2018.07.11

ドラマ「名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~」(お薦め度★★★)

なかなかまとまっていました。
ドラマは捻ってありコメディサスペンスです。タイトルも考えてます。挿入されるCMでの商品説明もドラマと融合していました。
 
ヒロインの佐津川愛美は気になる女優です。あまりTVで見掛ける機会が少ないのでとても楽しめました。
 
ところで、CMとの融合したとのことですが、いろいろな意味でスポンサーに媚びていてスマートではありません。業界初ということでここまで気を使わなければならないかと思うほどの有様です。
 
内輪受けはしたと思いますが、TVドラマとして本作が成功したのかどうかわかりません。第二弾があったとしても期待できないでしょう。今回のスポンサーの1つ、エクスコムグローバル(株)の社長は本人を劇中に出演させるのが条件だったとかで、単なるミーハーです。第一弾から低レベルの制約があるのですから、将来的に発展する手法ではありません。
 
また、アドフュージョンドラマによって出演する俳優にも様々な制約やカラーが付いてしまい、キャリアの足を引っ張る可能性すらあります。
 
はっきり言って視聴者は、このような従来の広告手法を拡大したものは求めていないと思います。それよりも作品で使われている商品が、こらから発展するAR技術で簡単にオンラインショッピングが出来るような、よりスポンサーを前面に出さないで実利を得る手法を開発した方がWIN−WINになるのではないでしょうか。

ちょっと辛めですが、今回のフジテレビの挑戦は評価しています。
 
以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2018年6月20日(水)24時30分~25時30分。アドフュージョンドラマ。
 
<スタッフ>
プロデューサー:関 卓也(共同テレビ)
監督・プロデューサー:後藤庸介(共同テレビ)
脚本:森 ハヤシ
企画:野﨑 理(フジテレビ)
構想・トータルデザイン:明松 功(フジテレビ)、中尾孝年、伊藤三朗(電通)
制作著作:フジテレビ
制作協力:共同テレビ
 
<キャスト>
ストーリーテラー:滝藤賢一
萩原礼一:金子ノブアキ
間宮紗良:佐津川愛美
神山結子:北 香那
山城宗一郎:落合モトキ
池上ナターシャ:峯村リエ
柴矢泰造:升 毅
 
<イントロダクション>
ドラマの舞台は荒天の中、周りから隔離された山奥のペンション。この場所を訪れた私立探偵・萩原は殺人事件に遭遇。しかし…なんと被害者は萩原本人だった! 故人(コジン)となった探偵・萩原が、事件解決に向かって立ち上がる! 6月20日(水)深夜24時30分~放送される『名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~』。このドラマでは、名探偵本人が事件の被害者になってしまうという奇想天外なストーリーを、“ドラマ本編の中にCMを融合させる”という新しい手法で描きます。史上初・広告融合型コンテンツ“アドフュージョン”ドラマが誕生です!
名探偵本人が殺人事件のまさかの被害者=故人(コジン)に!
 
主人公の探偵、萩原礼一役を演じるのは役者としてミュージシャンとしてマルチな活躍を見せる、俳優・金子ノブアキさん。萩原は浮気調査など小さい依頼ばかりを請け負う、見栄っ張りで気が小さい探偵。クールなルックスと独特な存在感が魅力の金子さんが、うだつの上がらない探偵役をどうコミカルに&そして時に真面目に演じるのか注目です。 主人公の萩原が一目ぼれする美人フードコーディネーター・間宮紗良役には演技力にも定評がある実力派女優の佐津川愛美さんが、さらに萩原がタッグを組むことになるキーパーソン、神山結子役を若手の有望株として注目されている女優・北香那さんが務め主人公・萩原の脇を彩ります。
さらに、俳優・滝藤賢一さんがストーリーテラーとして番組内の随所に登場し、上質なドラマの世界感を演出。このドラマのみどころ&広告の楽しみ方などを視聴者の皆様にお伝えしていきます。果たして名探偵コジンとなった萩原は事件を解決できるのか!? ご期待下さい。
 
