2019.06.30

映画『ザ・アウトロー』(お薦め度★★★★★)

圧倒されました。
まさに、アル=パチーノとロバート=デ=ニーロが共演した『ヒート』を彷彿とさせるクライムサスペンスで、男同士のプライドが激突します。
今さら、銀行強盗のサスペンスとなめていたのですが、知的な犯罪集団と重犯罪特捜班の熱血刑事がガチンコで渡り合う見応えのあるストーリーでした。

ジェラルド=バトラーが主演で、『エンド・オブ・キングダム』並みの作品なので、観終えてから調べたところ、何と『エンド・オブ・キングダム』で脚本を務め、本作で監督として初メガホンをとったクリスチャン=グーデガストだったのです。道理でクオリティが高いはずです。

しかも、事件解決後の逸話に驚かされます。脚本の3つのルールを完成させたうえに、その先を行っています。

最近顕著に復活を遂げているアメリカ映画の秀逸さを存分に表した作品です。

それにしても、本作が日本でほとんど知られていないのは問題ではないでしょうか。宣伝で目にするのはディズニー作品ばかりで、アメリカ映画でさえ物凄い作品の情報が届かなくなっています。

本作を予定して劇場鑑賞した方を尊敬します。大スクリーンでの迫力は半端なかったはずです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Den of Thieves
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:140分

<スタッフ>
監督・脚本:クリスチャン=グーデガスト
製作:マーク=キャントン、タッカー=トゥーリー、ジェラルド=バトラーほか
原案:クリスチャン=グーデガスト、ポール=シュアリング
撮影:テリー=ステイシー
音楽:クリフ=マルティネス

<キャスト>
ニック=オブライエン:ジェラルド=バトラー
エンソン=ルヴォー:カーティス=“50セント”=ジャクソン
メリーメン:パブロ=シュレイバー
ドニー=ウィルソン:オシェア=ジャクソン=ジュニア
ホリー:メドウ=ウィリアムズ

<イントロダクション>
世界屈指の犯罪多発都市LAを舞台に、大金を狙う熟練の銀行強盗団と重犯罪特捜班を率いる型破りな刑事が真っ向から対決するさまを、迫力と臨場感満点に綴ったアクション。

片や、用意周到な計画を練り、次々と銀行強盗を成功させてきた熟練の犯罪者集団。他方、そうはさせじと重犯罪特捜班を率いて彼らの前に立ちはだかる、命知らずの熱血刑事。そんな両者が犯罪多発都市LAを舞台に真っ向から激突し、3000万ドルの大金をめぐって死闘を繰り広げるさまを、全編、手に汗握る見せ場満載で激写。とりわけクライマックスでの息詰まる銃撃戦は、迫力と臨場感満点。G・バトラー、P・シュレイバーらも好演を披露し、「ヒート」や「ザ・タウン」を彷彿とさせる熱い男のドラマに仕上がった。

<放送内容>
48分に1回の割合で銀行強盗が発生する、世界屈指の犯罪多発都市LA。郡保安局の重犯罪特捜班を率いる熱血刑事ニックは、すねに傷を持つバーテンダーのドニーを締め上げて、かねてからその後を追っていたプロの犯罪者集団メリーメン一味が、廃棄処分される予定の古い札束を狙った大胆不敵な銀行強盗を企てていることを知る。その計画実行の当日、メリーメン一味は、待ち構える警察捜査陣の裏をかく意外な行動に打って出て…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0)

2019.06.27

ドラマ「パーフェクトワールド」[全10話](お薦め度★★★★★)

素晴らしい!王道のラブストーリーを堪能しました。
脚本と演出、キャスティングとどれをとっても文句無しです。極めて優れた作品でした。

毎週泣かされました。そして、波乱を予想させる予告に次が待ち遠しく感じました。ラブストーリーでこれだけ感動させられた作品は、15年前から大ブームとなった韓流ドラマ・映画まで遡らなければ比べられるものは無いでしょう。

松坂桃李と山本美月の主演の2人は近年希にみるベストカップルでした。互いに人気と実力がありながら作品に恵まれていなかったのでそれぞれの代表作になることは間違いありません。松坂桃李に関してはこれだというものが思いつきませんし、山本美月で印象に残っているのは、ドラマ「アオイホノオ」くらいです。

