2019.10.08

映画『ゆれる人魚』(お薦め度★★★★)

「人魚姫」を現代風にアレンジした作品です。
にもかかわらず、かなり奇妙で独創的です。ミュージカルやホラー、バイオレンスを用いて予定調和とは隔絶された独特な世界観です。

良質な古典童話の世界を、スクラップ&ビルドしたようにも感じさせる怪作です。ファンタジーのようであり、ダークファンタジーでもあり容赦ない展開でした。

アグニェシュカ=スモチンスカ監督は、本作で長編デビューとのことですが、鬼才としか表現のしようがありません。

ところで、最近観ていた『ブルー・マインド』が影響を受けていたのではと思えるキャラクターデザインが登場しています。欧州映画はいろいろな面で繋がっていると感じました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:C?rki dancingu
制作年:2015
制作国:ポーランド
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:アグニェシュカ=スモチンスカ
製作:ヴォジミェジュ=ニデルハウス
脚本:ロベルト=ボレスト
撮影:クバ=キヨフスキ

<キャスト>
シルバー:マルタ=マズレク
ゴールデン:ミハリーナ=オルシャニスカ
クリシャ:キンガ=プレイス
ミェテク:ヤコブ=ギエルシャウ
ドラマー:アンジェイ=コノプカ

<イントロダクション>
1980年代のポーランドに突如出現した美人の人魚姉妹が巻き起こす珍騒動を、ホラーやミュージカルなど、多彩な要素を織り交ぜながらポップに描いた異色ファンタジー。

これが長編デビュー作となるポーランドの女性監督A・スモチンスカが、おなじみの人気童話「人魚姫」をモチーフに、これにさまざまな味を付け加えながら、ダークで妖しい世界を構築。1980年代のポーランドの首都ワルシャワにふと現われた美人の人魚姉妹が、たちまちナイトクラブきっての人気者となる一方で、次第に人食いとしての本性を現わすようになって苦悩するさまを、ホラーやミュージカル、ファンタジー等々、さまざまなジャンルの要素を織り交ぜながらポップに描き、なんとも不思議な怪作に仕上がった。

<放送内容>
1980年代のポーランドの首都ワルシャワ。美しい人魚の姉妹シルバーとゴールデンは、ある日、海岸で演奏するバンドマンたちに歌声で誘いかけて上陸を果たすと、とあるナイトクラブへたどり着く。そこで2人は、なまめかしい姿で得意の歌を披露し、たちまちクラブ一の人気者にのし上がることに。やがて姉のシルバーは、ハンサムなベース奏者のミェテクと恋に落ちるが、その一方で、人食いとしての本性も目覚めるようになり…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.09.29

ドラマ「百合だのかんだの」[全8話](お薦め度★★★)

女性同士の同性愛をライトにコメディタッチで描いた快作です。
コメディながら扱っているテーマは真実の愛で、ストーカー被害に悩むエピソードは結構シビアです。

馬場ふみかと共演した小島藤子がなかなかの演技を披露しています。友情以上の同性愛的な絡みはとてもエロティックでした。

馬場ふみかは女友達が集う深夜のコメディドラマでの主演はドラマ「深夜のダメ恋図鑑」に続き本作も成功していると思います。いよいよゴールデンでの主演ドラマに登場するかどうかでしょう。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2019年7月20日~9月7日毎週金曜深夜0:55~1:25放送。
フジテレビオンデマンド (FOD)オリジナルの配信ドラマ、2019年5月24日~配信開始。

<スタッフ>
脚本:野島伸司
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー:石塚清和
演出:加藤裕将
音楽: Mili
主題歌:ソン・シギョン「ハチミツ」(ビクターエンタテインメント)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:フジテレビジョン