<史上初・アドフュージョンドラマとは?>
アドフュージョンとは、広告と融合することでメインコンテンツの魅力を更にUPさせるという新しい広告の手法。本作は、このアドフュージョンの考え方を取り入れた史上初のアドフュージョンドラマとして、フジテレビが電通と企画、制作した注目の作品です。 ドラマ本編の中に「広告」=「CM部分」を組み込んでしまうという、画期的な演出でストーリーを作成。CMチャンスという既存の考えを覆すだけでなく、CMもドラマの一部として楽しめるため、メインコンテンツであるドラマ本編がより魅力的な内容となります。もちろんCM中もドラマのストーリーは展開し続けるため、放送中は、テレビ画面から一瞬たりとも目を離す暇はありません! これまでの常識を覆す、新感覚・ノンストップドラマにぜひご注目下さい。 今回の放送ではサントリーホールディングス(株)、エクスコムグローバル(株)、LINE(株)の3社に番組趣旨に企画賛同いただき、スポンサーとして提供頂きました。各社の商品が一体どんな形でストーリーに絡んでくるのか、ぜひお見逃しなく!
 
<ストーリー>
荒天の中、周りから隔離された山奥のペンションに一人の男が訪れる。 それは、主人公の私立探偵・萩原。 いかにも怪しいペンションに、いかにも怪しい宿泊客達。 その中に、彼の好みにドンズバの美女がいた。そして彼は思う 「この状況で殺人事件が起きれば、立場的に私がこの場を仕切って、華麗に事件を解決するパターンではないか、起きろ、殺人事件、起きろ!」 何と!彼の思惑通り殺人事件は起きた!!!しかし…被害者は私立探偵本人だった。 「ええ、俺なの…殺されるの…」 背後から私立探偵を刺して逃げていく犯人。残念ながら犯人の顔を見ることはできなかった。 無念の中、息を引き取る萩原。しかし… そんな彼の無念が奇跡を起こす。彼の意識は、亡霊となって消えることなく現世に留まる事ができたのだ。 亡霊探偵となった萩原が事件解決に向かって立ち上がる!って亡霊は足が無いから立ち上がれないんじゃ無いの?

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2018.07.05

ドラマ「宮本から君へ」[全12話](お薦め度★★)

熱血ドラマと思っていましたが、暑苦しいだけのドラマで終わっています。
どうしてもっと主人公に夢を与えてくれないのでしょうか。視聴者の一人として息苦しい毎日だけど、本作を観て活力をもらいたいと期待していたのですが、ドラマの方が日常以上により重苦しいエピソードしか残してくれません。あんなに苦しんで頑張ったのに...

ヒロインとなる華村あすかの起用は評価できます。身近だけどなかなかお目にかかれない”ゆで玉子”のような美人です。主人公と一緒に彼女に恋をしました。そして振られました。恋の終わりも自分のことのように感じられて、主人公の男らしく潔いラストシーンに失恋の痛みを味わいました。

しかし、監督は何を考えているのでしょうか。最終回のエピソードはいただけません。現実以上の大失恋の美学を汚してしまいました。

ともかく、夢や希望を与えるべきドラマが、現実以上の現実しか感じさせないとは残念です。

以下、番組サイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ東京、2018年4月6日〜6月29日毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送。ドラマ25枠。

<スタッフ>
原作:新井英樹『定本 宮本から君へ』1巻~4巻<太田出版>
監督・脚本:真利子哲也
主題歌:「Easy Go」エレファントカシマシ(ユニバーサル シグマ)
エンディングテーマ:「革命」MOROHA(YAVAY YAYVA RECORDS / UNIVERSAL SIGMA)
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:藤野慎也(テレビ東京)、清水啓太郎(松竹撮影所)、加藤賢治(松竹撮影所)
制作:テレビ東京、松竹撮影所
製作著作:「宮本から君へ」製作委員会