もう女優陣に関しては“パーフェクト”でした。
本当に山本美月はきれいで可愛らしく健気な役柄に恋しました。演技も申し分ありません。
妹役のコケティッシュな岡崎紗絵にも惚れました。恋愛にアクティブのように見えて実は一途なところがいじらしく、相手役の松村北斗とともに非常に好感が持てました。

さらには昔からお気に入りの中村ゆりが小姑のような上から目線で、ヒロインをいびるのも良い!好きです(笑)。久しぶりのとよた真帆の出演も嬉しかったです。

それにしても最終話の7.1%が最高視聴率だったとは残念です。これほどクオリティの高いドラマは1年に1本あるかないかぐらいでしょう。それほど貴重な作品にも関らず、何が視聴者を遠ざけたのでしょうか。ドラマファンならば観るべき作品です。

当然ながら全話録画しました。至福の再鑑賞が待っています!

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2019年4月16日~6月25日毎週火曜21時放送。

なお、本作のチェーンストーリーがGYAO!でドラマ放映中に数分の尺で「〇.5話」として全9話無料配信(7月2日まで)されています。チェーンストーリーだけを観ても結構楽しめます。

<スタッフ>
原作:有賀リエ 『パーフェクトワールド』(講談社「Kiss」連載)
脚本:中谷まゆみ
音楽:菅野祐悟
主題歌:菅田将暉「まちがいさがし」
作詞・作曲・プロデュース:米津玄師(EPICレコードジャパン)
プロデューサー:河西秀幸(カンテレ)
演出:三宅喜重(カンテレ)、白木啓一郎(カンテレ)
制作著作:カンテレ

<キャスト>
松坂桃李
山本美月
瀬戸康史
中村ゆり
松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)
岡崎紗絵
池岡亮介
高島豪志
木村祐一
水沢エレナ
堀内敬子
とよた真帆
麻生祐未
松重豊

<イントロダクション>
いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように

建築士の鮎川樹(松坂桃李)は、大学生の時に事故に遭ったことが原因で、脊髄を損傷し、下半身が不随に。“恋愛も、好きだったバスケットボールも、もうしない”心に固く決めていた。

そんなある日、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会。
閉ざされていた樹の心が、少しずつ開かれていくー。

二人の前には、さまざまな“困難”が立ちはだかる
つぐみに思いを伝えられない幼なじみ・是枝洋貴(瀬戸康史)
自暴自棄になっていた樹を励まし続けた“恩人”・長沢葵(中村ゆり)

突然障がい者となった息子を、誰よりも心配する、樹の母・文乃(麻生祐未)
障がいのある樹との恋に反対する、つぐみの父・元久(松重豊)お互いを“幸せにしたい”と思えば思うほど、二人はすれ違い―。

無限の可能性が広がる中で、樹とつぐみが選ぶ未来とはー?

障がいで恋をあきらめた建築士
車いすに乗った初恋の相手に
恋心が再燃したヒロイン
2人がつむぐ愛の物語

| | コメント (0)

2019.06.24

映画『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(お薦め度★★★★★)

第48作から15年遡って第25作です。既に『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』は観ていますが、7年も経っているので細かい部分は有難いことに忘れていましたので、改めて新鮮な感覚で鑑賞出来ました。

いやー!キャラクターが生き生きとしていて、寅さんの若い姿を観るだけで癒されました。人情味が溢れるほど詰まった脚本でした。改めて寅さんとリリーが旅人であると深く意識させられました。

シリーズ全49作を観終えました。本当に得難い作品の数々でした。

ようやく私の寅さんシリーズの鑑賞の旅も終わります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1980
制作国:日本
内容時間:104分

<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:高羽哲夫
音楽:山本直純

<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
松岡リリー:浅丘ルリ子
高志:江藤潤
かおり:新垣すずこ
おいちゃん(車竜造):下條正巳
おばちゃん(車つね):三崎千恵子

<イントロダクション>
渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズ第25作。マドンナ女優はシリーズ3度目の登場となるリリー役の浅丘ルリ子。沖縄で再会した寅さんとリリーは、何と同棲生活に……?

