2020.09.14

映画『武士の献立』(お薦め度★★★★★)

しみじみと良い作品です。
武士の料理人を支えた妻の実直さに心が打たれました。

加賀騒動を背景に扱った脚本が実に見事でした。

登場人物の感情の機微を巧みに伏線に組み込んで、ラストがどうなるのかソワソワさせます。

タイトルからは、連想できない素敵な物語でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2013
制作国:日本
内容時間:123分

<スタッフ>
監督:朝原雄三
プロデューサー:石塚慶生、三好英明
脚本:柏田道夫、山室有紀子、朝原雄三
撮影:沖村志宏
音楽:岩代太郎

<キャスト>
舟木春:上戸彩
舟木安信:高良健吾
舟木満:余貴美子
舟木伝内:西田敏行
お貞の方~真如院:夏川結衣
今井佐代:成海璃子
今井定之進:柄本佑
大槻伝蔵:緒形直人

<イントロダクション>
上戸彩と高良健吾共演のユーモア満載のヒューマン時代劇。料理上手な女性が嫁いだのは藩に仕える由緒ある包丁侍の家。料理が苦手な年下の夫への料理指南が始まる。

江戸時代の加賀藩を舞台にした「武士の家計簿」に続く時代劇シリーズ。今回は主君とその家族の食事をまかなう武士の料理人が主役となり、実在した“包丁侍”の舟木安信と父の伝内が残した献立書をもとに、武家や庶民たちが実際に食べていた料理が再現される。おいしそうな料理を見るだけでも一見の価値ありだ。年下の夫を心の底から支える女房を演じた上戸彩の健気な姿と、彼女に支えられて一人前に成長していく夫を演じた高良健吾の実直さがストレートに胸を打ち、西田敏行をはじめベテランたちの名演も味わい深い。

<放送内容>
優れた味覚と料理の腕を持つが気の強さがあだとなって嫁ぎ先から1年で離縁された春。ある日、彼女はその料理の才能を買われ、加賀藩の料理方である舟木に息子の嫁にと懇願される。一度は断わるものの、お貞の方の勧めもあって春は2度目の結婚を決意する。春が嫁いだ加賀の舟木家は代々藩に仕える由緒ある包丁侍の家で、夫となる跡取りの安信は料理が大の苦手で4歳も年下。春は姑の満の手を借りながら、安信に料理を教える。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.09.09

映画『別離(2011)』(お薦め度★★★★★)

イラン人夫婦の離婚問題なのに、社会派サスペンス的な要素があります。夫婦とその娘の溢れだす心模様のリアリティさに圧倒されます。

タイトルからメロドラマを連想していたのですが、その要素はありません。全く逆の様々な関係性での生々しい諍いに彩られています。

アスガー=ファルハディ監督が描く妻は『セールスマン』でも感じたのですが、かなり意志が強いというか固い性格です。そもそも発端は貴女では、、、と感じます。大陸的というのでしょうか、日本人ではめったに出会うことはない人物たちです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:A Separation
制作年:2011
制作国:イラン
内容時間:123分

<受賞歴>
第61回(2011)ベルリン国際映画祭金熊賞
第61回(2011)ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)
第61回(2011)ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)
第61回(2011)ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞
第61回(2011)ベルリン国際映画祭ベルリナー=モルゲンポスト読者賞
第84回(2011)アカデミー賞外国語映画賞

<スタッフ>
監督・製作・脚本:アスガー=ファルハディ
撮影:マームード=カラリ

<キャスト>
シミン:レイラ=ハタミ
ナデル:ペイマン=モアディ
ホッジャト:シャハブ=ホセイニ
ラジエー:サレー=バヤト
テルメー:サリナ=ファルハディ

<イントロダクション>
イランのテヘランを舞台に、離婚を決めたある夫婦とその周囲の人間模様を生々しく見つめた秀作ドラマ。第84回アカデミー賞の外国語映画賞など世界中の映画賞を席巻した。