<キャスト>
宮本浩:池松壮亮
田島薫:柄本時生
小田三紀彦:星田英利
甲田美沙子:華村あすか
大芝:新名基浩
岡崎部長:古舘寛治
安達辰也:高橋和也
益戸景:浅香航大
島貫康治:酒井敏也
中野靖子:蒼井優
神保和夫:松山ケンイチ

<イントロダクション>
「だって なんか!なんか俺はでっかい事したいんだよちくしょお!」

大学を卒業して都内の文具メーカー・マルキタの営業マンになった宮本浩(池松壮亮)は、未熟で営業スマイルひとつできず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいた。そんな宮本は通勤途中、代々木駅のホームで一目ぼれしたトヨサン自動車の受付嬢・甲田美沙子(華村あすか)に声をかけるタイミングを伺っていた。何度かチャンスはありながらもなかなか声をかけられずにいる宮本。同期の田島薫(柄本時生)にヤイヤイ言われながらも決死の思いで声をかけるが・・・。そこから始まる甲田との恋模様、仕事での数々の人間模様の中で、宮本は自分の生き方を必死に見つけていく。さらに物語は徐々に、社会の厳しさにもまれながら先輩の神保和夫(松山ケンイチ)や友人の中野靖子(蒼井優)らに助けられながら宮本がひとりの営業マンとして成長する様子を描くヒューマンストーリーとしても展開。新米サラリーマンのほろ苦く厳しい日常を描いた青春グラフィティー!

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2018.06.01

映画『無限の住人』(お薦め度★★★★)

木村拓哉主演映画がコケたという話題でマスコミを賑わせましたが、ダークファンタジーのホラー映画と割り切って観ればそれなりに面白いです。
 
時代劇ではありません。時代劇を期待すると耐えられないでしょう。全く話が漫画の世界で、ありえません。
 
あくまでアクション時代劇として観れば、三池崇史監督らしさが存分に楽しめますし、百人斬りも許せます。
 
木村拓哉の演技もなかなかですし、杉咲花も好演していました。福士蒼汰のキャラクター設定が弱かったのが残念というのが感想です。戸田恵梨香も頑張っていました。
 
以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:141分
 
<スタッフ>
監督:三池崇史
脚本:大石哲也
撮影:北信康
音楽:遠藤浩二
 
<キャスト>
万次:木村拓哉
浅野凜/町:杉咲花
天津影久:福士蒼汰
尸良:市原隼人
乙橘槇絵:戸田恵梨香
閑馬永空:市川海老蔵
吐鉤群:田中泯
 
<イントロダクション>
木村拓哉と鬼才・三池崇史監督が強力タッグを結成した話題のアクション時代劇。亡き妹に似た少女の仇討ちを助けるべく、不死身の体を持つ侍が壮絶な戦いを繰り広げる。

沙村広明の同名漫画を実写映画化。望んでもないのに不死の体になり、生きることを強いられた侍・万次の戦いを描く。どこか往年の時代劇ヒーロー、丹下左膳を思わせるこの豪快なキャラクターを、木村が自分らしさを全開に生き生きと演じた。一方、少女・凜役を演じる杉咲花はキラキラと輝く瞳で、親の仇を討つべく万次を相棒に行動するヒロインを好演。ほか、福士蒼汰、戸田恵梨香、市川海老蔵など超豪華共演陣が木村を相手に一歩も引かない熱演を見せる。木村がノースタントで挑んだアクションシーンが見ものだ。
 
<放送内容>
木村拓哉と鬼才・三池崇史監督が強力タッグを結成した話題のアクション時代劇。亡き妹に似た少女の仇討ちを助けるべく、不死身の体を持つ侍が壮絶な戦いを繰り広げる。