<キャスト>
馬場ふみか
小島藤子
財木琢磨
都丸紗也華
中尾有伽
宮本真希
笠原秀幸
石黒 賢

<イントロダクション>
大学生の篠原百合(馬場ふみか)は、執拗な嫌がらせを続けるストーカーから逃れるため引っ越しを決意する。偶然、訪れた不動産会社の女性社員・二宮海里(小島藤子)が小学校の同級生であることを知り、二人は再会を喜ぶが、海里の言葉やハグの長さなど節々に感じる再会以上の何かに百合は少し違和感を覚えるのだった。しかし、異性では理解し得ないことも同性ならわかってもらえる・・・やがてお互いを思い合い、献身的に支え合える海里との関係性、その居心地の良さに百合は気が付いていく。

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2019.03.06

映画『欲望に溺れて』(お薦め度★★★)

冒頭からの官能的なシーンからは想像できない展開に驚かされます。
一組のカップルの愛を深く掘り下げた作品です。フランス映画らしいニヒルな香りを持っています。

男と女が愛し合い、子が生まれ、家族を作るという当たり前の生き方に女は苦悩し、男はそれを救うことができず、やがて女は妻も母も捨ててしまう悲劇が何とも言えず物悲しいです。男にも子にも女は深い愛情があるにもかかわらず...

監督のメラニー=ロランは、正統派美人のフランス人女優です。映画『複製された男』で知りました。これほどの美女がまさか監督としての才能もあったとは驚きました。本作は男と女の機微を情感豊かに描いています。

特筆すべきは、ヒロインを演じたマリア=バルベルデです。様々な感情を男に吐露するかなり難しい役を熱演しています。彼女も正統派美人のスペイン人女優です。演技力だけでなく、映画『バスルーム 裸の2日間』と同様になかなかの脱ぎっぷりでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Plonger(飛び込み)
制作年:2017
制作国:フランス
内容時間:103分

<スタッフ>
監督:メラニー=ロラン
製作:ブリュノ=レヴィ
脚本:クリストフ=デランド、メラニー=ロラン、ジュリアン=ランブロスキーニ

<キャスト>
セザール:ジル=ルルーシュ
パス:マリア=バルベルデ
マリン:イブラヒム=アメド
レオ:アルベール=デルピー
若いアーティスト:ノエミ=メルラン

<イントロダクション>
運命の恋に落ちたはずの1組の男女の心がいつしかすれ違い、ヒロインは男性の手の届かぬ所へ去ることに…。フランスの人気女優M・ロランが監督を務めた異色恋愛ドラマ。

「イングロリアス・バスターズ」など、ハリウッド大作でも活躍するフランスの人気女優ロラン。短編やTVドラマの演出、ドキュメンタリーの共同監督などにも意欲的に取り組んでいる彼女が、本作では単独で監督業に専念して、C・オノ=ディビオの小説を映画化。運命の相手と巡り会い、やがて妊娠、出産したものの、家庭生活に縛り付けられるのを嫌い、彼と赤ん坊を置いて家を飛び出す自由奔放なヒロインを、「バスルーム 裸の2日間」のM・バルベルデが体当たりで熱演。共演は、「セラヴィ!」のG・ルルーシュ。

<放送内容>
運命的に出会い、すぐに相思相愛の仲となった中年ジャーナリストのセザールと新進気鋭で美貌の女性写真家パス。やがてパスが妊娠し、セザールは、2人で平和な家庭を築こうと喜ぶが、これまでスリルと刺激を求めて各地を飛び回ってきたパスは、家庭に束縛されるのを嫌い、次第に2人の間で心の溝が広がるようになる。不満といらだちを募らせたパスは、ついにある日、まだ生まれたての赤ん坊とセザールを家に置いて消えてしまい…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.02.17

ドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」[全6話](お薦め度★★★)

ほっこりするラブコメで癒やされました。
ゲームの世界で親友となった男女が現実世界で同居する設定が面白く、登場人物はみんな良い人ばかりで、安心して楽しめました。
ただし、その結果として恋の駆け引きに特別なひねりも無いので割りとスルッとエンディングを迎えます。ちょっと物足りないというか勿体なさを感じました。

