2019.04.19

ドラマ「離婚なふたり」(お薦め度★★★★)

素晴らしい作品です。
樋口卓治の脚本が秀逸でした。吉田大八監督の作品は初めてだと思うのですが、かなりの腕前です。

離婚理由に理由らしき理由がないという設定なので、盛り上がりに欠ける内容なのに劇中劇で補完して、メリハリのある感動作に仕上げるというテクニックが憎いです。

キャスティングも非の打ち所がありません。リリー・フランキーと小林聡美の夫婦役がはまっていました。そして出演者全員が見事でした。

昔からテレビ朝日のドラマは肌に合いません。特に最近の人気のある連続ドラマは観る気も起きません。しかし、今回の単発ドラマは従来のテレビ朝日とは違うセンスの良さを感じさせました。

今後も本作のような筋の良いドラマが量産されるならば、名実ともにドラマに強いテレビ局と呼ばれるようになるでしょう。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ朝日
前編:2019年4月5日(金)よる11:15 ~ 深夜 0:15
後編:2019年4月12日(金)よる11:15 ~ 深夜 0:15

<スタッフ>
原案:樋口卓治 『ファミリーラブストーリー』(講談社文庫刊)
脚本:樋口卓治
監督:吉田大八
主題歌:ジェジュン 「君だけになる前に」(First JB music)
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
アソシエイトプロデューサー:三宅川敬輔(ファーストカット)
プロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)、関谷正征(ファーストカット)
制作協力:ファーストカット
制作著作:テレビ朝日

<キャスト>
野田隆介:リリー・フランキー
野田今日子:小林聡美
堂島正義: 岡田将生
新海恵:酒井若菜
東山英治:中村有志
平山真紀:渡辺真起子
刈谷エマ:峯岸みなみ
ドラマ主演男優:小澤征悦
ドラマ主演女優:松本まりか
ドラマスタッフ:清水伸
ドラマスタッフ:長井短

<イントロダクション>
『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が
『万引き家族』のリリー・フランキーとタッグを組んで
地上波ドラマ初演出!
小林聡美、岡田将生ら実力派キャストで綴る、
ちょっぴりおかしくて、やっぱり切ない…夫婦の愛の物語!

<あらすじ>
野田隆介(リリー・フランキー)は、理想の夫婦を描いたらナンバーワンといわれる、売れっ子脚本家。ところが、新たなホームドラマを執筆中、23年間連れ添ってきた妻の今日子(小林聡美)から突然、「私と離婚してください」と切り出されて、全く仕事が手につかない…。今日子が空気のように存在しているのが当たり前だった隆介にとって、その言葉を受け入れることが出来ない。
そんな中、スタート直前、新作ドラマの主演男優が離婚するというスキャンダルが浮上。ドラマのイメージを回復するため、プロデューサーの東山英治(中村有志)から、夫が妻に感謝を贈る賞“サンクス・ワイフ・ギビング”の大賞受賞者として登壇してほしいと頼まれてしまい…!?
一方、今日子は友人・平山真紀(渡辺真起子)の紹介で、弁護士・堂島正義(岡田将生)と会う。今日子もまた、自分から離婚を切り出したものの、そこに理由らしい理由がないことに困惑して…。

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2019.04.04

映画『LOOP/ループ-時に囚われた男-』(お薦め度★★★★)

単なるタイムループでは無く、タイムループとパラレルワールドを組合わせた独創的な演出です。
これによって、一層不可解で不条理な無限ループのサスペンスになりました。

ラストは、本当にゾッとしました。

ハンガリー映画は初です。
作品としての基本的な構成がしっかりしています。
導入のツカミはOKですし、畳み掛ける謎の展開は見事です。
俳優の演技力も文句無しでした。

欧州映画には日本に紹介されていない秀作がまだまだ眠っていそうです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Hurok
制作年:2016
制作国:ハンガリー
内容時間:96分

<スタッフ>
監督・脚本:イシュティ=マダラース
製作:タマス=ハトラッサ
撮影:アンドラス=ナジ
音楽:エイドリアン=フォークス、ルシオ=ゴドイ

<キャスト>
アダム:ディーネシュ=サーラズ
アンナ:ドリナ=マルティノヴィチ
デジュー:ジョルト=アンゲル

<イントロダクション>
麻薬密売人の主人公が、同じ時間を繰り返すタイムループの渦に捕らわれてしまう。果たして彼は悲劇を避けて時を進めることできるのか? ハンガリー発の異色サスペンス。