逸刀流の統主・天津率いる剣客集団に両親を殺され復讐を誓った少女・凜。彼女は、謎の老女から“不死の侍”を用心棒に雇うよう助言される。凜は江戸中を探し、ようやくその男……顔に大きな傷があり、異形の武器を携えた隻眼の侍・万次を見つけ出す。彼は凜に似た妹を亡くして半世紀、生きる目的もなくただ生きていた。万次は凜の願いを聞き、仇討ちの手助けを承知する。だが強敵との戦いの中、万次は体に異変を感じ始め……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.05.22

映画『モアナと伝説の海』(お薦め度★★★★★)

素晴らしい作品です。
『アナと雪の女王』よりも面白く、深い物語です。

息子の強いリクエストで、今年2月10日のWOWOW初放送を録画したものの、キャラクターデザインが好みではなく、海を舞台にしたファミリー向け作品は陸と違って単調ではとの先入観から観るのをためらっていました。

ところが、観て感嘆です。素晴らしい脚本と日本人には絶対に発想出来ないアイデアで魅了させます。大人にも十分に通用する映画です。素直に感動して涙しました。

いつもは吹替え版を観るのですが、本作は字幕版での鑑賞が合っているように思います(吹替え版と比較していません、悪しからず)。

『ズートピア』やアナ雪以上の傑作です。ディズニーアニメ凄いぞ!

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Moana
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:108分

<スタッフ>
監督:ジョン=マスカー
監督:ロン=クレメンツ
製作総指揮:ジョン=ラセター
製作:オスナット=シューラー
脚本:ジャレッド=ブッシュ
音楽:マーク=マンシーナ

<キャスト>
モアナ:アウリィ=カルバーリョ
マウイ:ドウェイン=ジョンソン
タラおばあちゃん:レイチェル=ハウス
トゥイ:テムエラ=モリソン
シーナ:ニコール=シャージンガー
タマトア:ジェマイン=クレメント

<イントロダクション>
美しい海と、その海に選ばれ、愛されたひとりの少女モアナ。彼女の心の成長を、圧巻の歌と映像で描いたディズニーによる感動のファンタジーアドベンチャーアニメーション。

「アナと雪の女王」「ズートピア」に続くディズニーの大ヒット長編CGアニメーション。盗まれた女神の“心”を取り戻し、世界に平和をもたらすという大きな使命を課せられた少女モアナの冒険を描く。生まれ故郷の島と周囲の海しか知らなかった彼女が、その先に広がる未知の世界に憧れ、悩み傷つきながらもさまざまな苦難を乗り越えて、自らの運命を切り開いていく姿が共感を呼ぶ。ポリネシアの伝統音楽を取り入れた、時に軽快で、時に壮大な音楽、そしてCGでは困難とされた水や波のみごとな映像表現も見どころ。

<放送内容>
美しい海と、その海に選ばれ、愛されたひとりの少女モアナ。彼女の心の成長を、圧巻の歌と映像で描いたディズニーによる感動のファンタジーアドベンチャーアニメーション。

豊かな自然に恵まれたモトゥヌイの島。少女モアナは、幼いころの不思議な体験から、海と特別な絆で結ばれていた。彼女は大海原の先に広がる世界を見たいという気持ちを募らせていくが、島には決して外洋に出てはならないというおきてがあった。そんなある日、島に異変が起き始める。その原因が、かつて半神半人の英雄マウイが命の女神の“心”を盗んだことにあると知ったモアナは、女神の“心”を取り戻すため島の外へと旅立つ。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.04.22

映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(お薦め度★★★★)

漫画家・永井豪が登場した2018年1月5日放送の「アナザースカイ」で、紹介されたイタリア映画だったので観たいと思っていたら、WOWOWが放送してくれました。有難いです。

