2019.12.15

映画『雪の華』(お薦め度★★★★)

企画とキャスティングにあざとさを感じながらの鑑賞でしたが、岡田惠和ワールドにどっぷりつかった悲恋に涙、涙でした。ラブストーリーとして大満足です。

中島美嘉の代表曲『雪の華』が主題歌でタイトル、俳優としての力量があるのかどうかわからないEXILEグループの登坂広臣が中条あやみとともにW主演で起用され、どう考えても心配な要素ばかりでした。

しかし、そこは何と言っても脚本です。乙女チックでファンタジーっぽさがあったので、演技力の弱い二人でも様になっていました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:126分

<スタッフ>
監督:橋本光二郎
脚本:岡田惠和
撮影:大嶋良教
音楽:葉加瀬太郎

<キャスト>
綿引悠輔:登坂広臣
平井美雪:中条あやみ
平井礼子:高岡早紀
岩永:浜野謙太
若村:田辺誠一
綿引初美:箭内夢菜

<イントロダクション>
中島美嘉が歌った同名の人気曲から生まれた物語を、登坂広臣と中条あやみのダブル主演で映画化。余命1年の美しい女性と彼女が出会ったガラス工芸家志望の青年の恋を描く。

中島が歌って2003年に大ヒットし、多くのアーティストにカバーもされた人気曲「雪の華」をもとに、ベテラン岡田惠和が書き下ろした脚本を、「小さな恋のうた」の橋本光二郎監督が映画化。「HiGH&LOW」シリーズなどで俳優としても人気の登坂が不器用ながら真実の愛に目覚める青年役を爽やかに演じれば、余命少ない美雪を演じる中条は凛とした美しさとはかなさを併せ持つ女性像を表現してみせた。ロケを敢行したフィンランドの美しい風景が悲恋を盛り上げ、浜野謙太、田辺誠一といった共演陣の好演も光る。

<内容>
余命1年と宣告された美雪の夢は、フィンランドで赤いオーロラを見ることだった。病院からの帰り道、美雪はひったくりに遭い、ガラス工芸家を目指す悠輔に助けられる。“もっと声を出せよ”と励まされた美雪は、半年後、悠輔を見掛けて後を追い、彼が働く喫茶店で再会するが、悠輔は彼女のことを覚えていなかった。やがて喫茶店が経営危機に陥っていると知り、美雪は悠輔に1カ月だけ恋人になってほしいと100万円を渡すが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

 

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2019.12.09

映画『イップ・マン外伝 マスターZ』(お薦め度★★★★)

脚本がしっかりした優れたカンフー映画です。
しかも、カンフーアクションが素晴らしい。酒場のネオンを利用した上下に繰り広げる立体的な格闘シーンは独創的でお見事でした。にも関わらず、邦題が駄目です。パロディと勘違いされて観るのをためらわせます。

主人公の見せ場が多く、胸のすく活躍に拍手喝采です。父と子の絆も清々しいものを感じました。

「イップ・マン」シリーズのスピンアウト作品ですが、第1作に次ぐ面白さです。

【「イップ・マン」シリーズのレビュー】
2018.04.07 映画『イップ・マン 序章』(お薦め度★★★★★)
2018.04.12 映画『イップ・マン 葉問』(お薦め度★★★★)
2018.04.15 映画『イップ・マン 継承』(お薦め度★★★)

我が家のホームシアター鑑賞した最初の作品です。まさに大画面に相応しいアクション映画でした。ストレス解消に持ってこいです。近いうちに再鑑賞します!