アカデミー賞以外にも第61回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞やゴールデン・グローブ賞、フランスのセザール賞など、世界中の映画賞を席巻した秀作。前作「彼女が消えた浜辺」がベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したイランのA・ファルハディ監督は、離婚を決めた夫妻を中心とする人間模様を圧倒的リアリズムや膨大な量のせりふを通じて生々しく描き、ヒューマンドラマでありサスペンスでありコメディでもあるという、濃密な空間に昇華。中東の文化圏にとどまることなく、時代や国境を越えて見る者を魅了する逸品だ。

<放送内容>
結婚して10年以上になるテヘランのある夫婦。妻シミンは11歳の娘テルメーの将来を考え、海外に移住したいと望むが、夫ナデルはアルツハイマー型認知症を患う父親を残して引っ越せないと主張。夫婦の意見は平行線をたどり、裁判所に離婚を申請する事態に。しかし離婚は簡単には認められず、夫婦はしばらく別居することに。同じ頃ナデルは父親の介護のため、ラジエーという女性を家政婦に雇うが、彼女はトラブルメーカーで……。

<鑑賞チャネル>
Amazon Prime Video

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2020.09.04

映画『誰もがそれを知っている』(お薦め度★★★★★)

身悶えするようなヒューマン・サスペンスです。
傑作です。

驚いたことに、スペインを舞台にスペイン人俳優によるスペイン映画だと思っていたのですが、何とイラン人のアスガー=ファルハディ監督によるもので脚本も自身が手がけていました。

イラン映画自体が馴染みが無く、本ブログのレビューでも過去に『少女の髪どめ』『友だちのうちはどこ?』の2作品しかありません。そのため、イラン人監督による作品は発展途上の中東を舞台にしたものしかイメージしていませんでした。

しかし、本作は映画先進国で堂々たる内容です。恐るべき才能です。物凄さが溢れています。アカデミー外国語映画賞を2度も受賞しているだけのことはあります。

WOWOWでもアスガー=ファルハディ監督作は放送されて来たようですが、彼の作品は本作が初見で今まで見逃していました。過去の作品も機会があれば是非とも鑑賞します。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Todos lo saben
制作年:2018
制作国:スペイン・フランス・イタリア
内容時間:133分

<スタッフ>
監督・脚本:アスガー=ファルハディ
製作:アレクサンドル=マレ=ギィ、アルバロ=ロンゴリア
撮影:ホセ=ルイス=アルカイネ
音楽:ハビエル=リモン

<キャスト>
パコ:ハビエル=バルデム
ラウラ:ペネロペ=クルス
アレハンドロ:リカルド=ダリン
ベア:バルバラ=レニー
イレーネ:カルラ=カンプラ

<イントロダクション>
スペインの大物スター夫婦、J・バルデム&P・クルスと、現代イラン映画界きっての実力派監督A・ファルハディが強力タッグを組んで放った、息詰まるサスペンスドラマ。

別離(2011)」「セールスマン」で2度のアカデミー外国語映画賞に輝くイランの名匠、ファルハディ監督が、おしどり夫婦として知られるスペインの大物スター・カップル、バルデム&クルスを主役に迎え、彼ならではの多面的で息詰まる群像劇を構築。とある村で催された結婚式の祝宴のさなかに、思いも寄らぬ誘拐事件が発生。それをきっかけに過去の意外な秘密が次々と明らかになり、久々に再会したかつての熱愛カップルや、現在の彼らの結婚相手同士の間に深い亀裂が生じていていくさまを、スリル満点に綴る。

<放送内容>
妹の結婚式に参列するため、現在暮らしている外国からスペインの郷里の村へ帰省したラウラは、家族やかつての恋人パコと久々に再会し、旧交を温める。ところが結婚式の後の祝賀パーティーのさなか、ラウラの娘が不意に失踪。やがて正体不明の犯人から身代金を要求するメッセージが届き、事態は誘拐事件と判明。ラウラの夫アレハンドロも村に駆け付け、各自が事件解決のため奔走するうち、過去の意外な秘密が次々と明らかになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.08.24

映画『人面魚 THE DEVIL FISH』(お薦め度★★★★★)