第11作「~寅次郎忘れな草」や第15作「~寅次郎相合い傘」で、寅さんと相思相愛を思わせる仲に発展し、吉永小百合と並ぶベストマドンナのひとりとされる、浅丘演じるリリーがまたも登場。寅さんとリリーが同じ家で疑似同棲するという盛り上がる展開を経て2人の関係は……。ラブストーリーとして独自の感動を醸し、シリーズ中屈指の秀作に。当時の沖縄を記録した映像も貴重。他のロケ地は長野県軽井沢。第48作「~寅次郎紅の花」にもリリーは登場し、渥美が没した後の1997年、本作の“特別篇”が作られた。

<放送内容>
キャバレー回りの生活が続く歌手リリーから、テキ屋の寅次郎の実家《とらや》に沖縄から手紙が届く。体を壊したリリーは那覇の病院に入院しており、寅次郎にどうしても会いたいという。寅次郎は苦手な飛行機に乗って何とか病院にたどり着き、リリーと再会。退院したリリーと、ある家で夜は別の部屋で寝泊まりする“半同棲”の暮らしが始まる。リリーはさりげなく、寅次郎に自分と結婚する意思があるかどうか、探りを入れるが……?

<鑑賞チャネル>
WOWOW

【関連記事】
2011.12.24 寅さんをWOWOWで全部観るぞ!【追記あり】

| | コメント (0)

2019.06.23

映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(お薦め度★★★★★)

寅さんの最後にふさわしい作品でした。
第45作からの後藤久美子が復帰して、満男のぶざまさが炸裂です。シリーズで最も情けないエピソードでした。

しかも、第11作第15作第25作で登場した“りりー”ことベストマドンナの浅丘ルリ子が満男の良き理解者という心憎い設定でした。

また、阪神淡路大震災後の神戸ロケもあり、復興を願うシリーズの心配りに頭が下がります。

車寅次郎は永遠です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1995
制作国:日本
内容時間:108分

<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:長沼六男
音楽:山本直純、山本純ノ介

<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
リリー:浅丘ルリ子
泉:後藤久美子
満男:吉岡秀隆
船長:田中邦衛
政夫:神戸浩

<イントロダクション>
渥美清が主演した「男はつらいよ」シリーズの最終編となった第48作。4度目のマドンナ女優となった浅丘ルリ子演じるリリーの登場など、フィナーレにふさわしい感動編に!

本作の完成から8カ月後、1996年8月4日に寅さん役の渥美が逝去したことで本作がシリーズの最終作に(ただし後に「~寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」が作られた)。それまでシリーズの計3作で寅さんと恋をし、ベスト・マドンナという声が高いリリーが15年ぶりに登場。寅さんとリリーが交流を深めた「~ハイビスカスの花」の舞台、沖縄に近い奄美一帯でロケし、寅さんの甥・満男と憧れの人・泉の関係もクライマックスへ。何より、阪神淡路大震災後の神戸でロケした場面に驚きも感動もしない人はいないだろう。

<放送内容>
テキ屋の寅次郎の実家の面々は音信不通の寅次郎を心配するが、偶然見たTVで寅次郎が大震災後の神戸でボランティアをしていたと知る。だが、現地によれば、もう寅次郎はいないという。一方、寅次郎の甥・満男は片思いを続ける泉が岡山に嫁入りすると知って岡山へ。泉の結婚式当日、満男は大胆にも式を妨害し、泉は結婚をやめてしまう。落胆した満男は衝動的に乗った列車や船で鹿児島の加計呂麻島へ。そこで寅次郎やリリーと会う。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

【関連記事】
2011.12.24 寅さんをWOWOWで全部観るぞ!【追記あり】

| | コメント (0)

2019.06.08

映画『ウインド・リバー』(お薦め度★★★★★)

圧巻です。
引き込まれました。
社会性のある冷徹な復讐劇です。

今なお残る米国の恥部をえぐり出す力作です。
ジェレミー=レナーが演じる主人公が「ハンター」と自己紹介するワードが激闘のクライマックスとリンクする鮮烈さは、見事としか言いようがありません。

最近のアメリカ映画は全体的にレベルダウンしていると感じてきましたが、テイラー=シェリダンの監督としても脚本家としても超一流の才能に惚れ惚れするとともに、アメリカ映画を高く再評価します。物凄いです。

FBI捜査官を演じた女優エリザベス=オルセンの美しさと可愛らしさが、本作には必要不可欠でした。秀逸なキャスティングです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Wind River
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:108分