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:葉問外傳:張天志
制作年:2018
制作国:香港・中国
内容時間:108分

<スタッフ>
監督:ユエン=ウーピン
製作:レイモンド=ウォン、ドニー=イェン
脚本:エドモンド=ウォン、チェン=タイリ
撮影:セップ=ファン=フリーケン、デヴィッド=フー
音楽:タイ=ワイ

<キャスト>
チョン=ティンチ:マックス=チャン
デヴィッドソン:デイヴ=バウティスタ
殺し屋:トニー=ジャー
クワン:ミシェル=ヨー
ジュリア:リウ=イエン

<イントロダクション>
人気映画シリーズ第3弾「イップ・マン 継承」にマンの良きライバルとして登場した、M・チャン演じる詠春拳の達人C・ティンチを新たに主人公に据えたスピンオフ映画。

ブルース・リーの唯一の師であった実在の武術家の生涯をドニー・イェン主演で描いた、人気カンフーアクション映画の「イップ・マン」シリーズ。その第3弾「イップ・マン 継承」にマンの良きライバルとして登場した、同じく詠春拳の達人ティンチを新たに主人公に据え、同シリーズのスピンオフとして誕生したのが本作。遅咲きの人気スター、チャンが主役を務めるほか、WWEの人気レスラー出身のD・バウティスタ、「グリーン・デスティニー」のM・ヨー、「マッハ!」シリーズのT・ジャーら、共演者も豪華多彩。

<内容>
1960年代の香港。詠春拳の正統争いでイップ・マンに敗れたチョン・ティンチは、武術界を去り、小さな食料品店を営みながら静かな日々を送っていた。ところがある日、チンピラたちに追われる女性2人の窮地を救ったことから、ティンチは香港の暗黒街の大物キットの恨みを買い、彼の一味に店を放火されて住む家も失ってしまう。キット一味や麻薬組織の黒幕デヴィッドソンの悪行に耐えかねたティンチは、ついに怒りを爆発させ…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.12.07

映画『ヘイト・ユー・ギブ』(お薦め度★★★★)

真に勇気ある行動を取る家族の物語です。
黒人が白人の警官に殺され、黒人が立ち上がるといった単純な話ではありませんでした。黒人同士がそこに住む地域の人間関係や支配関係、家族内での不協和音などありとあらゆる要素があり、日常生活への脅迫を前にして、正義を貫く理念や人間性がいかに尊いかを学びます。

主人公の16歳の少女は、目のまで起こった友人の不幸を二度も経験しており、リスクを回避するのにどれだけの労力をはかって生きてきたかと思うと、彼女の覚悟ははかり知れません。

アメリカにおける根深い人種差別に真っ向から戦う社会派なファミリー映画の秀作です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Hate U Give
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:134分

<スタッフ>
監督:ジョージ=ティルマン=ジュニア
製作:ジョージ=ティルマン=ジュニア、マーティ=ボーウェン、ウィク=ゴッドフリーほか
脚本:オードリー=ウェルズ
撮影:ミハイ=マライメア=ジュニア
音楽:ダスティン=オハロラン

<キャスト>
スター=カーター:アマンドラ=ステンバーグ
リサ=カーター:レジーナ=ホール
カリル:アルジー=スミス
カルロス:コモン
キング:アンソニー=マッキー

<イントロダクション>
警官に無実の友人を殺されたアフリカ系少女が立ち上がる……。2009年に起きて全米に大反響を呼んだ実話を下敷きにした、勇気と希望の感動ドラマ。豪華キャストが結集。

米国であった実話にヒントを得た小説「ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ」を映画化。監督はやはりアフリカ系米国人を主人公にした「バーバーショップ」シリーズ3部作をプロデュースし、自身も監督として活躍するG・ティルマン・ジュニア。日本では惜しくも劇場未公開の本作だが、全米ではヒューマンドラマとして高評価を獲得。社会について深く考えさせられる。映画出演も多い人気歌手コモン、“マーベル・シネマティック・ユニバース”の各作品でファルコン役を演じるA・マッキーら競演陣も見もの。