思いっきり感動しました。
台湾映画のホラー「紅い服の少女(原題)」シリーズ第3作ということですが、シリーズ自体を知らず、本作が初鑑賞です。

アクションホラーと表現するのが相応しく、霊媒師と悪霊の死闘は手に汗握る展開でした。親が子を、子が親を想う気持ちに心が揺さぶられます。

NY心霊捜査官』に近いテーマです。圧倒されました。

シリーズものなので、続きを意識したオマケが若干興ざめです。本作で独立させても十分な内容です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:人面魚:紅衣小女孩外傳
制作年:2018
制作国:台湾
内容時間:114分

<スタッフ>
監督:デヴィッド=チュアン
製作:ハンク=チェン
脚本:チェン=シーケン、スー=リンファン
撮影:チェン=チーウェン

<キャスト>
ヤーフェイ:ビビアン=スー
リン=ジーチェン:チェン=レンシュオ
リン=ジュンカイ:チャン=シューウェイ

<イントロダクション>
かつて日本でも人気だったビビアン・スーも出演した、台湾産のユニークなホラー「紅い服の少女(原題)」シリーズ第3作。魚の体に閉じ込められた悪霊は惨劇を起こす……。

2015年に台湾で作られた映画「紅い服の少女(原題)」は、都市伝説の“紅い服を着た少女”を題材にして本国でヒットし、続編も作られた。そしてそれらに続く特別編として作られたのが本作だが、前2作を見ていなくても楽しめる。“悪霊は魚に閉じ込めることができる”、“そんな魚は油で揚げられると原則的に倒される”といったルールの数々がなんともユニークで、台湾産ホラー独自の勢いを感じさせる。また、日本のTV界でも活躍したビビアン・スーだが、母親でもある大人の女性に成長した現在も美貌は健在だ。

<放送内容>
台中市で6人家族が父親に殺される事件が発生。父親は何かに取り憑かれていると考えた警察は霊媒師ジーチェンに依頼。ジーチェンは父親の体から悪霊の“魔神”を取り除き、1匹の魚に閉じ込める。一方、少年ジャハオはさまざまな悩みを抱えた母親ヤーフェイを励まそうと、コンテストに応募するための自主製作ビデオを作っていたが、捨てられた魚の口から出てきた稚魚を家に持ち帰って飼育。やがて稚魚が育つと“魔神”が復活する。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.08.21

映画『HUMAN LOST 人間失格』(お薦め度★★★★★)

全く予想もつかない世界観に圧倒されました。
まさか、太宰治の「人間失格」から、これほどのSF大作になるとは度肝を抜かれました。

構成とアイデアが素晴らしいです。さらに、アニメーションのクオリティは絶品でした。

久々に超絶驚かされました。超一級エンターテインメントです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:110分

<楽曲情報>
m-flo「HUMAN LOST feat. J. Balvin」

<スタッフ>
原案:太宰治「人間失格」より
監督:木崎文智
スーパーバイザー:本広克行
ストーリー原案・脚本:冲方丁
キャラクターデザイン:コザキユースケ
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

<キャスト>
大庭葉藏:(声)宮野真守
柊美子:(声)花澤香菜
堀木正雄:(声)櫻井孝宏
竹一:(声)福山潤
澁田:(声)松田健一郎
厚木:(声)小山力也
マダム:(声)沢城みゆき
恒子:(声)千菅春香

<イントロダクション>
太宰治「人間失格」を豪華クリエイター陣が大胆に再構築したSF・ダークヒーローアクション。死を克服した昭和111年の東京で、生を実感できずにいた男の運命を描く。

深い死生観と文学性が今なお衝撃を与え続ける不朽の名作、太宰治「人間失格」。そのスピリチュアルを内包し、屈指のクリエイター陣によって再構築された、狂気のSF・ダークヒーローアクション。スーパーバイザー本広克行をはじめ、脚本に冲方丁、主題歌に人気シンガーJ.Balvinをフィーチャリングしたm-flo、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズ、それらを「アフロサムライ」で世界を驚愕させた木崎文智監督が、美しく、ダイナミックに、エモーショナルにまとめあげた。