<受賞歴>
第70回(2017)カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞

<スタッフ>
監督・脚本:テイラー=シェリダン
製作:ピーター=バーグ、ベイジル=イヴァニク、マシュー=ジョージほか
撮影:ベン=リチャードソン
音楽:ニック=ケイヴ、ウォーレン=エリス

<キャスト>
コリー=ランバート:ジェレミー=レナー
ジェーン=バナー:エリザベス=オルセン
マット:ジョン=バーンサル
ベン:グレアム=グリーン
ナタリー:ケルシー=アスビル

<イントロダクション>
J・レナーが主演し、第70回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門・監督賞に輝いた秀作アクションサスペンス。アメリカ先住民保留地で起きた少女殺人事件の真相とは……。

やはり優れた社会派活劇、「ボーダーライン(2015)」「最後の追跡」で脚本家を務めたT・シェリダンの監督第2作。これら2作品と同じく米国の辺境を舞台にした、シェリダンの“フロンティア3部作”の最終編だ。米国社会が抱えた問題に、西部劇風のスパイスをまぶす手付きは引き続いて快調。米国のポリスアクションムービーのファンなら大いに楽しめること確実だ。「アベンジャーズ」などのスーパーヒーロー映画でホークアイ役を演じるレナーの男っぽい魅力、共演女優E・オルセンの熱演など俳優陣も見ものだ。

<放送内容>
米中西部ワイオミング州にある先住民保留地ウインド・リバーで、先住民の少女の遺体が見つかる。第1発見者となった野生生物局の白人ハンター・コリーは、遺体が自分の娘の親友であるナタリーだと知って胸を締め付けられる。そこへFBIの若い女性捜査官ジェーンが到着し、彼女はナタリーが暴行犯から逃亡する間に息絶えたことを知るが、FBIの応援を呼べないと判明し、現地の事情に精通したコリーに捜査への協力を頼むが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0)

2019.04.23

映画『エンド・オブ・キングダム』(お薦め度★★★★★)

ここまでやりますか!
前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』と肩を並べるほどの驚愕の展開に圧倒されっぱなしです。

ともかく物凄い内容です。
ロンドンが壊されると思いました。

シリーズ第3弾『Angel Has Fallen(原題)』が準備されているようですが、第1弾、第2弾以上のストーリーはとても想像できません。

本シリーズは大スクリーンで観るべき作品です。次作は映画館で観たいと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:London Has Fallen
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:99分

<スタッフ>
監督:ババク=ナジャフィ
製作:ジェラルド=バトラー、レス=ウェルドン、マーク=ギルほか
原案:クレイトン=ローゼンバーガー、カトリン=ベネディクト
脚本:クレイトン=ローゼンバーガー、カトリン=ベネディクト、クリスチャン=グーデガストほか
撮影:エド=ワイルド
音楽:トレヴァー=モリス

<キャスト>
マイク:ジェラルド=バトラー
アッシャー大統領:アーロン=エッカート
アラン=トランブル:モーガン=フリーマン
リン=ジェイコブス:アンジェラ=バセット
クレッグ将軍:ロバート=フォスター
ルース=マクミラン:メリッサ=レオ

<イントロダクション>
G・バトラー主演の活劇「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編。舞台は前作のホワイトハウスからロンドンに移るが、シークレットサービスはまたも米大統領を救えるのか。

バトラーが演じるシークレットサービスのマイクがホワイトハウスで、「ダイ・ハード」の主人公のような孤軍奮闘系ヒーローとして活躍した人気作「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編。マイクは新たにロンドンで、テロリストたちの攻撃からアッシャー米大統領を守ろうとするが……。前作はホワイトハウスにスケールを限定したが、この続編はずっと広く英国の首都ロンドン全体を舞台とし、マイクたちが次々と非常事態に見舞われ続ける展開。ぐんとスケールアップしたのが見ものだ。シリーズ第3作の製作も決まった。

<放送内容>
2年前、ホワイトハウスを襲ったテロ集団からアッシャー大統領を守ったシークレットサービスのマイクは現在、妻の出産を機に辞職を考える。そんな折、急逝した英国首相の葬儀に大統領が出席することになり、マイクはそのロンドン行きに随行する。すると新たなテロ集団が各国の首脳たちを襲い、大統領が乗ったヘリも地対空ミサイルに攻撃されて墜落。マイクは大統領を連れて、混乱するロンドンの街で安全な場所を探し続けるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0)

