2009.11.27

映画『ミラクル7号』(お薦め度★★★)

監督、チャウ=シンチー。脚本、チャウ=シンチー、ヴィンセント=コク、ツァン=カンチョン、サンディ=ショウ、フォン=チーチャン。2008年香港。SFコメディ映画。出演、チャウ=シンチー(ティー)、シュー=チャオ(ディッキー=チャウ・息子)、キティ=チャン(ユエン先生)、リー=ションチン(カオ先生)、フォン=ミンハン(体育の先生)、ホアン=レイ(ジョニー・クラスのいじめっ子)、ヤオ=ウェンシュエ(暴龍・ジョニーの用心棒)、ハン=ヨンホア(マギー・巨漢少女)、ラム=ジーチョン(ボス・工事現場の監督)。

あまりに力の抜けたナンセンスさは最高です。
やっぱりチャウ=シンチーは天才でした。『少林サッカー』『カンフーハッスル』の期待を外していません。異星人との感動的な交流を描いたSFは過去にいくらでもありますが、これほど脱力感に溢れた尊敬すべき“くだらない”コメディ映画は初めてでしょう。しかも泣かせます。自己犠牲のエピソードを全く予想出来ない展開で物語に組み込んでいます。そして最後まで救いようのない“くだらなさ”に癒されました。

とにかく、チャウ=シンチーは美人がわかっています。ユエン先生役のキティ=チャンの美しさに目を見張りました。世界マーケットでも通用する飛びっきりの美人を抜擢しています。久々にヒロインにときめいてしまいました。演技も上手いので今後ブレイクすると思います。更にキャスティングで驚くべきことがありました。鑑賞後にレビューを書くためにオフィシャルサイトで確認したところ、息子役、クラスのいじめっ子役、その用心棒役の3人が女性とのことです。巨漢少女役は男性だとすぐにわかかりましたが、3人の女優はどう考えても男性にしか見えません。チャウ=シンチーのマジックとでも言うべきキャステングでした。本当に彼の才能は素晴らしいものがあります。

なお、作品としては傑出したコメディではあるものの、あまりにおバカなストーリー過ぎて評価を低くしました(笑)。

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2009.03.15

映画『マダガスカル2<日本語吹替版>』(お薦め度★★)

監督、エリック=ダーネル、トム=マクグラス。脚本、イータン=コーエン。原題『MADAGASCAR: ESCAPE 2 AFRICA』。2008年米。アドベンチャー・アニメ映画。声の出演、玉木宏(アレックス・ライオン)、柳沢慎吾(マーティ・しまうま)、岡田義徳(メルマン・きりん)、高島礼子(グロリア・かば)、山崎弘也(隊長・ペンギンズ)、柴田英嗣(新人・ペンギンズ)、小木博明(キング・ジュリアン)、矢作兼(モーリス)。ドリームワークス製作のコメディ・アニメ『マダガスカル』の第2弾。

どうしたことでしょう、まったく面白くありません。
ほとんど笑えませんでした。同じ監督で、脚本家が変わっただけでこれだけ失速するとは思いもよりませんでした。映像の見せ方は前作よりも格段と向上してCGの進化は実感できましたが、それだけでは何んともなりません。声優陣のメンバー交代は無かったのですが、柳沢慎吾と高島礼子以外は同じ声に感じられませんでした。物語の世界に入ることが出来なかったので、細かいところにも注意が行ってしまいました。

予告の出来は良かったのですが、期待し過ぎたのかもしれません。トホホ...(泣)。

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2009.02.17

映画『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』(お薦め度★★)

監督・脚本、ザック=ヘルム。2007年米。原題『MR. MAGORIUM'S WONDER EMPORIUM』。ファンタジー映画。出演、ダスティン=ホフマン(マゴリアムおじさん・おもちゃ屋のオーナー)、ナタリー=ポートマン(モリー=マホーニー・おもちゃ屋の支配人)、ジョエイソン=ベイトマン(ヘンリー=ウェストン・経理士)、ザック=ミルズ(エリック=アップルバウム・おもちゃ屋のお手伝い)。

作品紹介(WOWOWオンラインより引用) 「スター・ウォーズ」新3部作や「ブーリン家の姉妹」の人気女優N・ポートマンが、突然魔法のおもちゃ屋を託されたヒロインを好演するハートウォーミング・ファンタジー。243歳という長生きで、不思議な力を持ったマゴリアムおじさんを、「クレイマー、クレイマー」「レインマン」で2度のアカデミー賞主演男優賞に輝く名優D・ホフマンが楽しそうに演じる。監督・脚本は「主人公は僕だった」の脚本で注目されたZ・ヘルム。本作で監督デビューを飾った。魔法の力で生き生きと動き出す、カラフルなおもちゃたちの映像が魅力的だ。