<放送内容>
医療革命により、“死”を克服した昭和111年の東京――。大気汚染の広がる“アウトサイド”で薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団と行動する謎の男“堀木正雄”とともに特権階級の住まう感情7号線内“インサイド”への突貫に参加し、激しい闘争に巻き込まれる。そこで“ロスト体”に遭遇した葉藏は、不思議な力を持った少女“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力を持つことを知る――。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.06.24

映画『ガリーボーイ』(お薦め度★★★★★)

素晴らしい青春映画です。深く感動しました。
のたうち回りながらスラムからラップの才能で駆け上るサクセスストーリーです。

貧しく生まれた主人公が、身分や階級による格差社会で道を外すことなく、友人や恋人に助けられて成長する尊い姿が描かれています。

日本での昭和初期と同様、インド社会における家父長制での父親の横暴は、理不尽で耐え難いものがあります。そんな最悪な家庭環境にも関わらず、母と弟を守る心意気は応援せずにはいられません。

ラップで成功を収めるクライマックスでは、涙が止まらなくなりました。これまで観てきたインド映画の中で評価する『ムトゥ 踊るマハラジャ』と『バーフバリ 王の凱旋』に並び、現代劇である本作も素晴らしい作品です。

同じラップでの成功を収めたエミネム主演の『8 Mile』を再鑑賞したくなりました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Gully Boy
制作年:2019
制作国:インド
内容時間:155分

<スタッフ>
監督:ゾーヤー=アクタル
製作:ゾーヤー=アクタル、リテーシュ=シドワニ、ファルハーン=アクタルほか
脚本:ゾーヤー=アクタル、リーマー=カーグティ
撮影:ジャイ=オザ

<キャスト>
ムラド(ガリーボーイ):ランヴィール=シン
サフィナ:アーリヤー=バット
シュリカント(MCシェール):シッダーント=チャトゥルヴェーディー
シュウェタ(スカイ):カルキ=ケクラン
シャーキル:ヴィジェイ=ラーズ
モイン:ヴィジェイ=ヴァルマ
ナーシル:アイクラーケ=カーン
ハミダ:シェーバ=チャッダ

<イントロダクション>
インドで活躍する実在の天才ラッパー、ネイジーとディヴィンの半生をモデルにした青春ラップムービー。スラム出身の貧しい青年が、ラップとの出会いで人生を変えていく。

映画大国インドから生まれた、驚きと感動の実録青春ラップムービー。身分や階級の格差が激しいインド社会を背景に、貧しい育ちの主人公が理不尽な社会への怒りと叫びをラップにぶつけていく姿を綴る。「パドマーワト 女神の誕生」のR・シンが主人公の青年役を熱演、共演は「マルガリータで乾杯を!」で主演したインド出身のフランス人女優K・ケクランなど。モデルとなったネイジーやディヴィンの作品を含むヒップホップナンバーが随所に使われている。監督は注目の女性監督Z・アクタル。

<放送内容>
ムンバイのスラムに暮らす大学生ムラド。彼は医学生サフィナとの身分違いの恋や、金持ち相手の運転手として働く中で、理不尽な格差社会への不満を募らせていく。ある日、大学祭で公演していたラッパー、MCシェールに衝撃を受けたムラドは、自らも日頃の想いを詞にぶつけ、MCシェールのもとへ持って行く。彼の才能を認めたMCシェールの後押しで、ムラドはガリーボーイ(路地裏の少年)の名でラッパー活動を始めることに。

<鑑賞チャネル>
WOWOW


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2020.06.15

映画『ミッシング・タワー』(お薦め度★★★★★)

やられました。
当たり前の思い込みをまんまと逆手に取られました。『シックス・センス』並みの衝撃です。

ホラーなのに珠玉の出来です。
アメリカ映画の復活は様々なジャンルで起こっています。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Super
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:89分

<スタッフ>
監督:ステファン=リック
製作:ブレット=フォーブス、パトリック=リゾッティ、トム=セイヤーほか
脚本:ジョン=J=マクロクリン
撮影:ステファン=シューペック
音楽:イェンス=グレッチェル、ステファン=スルツキ