2019.04.09

アニメ「モブサイコ100 Ⅱ」[全24話](お薦め度★★★★★)

第1期(2016年7月~9月放送)と比べて格段に面白くなっています。

原作漫画はWEBコミックサイト「裏サンデー」で知っており、第1期は途中まで鑑賞しました。しかし、気弱なエスパーがキレると怖いというステレオタイプのキャラクター設定にマンネリを感じて最終話まで辿り着かずレビューを断念していました。

第2期ということですが、キャラクター設定がリセットされて再スタートしています。気弱というよりも人間らしい弱さや悲しさを体現する主人公の行動から奥行きある物語にグレードアップしていました。特に主人公モブの師匠である霊幻新隆が第1期と比べて別人のような人格者になっています。このキャラクター変更によって、より一層深みが増しました。

後半に登場するボスキャラはお約束のパワーインフレを起こします。それに合わせてモブも超人的なパワーで対等になりますが、極悪なモンスターさえも否定せずに受け入れようとする慈悲の心を持ちながらモブは死闘を繰り返します。そのクライマックスで描かれる暴力性や破壊性の作画テクニックは物凄いものがあります。

単なる超能力バトルの決着ではなく、人間の存在意義を問うラストにカタルシスを感じました。第2期は少年向けギャグアニメを超えた大人の鑑賞に耐えられる作品になっています。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2019年1月7日~4月1日毎週月曜 23:00~23:30放送。

<スタッフ>
原作:ONE(小学館「マンガワン」連載)「ワンパンマン
監督:立川 譲「劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人」(2018年4月公開)
シリーズ構成:瀬古浩司「BANANA FISH」(2018年放送)
キャラクターデザイン:亀田祥倫「映画ドラえもん のび太の宝島」(2018年3月公開)
美術監督:河野羚
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:古本真由子
編集:廣瀬清志
音響監督:若林和弘「劇場版 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」(2018年3月公開)
音楽:川井憲次「さよならの朝に約束の花をかざろう」(2018年2月公開)
アニメーション制作:ボンズ「ひそねとまそたん」(2018年4月放送)「交響詩篇エウレカセブン シリーズ」

<キャスト>
影山茂夫:(声)伊藤節生
霊幻新隆:(声)櫻井孝宏
エクボ:(声)大塚明夫
影山 律:(声)入野自由
花沢輝気:(声)松岡禎丞
最上啓示:(声)石田彰
ツボミ:(声)佐武宇綺
米里イチ:(声)藤村 歩
鬼瓦天牙:(声)細谷 佳正
鈴木将:(声)國立幸
エミ:(声)松井恵理子
森羅万象丸:(声)楠大典
浄堂麒麟:(声)丹沢晃之
浅桐みのり:(声)M・A・O
鈴木統一郎:(声)井上和彦
芹沢:(声)星野貴紀
島崎:(声)杉山紀彰

<イントロダクション>
『モブサイコ100』100になったとき何かが起こる青春サイキックストーリー。 第20回文化庁メディア芸術祭 アニメ部門審査委員推薦作品受賞、Crunchyroll アニメアワード2016 ベストアクションシーン/ファイトシーン賞 1位を受賞するなど、全世界を震撼させたサイキック青春グラフィティが再び開幕!

ごくフツーの暮らしがしたいと願う中学2年生・影山茂夫、通称「モブ」。
一瞬で人混みに紛れてしまうほど、サエない外見をした彼は、
じつは誰よりも強力な超能力の持ち主だった……。
そんなモブと彼を取り巻く人々との青春や恋、静かに降り積もりやがて爆発する数々の感情。
そして、かつてモブの前に立ちはだかった謎の組織「爪」の再臨。
思春期真っ只中の少年の魂が咆哮する、明日はどっちだ!?

| | コメント (0)

2019.04.06

映画『スペースウォーカー』(お薦め度★★★★★)

感動の嵐です。圧倒されました。
宇宙を舞台にしたロシア映画の素晴らしさは見事としか言うことがありません。
ガガーリン 世界を変えた108分』『サリュート7』に続いて3本目になります。宇宙を描いたならアメリカ映画の右に出るものは無いと信じていましたが、本作でそうでは無いことがわかりました。作品としてのクオリティが極めて高いです。