TVアニメ「鋼鉄ジーグ」はイタリアで放送され大人気となったそうで、永井豪に対するガブリエーレ=マイネッティ監督の尊敬の念が感じられました。

TVアニメ「鋼鉄ジーグ」の大ファンのヒロインのために、真のヒーローに目覚めていく冴えない中年男の主人公が描かれています。

登場人物が一癖も二癖もあり、物語自体が一筋縄ではいきません。脚本が見事です。ファンタジーっぽさがありながら、ゴリゴリのバイオレンスに驚かされました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Lo chiamavano Jeeg Robot
制作年:2015
制作国:イタリア
内容時間:118分

<スタッフ>
監督・製作:ガブリエーレ=マイネッティ
脚本:ニコラ=グアリャノーネ、メノッティ
撮影:ミケーレ=ダッタナージオ
音楽:ミケーレ=ブラガ、ガブリエーレ=マイネッティ

<キャスト>
エンツォ:クラウディオ=サンタマリア
ジンガロ:ルカ=マリネッリ
アレッシア:イレニア=パストレッリ
セルジョ:ステファノ=アンブロジ

<イントロダクション>
舞台はイタリアだが日本産アニメ「鋼鉄ジーグ」のファンの少女を愛する主人公が、スーパーパワーを得て人生を再出発させようと挑む、男泣き必至のファンタジーアクション。

日本の漫画&アニメ界の巨星、永井豪らが生み出したTVアニメ「鋼鉄ジーグ」は、イタリアでは国民的人気を獲得。そんな「鋼鉄ジーグ」のファンである無垢な少女を愛する犯罪者がスーパーパワーを得たのを機に、ヒーロー道に目覚めていくという、奇抜ながら熱い興奮を味わえるのが本作。21世紀に入ってアメコミ原作の大作が人気だが、犯罪ドラマ、恋愛ドラマ、スーパーヒーロー活劇の魅力を兼ね備えた本作も要注目だ。第60回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で同年最多の16部門にノミネートされ、7部門で受賞。

<放送内容>
舞台はイタリアだが日本産アニメ「鋼鉄ジーグ」のファンの少女を愛する主人公が、スーパーパワーを得て人生を再出発させようと挑む、男泣き必至のファンタジーアクション。

爆弾テロが相次ぐローマ。冴えないチンピラのエンツォは警察に追われた末に潜った川底で放射性廃棄物のタンクに近づいてから体調不良に悩まされるが、自分がスーパーパワーを手に入れたと気付く。そんなエンツォと働く年上の犯罪者セルジョが麻薬取引の現場で殺される事件が起き、消えた麻薬を捜す危険なマフィア、ジンガロはセルジョの家に押し入る。エンツォは「鋼鉄ジーグ」が大好きな、セルジョの娘アレッシアを守ろうとする。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.02.28

映画『メッセージ(2016)』(お薦め度★★★★)

卓越した脚本です。
「脚本の3つのルール」を満たしており、感動的なラストを迎えます。
 
理解不能のエイリアンと主人公とのコミュニュケーションと、自責の念にかられる主人公自身とのコミュニュケーションがシンクロする独創性は圧巻です。
 
さらに、SF考証を破綻させること無く、伏線を深く確実に回収して行きます。その見事さは感動的でした。
 
以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Arrival
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:117分
 
<受賞歴>
第89回(2016)アカデミー賞音響編集賞
 
<スタッフ>
監督:ドゥニ=ヴィルヌーヴ
製作:ショーン=レヴィ、アーロン=ライダー、デヴィッド=リンドほか
脚本:エリック=ハイセラー
撮影:ブラッドフォード=ヤング
音楽:ヨハン=ヨハンソン
 
<キャスト>
ルイーズ=バンクス:エイミー=アダムス
イアン =ドネリー:ジェレミー=レナー
ウェバー大佐:フォレスト=ウィテカー
ハルペーン:マイケル=スタールバーグ
マークス大尉:マーク=オブライエン
シャン上将:ツィ=マー
 
<イントロダクション>
本作の音楽を担当した作曲家のヨハン・ヨハンソンさんが2018年2月9日に逝去されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 
世界各地に巨大UFOが出現し……。第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、音響編集賞受賞。「ブレードランナー 2049」のD・ヴィルヌーヴ監督の本格SF。
 