本田翼によるメガネ女子のどアップにした笑顔全開のあざといカットや筧美和子の肉食系女子なのにぬるふあな雰囲気によるギャップに、ファンはメロメロになったのではないでしょうか。ファンでない俺でも胸騒ぎを覚えました(笑)。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2019年1月8日〜2月12日毎週火曜深夜1:28放送。全6話以外に外伝2話がU-NEXTで動画配信。

<スタッフ>
原作:金田一蓮十郎「ゆうべはお楽しみでしたね」(掲載 「ヤングガンガン」 スクウェア・エニックス刊)、スクウェア・エニックス(ドラゴンクエストX オンライン)
監督:田口清隆
脚本:吹原幸太
制作:ダブル・フィールド
製作:「ゆうたの」製作委員会・MBS

<キャスト>
おかもとみやこ:本田翼
さつきたくみ:岡山天音
大仁田:宮野真守
あやの:筧美和子
外山:ゆうたろう
れいな:あの
タカシ:稲葉友
栗山:芦名星

<イントロダクション>
大人気漫画「ゆうべはお楽しみでしたね」が実写ドラマ化!
本田翼×岡山天音ダブル主演で挑む
「ドラゴンクエストⅩ」から始まるシェアハウスラブコメ!

みどころ
オンラインゲーム「ドラゴンクエストⅩ」をモチーフにした大人気漫画『ゆうべはお楽しみでしたね』金田一蓮十郎(掲載「ヤングガンガン」 スクウェア・エニックス刊)が、この度MBS/TBSドラマイズム枠で実写ドラマ化!
原作は、オンラインゲーム「ドラゴンクエストⅩ」で知り合った男女の物語。ゲーム内で女子キャラクターに扮して過ごしていたオタク男子が、仲良くなった男子キャラクター・ゴローをひょんなことからルームシェアに誘う。しかしゴローの正体は、イメージとは正反対なギャル系女子だった…!結局、2人は現実世界でシェアハウスを始めることとなり…!?という、ドラゴンクエストプレイヤー同士のまさに“パルプンテ”なシェアハウス生活を描くラブコメ作品だ。

主演を務めるのは、本田翼と岡山天音。強気なギャル系女子だが部屋ではすっぴんめがねというギャップのあるおかもとみやこ(ゲーム内では「ゴロー」♂)役には、女優としての活躍は言うまでもなく、ドラゴンクエストのガチプレイヤーとしても有名な本田翼が満を持しての登板!そして優しくて懐の深いオタク男子・さつきたくみ(ゲーム内では「パウダー」♀)役は、圧倒的な演技力と鮮明な存在感からドラマ・映画に引っ張りだこの今最もアツイ実力派・岡山天音が演じる。

本田×岡山のW主演でお届けする、ドラゴンクエストⅩから始まるシェアハウスラブコメ「ゆうべはお楽しみでしたね」にぜひご期待ください!

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2018.08.18

映画『予兆 散歩する侵略者 劇場版』(お薦め度★★★)

WOWOWで放送された連続ドラマ「予兆 散歩する侵略者」を再編集して映画化したものです。そのため、劇場版と連続ドラマとの違いは全くありません。このことがわかっていれば、再鑑賞の意志がない限り、観る必要がない作品でした。

先に発表された映画『散歩する侵略者』と同じテイストですが、前編後編といった連続性はありません。本作の方が低予算ながらよりSFらしく、そして悲劇的な色彩があります。

どちらも黒沢清監督作品としては、怖さを期待するファンには物足りなさがあります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:140分

<スタッフ>
監督:黒沢清
脚本:高橋洋、黒沢清
撮影:芦澤明子
音楽:林祐介

<キャスト>
山際悦子:夏帆
山際辰雄:染谷将太
真壁司郎:東出昌大
西崎:大杉漣
浅川みゆき:岸井ゆきの
斉木葉子:中村映里子

<イントロダクション>
黒沢清監督が、先に発表した「散歩する侵略者」の独特の世界観を受け継ぎ、そのアナザーストーリーとして手掛けたスピンオフドラマの劇場版。主演は、夏帆、染谷将太。