たったこれだけ!?・・・なのという内容です。
ダスティン=ホフマン、ナタリー=ポートマンの豪華な共演と魔法のおもちゃ屋という設定で、どれほど面白い作品になるのか期待が膨らみました。しかし、主要な登場人物のマゴリアムおじさん、モリー、エリックの3人が普通でないので、魔法による超常現象が当たり前に理解されている前提に、物語の世界に入ることが遮断されてしまったように感じられます。そのために超常現象が種明かしされた手品のようで、驚かされる刺激は皆無になってしまいました。だからどうしたのといった調子です。
ストーリーはおもちゃ屋の相続だけで、偶然能力に目覚めた引き継ぐべき人に渡ったという、本当にこれだけで終わって良いのかとしか思えませんでした。とても勿体無い映画でした。

予告編は楽しげに映るのですが...

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2009.02.10

映画『マンマ・ミーア!』(お薦め度★★)

監督、フィリダ=ロイド。脚本、キャサリン=ジョンソン。原題『MAMMA MIA!』。2008年イギリス・アメリカ。ミュージカル映画。出演、メリル=ストリープ(ドナ・母)、アマンダ=セイフライド(ソフィ・娘)、ピアース=ブロスナン(サム・設計会社の社長)、コリン=ファース(ハリー・銀行家)、ステラン=スカルスガルド(ビル・旅行ライター)、ドミニク=クーパー(スカイ・娘の婚約者)、ジュリー=ウォルターズ(ロージー・料理作家)、クリスティーン=バランスキー(ターニャ)。フィリダ=ロイド監督は舞台版も演出し、これが劇場長編初メガホン。

全世界170都市以上で上演、観客動員数3000万人以上-今も世界中を総立ちにさせ、すべての人をハッピーにしつづける大ヒット・ミュージカル、待望の映画化! ミュージカル映画史上、世界№1興行収入を記録更新中!

合いませんでした。
ミュージカル映画は嫌いではないのですが、結婚式を目前に控えた父親探しのドタバタ劇にピンときませんでした。物語自体が面白くありません。ミュージカルといえば鍛えられた舞台俳優のキレのある踊りと美しい歌声が勝負どころですが、本作では期待したものは得られませんでした。オジサンとオバサンがワルノリして騒いでいるようで、美声に聞き惚れる場面は皆無でした。大好きなABBAの楽曲がふんだんに使われていながらミュージカル特有の高揚感は感じられず、残念でしかたありません。作品の世界に入れませんでした。

予告編は良い編集がされています。

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2009.02.03

映画『魍魎の匣』(お薦め度★★)

監督・脚本、原田眞人。2007年日本。ホラー映画。出演、堤真一(中禅寺秋彦・京極堂)、阿部寛(榎木津礼二郎・探偵)、椎名桔平(関口巽・作家)、宮迫博之(木場修太郎・刑事)、田中麗奈(中禅寺敦子・記者)、黒木瞳(柚木陽子・元女優)、宮藤官九郎(久保竣公・作家)、柄本明(美馬坂幸四郎・医学教授)、谷村美月(楠本頼子・加菜子の同級生)、清水美砂(中禅寺千鶴子・京極堂の妻)、篠原涼子(関口雪絵・関口の妻)、マギー(鳥口守彦・編集者兼記者)、堀部圭亮(青木文蔵・刑事)、荒川良々(安和寅吉・榎木津の探偵助手)、笹野高史(今出川欣一・榎木津の叔父)、大森博史(寺田兵衛・教主)、大沢樹生(増岡則之・弁護士)、右近健一(雨宮典匡・陽子と加菜子の監視者)、寺島咲(柚木加菜子・陽子の娘)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 日本史や古典、怪談・妖怪などに造詣が深い京極の代表作の1つである《京極堂(百鬼夜行)》シリーズから、第49回日本推理作家協会賞に輝くシリーズ第2作を映画化したのが本作。連続美少女殺人事件、暗躍する謎の教団、警察が追う巨大なハコ型建物という3つのプロットが、最終的に1つの点で結ばれていく壮大な展開を、豪華キャストの競演、中国・上海での本格ロケ撮影など、ダイナミックな工夫をこらしてにぎやかに映像化している。監督は「クライマーズ・ハイ」の原田眞人。
ストーリー: 1952年(昭和27年)。探偵の榎木津は元映画女優の陽子から、失踪した彼女の娘、加菜子の捜索を依頼される。同じ頃、作家の関口は少女連続殺人事件を調査するうち、ある新興宗教団体を怪しがるが、同団体では信者が10人も失踪していた。少女連続殺人事件を担当する青木刑事はやがて、加菜子が電車に轢かれて瀕死の重傷を負った現場に遭遇する。そして古書店《京極堂》の主人である陰陽師、中禅寺は、これら3つの難事件の解決に挑む。