<内容>
16歳のスターは収入が少ないアフリカ系住民が多く暮らすガーデン・ハイツに住むが、裕福な白人の家庭の子女が多く通う私立の学校に通っていた。そんなある夜、スターは近所のパーティーで親友カリルと会ったが、それから乗せてもらったカリルの車は警官たちに理由もなしに呼び止められ、銃を持っていると誤解されたカリルは警官に射殺されてしまう。スターは到底納得できないと苦悩した後、警察に対して抗議活動を始めるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.11.27

映画『ミッシングID』(お薦め度★★★★)

なかなかどうして切れのある作品です。
追手から逃げる、逃げる、逃げるの痛快サスペンスアクションです。
とてもスリリングな逃走劇で、急転直下の展開に胸が躍りました。

シガニー=ウィーヴァーなどの名優がわきを固めていて楽しめますが、そのせいで主役のテイラー=ロートナーは演技が押され気味でした。ヒロインのリリー=コリンズはフィル=コリンズの娘なのですね。映画『プリースト』でもその美貌は光っていました。

マット⁼デイモン級の若手アクションスター誕生と思ったら、すでに8年前の作品でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Abduction
制作年:2011
制作国:アメリカ
内容時間:106分

<スタッフ>
監督:ジョン=シングルトン
製作:パトリック=クローリー、リー=ストールマン、ロイ=リーほか
脚本:ショーン=クリステンセン
撮影:ピーター=メンジース=ジュニア
音楽:エド=シアマ

<キャスト>
ネイサン:テイラー=ロートナー
カレン:リリー=コリンズ
バートン:アルフレッド=モリーナ
コズロフ:ミカエル=ニクヴィスト
ベネット:シガニー=ウィーヴァー

<イントロダクション>
誘拐児童一覧サイトに13年前の自分の写真を発見した平凡な高校生。彼は一体、何者なのか。T・ロートナー&L・コリンズという人気若手俳優共演のサスペンスアクション。

脚本家S・クリステンセンの“もし、行方不明者の一覧サイトで子どものころの自分の写真を見つけてしまったら?”という一行のアイデアから生まれた本作。主人公の自分探しをサスペンスとアクションで描くのは“ジェイソン・ボーン”シリーズ風でもある。主人公役は「トワイライト・サーガ」で人気爆発したロートナー。共演のコリンズは歌手フィル・コリンズの娘で、「白雪姫と鏡の女王」で強さと美しさを兼ね備えた主人公を演じて評判に。ほかの共演陣も充実。監督は「ワイルド・スピードX2」のJ・シングルトン。

<内容>
平凡な男子高校生ネイサンはある日高校の課題のため、幼なじみのカレンとアメリカの児童誘拐事件に関してのリサーチを始める。そのとき、偶然見ていたインターネットの誘拐児童の一覧サイトで、自分の子どものころとうり二つの少年の写真を目にする。ネイサンはその写真が、実は自分であることを突き止めるが、真相を語ろうとした父と母が殺されてしまう。ネイサンとその場にいたカレンは、正体不明の影に追われることになり……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.11.23

映画『男はつらいよ 50 お帰り寅さん』(お薦め度★★★★)

愛してやまない寅さんという大河ドラマを堪能しました。山田洋次監督ありがとうございました。

開始して直ぐに涙が滲んできました。それからずっと涙が乾くことはことはありませんでした。

満男は立派になりました。娘が超絶かわいい!その諏訪ユリを演じた桜田ひよりは、奇跡の作品に相応しいマドンナでした。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<作品データ>
制作年:2019
内容時間:116分
劇場公開日:2019年12月27日

松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズです。

<スタッフ>
監督・原作:山田洋次
脚本:山田洋次、朝原雄三
音楽:山本直純、山本純ノ介
撮影:近森眞史
美術監修:出川三男
美術:倉田智子、吉澤祥子
照明:土山正人
編集:石井巌、石島一秀
録音:岸田和美
プロデューサー:深澤宏

