2023.03.17

ドラマ「リバーサルオーケストラ」[全10話](お薦め度★★★)

コメディタッチの群像劇+恋愛ドラマです。
ステレオタイプな人物像とベタな展開の連続ではありましたが、ギリギリ鑑賞に耐えられました。そして結構泣かされました。

ポンコツなオーケストラを変人マエストロと元天才ヴァイオリニストが一流オケに大改造するというベタベタな設定です。通常なら観ない作品なのですが、コロナ禍で分断された世相において、人々が集まって困難を克服するという話に共感してしまいました。

ともかく有り得ない障害エピソードが繰り返し登場します。それでもクラッシック音楽が流れることで、何となく許せてしまうストーリーでした。

本ドラマの魅力は何と言っても主人公の元天才ヴァイオリニストを演じた門脇 麦でしょう。彼女の演技力と存在感が脚本の弱さを補ってドラマを成立させました。

ところで、2023年1月クールの冬の新ドラマは不作でした。本作品1本のみ鑑賞しただけです。各地上波ともに脚本が低レベルでとても継続して視聴できるドラマはありませんでした。

本作品も録画を逃していたのですが、たまたまTVerで知り、放映後の配信で観終えました。

以下、番組オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
日テレ、2023年1月18日~3月15日毎週水曜22時放送。
見逃したので、TVerで追っかけ再生で視聴。

<スタッフ>
脚 本:清水友佳子
音 楽:清塚信也、啼鵬
演 出:猪股隆一、小室直子、鈴木勇馬
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ

<キャスト>
谷岡初音:門脇 麦
常葉朝陽:田中 圭
三島彰一郎:永山絢斗
佐々木玲緒:瀧内公美
庄司蒼:坂東龍汰
谷岡奏奈:恒松祐里
土井琢郎:前野朋哉
松本弓香:行平あい佳
ヨーゼフ:ロイック・ガルニエ
桃井みどり:濱田マリ
藤谷耀司:渋川清彦
小野田隼:岡部たかし
本宮雄一:津田健次郎
後藤かおり:相武紗季
三島光太郎:加藤雅也
穂刈良明:平田 満
高階藍子:原 日出子
常葉修介:生瀬勝久

<イントロダクション>
どんなに暗い世の中でも 音楽は人の心に届き、元気をくれるもの...。 2023年、年始め! オーケストラが奏でる迫力満点の音楽で 日本中を元気にするドラマをお届けします! 超地味な市役所職員・谷岡初音(たにおか はつね)。 実は彼女は...元天才ヴァイオリニスト 表舞台から去り、穏やかに暮らしていたはずが・・・ 強引すぎる変人マエストロ 常葉朝陽(ときわ あさひ)に巻き込まれ 地元のポンコツ交響楽団(オーケストラ)を一流オケに大改造!? しかーし!! 2人の前には、数々の障害と強敵が...!! 「崖っぷちだけど、音楽が好き」 夢にしがみつき、懸命に頑張る愛すべきポンコツオケ。 夢を追う生き方は、難しいけれど、面白い! そう。 「クラシック音楽って、なんか堅苦しい...」、「敷居が高くない?」 そう思っているアナタにも、決して遠い世界のお話ではありません! この冬。 スカッとして胸がアツくなる 一発逆転の音楽エンターテイメント、始まります。

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2023.03.16

映画『KAPPEI カッペイ』(お薦め度★★★)

脱力系のおバカなアクションコメディです。
かなり笑えます。
しかし、惜しい。上映時間が2時間とは尺が長すぎます。この内容であれば30分くらい編集で減らしてアップテンポにすれば極上の作品になったでしょう。

破綻しそうでしない渾身の展開です。くだらな過ぎる落ちと伏線を見事に回収するラストが良かっただけに惜しまれます(笑)。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:118分

<スタッフ>
監督:平野隆
脚本:徳永友一
撮影:小松高志
音楽:遠藤浩二

<キャスト>
勝平:伊藤英明
山瀬ハル:上白石萌歌
入間啓太:西畑大吾
守:大貫勇輔
師範:古田新太
正義:山本耕史
英雄:小澤征悦

<イントロダクション>
伊藤英明主演で若杉公徳のコミックを実写映画化したアクションコメディ。終末の戦士として修業し、東京にやって来た屈強な男たちが女子大学生をめぐってラブバトルを展開!