続く2017年の「ブレードランナー 2049」でも大きく注目を集める、カナダ出身の鬼才ヴィルヌーヴ監督が、T・チャンの傑作SF短編小説「あなたの人生の物語」を映画化。日本の北海道を含む世界の12カ所に謎のUFOが飛来する中、現在のハリウッドを代表する売れっ子女優A・アダムスが演じるヒロインは、自身の信念をもってエイリアンたちとのコミュニケーションを目指すが……。インターネットの出現以来、言語を介したコミュニケーションが逆に軽薄化する中、あえて言語の復権を問うたような貴重作だ。
 
<放送内容>
世界各地に巨大UFOが出現し……。第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、音響編集賞受賞。「ブレードランナー 2049」のD・ヴィルヌーヴ監督の本格SF。
 
宇宙から来た巨大なUFOが世界12カ所に出現し、米国では米軍のウェバー大佐に言語学者ルイーズと物理学者ドネリーが呼ばれ、UFO内のエイリアンたちとコミュニケーションを取るよう依頼される。ルイーズはエイリアンたちとの会話は、当初は困難と思ったが、書き文字を使ったコミュニケーションができる可能性が浮上してくる。一方、中国でUFOを攻撃すべきという声が高まるなど、世界中が緊迫したムードになっていき……。
 
<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.01.13

ドラマ「娘の結婚」(お薦め度★★★)

昨今のドラマの中では、珍しくゆっくりと進行します。そのテンポに慣れると結構心地良さがあります。

父と娘の情愛溢れる内容で、中井貴一と波瑠が上手に演じていました。
結婚相手となる彼の母親に問題があるかもという設定は、ちょっと現実離れしている印象を持ちましたが、奇をてらった演出は無く実績のある俳優陣の演技で、なかなか泣かせる物語になっていました。

物語の内容とは離れるのですが、ともかく父親役の中井貴一がカッコイイですね。スーツ姿のシルエットはとても50代には見えません。家事全般を手際よくこなし、ぬか漬けまで作る理想的な男やもめを具現化していました。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ東京、2018年1月8日夜8時放送。新春ドラマスペシャル。

<スタッフ>
原作:小路幸也『娘の結婚』(祥伝社文庫刊)
脚本:水橋文美江「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」「母になる」「ホタルノヒカリ」「神はサイコロを振らない」「つるかめ助産院~南の島から~」
監督:松本佳奈「東京センチメンタルSP~千住の恋~」「東京オアシス」「マザーウォーター」「パンとスープとネコ日和」
音楽:平沢敦士
チーフプロデューサー:中川順平(テレビ東京)
プロデューサー:阿部真士(テレビ東京)、近見哲平(テレパック)
制作協力:テレパック
製作著作:テレビ東京

<キャスト>
中井貴一
波瑠
満島真之介
光石研
奥貫薫
キムラ緑子
段田安則
原田美枝子
長谷川朝晴
椿鬼奴
松本若菜
三倉佳奈
金剛地武志
ハマカワフミエ
小篠恵奈
奥平フミ
瞬間メタル
ついひじ杏奈
小寺結花
白鳥樹理

<あらすじ>
國枝孝彦(中井貴一)は娘の実希(波瑠)と2人暮らし。妻・佳実(奥貫薫)亡きあと男手ひとつで娘を育ててきた。そんな娘に変化が訪れる。「会ってほしい人がいるの」…紹介したい男性がいるという。しかしある理由で会う決心がつかない孝彦は、友人の柴山善郎(段田安則)に心情を吐露。相手はかつて住んでい たマンションの隣人、古市敏之(光石研)、景子(キムラ緑子)の息子で幼なじみの真(満島真之介)だった。だが一番の問題は景子がトラブルメーカーらしいこと。その事実を引っ越すまで知らなかった孝彦は、佳実と景子の間にも確執があったのではと不安になる。果たして娘にどう伝えるべきか?思い悩む中、孝彦は大学時代の恋人・片岡綾乃(原田美枝子)と偶然再会。話をするうちに綾乃と景子の意外な繋がりが発覚…。娘の門出のために、悩み、葛藤し、奔走する父がたどりついた真実とは…!?