<キャスト>
フィル=ロッジ:パトリック=ジョン=フリューガー
ウォルター:ヴァル=キルマー
ビヴァリー:ルイーザ=クラウゼ
ローズ:マッテア=マリー=コンフォーティ
ヴァイオレット:テイラー=リチャードソン

<イントロダクション>
NYの高層マンションの住み込みの管理人として働きだした主人公。しかし、その場所で次々と奇怪な事件が発生し…。後半、意外な展開が観客を待ち受けるサスペンスホラー。

妻を火事で亡くし、2人の愛娘を連れて、NYの高層マンションの住み込みの管理人となった元警官の主人公。しかし、そこで奇怪な事件が相次いで発生。彼らを待ち受ける意外な運命と、そこに秘められた衝撃の真実とは? マンションの管理人となる主人公を演じるのは人気海外ドラマ「シカゴP.D.」シリーズのP・J・フリューガーで、どこか怪しげな先任の管理人を「ドアーズ」のV・キルマーが不気味に好演。「ブラック・スワン」の脚本家J・J・マクロクリンによるひねりの効いた話術は、最後まで目が離せない。

<放送内容>
7年前に妻を火事で亡くした元警官のフィルは、14歳のヴァイオレットと7歳のローズという2人の愛娘とともに、NYのとある高層マンションの住み込みの管理人となって働き始める。フィル一家が一室を与えられたそのマンションの地下は、迷路のように入り組んでいて、そこには、黒魔術に熱中する先任の管理人ウォルターが暮らす部屋もあった。フィルは新たな仕事に懸命に励むが、住人たちの謎めいた失踪事件が次々と発生し…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.06.01

映画『ブレイム・ゲーム』(お薦め度★★★★★)

切迫した息詰まるポリティカルサスペンスです。
国家と軍需企業の関係が高度に政治的で、正義すらも胸先三寸で変えられてしまう怖さ、一寸先は闇というよりも死の淵へと追いやられる非情さに、身の毛がよだちました。

ドイツ映画の単純ではなく重厚な表現力に圧倒されました。

主人公のロナルト=ツェアフェルトが渋くて良いですね。敵役と思われたアレクサンダー=フェーリングの演技力は見事でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Das Ende der Wahrheit
制作年:2019
制作国:ドイツ
内容時間:106分

<スタッフ>
監督・脚本:フィリップ=ライネマン
製作:フィリップ=ワーム
撮影:クリスティアン=シュタンガッシンガー
音楽:ゼバスティアン=フィレンベルク

<キャスト>
マーティン=ベーレンス:ロナルト=ツェアフェルト
パトリック=レムケ:アレクサンダー=フェーリング
ヨアヒム=ロットワイラー:アクセル=プラール
オーリス=ケラー:アンチュ=トラウェ
アリン=シリング:クラウディア=ミヒェルゼン

<イントロダクション>
ドイツ連邦情報局の極秘諜報員である主人公が、思いも寄らぬ謀略に巻き込まれて窮地に陥った末、反撃に打って出るさまをスリル満点に描いた緊迫のポリティカルサスペンス。

「あの日のように抱きしめて」の実力派男優R・ツェアフェルトが、本作ではドイツ連邦情報局の極秘スパイである主人公に扮して息詰まる演技を披露。自ら入手した機密情報をもとに、某国に潜伏中のテロリストへの攻撃を行なったものの、それがかえって国際情勢を揺るがす無差別テロ事件を招く結果となり、その責任を厳しく追及されることとなった彼が、自らを罠に掛けた真犯人を突き止め、決死の反撃に打って出るさまをスリリングなタッチで綴る。共演のA・フェーリングが第69回ドイツ映画賞の助演男優賞を受賞。

<放送内容>
ドイツ連邦情報局、中央アジア地域担当の極秘諜報員を務めるマーティン。ある日彼は、指名手配中のテロの首謀者が某国に潜伏中という重要な機密情報を入手。それをもとに、その地に攻撃がなされるが、数日後、その報復措置とみられる無差別テロ事件がドイツ国内で起き、多くの死傷者が出る事態に。その責任を厳しく問われることになったマーティンは、それが自分を陥れる巧妙な罠であったことに気付き、必死で真相究明に乗り出す。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.05.29