悪い冗談的な作品です。
舞台設定と登場人物は雰囲気が十分にあって申し分ないのですが、物語が噛み合っていません。サスペンスとしては軽過ぎますし、ホラーとしては中途半端です。コメディでもないようなのでどう評価すればいいのでしょう。結局美少女の手足をバラバラにした猟奇的な犯罪の映像を観客にみせたかったのでしょうか。製作の意図がわかりませんでした。原田真人監督はこんな作風でしたっけ!?清水美砂が観れたのはラッキーでした。

予告に騙されました。

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2009.01.12

映画『マーズ・アタック!』(お薦め度★★★)

監督、ティム=バートン。脚本、ジョナサン=ジェムズ。原題、『Mars Attacks!』。1996年米。SFコメディ映画。出演、ジャック=ニコルソン(ジェームス=デイル大統領/アート=ランド(2役))、グレン=クローズ(マーシャ=デイル・大統領夫人)、ピアース=ブロスナン(ケスラー教授)、アネット=ベニング(バーバラ)、ダニー=デヴィート(ギャンブラー)、マイケル=J=フォックス(ジェイソン)、パム=グリアー(ルイーズ)、トム=ジョーンズ(本人役)、リサ=マリー(エイリアンのスパイ)、ナタリー=ポートマン(大統領の娘)、ジム=ブラウン、サラ=ジェシカ=パーカー。

実は初めて観ました。思いっきりブラックですね。今観ても旧さを感じさせず、全く遜色ありません。
インベーダーといえば必ず侵略者として扱うのが米国流なのに、逆転の発想でどう贔屓目にみても怪物にしかみえない火星人を友好的に扱って、侵略を受けてしまうというおバカな展開です。それにしても贅沢な出演者が惜しげもなく殺戮されてしまいます。かなりグロながら上品に仕上がっているところが奇才・ティム=バートン監督の真骨頂だと思います。

豪華な俳優陣の見事なやられっぷりでした。

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2008.12.31

映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ』(お薦め度★★★)

監督、キム=ドンウォン。脚本、キム=ドンウォン、イ=ユンジン。原題、『My Boss, My Teacher(Two師父一体) 』。2006年韓国(韓国公開:2006年1月19日)。学園コメディ映画。出演、チョン=ジュノ(ケ=ドゥシク)、ハン=ヒョジュ(ユ=ミジョン)、キム=サンジュン(オ=サンジュン・大親分)、チョン=ウンイン(キム=サンドゥ・組のナンバー2)、チョン=ウンテク(テガリ・組のナンバー3)、チェ=ユニョン(チェ=ナヨ)、パク=ヨンシク(校長)、パク=ヨンギ(イ=グァンギュ)、ソン=ヨンスン(ミジョンの祖母)。『マイ・ボス マイ・ヒーロー』続編、前作のメンバーが再結集し600万人の観客を集めた話題作。ドラマ「春のワルツ」のヒロイン、ハン=ヒョジュが本作で映画デビュー。キム=ドウォン監督は本作で長編劇映画デビュー。

前作以上の面白さです。
前作のラストで、大親分の命令により大学にも進学することになった主人公が卒業を前に教育実習生として高校に舞い戻り教育実習を行なうことに...。監督が交代したものの、前作の主要な登場人物が揃って同じトーンで描かれているので安心して観れます。大好きな『ラブストーリー』や『炎のランナー』のパロディが登場して楽しめました。観ている途中でヒロインがハン=ヒョジュであることがわかりました。女子高校生としてはまっていたので気付くのが遅れました。
今回は教師対教師の対決となり、物語がわかりやすくなりました。大親分との絡みは絶妙です。ただし、コメディの枠を超えるショッキングなシーンがあります。その後の展開は共感できるものの非常に驚かされました。

前作の映像がかなり入った予告になっています。

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2008.12.30

映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー』(お薦め度★★★)

監督・脚本、ユン=ジェギュン。2001年韓国(韓国公開:2001年12月8日)。学園コメディ映画。PG-12。出演、チョン=ジュノ(ケ=ドゥシク)、チョン=ウンイン(キム=サンドゥ・組のナンバー2)、チョン=ウンテク(テガリ・組のナンバー3)、オ=スンウン(イ=ユンジュ)、ソン=ソンミ(イ=ジソン)、パク=チュンギュ(チョ=ボンパル)、キ=ジュボン(校長)、キム=サンジュン(オ=サンジュン・大親分)。韓国では観客動員620万人という大ヒットを記録、2006年には長瀬智也を主演に日本でTVドラマ化。

