背負い、死刑判決を従容として受け入れて人々に深い感銘を与えた元東海軍司令官・岡田資中将。そんな日本軍人の鑑ともいうべき理想の主人公を藤田まことが味わい深く名演。敵国の検事を演じるのは、あの今は亡き伝説的スター、スティーヴの息子、F・マックィーン。

沁みました。じ~んと来ます。
法廷闘争を「法戦」としてB級戦犯裁判に立ち向かった岡田資(おかだ=たすく)元東海軍司令官の潔い生き様を描いた秀作です。ほとんどが法廷シーンなので弁護側と検察側の攻防戦による法廷劇と思い込んでいましたが、人情劇のような雰囲気を持った感動作品に仕上がっていました。さすがは、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督作です。回想シーンがほとんど挿入されていないので、役者のセリフで話を追うので慣れるのに少し時間がかかったものの、間を取ったテンポで裁判の展開は理解できました。
主人公・岡田資という本当に男気のある偉大な人物がいたのですね。敗戦国の原告でありながら、無差別爆撃を行った米軍搭乗員は戦争犯罪人であると主張した反戦の姿勢は見習うべきものがあると感じました。

予告編ではなく予告プロモーションビデオ(9分45秒)です。岡田資中将の長男のインタビューが観れます。本編を観て、この予告PVで完結したと思います。

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