自分や恋人が命を落とす姿を目撃した主人公が、何度となく繰り返される時の中で、待ち受ける悲劇を避けようと奔走する姿を描いたハンガリー製のタイムループサスペンス。同じ時間を繰り返して過去の過ちをやり直すというループ系の作品は多数作られているが、本作は同じ時間軸に繰り返した分だけ別の自分が存在しているという点が独特。自分自身の死体と対面したり、死んだ恋人が別の場所では生きていたりと、意図的に混乱を誘うような描写も随所にあり、何度も見返したくなるようなトリッキーな展開が見どころだ。

<放送内容>
麻薬密売人のアダムは、ボスのデジューから預かった大量の麻薬を持ち逃げする計画を立てていた。だが彼は出発間際に大事なチケットがないことに気付き、妊娠が発覚して計画に乗り気でなかった恋人アンナが持ち出したと考える。街に飛び出し、ようやくアンナを見つけ出すアダム。だが、なぜかアンナは驚愕した顔でアダムを見て「なぜ生きてるの?」と叫び、アダム自身がデジューに殺される瞬間が写っているというビデオを取り出す。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.04.02

映画『傷物語〈III冷血篇〉』(お薦め度★★★★)

〈物語〉シリーズの原点であることが理解出来ました。
阿良々木暦とキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが死生観を共有してしまう屈折した関係性が解き明かされます。表裏一体と言えるものでしょう。

そして、〈物語〉シリーズの時系列の最初の物語でありながら、シリーズの最終話と呼ぶべき内容でもありました。本作の中にシリーズ全ての核が詰め込まれているからです。それはとても複雑で、求め合いながらも噛み合うことのない青春の痛みに似ています。

きっと、本作から〈物語〉シリーズを再び観返しても、原点の謎が明かされたことによって、不可思議な怪異の世界がうまく繋がっていかないと思います。ただし、それを確認するための再鑑賞は今のところ考えていません。

〈物語〉シリーズを完結するための重要な作品となりました。長期に渡り楽しませてくれた稀有なアニメでした。感謝します。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:83分

<スタッフ>
総監督:新房昭之
監督:尾石達也
原作:西尾維新
キャラクターデザイン:渡辺明夫、守岡英行
音楽:神前暁
アニメーション制作:シャフト

<キャスト>
阿良々木暦:(声)神谷浩史
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード:(声)坂本真綾
羽川翼:(声)堀江由衣
忍野メメ:(声)櫻井孝宏
エピソード:(声)入野自由
ドラマツルギー:(声)江原正士
ギロチンカッター:(声)大塚芳忠

<イントロダクション>
〈物語〉シリーズの原点を描く劇場版アニメ三部作の完結編。強敵たちとの死闘の末、奪われたキスショットの四肢を取り戻した暦。果たして彼は人間に戻ることができるのか?

西尾維新原作のTVアニメ“〈物語〉シリーズ”初の劇場版として、時系列上の発端となる「傷物語」を映像化した劇場版アニメ三部作の第三部。完結編となる今作では、吸血鬼と化した自らの身を人間に戻すため、伝説の吸血鬼キスショットを完全復活させた主人公・阿良々木暦が、自分の行為を悔やみ、葛藤する姿が描かれる。世界を滅ぼすことすら容易な“怪異の王”キスショットが、いかにして「化物語」以降の幼女化した“忍野忍”の姿になったのか、その顛末と暦との愛憎相半ばする絆の真相が明かされていく。

<放送内容>
怪異の専門家・忍野メメの助力も得て、伝説の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの四肢を奪い返すことに成功した阿良々木暦。すべてはキスショットの眷属として吸血鬼と化した自らの身を人間に戻すために行なったことだったが、やがて吸血鬼という存在、その恐るべき本質を知った彼は、自分の行為に対する強い後悔にさいなまれる。そんな彼の前に現われたのは、ほかでもない彼の“友人”羽川翼だった。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.04.01