<キャスト>
車寅次郎:渥美 清
諏訪さくら:倍賞千恵子
諏訪満男:吉岡秀隆
イズミ・ブルーナ(及川泉):後藤久美子
諏訪博:前田 吟
高野節子:池脇千鶴
原礼子:夏木マリ
リリー:浅丘ルリ子
朱美:美保 純
源公:佐藤蛾次郎
諏訪ユリ:桜田ひより
カフェくるまや店長・三平:北山雅康
編集長・飯田:カンニング竹山
書店の客:濱田マリ
出版社社員・山中:出川哲朗
ジャズ喫茶店長:松野太紀
ケアセンターの職員:林家たま平
噺家:立川志らく
窪田:小林稔侍
御前様:笹野高史
及川一男:橋爪功

<イントロダクション>
50年かけて作られた奇跡の映画
【笑いと涙】に包まれる感動の最新作!
かつて日本中を笑いと涙で包み、国民的人気を誇った映画シリーズ『男はつらいよ』。日本中を旅する主人公・車寅次郎、通称“寅さん”が、故郷の柴又に戻ってきては、家族や恋したマドンナを巻き込み、騒ぎを起こす。破天荒で、変わり者で、自由奔放。でも、その暖かく優しい人柄に誰もが魅了され、愛され続けた —
そして、第一作の公開から50周年となる2019年、第50作の最新作『男はつらいよお帰り寅さん』が誕生する。それは、新撮された登場人物たちの”今”を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇る寅さんのシリーズ映像が見事に紡ぎ合う、新たなる『男はつらいよ』の物語。

<内容>
小説家の満男(吉岡秀隆)は、中学三年生の娘と二人暮らし。最新著書の評判は良いが、次回作の執筆にはいまいち乗り気になれないモヤモヤした日々。なぜか夢の中には、初恋の人・イズミ(後藤久美子)が現れて悩みだす始末。そんな時、妻の七回忌の法要で柴又の実家を訪れた満男は、毋・さくら(倍賞千恵子)、父・博(前田吟)たちと昔話に花を咲かす。いつも自分の味方でいてくれた伯父・寅次郎(渥美清)との、騒々しくて楽しかった日々。あの寅さんへの想いが、蘇る —

<鑑賞チャネル>
J:COMオンデマンド
先行試写会

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2019.11.22

映画『GAMER:ゲーマー』(お薦め度★★★★)

なかなか面白いSFバイオレンス作品です。
オンラインゲームでプレイヤーが操作するアバターが生身の人間という奇想天外な設定です。古代ローマ帝国で行われたコロッセオでの死闘をオンラインゲームに置き換えています。

ゲームの舞台となる戦場の最前線の茫漠たる死の世界と、享楽的でサイケデリックなバーチャル世界のコントラストが鮮烈です。

ゲームの行き着く先が描かれていて、既に10年前の作品ですが、旧さを全く感じさせません。カタルシスを感じる映画です。

ジェラルド=バトラーを目当てに観たことはなかったのですが、気が付くと彼がが出演している作品は、ほとんど外れがありません。アクション映画が似合う実力派俳優です。

【ジェラルド=バトラー出演作のレビュー】
2006.03.03 『オペラ座の怪人』
2007.06.19 映画『300<スリーハンドレッド>』(お薦め度★★★★)
2015.01.25 映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』(お薦め度★★★★★)
2015.02.23 映画『ロックンローラ』(お薦め度★★★★)
2019.04.23 映画『エンド・オブ・キングダム』(お薦め度★★★★★)
2019.06.30 映画『ザ・アウトロー』(お薦め度★★★★★)

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Gamer
制作年:2009
制作国:アメリカ
内容時間:95分

<スタッフ>
監督:マーク=ネヴェルダイン、ブライアン=テイラー
製作:トム=ローゼンバーグ、ゲーリー=ルチェシほか
脚本:マーク=ネヴェルダイン、ブライアン=テイラー
撮影:エッケハート=ポラック
音楽:ロバート=ウィリアムソン、ジェフ=ザネリ