期待する場面で期待通りの働きをしない予測不能な学園ヒーローものです。
ヤクザの親分が学歴を問われ、大親分の命で再び高校に編入。しかし、学校こそが無法地帯で、私腹をこやす悪徳校長から学校をとり戻すために大暴れをする異色学園ドラマです。ただし、学校対生徒という構図ではなく、学校を牛耳る敵対するヤクザ組織との対決に仕上げています。

高校生になった親分が同級生にカツアゲされたり、クラスの女子に恋心を寄せたり割りと普通な学生です。儒教の教えからなのでしょう、目上の教師に反抗する場面はありません。悪徳校長に対しても直接対決はしていません。彼女が目の前でボコボコにされているのに止めに入らず、大ケガをして病院に担ぎ込まれるときに付き添う主人公はいただけません。最終的には校長に対して間接的に落とし前をつけますが、しっくりきませんでした。ラストはほとんど説明されずに終わってしまいます。終わり方に不満があるわけではないのですが、特に余韻を残すわけでなく不思議な締めくくりとなっています。コメディでありながらザックリ割り切る点が韓国映画の醍醐味なのかもしれません。

ところで日本のリメイクドラマは全く観ていません。オリジナルをそのまま反映させるのは日本では馴染まないので、相当手が入れられているのではと思いますがどうなのでしょうか。

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2008.10.05

映画『ミッドナイト イーグル』(お薦め度★)

監督、成島出。脚本、長谷川康夫、飯田健三郎。原作、高嶋哲夫・小説『ミッドナイト イーグル』。2007年日本。サスペンスアクション映画。出演、大沢たかお(戦場カメラマン・西崎優二)、玉木宏(東洋新聞記者・落合信一郎)、吉田栄作(三等陸佐・佐伯昭彦)、竹内結子(週刊「WISE」記者・有沢慶子)、佐原弘起(優二の息子・西崎優)、坂本爽(週刊「WISE」カメラマン・青木誠)、波岡一喜(工作員・平田俊夫)、金子さやか(工作員の恋人・チヘ)、大森南朋(三等陸佐・斉藤健介)、石黒賢(週刊「WISE」編集長・宮田忠夫)、袴田吉彦(内閣危機管理監・冬木利光)、藤竜也(内閣総理大臣・渡良瀬隆文)。

超駄作です。
あまりにも脚本がお粗末過ぎました。どう転んでも丸腰の民間人が武装した軍隊と戦えるわけがありません。偶然に巻き込まれてしまうならともかく、積極的に関わってしまう無茶苦茶な設定はメジャー作品としては理解を超えています。ほとんどの登場人物の描き方も凡庸で共感できるところがありません。特に石黒賢が演じる編集長の宮田は全く意味不明の謎の人物でした。成島出監督の作品は『油断大敵』と『フライ,ダディ,フライ』を観ていますが、どちらも思わしくなく、今作で更に評価を下げました。制作費と宣伝費を投入しても、邦画で本格的なポリティカルサスペンスは無理なのかもしれません。

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2008.09.05

映画『舞妓Haaaan!!!』(お薦め度★★★★)

監督、水田伸生。脚本、宮藤官九郎。2007年日本。コメディ映画。出演、阿部サダヲ(鬼塚公彦)、堤真一(内藤貴一郎)、柴咲コウ(大沢富士子/駒富士)、小出早織(駒子)、京野ことみ(小梅)、酒井若菜(豆福)、キムラ緑子(良江)、生瀬勝久(先崎部長)、大倉孝二(大下)、山田孝之(修学旅行生)、須賀健太(カメラ小僧)、北村一輝(医師)、Mr.オクレ(老社員)、日村勇紀/バナナマン(カメラ小僧)、木場勝己(玄太)、真矢みき(こまつ)、吉行和子(さつき)、伊東四朗(鈴木大海)、植木等(斉藤老人)。

やっぱり宮藤官九郎の脚本は面白いです。
ノンストップで畳み掛けるコメディのキレは目を見張るものがあります。主人公の超おバカなキャラクターは無敵です。阿部サダヲの醸し出す独特の間と可笑しさが見事にはまっていました。ただし、少し物足りなかったのが舞妓ファンになるきっかけとなった小梅との関係性が弱かった点と、ラストの盛り上がりが物足りなかった点です。主人公の生き方に深みが無いのでクドカンの脚本作品としては『ゼブラーマン』の次くらいに『舞妓Haaaan!!!』は位置します。
水田伸生監督はTVドラマの演出を手がけてこられ、本作が映画監督2作目とのことです。次回作も期待できますね。植木等が登場したのには驚きました。だいぶ前にお亡くなりになったと思っていたからです。本作で在りし日の姿が拝見できてうれしくなりました。

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