映画『傷物語〈II熱血篇〉』(お薦め度★★★★)

意外でした。
阿良々木暦の戦いに羽川翼がかなり関わっていたとは。
そうなると、だいぶ前に鑑賞したので記憶が確かではないのですが、「化物語」以降のストーリーといろいろと整合性が無くなるのではと思います。

3人のヴァンパイアハンターとの阿良々木暦のバトルシーンは圧巻でした。

そして、羽川翼とのラブシーンに萌えました。クオリティの高さは絶品です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2016
制作国:日本
内容時間:69分

<スタッフ>
総監督:新房昭之
監督:尾石達也
原作:西尾維新
キャラクターデザイン:渡辺明夫、守岡英行
音楽:神前暁
アニメーション制作:シャフト

<キャスト>
阿良々木暦:(声)神谷浩史
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード:(声)坂本真綾
羽川翼:(声)堀江由衣
忍野メメ:(声)櫻井孝宏
エピソード:(声)入野自由
ドラマツルギー:(声)江原正士
ギロチンカッター:(声)大塚芳忠

<イントロダクション>
〈物語〉シリーズの原点を描く劇場版アニメ三部作の第二部。伝説の吸血鬼キスショットを助けた代償に、自らも吸血鬼と化した暦。彼の前に、3人の“敵”が立ちはだかる。

西尾維新原作のTVアニメ“〈物語〉シリーズ”初の劇場版として、すべての発端を描く「傷物語」を映像化した三部作の第二部。瀕死の状態にあった吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを救うため、自らの血を差し出して彼女の眷属となってしまった主人公・阿良々木暦。中間部の今回は、人間に戻るため、3人のヴァンパイアハンターに奪われたキスショットの四肢を取り戻そうとする彼の死闘が描かれる。劇場版だからこそ可能になった凄絶なバイオレンス描写とアクション場面が見どころだ。

<放送内容>
高校2年の春休み、伝説の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと遭遇した阿良々木暦。四肢を失い、瀕死の状態にあった彼女を助けた暦は、代償として自らも吸血鬼となってしまった。人間に戻るには奪われたキスショットの四肢を取り戻さねばならない。怪異の専門家・忍野メメの助言を受けた彼は、ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッター、3人のヴァンパイアハンターと苛酷な戦いを繰り広げる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.03.26

映画『ジェーン』(お薦め度★★★★)

設定がよく練られています。
男勝りな女性版ヒーローの西部劇だと思っていたのですが、全く違っていました。
当時の女性がやむにやまれず、元カレに頼って悪と対峙するお話です。元カレも立派です。ヒロインに未練があるのに人の弱みに付け込まない男気に惚れ惚れしました。


ナタリー=ポートマンの西部の女としての芯の強さと気品を秘めた立ち振舞が見事です。彼女のファッションもイカしてます。


期待以上のラストに拍手喝采でした。


以下、WOWOWオンラインから引用。



<作品データ>
原題:Jane Got a Gun
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:98分


<スタッフ>
監督:ギャヴィン=オコナー
製作:ナタリー=ポートマン、エイリーン=ケシシアン、スコット=スタインドーフほか
原案:ブライアン=ダッフィールド
脚本:ブライアン=ダッフィールド、アンソニー=タンバキス、ジョエル=エドガートン
撮影:マンディ=ウォーカー
音楽:リサ=ジェラード、マルチェロ=デ=フランチシ


<キャスト>
ジェーン=ハモンド:ナタリー=ポートマン
ダン=フロスト:ジョエル=エドガートン
ビル=“ハム”=ハモンド:ノア=エメリッヒ
フィッチャム:ロドリゴ=サントロ
ジョン=ビショップ:ユアン=マクレガー


<イントロダクション>
19世紀のアメリカ西部を舞台に、愛する夫と娘を守るため、銃を手に決然と立ち上がるヒロインを、人気女優のN・ポートマンが共同製作も兼ねて熱演する異色ウエスタン。