黒沢清監督が、先に発表した映画「散歩する侵略者」に引き続いて、そのアナザーストーリーとしてWOWOWで放送&ネット配信された話題のスピンオフドラマ「予兆 散歩する侵略者」の劇場版。夫が“侵略者”に乗っ取られて帰って来た…という、「散歩する侵略者」の独特の世界観を受け継いだ上で、高橋洋が共同脚本に参加し、前作とはまた異なるテイストで、新たな戦慄のサスペンスドラマが展開。染谷将太と夏帆が主役の夫婦に扮するほか、「散歩する侵略者」とはまた異なる役柄で、東出昌大が鬼気迫る演技を披露。

<放送内容>
黒沢清監督が、先に発表した「散歩する侵略者」の独特の世界観を受け継ぎ、そのアナザーストーリーとして手掛けたスピンオフドラマの劇場版。主演は、夏帆、染谷将太。

「家に幽霊がいるの…」と同僚のみゆきから奇妙な話を聞かされた悦子は、彼女の家へ一緒に出向くが、そこにいたのはみゆきの実の父親。みゆきの精神状態を心配した悦子は、夫の辰雄が勤める病院へ彼女を連れて行き、みゆきの頭の中から“家族”という概念がなぜか抜け落ちていること、同じような症状を訴える患者が最近増えていることを知る。悦子は次第に、夫の辰雄や、彼に紹介された新任外科医の真壁に不安を覚えるようになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.05.09

映画『山猫は眠らない』(お薦め度★★★★)

邦題が素晴らしい出来です。
タイトルは知っていたのですが、中身は何も知りませんでした。シリーズ化されて7本作られたということで観ました。

25年前の作品ですが、旧さを感じさせません。上司と部下の関係が予想外で、スリリングでした。

戦場ものは基本好きではないのですが、本シリーズは観れるかもしれません。

以下、WOWOWオンラインからの引用。

<作品データ>
原題:Sniper
制作年:1993
制作国:アメリカ
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:ルイス=ロッサ
製作:ロバート=L=ローゼン
脚本:マイケル=フロスト=ベックナー、クラッシュ=レイランド
撮影:ビル=バトラー
音楽:ゲイリー=チャン

<キャスト>
トーマス=ベケット:トム=ベレンジャー
リチャード=ミラー:ビリー=ゼーン
ベケットの上官:J=T=ウォルシュ

<イントロダクション>
異国のVIP暗殺を目指して中米のジャングルに放たれた2匹の“山猫”。1匹は歴戦のベテランだが、もう1匹は新米ソルジャーで……。シリーズ化もされた痛快アクション!

2人の兵士の任務は絶対に失敗が許されない一撃必殺の仕事、狙撃。肉体、知性、ライフル銃という3つだけを頼りに危険な作戦へ挑むスナイパー(狙撃手)2人を描くハード・コンバット・アクション。戦場で最もストイックといわれる狙撃手の世界をスリリングに描き、中でもターゲットに突き進む銃弾からの視点を再現したスピーディーな撮影は圧巻。タフガイ役が得意なT・ベレンジャー(「野獣教師」)が「プラトーン」の鬼軍曹役を上回る男っぽさで、ベテラン淒腕狙撃手役を好演。監督は「アナコンダ」のL・ロッサ。

<放送内容>
異国のVIP暗殺を目指して中米のジャングルに放たれた2匹の“山猫”。1匹は歴戦のベテランだが、もう1匹は新米ソルジャーで……。シリーズ化もされた痛快アクション!