<キャスト>
ケーブル/ジョン=ティルマン:ジェラルド=バトラー
ケン=キャッスル:マイケル=C=ホール
アンジー:アンバー=ヴァレッタ
サイモン:ローガン=ラーマン
ハックマン:テリー=クルーズ
トレース:アリソン=ローマン
フリーク:ジョン=レグイザモ
サンドラ:ゾーイ=ベル

<イントロダクション>
死刑囚の脳をコントロールして殺し合わせるオンライン戦闘ゲームを舞台に、無実の罪でゲームに参加させられた男の脱出劇を描く。G・バトラー主演の近未来SFアクション!

脳を遠隔操作し、死刑囚を意のままに動かして戦う究極の殺戮オンラインゲーム《スレイヤーズ》が熱狂的人気を呼ぶ近未来。無実の罪で投獄され、ゲームに駆り出された主人公は、17歳の天才ゲーマーに操作されながら決死のサバイバルを続ける。「300 <スリーハンドレッド>」のG・バトラーが、不条理な死のゲームに放り込まれた主人公を熱演。「アドレナリン」シリーズの監督コンビ、M・ネヴェルダインとB・テイラーが独創的なアイデアでハイテンションのSFアクション・サスペンスを描いてみせた。

<放送内容>
近未来。世界は究極のオンライン戦闘ゲーム《スレイヤーズ》に熱狂していた。このゲームは遠隔操作を可能にした死刑囚たちを戦わせるというもので、死刑囚たちは顔も知らないプレイヤーに操られ、30回勝てば釈放というクリア条件を目指して殺し合うのだ。17歳の天才ゲーマー、サイモンに操られる《ケーブル》ことティルマンは、クリアまであと3回に迫るが、実は彼は無実の罪で投獄され、ゲームに参加させられていた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.11.03

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(お薦め度★★★★)

目から鱗のヒューマンコメディです。
障がい者はこうあるべきといった健常者の都合の良い上から目線が崩壊します。筋ジストロフィー患者の鹿野靖明は介護される側の革命者でした。家族が介護するべきという日本の常識を覆した行動力は崇高です。

鹿野靖明を演じた大泉洋は素晴らしいです。彼でなければこんなに鼻持ちならない愛すべきキャラクターを演じることはできなかったでしょう。大泉洋の出演作で評価できる『アイアムアヒーロー』『恋は雨上がりのように』に並ぶ存在感があり、秀作です。

共演した高畑充希と三浦春馬も好演していました。本作における繊細で微妙な三角関係は三人の演技力失くしては成立しませんでした。

前田哲監督は、『ブタがいた教室』以来ですが、良い仕事をしていらっしゃいます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:121分

<スタッフ>
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
撮影:藤澤順一
音楽:富貴晴美

<キャスト>
鹿野靖明:大泉洋
安堂美咲:高畑充希
田中久:三浦春馬
高村大助:萩原聖人
鹿野清:竜雷太
鹿野光枝:綾戸智恵
田中猛:佐藤浩市
野原博子:原田美枝子

<イントロダクション>
介助なしには生活できない重度の筋ジストロフィー患者であることを受け入れ、ボランティアを募って自立生活を貫いた鹿野靖明氏の実話を映画化した笑いと感動のドラマ。

重度の筋ジストロフィー患者である鹿野氏と、氏の生活を支えたボランティアたちとの交流を綴った渡辺一史の傑作ノンフィクションを映画化。自分の暮らしで自分の欲求に遠慮するのは変だと、ボランティアに夜更けにバナナを買いに行かせるようなわがままぶりを発揮する一方、彼らを家族と呼んで感謝を忘れることがなかった鹿野氏の奔放で魅力的な人物像を、演じる大泉洋がみごとに体現した。主人公の傍若無人な態度に反発を覚えつつ、やがて障害者の自立の本当の意味を知る新米ボランティア役を、高畑充希が好演する。