念願の第83回アカデミー主演女優賞に輝いた「ブラック・スワン」から5年。その間に母&妻となったポートマンが、本作では共同製作も兼ねて西部劇に主演。従来男性優位が長く続いてきた西部劇の世界には珍しく、ここでは愛する家族を守るため、銃を手に取って敵と戦う女性主人公を、彼女が力強く熱演。彼女の戦いに助力するかつての恋人役を、J・エドガートンが好演するほか、彼同様、ポートマンとはおなじみの「スター・ウォーズ」シリーズで共演したE・マクレガーが、憎らしい悪役演技を披露するのも見もの。

<放送内容>
1871年、アメリカの西部で、愛する夫ハムと幼い娘とともに平穏な生活を送っていたジェーン。ところがある日、ハムが悪名高いならず者集団のリーダー、ビショップに撃たれ、瀕死の重傷を負う。ハムは、自分のことはもういいから、娘を連れて早く逃げろ、と妻に言い聞かせるが、ジェーンは、自ら銃を手にしてビショップ一味と戦うことを決意。ジェーンは娘を友人に預けると、必死の思いでかつての恋人ダンに助けを求める。

<鑑賞チャネル>
WOWOW



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2019.03.23

映画『ディール・ブレイク』(お薦め度★★★★)

本格的なクライムサスペンス映画です。
邦題は「取り引き」の意味です。
 
絶えず緊張感のある凛とした映像と、ハードなバイオレンスシーンに度肝を抜かれます。身を守るためなら容赦ない報復をする悪党どもの卑劣さに目を背けたくなりました。それほどリアリティのある作品です。
 
アイスランド人の仲間同士の結束の強さは、日本人の義理・人情の繋がりと共通するところがあります。邦画で設定を変えずにリメイクしても十分に通用する内容です。
 
アイスランド映画は、映画『静寂の森の凍えた姉妹』に続いて2作目ですが、本作でもクオリティの高さを感じました。ただし、これほどの秀作でも日本では劇場公開されていません。
 
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Brave Men's Blood
制作年:2014
制作国:アイスランド
内容時間:97分
 
<スタッフ>
監督・製作:オーラフ=デ=フルール
脚本:オーラフ=デ=フルール、フランフネル=ステファンソン
撮影:グンナー=ヘイダルほか
音楽:クリスチャン=ストゥルラ=ビャルナソン
 
<キャスト>
ハンネス:ダリ=インゴルフソン
アンドレア:オーグスタ=エヴァ=アーレンドスドーティル
グンナー:イングヴァール=E=シーグルソン
マルゲール:シグルヅル=シグルヨンソン
セルゲイ:ズラッコ=クリキク
 
<イントロダクション>
警察の内務調査室に配属された男性刑事は、善悪の境界線が曖昧な悪徳刑事たちと戦う事態に……。本国のアイスランドで大ヒットを記録した、本格派のハード犯罪サスペンス。
北欧産のサスペンス小説・映画・ドラマは世界的に好評を博しているが、本作もそんな北欧のアイスランドで作られ、同国で大ヒットするとともに、アイスランドのアカデミー賞とされるエダ賞で作品賞など4部門にノミネートされた本格編。伝説的警察官を父親に持つ主人公が警察の内務調査室で働くことになるが、父親の友人である悪徳刑事を追ううち、善悪の境界線が曖昧な世界で苦悩して……。主演のD・インゴルフソンは米国TV界で「クリミナル・マインド FBI行動分析課」などのヒットドラマに多数ゲスト出演。
 
<放送内容>
伝説的な名警察官を父親に持ち、アイスランド警察で特殊部隊“武装警察”に志願した男性刑事ハンネスだが、テスト代わりの訓練で悪い結果を残し、内務調査室に配属される。麻薬ディーラーのグンナーは商売敵であるセルゲイの家に乗り込む事件を起こすが、グンナーはハンネスに警察の麻薬課のトップであるマルゲールがかつて自分と結託し、今はセルゲイとつながっていると密告を受ける。ハンネスはマルゲールの身辺を調べるが……。
 
<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.03.05

映画『アルゴ』(お薦め度★★★★)

ハラハラドキドキ感に押しつぶされそうになりました。
死と隣合わせの救出作戦は本当にスリリングでした。

主人公の同胞を救おうとする使命感と、危機的な状況でも動じない胆力には賞賛しかありません。真の巨人です。

ベン=アフレックは俳優として成功していますが、映画監督としても活躍しているのですね。映画『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』でアカデミー賞脚本賞を受賞していましたが、監督3作目でアカデミー作品賞受賞とは大したものです。