米軍の狙撃手ベケットは国防総省からの特命を受け、パナマの麻薬組織に君臨するボス、オチョアとその援助の恩恵を得ている反政府分子アルバレス将軍を暗殺すべく、若きエリート軍人リチャードとともにパナマの密林に潜入する。だが、ベケットがオチョアの狙撃に成功する一方、リチャードは経験不足もあってアルバレス暗殺に失敗し、作戦は困難を極めるという展開に。ベケットは今度こそアルバレスを暗殺しようと挑むが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.03.08

映画『夜は短し歩けよ乙女』(お薦め度★★★)

あまり褒められた構成ではありません。

冒頭からの伏線のオンパレードはかなり強引です。途中で観るのを中断しようかと思えるほど萎えました。最終的には回収されるのですが、かなり苦手な演出です。

どうにか並みの評価にしましたが、これだけ癖のある作品は遠慮したいです。演出が懲りすぎていて、それに酔う感じです。

本作の2017年4月7日劇場公開記念として、2010年放送された「四畳半神話大系」がTOKYO MXで再放送(2017年1月8日~3月19日)されたものの、実験的というかもしも○○だったらを、何度も繰り返すため途中で鑑賞を止めていました。「四畳半神話大系」のキャラクターが「夜は短し歩けよ乙女」にも登場しますが、何の親近感も持てませんでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:93分

<受賞歴>
第41回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞

<スタッフ>
監督:湯浅政明
脚本:上田誠
キャラクターデザイン:伊東伸高
総作画監督:伊東伸高
音楽:大島ミチル
制作:サイエンスSARU

<キャスト>
先輩:(声)星野源
黒髪の乙女:(声)花澤香菜
学園祭事務局長:(声)神谷浩史
パンツ総番長:(声)秋山竜次
樋口師匠:(声)中井和哉
羽貫さん:(声)甲斐田裕子
古本市の神様:(声)吉野裕行

<イントロダクション>
森見登美彦の傑作青春小説を、鬼才・湯浅政明監督が劇場アニメ化。大学生の青年と、彼が想いを寄せる後輩“黒髪の乙女”が、それぞれ珍妙な事件に遭遇する夜を描く。

姉妹編ともいえる「四畳半神話大系」のTVアニメシリーズに続き、湯浅政明監督が再び森見小説をアニメ化した劇場版青春ファンタジーラブコメディ。純情で奥手な大学生の青年“先輩”と、天真爛漫な後輩“黒髪の乙女”とが、それぞれに過ごす奇妙な夜を、「四畳半〜」にも登場した個性的なキャラクターなどの起こす騒動とともに描く。主人公の声をTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の星野源が担当したことも話題を呼んだ。原作の世界観が湯浅アニメの躍動感で増幅され、唯一無二の個性を放つ作品に仕上がった。

<放送内容>
森見登美彦の傑作青春小説を、鬼才・湯浅政明監督が劇場アニメ化。大学生の青年と、彼が想いを寄せる後輩“黒髪の乙女”が、それぞれ珍妙な事件に遭遇する夜を描く。

京都。冴えない毎日を過ごす大学生の青年“先輩”は、後輩の“黒髪の乙女”に想いを寄せるが、生来の奥手で気持ちを直接伝えることなどできず、「なるべく彼女の目にとまる作戦」=ナカメ作戦なる回りくどい計画でむなしく彼女の気を惹こうとしていた。そんな彼の気も知らず、天真爛漫な“乙女”は、好奇心の向くまま夜の先斗町を歩き回っては珍妙な人や事件に遭遇し、彼女を追う先輩もまた、さまざまな騒動に巻き込まれていく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.02.19

映画『妖怪人間ベム』(お薦め度★★)

「妖怪人間ベム」の”人間になりたい”という根源的なテーマを姑息に避けて、新たなボスキャラによる怪事件をぶち込んでお茶を濁した駄作です。

無駄な尺が多く、薄っぺらい脚本には腹立たしさを感じました。わざわざ映画化する必要を感じません。このレベルであれば単発のスペシャルドラマで事足ります。

内容は連続ドラマの延長でマンネリでした。単に新キャラを用意して同じことの繰り返しです。

冒頭から駄作臭が漂うので、何度も視聴を断念していましたが、TV連続ドラマを絶賛していたので睡魔に襲われながらも何とか鑑賞しました。

ベロ役の子役・鈴木福が子供のままの姿で撮影できる最後だったので、米国映画やドラマのようにパンドラの箱を開ける発展まで持っていって欲しかったと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2012
制作国:日本
内容時間:125分