「デトロイト・メタル・シティ」で知られる漫画家・若杉の原作を、これまで数々の映画をプロデュースしてきた平野隆が初監督を務めて実写映画化。現代社会からかけ離れた島で、来たる終末に向けて修業してきた、伊藤が演じる勝平。彼が初めて都会で体験することを、古田新太が演じる師範の教えも挿入し、カルチャーギャップギャグに高めているのが面白い。守役の大貫勇輔、正義役の山本耕史、英雄役の小澤征悦らの真剣かつ大仰な芝居が笑いのツボをくすぐり、勝平と英雄が憧れるハル役の上白石萌歌の可憐さも際立つ。

<放送内容>
1999年7月の終末に備え、人類を救うべく己を鍛え上げる強き男たちがいた。2022年、世界滅亡の時が一向に訪れない中、厳しい修行に耐え、強力無比な殺人拳・無戒殺風拳を会得した弟子たちは師範に突然、解散を命じられる。そのひとり、勝平は東京に流れ着くが、気弱な大学生・啓太を助けたことをきっかけに、女子大学生ハルと出会って初めて恋を知る。やがて勝平の前に修業をともにした最強の男たちが現われるが……。

<鑑賞チャネル>
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2023.03.06

映画『神は見返りを求める』(お薦め度★★★)

バズるという現代人の指標をシニカルに描いた作品です。
期待以上でもないし、期待以下でもありません。

「人を呪わば穴二つ」を回避できたのに、偶然による悲劇に凹みます。

岸井ゆきのは一目置く演技力の高い女優なので、彼女がどん底から成功していくことで変節する様は見応え十分でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:105分

<スタッフ>
監督・脚本:吉田恵輔(「吉」は土の下に口)
撮影:志田貴之
音楽:佐藤望

<キャスト>
田母神尚樹:ムロツヨシ
川合優里(ゆりちゃん):岸井ゆきの
梅川葉:若葉竜也
チョレイ:吉村界人
カビゴン:淡梨
村上アレン:●俊太郎(●は「柳」の異体字)

<イントロダクション>
ムロツヨシと岸井ゆきのを主演に迎え、「ヒメアノ~ル」「空白」の吉田恵輔が監督。ポップ&コミカルなムードで幕を開けるが意外な展開に突入していく、予測不能の愛憎劇。

吉田監督の「ヒメアノ~ル」にも出演していたムロツヨシが演じる中年男性と、ドラマ「アトムの童」などで活躍する人気女優の岸井が演じる底辺YouTuberの恋を描くコメディであるかのように物語は幕を開ける。だが、状況はやがて両者の異なる価値観が火花を散らすバトルに転じ……。実際にあり得るリアリティーがあり、現代の日本人の本音に独自の視点から迫り続ける吉田監督ならではの破格な意匠は本作でも健在。主題歌「サンクチュアリ」と挿入歌「かみさま」はいずれも音楽プロジェクト・空白ごっこによる。

<放送内容>
イベント会社で働く独身の中年男性・尚樹は、コールセンターで働きながらYouTuber“ゆりちゃん”としての成功を夢見る優里と合コンで出会う。自身のYouTubeの再生回数が少ない優里は、尚樹に番組作りを手伝ってもらうようになり、2人の協力関係は強くなる。だが尚樹の同僚・梅川が優里に人気YouTuberコンビ、チョレイとカビゴンを紹介し、彼らとのコラボがバスった優里は、尚樹と番組を作らなくなり……。