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2017.11.06

映画『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』(お薦め度★★)

もう少し面白い作品だと思っていました。
全編ハイテンション過ぎて引きます。バイオレンスとコメディが爆発するだけで、バタバタして収まりが悪い内容です。

クドカンの脚本にしては、思いっきり笑えるシーンはありません。潜入捜査と言いながら、ヒロインとのからみが頻発して緊張感はどこ吹く風でした。

これくらいのクオリティで続編が作られるのは意外でした。WOWOWが『土竜の唄 香港狂騒曲』も放映してくれたので、観る予定ではあります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2014
制作国:日本
内容時間:130分

<スタッフ>
監督:三池崇史
製作:石原隆、都築伸一郎ほか
脚本:宮藤官九郎
撮影:北信康
音楽:遠藤浩二

<キャスト>
菊川玲二:生田斗真
若木純奈:仲里依紗
月原旬:山田孝之
黒河剣太:上地雄輔
猫沢一誠:岡村隆史
日浦匡也:堤真一

<イントロダクション>
元交番勤務の巡査が潜入捜査で犯罪組織に潜り込み、通称“モグラ”となって合成麻薬MDMAの密売ルートを暴く。生田斗真ほか、豪華キャスト共演の犯罪コメディ。

高橋のぼるのコミックを「ゼブラーマン」シリーズの宮藤官九郎脚本、三池崇史監督コンビで実写映画化。正統派ラブストーリーからサスペンスアクションまで、幅広い役柄を演じてきた演技派・生田斗真のこれまでとは違うテンションの高さに驚かされる。そして、ひと目見ただけでは本人だと分からない姿で登場するキャストのはじけた演技も見もの。宮藤脚本らしいテンポのいいセリフの応酬や間合いで楽しませるが、中でも主人公が潜入捜査のイロハを教えてもらう“土竜の唄”が歌われる場面の歌詞の内容に注目だ。

<放送内容>
元交番勤務の巡査が潜入捜査で犯罪組織に潜り込み、通称“モグラ”となって合成麻薬MDMAの密売ルートを暴く。生田斗真ほか、豪華キャスト共演の犯罪コメディ。

警察学校を最低の成績で卒業し、月間の始末書枚数のワースト記録を樹立した交番勤務の巡査、菊川。ある日、彼は署長から突然クビを言い渡され、犯罪組織に潜入する潜入捜査官として、関東一円を地盤とする武闘派暴力団組織“数寄矢会”会長を挙げることを命じられる。菊川は悩んだ末に覚悟を決めて闇カジノ“虎ジャガー”に潜り込み、そこで数寄矢会傘下、阿湖義組の若頭で、“クレイジーパピヨン”こと日浦に気に入られる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2017.09.11

映画『もっと猟奇的な彼女』(お薦め度★★★)

意外と良かったです。
大ヒット作『猟奇的な彼女』の15年ぶりとなる続編で、さらに猟奇的なパワーアップが図られたのかと思っていたのですが、その逆で可愛らしい女性がヒロインでした。現在の韓国男性の理想像なではないでしょうか。しかもヒロインが中国人ということで自国の女性を諦めた?ようです。主人公を軸に中国人の彼女と会社の同僚の日本人女子社員と韓国・中国・日本の友好が描かれているようにも感じます。
 
終始ほんわかとした優しさに溢れていて悪意が無く、日本人にも合う良質なコメディでした。チャ=テヒョンは前作のイメージのままで老けた印象がありません。
 
最近の韓国映画は観るだけの価値が無いものばかりと思っていましたが、本作のようなひねり過ぎていない韓流ブームの頃のテイストで撮られています。もしかすると復活して行くのかもしれません。そんな期待を抱きました。本作放送に合わせて、前作も放送してくれたので再鑑賞しようと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。
 