冷戦時代のソ連と米国の宇宙開発競争がどれだけ政治的なもので、ソ連時代における宇宙飛行士の厳しい立場も理解できました。

科学技術が追い付かない分、気合と根性、国家に対する忠誠で補おうとする凄まじさに驚かされます。そして、宇宙飛行士同士の友情と尊敬、家族愛、さらに彼らの命を守ろうとするリーダーの存在に涙が止まりませんでした。

人類初の宇宙遊泳に考えられないほどのドラマがあったことを知ることが出来て幸運です。映画館の大スクリーンで是非とも再鑑賞をしたい大傑作です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Vremya pervykh
制作年:2017
制作国:ロシア
内容時間:137分

<スタッフ>
監督:ドミトリー=キセレフ
製作:ティムール=ベクマンベトフほか
脚本:セルゲイ=カルチュラノフ、ユーリー=コロトコフ、オレグ=ポコディン
撮影:ヴラディミール=バシュタ
音楽:ユーリ=ポテイェンコ、アレクサンドル=ヴァルタノフ

<キャスト>
アレクセイ=レオーノフ:エフゲニー=ミローノフ
パベル=ベリャーエフ:コンスタンティン=ハベンスキー
セルゲイ=コロリョフ:ヴラディミール=イリイン
スヴェトナ=レオノーヴァ:アレクサンドラ=ウルセヤク
タチヤナ=ベリャーエヴァ:イェレーナ=パノーヴァ

<イントロダクション>
アメリカとの宇宙開拓競争が激化する中、1965年、人類初の宇宙遊泳を成し遂げた旧ソ連の宇宙飛行士A・レオーノフの偉業を、本人の監修のもとに映画化した感動実話。

東西冷戦下の1960年代。宇宙のフロンティア開拓をめぐって、米ソが国家の威信と栄光を懸けた激しい競争を繰り広げる中、1965年3月18日、同僚のP・ベリャーエフとともに宇宙船「ボスホート2号」に搭乗したソ連の宇宙飛行士レオーノフが、ついに人類初の宇宙遊泳に成功。この歴史的偉業を、その舞台裏で繰り広げられたさまざまな悪戦苦闘も交えて、レオーノフ本人の監修のもと、「ナイトライダー(2009)」のD・キセレフ監督がリアルに映画化。その息詰まるドラマの行く末は、最後まで目が離せない。

<放送内容>
1960年代、宇宙のフロンティア開拓をめぐって、米ソが激しい競争を繰り広げる中、度胸の良さを買われて宇宙飛行士にスカウトされたアレクセイとパベルは、日夜訓練に励んでいた。そんなある日、パベルが不慮の事故で足を負傷。上からの交代命令にアレクセイは強く抗議する一方、パベルも必死にリハビリに励み、やがて彼は現場に無事復帰。かくして1965年、2人は宇宙船「ボスホート2号」に乗り込み、宇宙へと飛び立つ。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0)

2019.04.03

アニメ「ポプテピピック TVスペシャル」[全2話×3バージョン](お薦め度★★★★★)

キャッチコピーは「どうあがいても、クソ。どうあがいても、クソ」です。

”クソアニメ”健在です。
ポプ子とピピ美が1年ぶりに帰ってきました。
いろんなバリエーションの作画を用意して、非常にクオリティが高いです。ただし、内容は相変わらず超ナンセンスです(笑)。

14話の「作:UchuPeople」のポプ子とピピ美が歌う自虐曲が制作陣の本音に思え共感しました。

昨年のTV放送は全12話で、今回は続きとなる13、14話を「朱雀ver.」「青龍ver.」「玄武ver.」の3バージョンでTVスペシャルとしています。各話再放送があるので、1話6パターンで合計12パターンが用意されたことになります。当然声優が入れ替わっており、パターンによってストーリーも異なるようです。「朱雀ver.」のみニコニコ独占配信で4月3日(水)23時59分まででした。