<鑑賞チャネル>
Amazonプライムビデオ

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2023.01.24

映画『思い、思われ、ふり、ふられ(実写版)』(お薦め度★★★)

イマイチです。
何というか、大人目線で作られた学園もので、リアル感が乏しいです。
そもそもの設定が複雑で、入ってこない物語でした。

4人の若手俳優陣も、高校生に見えなくて残念です。

タイトルから連想したエンディングにならず、想定外な内容でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2020
制作国:日本
内容時間:125分

<スタッフ>
監督:三木孝浩
脚本:米内山陽子、三木孝浩
撮影:柳田裕男
音楽:伊藤ゴロー

<キャスト>
山本朱里:浜辺美波
山本理央:北村匠海
市原由奈:福本莉子
乾和臣:赤楚衛二
亮介:三船海斗
乾聡太:古川雄輝
朱里の母:戸田菜穂

<イントロダクション>
浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二という人気若手俳優陣共演の青春ラブストーリー。同じマンションに住む高校生4人。それぞれのすれ違う“思い”を繊細に描き出す。

同じ2020年にアニメーション映画も作られた咲坂伊緒の人気コミックを、「きみの瞳が問いかけている」の三木孝浩監督が実写映画化。「君の膵臓をたべたい」に続く共演となった浜辺と北村は、親の再婚で姉弟になった男女の微妙な距離感を醸し、2人を取り巻く福本と赤楚も好演。各キャラクターを立たせ、繊細な映像と音楽で切なさを浮かび上がらせる三木監督の演出は、青春映画に定評がある名手とあって手堅い。4人それぞれが思い悩み、苦しみながらも、未来へと一歩を踏み出していく姿は見る者の心をつかむ。

<放送内容>
明るく社交的な朱里、内向的でうつむきがちな由奈、クールな理央、爽やかで天然な和臣は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央は親同士の再婚で朱里と姉弟になるが、朱里に恋心を抱えていた。一方、由奈は偶然、エレベーターで一緒になった理央に恋をするが、理央の心が朱里にあると知り、身を引こうとする。また、理央を通して由奈の幼なじみである和臣と出会った朱里は、明るい和臣に惹かれていくのだが……。

<鑑賞チャネル>
DMM TV

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2023.01.07

映画『マイ・ブロークン・マリコ』(お薦め度★★★)

永野芽郁のやさぐれ感が想像以上です。煙草をふかして、口汚く吐き出すセリフに驚かされました。ちょうど、映画『俺物語!!』を再鑑賞していたので、いたいけな美少女とのギャップに打ちのめされました。

友人の遺骨を持って海に行くロードムービーです。主人公と海で出会う男性との展開にリアリティを感じないので、物語として共感できませんでした。夏ならともかく、冬ではありえません。

全体的に暗いトーンですが、ところどころで笑えてしまうセリフやシーンがあり、尺も短いので割と楽しめます。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<作品データ>
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:85分

<スタッフ>
原作:平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』
監督・脚本:タナダユキ
脚本:向井康介
音楽:加藤久貴
撮影:高木風太
照明:秋山恵二郎
録音:小川武
美術:井上心平
スタイリスト:宮本茉莉
編集:宮島竜治
助監督:松倉大夏
エンディングテーマ:Theピーズ「生きのばし」