<スタッフ>
監督:狩山俊輔
脚本:西田征史
撮影:迫信博
音楽:サキタハヂメ

<キャスト>
ベム:亀梨和也
ベラ:杏
ベロ:鈴木福
名前の無い男:柄本明
上野みちる:畠山彩奈
夏目章規:北村一輝
加賀美正輝:中村芝翫
上野達彦:筒井道隆
上野小百合:観月ありさ

<イントロダクション>
往年の怪奇アニメを、亀梨和也の主演で実写映像化した大ヒットTVドラマの劇場版。人間たちの前から姿を消していたベムたちが、謎めいた怪事件を解き明かそうと奔走する。

人間になりたいと願い、人間のために戦いながらも、人間たちから恐れられ、嫌悪される妖怪人間たち。子ども番組としては異色のダークな世界観で現在もカルト的な人気を誇る往年のTVアニメを、アイドルグループKAT−TUNの亀梨和也を主演に実写化したTVドラマのヒット作「妖怪人間ベム」のその後を描く劇場版。人間たちから隠れて暮らしていたベムたち3人が、新薬開発の裏に潜んだ陰謀に挑む。杏、鈴木福、北村一輝らTV版レギュラー陣に加え、観月ありさ、筒井道隆、8代目の中村芝翫らが新たに共演。

<放送内容>
往年の怪奇アニメを、亀梨和也の主演で実写映像化した大ヒットTVドラマの劇場版。人間たちの前から姿を消していたベムたちが、謎めいた怪事件を解き明かそうと奔走する。

友人となった夏目刑事たちの前から姿を消し、放浪の旅を続けていた3人の妖怪人間、ベム、ベラ、ベロ。とある街で、彼らは奇怪な連続事件に遭遇する。被害者はすべて大手製薬会社MPL製薬の社員であり、現場には巨大な爪痕が残されていた。ベムたちが事件を調べる一方、ベロは街で出会った少女みちるに恋をする。だが、やがてベムは、MPL製薬の研究者であるみちるの父が、事件に関わっているのではという疑いを抱き……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2017.12.28

アニメ「UQ HOLDER!~魔法先生ネギま!2~」[全12話](お薦め度★★)

「魔法先生ネギま!」の未来を舞台にした続編で、新たに不老不死となった主人公の物語だそうです。人気シリーズのようですが、基本がギャクのエッチ系ラブコメでした。

本作から初めて鑑賞しましたが、序盤に感じた面白さはありません。途中から学園もので後半から怒涛の種明かしとともにハードバトルが展開します。主人公の祖父、曽祖父や「魔法先生ネギま!」のキャラクターが登場してハチャメチャな内容でついて行けません。

大人が観るアニメではありません。魔法や不死が当たり前に軽く扱われ薄っぺらい世界観でがっかりしました。

2017秋アニメのお勧めとして紹介した3作品は全滅でした。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2017年10月3日〜12月19日毎週月曜深夜0:00〜0:30放送。

<スタッフ>
原作:赤松健『UQ HOLDER!』(講談社『別冊少年マガジン』連載)
監督:鈴木洋平
シリーズ構成:赤松健/ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン:藤井昌宏
美術監督:鈴木友成(スタジオちゅーりっぷ)
色彩設計:舩橋美香
撮影監督:福世晋吾
編集:後藤正浩(Real-T)
音響監督:鶴岡陽太
効果:山谷尚人
録音調整:椎原操志
音響制作:楽音舎
音楽:羽岡佳・石毛駿平
音楽制作:キングレコード
プロデュース:EGG FIRM
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:UQナンバーズ