映画『NY心霊捜査官』(お薦め度★★★★★)

物凄い作品です。
サイコサスペンスとホラーの組合わせでありながら、とてもリアリティがある新しさがあります。アメリカ映画の革新的な斬新さには驚かされます。

日常生活の延長線上にある生理的に危機を感じる恐怖に苛まれます。主人公のNY市警の巡査部長は実在のモデルとして存在しているので、内容に誇張や演出があるにせよその重みは格別のものがあります。

これほどの映画を全く知らなかったとは、、、

まだまだ映画鑑賞の旅は続きます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Deliver Us from Evil
制作年:2014
制作国:アメリカ
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:スコット=デリクソン
製作:ジェリー=ブラッカイマー
脚本:スコット=デリクソン、ポール=ハリス=ボードマン
撮影:スコット=キーヴァン
音楽:クリストファー=ヤング

<キャスト>
ラルフ=サーキ:エリック=バナ
ジョー=メンドーサ神父:エドガー=ラミレス
ジェン=サーキ:オリヴィア=マン
サンティノ:ショーン=ハリス
バトラー:ジョエル=マクヘイル
ジミー:クリス=コイ

<イントロダクション>
E・バナ主演の実録ホラーサスペンス。容疑者は人間ではなく悪霊。ニューヨークで続発する不可解な事件に、“霊感”を持ったニューヨーク市警の刑事が立ち向かう。

元NY市警の巡査部長で、霊感を持つというR・サーキの原作を、ヒットメーカーのJ・ブラッカイマー製作で映画化。監督は「エミリー・ローズ」のS・デリクソン。悪霊と神父・刑事コンビの手に汗握るクライマックスの対決はホラー映画の名作「エクソシスト」を、猟奇事件を刑事コンビが捜査するという点は「セブン」を彷彿とさせる。防犯カメラの映像を効果的に使ったりするあたりは現代的だが、大きな音で観客をビックリさせるのはオーソドックスなホラー映画の手法。新旧の演出術が恐怖感をさらに盛り上げる。

<放送内容>
ある夜、ニューヨーク市警のラルフは、動物園で子どもをライオンのおりに投げ捨て死亡させた女性を逮捕する。彼女は何かにとり憑かれたかのように震え、ドアーズの曲を唱え続けていた。また別の夜に逮捕した妻に暴力を振るう男も、何かにとり憑かれたかのような狂気に触れ暴れていた。ある日、神父のジョーがラルフのもとを訪ね、“霊感”を捜査に使えと助言する。彼は現場に残された言葉から、悪霊の存在を強く感じるようになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2020.05.28

ドラマ「ノーサイド・ゲーム」[全10話] (お薦め度★★★★★)

痛快な感動作です。
リアルタイムに視聴していれば、日本で開催されたアジア初となる第9回ラグビーワールドカップ(2019年9月20日~11月2日)にリンクして、よりラグビーを楽しめたことでしょう。

TBSの日曜劇場は「半沢直樹」の大成功から柳の下のどじょうを何回も目指すようになり、大概、アップした太陽の昇降を挿入するワンパターンの臭い演出を繰り返します。正直そのクドさに辟易して、放送開始に録画していたのですが、初見に冒頭10分間で観るのを止めていました。

最近、『恋は雨上がりのように』や『アイアムアヒーロー』など大泉洋がいい仕事をしていると弟と情報交換をしていたところ、本作で彼の評価を上げたというお薦めから観ることにしました。

左遷され社会人ラグビー部のGMになった主人公が、ビジネスでもラグビーでも逆境を跳ね返す物語に心底感動しました。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2019年7月7日~9月15日毎週日曜21時放送。

<スタッフ>
原作:池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」( ダイヤモンド社刊 )
脚本:丑尾健太郎 ほか
音楽:服部隆之
主題歌:米津玄師「馬と鹿」( ソニー・ミュージックレーベルズ )
演出:福澤克雄、田中健太、平野俊一
プロデューサー:伊與田英徳 ほか
製作:TBS