<キャスト>
シイノトモヨ:永野芽郁
イカガワマリコ:奈緒
マキオ:窪田正孝
マリコの実父:尾美としのり
マリコ実父の後妻・タムラキョウコ:吉田羊

<イントロダクション>
連載開始直後からトレンド入り連発。
大反響を呼んだ衝撃コミック、映画化。
2020年に発表されるや、単行本は即重版、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞をはじめ、各賞を総なめにした傑作漫画「マイ・ブロークン・マリコ」(著:平庫ワカ)。圧倒的な熱量と疾走感、「親友の遺骨と旅に出る」という心に刺さるドラマを備えた話題作が、原作をこよなく愛する最高のスタッフ・キャストで実写映画化。 監督は、人間の芯を鋭くとらえた力作を次々に発表してきたタナダユキ。主人公・シイノ役を務めるのは永野芽郁。天真爛漫なこれまでのイメージを覆す泥臭くも必死な雄姿を、スクリーンに刻み付けている。その親友・マリコ役には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で永野と共演した奈緒。さらに、『ふがいない僕は空を見た』『ロマンス』に続きタナダ作品出演となる窪田正孝が、キーキャラクターのマキオに扮した。物語の余韻に寄り沿うエンディングテーマには、伝説的バンドThe ピーズの名曲「生きのばし」を起用。この秋、魂を震わせる1本が誕生した。

<鑑賞チャネル>
amazonプライムビデオ

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2022.12.31

映画『きさらぎ駅』(お薦め度★★★)

2022年12月31日でWOWOW解約前に視聴した作品です。
恒松祐里が主演なので選びました。彼女はドラマ「リフレイン」からのお気に入りです。

ホラー作品としてはそこそこ怖さがありました。ただし、VFXは低予算のためか安っぽさがありました。

ラストの展開は、もう少し捻りがあればと思いました。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:82分

<スタッフ>
監督:永江二朗
脚本:宮本武史
撮影:早坂伸

<キャスト>
堤春奈:恒松祐里
宮崎明日香:本田望結
松井美紀:莉子
飯田大輔:寺坂頼我
岸翔太:木原瑠生
花村貴史:芹澤興人
葉山純子:佐藤江梨子

<イントロダクション>
恒松祐里が主演した都市伝説ホラーサスペンス。現代の神隠しといわれる都市伝説“きさらぎ駅”を卒論で取り上げようと当事者に取材した女子大学生。果たしてその真相とは?

2004年1月8日に“はすみ”と名乗る女性が匿名掲示板に投稿した内容をベースに、「真・鮫島事件」などネット都市伝説の映画化に定評のある永江二朗監督が映像化。「散歩する侵略者」などの人気若手女優・恒松が演じる女子大学生は、佐藤江梨子が演じる当事者に取材するが、当事者の目線のみで描かれる“きさらぎ駅”の話が前半。その話を知った女子大学生がそれを追体験する後半は、まるでロールプレイングゲームを見るような感覚。だが前半で描かれた話と異なる展開になり、明かされる意外な真実に驚かされる。

<放送内容>
大学で民俗学を学ぶ春奈は、ネットで現代版神隠しと話題になっている都市伝説“きさらぎ駅”を卒業論文に取り上げることにした。書き込みの投稿者“はすみ”と思われる純子の存在を知った春奈は、数カ月間メールをやりとりした後、純子に会って取材。春奈は異世界にある“きさらぎ駅”へたどり着いた経緯やその後の出来事を聞き出す。そこでヒントを得た春奈は純子が乗った時間と同じ電車に乗り、何が起きるかを体験しようとする。

<鑑賞チャネル>
WOWOWオンデマンド

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2022.12.26

ドラマ「真相は耳の中」[全10話](お薦め度★★★)

おバカでゆるいミステリーで、頭を使わなくても楽しめるシャレたドラマです。
父と娘がバディという設定は新鮮でした。

メインとなる未解決事件が7話以降でハードな展開となり、しかもドラマ内で伏線を用意しないという雑さで若干ひきました。

終始一貫してゆるさを維持できれば、傑出したコメディミステリーとなったのに残念です。

W主演の筒井あやめは初顔ですが、父親役の伊原剛志に救われてそれなりのヒロインを演じていました。

以下、番組オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ東京、2022年10月21日~12月23日毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送。ドラマ25枠。