監督兼主演ながら、客観的な視点で描いており、監督としての手腕はなかなかのものを感じました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Argo
制作年:2012
制作国:アメリカ
内容時間:121分

<受賞歴>
第85回(2012)アカデミー賞作品賞
第85回(2012)アカデミー賞脚色賞
第85回(2012)アカデミー賞編集賞

<スタッフ>
監督:ベン=アフレック
製作:ベン=アフレック、ジョージ=クルーニー、グラント=ヘスロヴ
脚本:クリス=テリオ
撮影:ロドリゴ=プリエト
音楽:アレクサンドル=デズプラ

<キャスト>
トニー=メンデス:ベン=アフレック
ジャック=オドネル:ブライアン=クランストン
レスター=シーゲル:アラン=アーキン
ジョン=チェンバース:ジョン=グッドマン
ケン=テイラー:ヴィクター=ガーバー
リー=シャッツ:ロリー=コクレイン

<イントロダクション>
第85回アカデミー賞で作品賞など3部門受賞。イランで起きた米大使館人質事件で、人質救出のためにCIAが映画製作を偽装したという実話をスリリングに再現した痛快編。

ハリウッドの人気男優ながら、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(日本では劇場未公開)や「ザ・タウン」で映画監督としても実力を認められたB・アフレックが、ついに打った大ホームランが本作。革命下のイランで身動きが取れなくなった米国人たちを国外に脱出させるため、CIAが架空のSF映画の製作を偽装したという驚異の実話をスリリングに再現。第85回アカデミー賞ではアフレックが監督賞にノミネートされないという番狂わせが起きたが、最高の栄誉である作品賞や脚色賞・編集賞を受賞。その面白さを証明した。

<放送内容>
1979年。革命が進むイランで民衆が米大使館を占拠し、職員たちを人質に取る事件が発生。6人の職員は裏口からひそかに脱出し、カナダ大使の私邸に逃げ込む。国務省から協力を求められたCIAの人質奪還専門家トニー・メンデスは、架空の映画の企画をでっち上げ、6人をロケハンに来たスタッフに偽装させて出国させるという大胆な作戦に打って出る。彼は映画「アルゴ」の製作発表記者会見を開いた後、イランに乗り込むが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.03.01

映画『ブリグズビー・ベア』(お薦め度★★★★)

あたたかい感動に包まれました。
浦島太郎状態の主人公が、生みの親との関係性に苦悩しながらも、映画制作で前向きに生きようとする物語に心が揺さぶられました。
しかも、偽りの育ての親に対しても、許そうとするやさしさに人としての大切さを教わります。

マーク=ハミルが偽りの育ての親で出演しており、「スター・ウォーズ」シリーズをオマージュしているところが心憎いです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Brigsby Bear
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:98分

<スタッフ>
監督:デイヴ=マッカリー
製作:フィル=ロード、クリストファー=ミラー、アンディ=サムバーグほか
原案:カイル=ムーニー
脚本:カイル=ムーニー、ケヴィン=コステロ
撮影:クリスチャン=スプレンガー
音楽:デヴィッド=ウィンゴ

<キャスト>
ジェームス:カイル=ムーニー
エミリー:クレア=デインズ
テッドほか:マーク=ハミル
ヴォーゲル:グレッグ=キニア
エリック:アンディ=サムバーグ
エイプリル:ジェーン=アダムス
スペンサー:ジョージ=レンデボーグ=ジュニア

<イントロダクション>
青春映画の秀作。大人になるまで誘拐犯夫婦に監禁されて育った、無垢な青年ジェームス。彼は長年見続けたお気に入りTV番組「ブリグズビー・ベア」を自分で作ろうとする。

本当の両親ではなく、自分を誘拐・監禁した、いわば犯罪者である夫婦に育てられたという、本当は不幸かもしれない主人公の物語ながら、そんな状況下だからこそ極めてイノセントな存在になった主人公の運命から目が離せなくなる、空前絶後の青春ドラマである。そんな主人公像にまったく響かないという観客まで強く抱きしめるかのような、愚直なまでの寛容さ。新鋭D・マッカリー監督は全米で人気のバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」出身で、コミカルな空気を醸しつつも、誰よりも強く主人公を愛してみせた。