<放送内容>
札幌。全身の筋力が衰えていく重度の筋ジストロフィー患者・鹿野は、口こそ達者だが、自分で動かせる体の部位はわずかに首と手だけ。介助なしの生活は困難だが、彼はあえて入院せず、ボランティアを募って自立生活を送る道を選択した。そんな中、医大生の恋人・田中に会うため鹿野の家を訪ねた美咲は、成り行きでボランティアに参加することに。美咲は、障害者のイメージとかけ離れた奔放でわがままな鹿野に振り回されて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.22

ドキュメンタリー番組『クイーン ~デイズ・オブ・アワー・ライブス』(お薦め度★★★★)

映画『ボヘミアン・ラプソディ』よりも断然良いです。
クィーンがどのように成功しいったのかの足跡が、当時の映像とブラアイン⁼メイとロジャー⁼テイラーの回顧発言で、真の彼らの姿とともに浮かび上がって来ます。

思っていた通り、メンバーのチームワークは良くて映画のようなフレディ=マーキュリーがかき回すワンマンなバンドではなかったことが分かります。メンバー4人がそれぞれ切磋琢磨していたからこそ世界的な成功を収めたことが理解出来ます。

世界屈指のロックバンドになる様子が、アルバムとヒット曲が時系列で紹介されているので、クィーンを知るうえで最良のプログラムです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
クイーン ~デイズ・オブ・アワー・ライブス 輝ける栄光の日々-PART1(59分)
クイーン ~デイズ・オブ・アワー・ライブス 輝ける栄光の日々-PART2(59分)

制作年:2011年
制作:BBC

<イントロダクション>
クイーン結成40周年を記念して制作されたドキュメンタリー。ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの全面協力のもと、貴重な映像でクイーンの真の姿が浮き彫りとなる。 

オリジナリティーにあふれたサウンド構築、誰にも真似のできない卓越したテクニック、抜群のチームワーク、圧倒的な影響力で、その数々の作品が世界中の人々に愛され、歌い継がれている伝説のバンド、クイーン。そのメンバーであるブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの全面的な協力のもと、結成40周年に合わせて制作されたドキュメンタリーを放送する。
クイーン代表曲にまつわるエピソードや病床のフレディと交わした言葉など関係者によるインタビューや、これまでに日の目を見ることのなかった貴重なレコーディング風景やライブのバックステージの模様などの映像が多数収録された充実の内容は、PART1、PART2合わせ120分にも及ぶ特大ボリューム。さまざまなエピソードとともに、彼らの40年の歴史が積み上げてきた音楽・バンドへの思いを通して、新たなクイーン像が発見できるプログラムだ。(2011年)

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.15

映画『来る』(お薦め度★★★★)

Jホラーに似ているものの、一線を画す極上のワクワクさせられるホラーでした。
公開時は興行的に成功したとの報道が無く、前作の『渇き。』が外れたので、劇場鑑賞をスキップしてしまいました。

しかし、観ないとわかりませんね。独創的で刺激的な作品です。

キャスティングも見事でした。特に松たか子の怪演が見事でした。終盤まで彼女とは全く気付きませんでした。妹役の小松菜奈の熱演も天晴でした。

中島哲也監督は、ホラーでも傑出しています。どのジャンルでもオールマイティにこなす力量があります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:135分

<スタッフ>
監督:中島哲也
企画・プロデュース:川村元気
脚本:中島哲也、岩井秀人、門間宣裕
撮影:岡村良憲

<キャスト>
野崎和浩:岡田准一
田原香奈:黒木華
比嘉真琴:小松菜奈
津田大吾:青木崇高
逢坂セツ子:柴田理恵
高梨重明:仲野太賀
比嘉琴子:松たか子
田原秀樹:妻夫木聡