<キャスト>
君嶋隼人:大泉 洋
君嶋真希:松たか子
岸和田 徹:高橋光臣
七尾圭太:眞栄田郷敦
佐倉多英:笹本玲奈
星野信輝:入江甚儀
鍵原誠:松尾 諭
脇坂賢治:石川 禅
吉原欣二:村田雄浩
新堂智也:藤原光博(リットン調査団)
富野賢作:佐伯大地
藤島レナ:阿部純子
中本理彩:山崎紘菜
吉田夏帆:南端まいな
本波寛人:天野義久
浜畑 譲:廣瀬俊朗
安西信彦:齊藤祐也
佐々 一:林家たま平
友部祐規:コージ(ブリリアン)
里村亮太:佳久 創
有馬真吾:村田 琳
笠原 豪:笠原ゴーフォワード
君嶋博人:市川右近
君嶋尚人:盛永晶月
柴門シオリ:川田裕美
青野 宏:濱津隆之
「多むら」の女将:凰稀かなめ
島本 博:西郷輝彦
木戸祥助:尾藤イサオ
富永重信:橋 幸夫
柴門琢磨:大谷亮平
津田三郎:渡辺裕之
風間有也:中村芝翫
滝川桂一郎:上川隆也

《 アストロズ部員 》
中本元気:勝山 翔
玉木俊太:榎本鉄平
高輪祐太:眞弓葉詩
飯野雄貴:飯野雄貴
西荻 崇:田沼広之
岬 洋:鶴ケ﨑好昭
林田公一:株木孝行
立川 悟:水本竜弥
端本太郎:端本太郎
大和航平:北川勇次
仲村慎祐:仲村慎祐
伊吹誠介:伊吹誠介
森本竜馬:森本竜馬
石川悠太:石川悠太
秋元太一:板垣悠太
小野勘太:邉津勘太
小西大樹:小西大樹
戸村銀太郎:髙橋銀太郎
岩爪 航:岩爪 航
井上卓哉:井上卓哉
新井龍一:新井龍一
阿久根 潤:阿久根 潤
工藤元気:工藤元気
渡辺真也:しんや

<イントロダクション>
大泉洋が池井戸潤と初タッグ!!

TBSでは7月からの日曜劇場枠(毎週日曜よる9時~9時54分)で、『ノーサイド・ゲーム』を放送する。原作は池井戸潤の同名タイトル小説で書き下ろしの新作(6月13日(木)発売 ダイヤモンド社刊)。数々のヒットドラマの原作となる小説を生み出してきた池井戸潤の最新作を、早くもTBSで映像化する。

主演を務めるのは大泉洋。大泉がTBSの連続ドラマで主演を務めるのは初となる。映画・ドラマ・舞台などさまざまな作品で味のある人物を演じ続けてきた大泉が初めて池井戸作品に挑む。なお、彼が所属する演劇ユニット 「TEAM NACS」の中でこれまで池井戸ドラマに出演していなかった最後のひとりである。他の4人は既に池井戸ドラマへの出演を果たしており、満を持して主演として出演する大泉に期待と注目が集まる!

左遷された男は低迷するラグビー部とともに 再起することができるのか !?

その大泉が演じるのは、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。君嶋は出世レースの先頭に立ち幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、左遷人事で府中工場に総務部長として赴任することに。意に染まない異動だが、これもサラリーマンの宿命。やるせない思いで赴任先の工場に赴いたところ、トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられる。かつては強豪チームだったアストロズだが、いまは成績不振にあえいでいた。こうして知識も経験もない君嶋にチーム再建という重荷が課せられた。低迷するラグビー部と出世の道を絶たれた君嶋の、再起をかけた戦いが始まる。

また、本作のプロデューサーは伊與田英徳、演出は福澤克雄。TBSで池井戸作品を映像化してきたスタッフが集まった。主人公と仲間たちが会社内に立ち塞がる大きな壁に挑み、苦しみながら逆境を跳ね返していく様をどのように映像化していくのか。奇しくもラグビーワールドカップが日本で開催される2019年に、新たな池井戸ドラマが幕を開ける!

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Tver

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