<放送内容>
25歳のジェームスはテッドとエイプリルという夫妻のもと、TV番組「ブリグズビー・ベア」を見ながら育ったが、実はテッドたちはジェームスを、彼が子どもだったころに誘拐し、以来ずっと自分たちの子どもとして育ててきた。ついに警察に見つかり、ジェームスは本来の家族と暮らすようになるが、自分が愛してやまない「ブリグズビー・ベア」を新たにできた友人スペンサーらと自分たちで作るようになり、全米の注目を浴びて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.02.23

映画『アンブレイカブル』(お薦め度★★★★)

M=ナイト=シャマラン監督の初期作品は、掛け値なしに面白いです。
計算され尽くした脚本です。数々の伏線がラストに向けて見事に回収された驚きの展開のうえに、更なる衝撃のラストが用意されていました。まさにダブルパンチでした。『シックス・センス』に肩を並べるくらいのインパクトがありました。

『シックス・センス』から本作を飛ばして、『サイン』以降の作品は観ていました。いつも期待外れで、評価出来るこれと言ったものがありませんでした。

【M=ナイト=シャマラン監督のレビュー済み作品(制作順)】
2004.03.14 「サイン」
2006.01.30 映画『ヴィレッジ』
2008.02.27 映画『レディ・イン・ザ・ウォーター』(お薦め度★★)
2010.01.18 映画『ハプニング』(お薦め度★★★)
2017.11.01 映画『ヴィジット』(お薦め度★★)

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Unbreakable
制作年:2000
制作国:アメリカ
内容時間:107分

<スタッフ>
監督・脚本:M=ナイト=シャマラン
製作:M=ナイト=シャマラン、バリー=メンデル、サム=マーサー
撮影:エドゥアルド=セラ
音楽:ジェームズ=ニュートン=ハワード

<キャスト>
デヴィッド=ダン:ブルース=ウィリス
イライジャ=プライス:サミュエル=L=ジャクソン
オードリー=ダン:ロビン=ライト
ジョセフ=ダン:スペンサー=トリート=クラーク
イライジャの母親:シャーレイン=ウッダード
マシソン:イーモン=ウォーカー
ケリー:レスリー=ステファンソン

<イントロダクション>
「シックス・センス」の主演B・ウィリス&M・N・シャマラン監督が再結集。本作も予想不可能な結末が待ち受ける。2本の続編「スプリット」「ミスター・ガラス」も話題。

「シックス・センス」から1年、脚本も手掛けた新鋭シャマランは、またも大胆不敵な衝撃編を放って当時話題に。ウィリスが演じる、131人が命を落とした列車事故で唯一生き残った主人公は、不滅の肉体を持つ者=“アンブレイカブル”なのか。あっと驚く結末のみならず、そこに至る展開も緊張感満点だ。S・L・ジャクソンが演じるミステリアスな登場人物イライジャがコミック好きなのは、シャマラン監督自身と同じだとか。本作を見ると2本の続編、「スプリット」「ミスター・ガラス」まで楽しめるのもポイントだ。

<放送内容>
フィラデルフィア郊外で大規模な列車衝突事故が発生。奇跡的に警備員のデヴィッドだけが無傷で生き残る。そんな彼のもとに、今までの人生で病気にかかった日数を問う不思議なメッセージが届く。送り主はコミックギャラリーのオーナー、イライジャ。彼はデヴィッドが、自分の弱い体とは反対に不滅の体を持つ超人“アンブレイカブル”だと信じていた。最初は取り合わないデヴィッドだが、イライジャの説を証明するような事件が続く。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.02.19

映画『カンフーハッスル<日本語吹替え版>』を再鑑賞してみたら

12年前にレビューしているのですが、何も覚えていませんでした。どんな映画でも何となく話の流れとか、ワンシーンくらい記憶に残っているものですが、それが全く欠落していました。驚くべき自分の記憶力の無さです(泣)。そのため、初めて観る感覚となりました。