<イントロダクション>
告白(2010)」など、日本映画界を代表するヒットメーカー中島哲也監督が、岡田准一、黒木華、松たか子、妻夫木聡ら豪華キャストを迎えた、話題のオフビートホラー。

第22回日本ホラー小説大賞に輝く澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を、「嫌われ松子の一生」などの中島監督が映画化。2019年、「ザ・ファブル」も好評だった人気男優・岡田が演じる主人公のオカルトライター野崎は、周囲で不可解な出来事が続いているという男性の依頼を受け、調査に乗り出すが……。大胆不敵かつシュールであると同時に21世紀的でもある最新ミステリー空間を、中島監督は映像とサウンド、2方向のアプローチからぐっと煮詰めて表現。日本を代表する人気スター陣の熱演も大きな見どころだ。

<放送内容>
子煩悩な男性・秀樹は、最近周囲で起きている怪異な出来事の数々に不安を抱き、妻の香奈と幼いひとり娘を守るため、友人の民俗学者・津田に相談し、オカルトライターの野崎に、一連の出来事に関する調査を依頼する。野崎は日本最強の霊媒師・琴子を姉に持つキャバクラ嬢・真琴とともに調査を始めるが、秀樹の家に憑りついている“何か”は真琴の手に負える相手ではない。やがて事態は深刻化し、多数の死傷者が続出するように……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.08

映画『ゆれる人魚』(お薦め度★★★★)

「人魚姫」を現代風にアレンジした作品です。
にもかかわらず、かなり奇妙で独創的です。ミュージカルやホラー、バイオレンスを用いて予定調和とは隔絶された独特な世界観です。

良質な古典童話の世界を、スクラップ&ビルドしたようにも感じさせる怪作です。ファンタジーのようであり、ダークファンタジーでもあり容赦ない展開でした。

アグニェシュカ=スモチンスカ監督は、本作で長編デビューとのことですが、鬼才としか表現のしようがありません。

ところで、最近観ていた『ブルー・マインド』が影響を受けていたのではと思えるキャラクターデザインが登場しています。欧州映画はいろいろな面で繋がっていると感じました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:C?rki dancingu
制作年:2015
制作国:ポーランド
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:アグニェシュカ=スモチンスカ
製作:ヴォジミェジュ=ニデルハウス
脚本:ロベルト=ボレスト
撮影:クバ=キヨフスキ

<キャスト>
シルバー:マルタ=マズレク
ゴールデン:ミハリーナ=オルシャニスカ
クリシャ:キンガ=プレイス
ミェテク:ヤコブ=ギエルシャウ
ドラマー:アンジェイ=コノプカ

<イントロダクション>
1980年代のポーランドに突如出現した美人の人魚姉妹が巻き起こす珍騒動を、ホラーやミュージカルなど、多彩な要素を織り交ぜながらポップに描いた異色ファンタジー。

これが長編デビュー作となるポーランドの女性監督A・スモチンスカが、おなじみの人気童話「人魚姫」をモチーフに、これにさまざまな味を付け加えながら、ダークで妖しい世界を構築。1980年代のポーランドの首都ワルシャワにふと現われた美人の人魚姉妹が、たちまちナイトクラブきっての人気者となる一方で、次第に人食いとしての本性を現わすようになって苦悩するさまを、ホラーやミュージカル、ファンタジー等々、さまざまなジャンルの要素を織り交ぜながらポップに描き、なんとも不思議な怪作に仕上がった。

<放送内容>
1980年代のポーランドの首都ワルシャワ。美しい人魚の姉妹シルバーとゴールデンは、ある日、海岸で演奏するバンドマンたちに歌声で誘いかけて上陸を果たすと、とあるナイトクラブへたどり着く。そこで2人は、なまめかしい姿で得意の歌を披露し、たちまちクラブ一の人気者にのし上がることに。やがて姉のシルバーは、ハンサムなベース奏者のミェテクと恋に落ちるが、その一方で、人食いとしての本性も目覚めるようになり…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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