<キャスト>
近衛刀太:高倉有加
雪姫:松岡由貴
時坂九郎丸:広瀬ゆうき
桜雨キリヱ:茅野愛衣
夏凜:小倉唯
結城忍:原田彩楓
雪広みぞれ:鬼頭明里
飴屋一空:柿原徹也
宍戸甚兵衛:咲野俊介
真壁源五郎:梶 裕貴
ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈
相坂さよ:白鳥由里
綾瀬夕映:桑谷夏子
神楽坂明日菜:神田朱未
絡繰茶々丸:渡辺明乃
佐々木まき絵:堀江由衣
龍宮真名:佐久間未帆
宮崎のどか:能登麻美子
雪広あやか:皆川純子
フェイト・アーウェルンクス:石田彰
ジャック・ラカン:小山力也
クウネル・サンダース:小野大輔

<イントロダクション>
『ラブひな』『ネギま!』の赤松健最新作!”不死者”が躍動する近未来バトルファンタジー!!

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2017.11.27

映画『誘拐捜査』(お薦め度★★★★★)

実話に基づいた作品とは言え、中国映画では大したことはないだろうと上から目線で観始めましたが、素晴らしい。降参です!

世界マーケットに通用するハリウッド並の作品力です。カット割りが頻繁で緊張感があり、一時も目が離せませんでした。事件に関わる人物も深く描写されており脚本は天晴です。

さらに、誘拐された映画スター役のアンディ=ラウの存在感は絶品でした。死と隣り合う極限の状況の中で、最後まで威厳ある態度を貫き通す難しい役柄を圧倒的に演じきっています。人間の尊厳を体現しており、涙が止まりませんでした。

それにしても、本作品で描かれる中国の警察は規律が取れていて、清々しい組織でした。しかも科学的に素早く事件を追っており、その優秀さは日本の警察以上ではないかという感想を持ちました。何せ拳銃と手榴弾を所持して、捕まりそうになったら躊躇なく手榴弾を使う必要以上に用心深い犯罪グループのリーダーを追い詰めるのですからす並大抵のチームワークではありません。

犯罪映画においても悔しいけど、チャン=イーモウ監督の映画『HERO 英雄』で感じたように、「既に日本映画は負けている」のです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:解救吾先生
制作年:2015
制作国:中国
内容時間:107分

<スタッフ>
監督・脚本:ディン=シェン
撮影:ディン=ユー
音楽:ラオ=ツァイ

<キャスト>
ウー:アンディ=ラウ
シン刑事:リウ=イエ
ジャン=ホワ:ワン=チエンユエン
スー:ラム=シュー

<イントロダクション>
北京で香港のスター俳優ウーが誘拐されるが、犯人一味は以前から誘拐をビジネスのように繰り返していた。実話を下敷きに、中国映画の新たな風を感じさせる犯罪アクション。

ハリウッドから大スターを呼び寄せるほどの活況を呈している近年の中国映画界だが、従来主流だった歴史劇ではなく、現在の北京を舞台に本格犯罪映画に挑んだのが本作。実際に起きた俳優ウー・ルオプーが誘拐された事件が下敷き。現在と過去を巧みに交錯させる語り口は、映画の世界基準に追いつこうという意気込みを感じさせる。「インファナル・アフェア」3部作などのアンディ・ラウら共演。監督は同じく現代の中国を舞台にした「ポリス・ストーリー:レジェンド」のディン・シェン。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
北京で香港のスター俳優ウーが誘拐されるが、犯人一味は以前から誘拐をビジネスのように繰り返していた。実話を下敷きに、中国映画の新たな風を感じさせる犯罪アクション。

北京、旧暦1月13日の深夜1時。香港の映画スター、ウーは誘拐のプロの一味によって身柄を拘束され、一味は24時間以内に身代金を支払うようウーに要求する。それから18時間後の夜7時、ウーを誘拐した一味のリーダー、ホワは警察に逮捕され、刑事たちの尋問を受けるが、一味は前日、ウーだけでなくある一般市民も誘拐していた。ウーはもうひとりの人質の身代金も払うと言い、自分たちを自由の身にするよう一味に頼むが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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