評価は以前と同様に★4つです。改めて本作の脚本の奇天烈さにたまげました。正義の味方の定石ストーリーは必ず仲間を危機一髪で助けるのが当たり前です。しかし、本作は助けるとか助けないとかにほとんどこだわっていないところです。そのため、信じられないほど主要メンバーがあっさりと惨殺されます。斬新というかナンセンスを極めていました。

それでも、ラストにしっかりロマンスを盛り込み、ギャクで締めるというエンターテイメント性の高いコメディを仕上げていました。

チャウ=シンチー監督作を観るのは映画『人魚姫(2016)』以来です。本作の激烈な面白さは15年経っても色あせていません。再びこれ以上の作品を期待したいところです。

【過去のホームページ時代のerabuから】
B級映画の傑作「少林サッカー」
「HIRO」のアクション監督トニー=チン=シウトンが、同様にアクション監督として参加していた香港映画「少林サッカー(2001年)」を常々観たいと思っていた。機会を逃していたが、年末WOWOWで放映された。サッカーと少林寺拳法を組み合わせたパロディー映画で斬新でとても面白い。単なるパロディーではなくしっかりと話を作り込んでいる。コメディに必要な恋愛も変則的に組み込んでおり、これほどオバカで楽しめるエンターテインメント作品はいままで観たことがなかった。サッカーの試合において次々に登場するアイデアは、有り得ないものばかりだが、単純に笑える。少林寺やブルース=リーのパロディは以外とサッカーにあっていて微笑ましく感じた。2002ワールドカップ韓国・日本大会前か期間中に観なければならない傑作だった。監督・主演のチャウ=シウチーと監督リー=リクチー、アクション監督トニー=チン=シウトンに賛辞を表したい。

ところで、2003年に観た映画ベスト3は、次の通り。
1位 「HIRO」(中国映画)
2位 「MUSA」(韓国映画)
3位 「少林サッカー」(香港映画)

(2004/1/3)

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Kung Fu Hustle
制作年:2004
制作国:中国・香港
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:チャウ=シンチー
製作:チャウ=シンチー、ジェフ=ラウ、チュイ=ポーチュウ
脚本:チャウ=シンチー、ツァン=カンチョン、ローラ=フオほか
撮影:プーン=ハンサン
音楽:レイモンド=ウォン

<キャスト>
シン:チャウ=シンチー(声:山寺宏一)
家主:ユン=ワー(声:樋浦勉)
家主の妻:ユン=チウ(声:磯辺万沙子)
火雲邪神:ブルース=リャン(声:屋良有作)
麺打職人:ドン=ジーホワ(声:坂東尚樹)
斧頭会の組長:チャン=クォックワン(声:矢尾一樹)

<イントロダクション>
「少林サッカー」のチャウ・シンチーが、ワルに憧れるチンピラ青年の巻き込まれる騒動を、脱力ギャグと迫力のVFXで描いた奇想天外にして痛快なアクションコメディ。

「西遊記~はじまりのはじまり~」も話題を呼んだ香港映画界の奇才チャウ・シンチー。その彼が「少林サッカー」の大ヒットに続き、またしても脱力系ナンセンス・ギャグと怒涛のアクション、奇抜なCGを混ぜ合わせた珍無類の劇画的世界を構築。庶民のアパートから立ち退きを迫られたカンフーの達人たちが、伝説の殺し屋たちと互いに超人技を競い合い、壮絶な死闘を繰り広げるさまは、荒唐無稽を通り越して圧巻だ。「少林サッカー」同様、チャウが劇中にちりばめた“ブルース・リー”へのリスペクトも激アツだ。

<放送内容>
文化大革命前の中国。悪名高いギャング、斧頭会に入りたいチンピラのシンは、名を売るべく豚小屋砦という庶民のアパートで、住民たちから小金を脅し取ろうと試みる。だが、一見ごく平凡な住民たちは、意外にもいずれ劣らぬカンフーの達人ばかりだった。一方、住人立ち退きを狙う斧頭会のボスは伝説の殺し屋・火雲邪神を雇い、力ずくで住民を追い出そうとする。かくして勃発した熾烈なバトルに、シンも巻き込まれていくのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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