<作品データ>
原題:My New Sassy Girl
制作年:2016
制作国:韓国・中国
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:チョ=グンシク
製作:シン=チョル
脚本:シン=チョルほか
撮影:カン=スンギ
音楽:キム=ヒョンソク

<キャスト>
キョヌ:チャ=テヒョン
“彼女”:ビクトリア
ユウコ:藤井美菜
ヨンソプ:ペ=ソンウ

<イントロダクション>
チャ・テヒョンが再び主人公を演じた韓国の大ヒットラブコメディ15年ぶりの続編。“猟奇的な彼女”に振られた男性の前に現われた初恋の人は、“もっと猟奇的”だった?
2001年にチョン・ジヒョンとチャ・テヒョンの共演で大ヒットし、2008年には草なぎ剛主演の日本版ドラマ、エリシャ・カスバート主演のハリウッドリメイク、2017年には韓国でTVドラマ化された「猟奇的な彼女」の続編。今回、チャ・テヒョンの相手役は人気ガールズグループ、f(x)のビクトリア。前作のチョン・ジヒョンとタイプは異なるが、美しく気の強いところもありつつ主人公キョヌを心から愛する“彼女”役を愛嬌たっぷりに好演。韓国で活躍する日本人、藤井美菜も出演して流暢な韓国語を披露した。
 
<放送内容>
チャ・テヒョンが再び主人公を演じた韓国の大ヒットラブコメディ15年ぶりの続編。“猟奇的な彼女”に振られた男性の前に現われた初恋の人は、“もっと猟奇的”だった?
運命の相手だと信じていた恋人が僧侶になって去ってしまい、キョヌは失意のどん底にいた。そんな彼の前にある日、中国に帰ってしまったために離れ離れになっていた初恋の女性、“彼女”が美しい大人の女性となって現われる。子どものころに結婚の約束を交わしていたことを思い出したキョヌは数々の試練を乗り越え、“彼女”と結婚。就職も決まって新婚生活を始めるが、会社で専務のパワハラに遭い、退職の危機に……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2017.06.27

映画『MONSTERZ モンスターズ』(お薦め度★★★★)

内容的には非情さが若干物足りない印象ですが、満足出来る作品です。

キャスティングが良かったです。藤原竜也と山田孝之の壮絶な戦いは見事でした。

中田秀夫監督はホラー専門とばかり思っていましたが、どうしてどうして超能力を扱ったSFも良いですね。ホラー以外の作品をもっと観てみたいです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2014
制作国:日本
内容時間:112分

<スタッフ>
監督:中田秀夫
製作:城朋子
製作:久松猛朗ほか
脚本:渡辺雄介
撮影:林淳一郎
音楽:川井憲次

<キャスト>
“男”:藤原竜也
田中終一:山田孝之
雲井叶絵:石原さとみ
雲井繁:田口トモロヲ
ジュン:落合モトキ
柴本孝雄:松重豊
“男”の母:木村多江

<番組紹介/解説>
視線一つで他人を操る力を持った男と、唯一その力が及ばない男。運命的に出会った2人の死闘の果ては? 藤原竜也×山田孝之の演技派競演によるサスペンスアクション。

視界に入った人間を思い通りに操る力を持った“男”。望んでいないその力のため、実の親にさえ殺されかけた彼は、必要なとき以外は力を使わず、絶望と孤独の中に生きていた。だがある日、“男”はただひとりその力が通じない青年の存在を知る。彼の名は田中終一。彼の存在を脅威に感じた“男”は終一の抹殺を図る。一方、周囲で起こる奇妙な事件の中で、終一はついに“男”の悪意を知り、愛する人たちを守るため“男”を迎え撃つ。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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