2019年4月1日にTV放送されたのを知らずに見逃しました。シーズン2が始まると勘違いして油断していました。直ぐにGAYO!の無料配信を観ました。

シーズン2を用意して欲しいと思いますが、表現が制限される中で評価される作品を創作するのは至難の業なので、今回のようなスペシャルで今後も継続して欲しいです。

【ポプテピピック TVスペシャル】
・「ポプテピピック TVスペシャル#13 青龍ver.」
・「ポプテピピック TVスペシャル#14 青龍ver.」

・「ポプテピピック TVスペシャル#13 玄武ver.」
・「ポプテピピック TVスペシャル#14 玄武ver.」

<GAYO!配信期間>
2019年4月2日(火) 00:00 〜 2019年4月8日(月) 23:59

<スタッフ>
原作:大川ぶくぶ(竹書房「まんがライフWIN」) 
企画・プロデュース:須藤孝太郎 
シリーズ構成:青木純(スペースネコカンパニー) 
コンセプトデザインワークス:梅木葵 
音響監督:鐘江徹 
音響効果:小山恭正 
音響制作:グロービジョン 
音楽:吟(BUSTED ROSE) 
音楽制作:キングレコード 
シリーズディレクター:青木純(スペースネコカンパニー)、梅木葵 
アニメーション制作:神風動画 
製作:キングレコード

| | コメント (0)

2019.03.22

映画『アンロック/陰謀のコード』(お薦め度★★★★★)

素晴らしい出来です。

優勢から劣勢に急転直下する息詰まるギリギリの攻防が繰り返されます。観終わっても背中がゾワゾワしました。完成度の高い脚本です。

主演のノオミ=ラパスは、アクション女優の印象が無かったのですが、どうしてどうしてそのアクションシーンでの動きとCIAエージェントとしても成り切り度は見事でした。ピンチのときこそ、タフでクールな対応力に惚れ惚れさせられます。

欧米が手を結んだ作品だけあって、生物テロの恐怖の表現は半端ありません。圧倒的なリアリティでまざまざと描いています。

ところで、マイケル=アプテッド監督ですが、1941年生まれで76歳の時に制作しています。こうなるとサスペンスアクション映画も高齢とは関係無いのですね。驚きです。

それにしても、これほど面白い快作に出会えるのは本当にWOWOWのお陰です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Unlocked(ロック解除)
制作年:2017
制作国:チェコ・スイス・イギリス・アメリカ
内容時間:99分
 
<スタッフ>
監督:マイケル=アプテッド
製作:ロレンツォ=ディボナヴェンチュラ、ジョージナ=タウンズリー、エリク=ハウサムほか
脚本:ピーター=オブライエン
撮影:ジョージ=リッチモンド
音楽:スティーヴン=バートン
 
<キャスト>
アリス=ラシーン:ノオミ=ラパス
ジャック=オルコット:オーランド=ブルーム
エリック=ラッシュ:マイケル=ダグラス
ボブ=ハンター:ジョン=マルコヴィッチ
エミリー=ノウルズ:トニ=コレット
 
<イントロダクション>
陰謀と裏切りが渦巻く中、罠にはめられたCIAの女性尋問官が、テロ計画を阻止すべく必死に奮戦。N・ラパスほか、豪華キャストの競演で送る緊迫のサスペンスアクション。
凶悪なテロ計画の動きを察知したCIAが、拘束した容疑者から重要な情報を聞き出すよう、女性尋問官のヒロインに指令を下す。しかしそれは、CIA内部の裏切り者による卑劣な罠だった! かくしてのっぴきならない窮地に陥った彼女が必死で奮闘するさまを、全編息詰まるタッチで描写。「プロメテウス」のラパスが不撓不屈の意志で活路を開くヒロインを熱演するほか、O・ブルーム、J・マルコヴィッチ、M・ダグラスら、豪華な共演陣が集結。監督は、「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」のM・アプテッド。

<放送内容>
CIAの有能な女性尋問官として活躍していたアリス。しかし2012年、パリで起きたテロ事件の際、その首謀者を尋問したものの犯行を阻止できず、多くの犠牲者を出したことに責任を痛感し、いまや彼女は第一線から退いていた。やがてCIAは、イギリスを舞台に新たなテロが計画されている動きを察知し、かくしてアリスは現場に復帰して拘束した容疑者を尋問することに。しかしそれは、CIA内部の裏切り者による罠だった…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

| | コメント (0)

より以前の記事一覧