<スタッフ>
原案・企画・プロデュース:畑中翔太
脚本:山田能龍(「全裸監督」「新聞記者」)、畑中翔太(「量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-」「絶メシロード」)、灯敦生(「お耳に合いましたら。」「真夜中にハロー!」)
監督:山口健人(「アバランチ」「箱庭のレミング『不純ないいね』」)、桑島憲司(「封刃師」「ボーダレス」))
主題歌:オレンジスパイニクラブ「タイムトラベルメロン」(ワーナーミュージック・ジャパン)
プロデューサー:寺原洋平(テレビ東京)、漆間宏一(テレビ東京) 、山田久人(BABEL LABEL)
制作:テレビ東京、BABEL LABEL
制作協力:Spotify
製作著作:「真相は耳の中」製作委員会

<キャスト>
伊原剛志
筒井あやめ(乃木坂46)
森永悠希
中村ゆりか

<イントロダクション>
Spotifyとテレビ東京による
ポッドキャスト連動ドラマ第二弾!
崖っぷち刑事の“父”を救うのは、
推理オタクの“娘”のミステリー番組!?
主演・伊原剛志、娘役に筒井あやめ(乃木坂46)が決定!

本作は、“捜査能力ゼロ”の崖っぷち刑事が推理オタクの娘のポッドキャストをきっかけに事件を解決する型やぶりミステリーです。署で検挙率最低の崖っぷち刑事・今井譲治はある日、上司から次の事件で犯人を検挙できないと事務方に異動になることを告げられる。そんな窮地の中、殺人事件が発生。今度こそ犯人を検挙しなくてはと意気込む譲治だったが、刑事の勘はことごとく外れていく…諦めモードの譲治に後輩刑事・金持が聴かせたのはとある推理オタクのミステリーポッドキャスト「真相は耳の中」だった…。
“逃がしの譲治”と言われる程、刑事の勘が当たらなく、異動を宣告される崖っぷち刑事・今井譲治を演じるのは、数多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演し、海外でも広く活躍する伊原剛志。 “推理オタク”の譲治の娘・今井芽依は、父親に隠れてお気に入りのミステリー名作をひとり語るミステリーポッドキャストを趣味にしてる。そんな芽依を演じるのは、筒井あやめ。女性アイドルグループ・乃木坂46のメンバーで、雑誌「bis」でレギュラーモデルを務めるなど活躍の幅を広げており、本作が地上波ドラマ初出演となります。譲治を尊敬し、ミステリーポッドキャスト「真相は耳の中」を勧めた巡査部長・金持吾郎を演じるのは、映画「しゃべれども しゃべれども」や映画「ちはやふる」など、数々の作品で演技派として名高い森永悠希。毒舌鑑識官・向島花奈を演じるのは、「言霊荘」(EX)、「ギルティ 〜この恋は罪ですか?〜」(ytv)など数多くの話題作に引っ張りだこの中村ゆりか。このような豪華キャストでお送りします。また、ポッドキャストと連動した様々な企画も予定しておりますので続報にご期待ください。

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2022.11.03

映画『おはよう ー 参政党の歩み ー Documentary of SANSEITO』(お薦め度★★★)

新党がゼロから国会議員を誕生させるまでのドキュメンタリー映画です。
まさに「生みの苦しみ」が描かれています。
党員を10万人まで拡張したにも関わらず、期待通りの結果が伴わないことを改めて感じました。

特筆すべきは、子どもたちが参政党の街宣後のインタビューに生き生きと真っすぐに期待を寄せていたことです。キラキラした顔が印象的でした。

何と言っても1議席を確保して国政政党になれたことは、日本にとって希望です。

本作を観て、改めて党員として可能な限り選挙活動に参加したいと思いました。

さて、映画としての出来ですが、並みです。党員にとってはかけがえのない作品です。最初から最後までハンカチが必要なくらいずっと泣きっぱなしでした。しかしながら、参政党に興味のない方には伝わりにくいのではないでしょうか。

ところで、上映終了間際に千葉県北西部を震源とする震度3の地震が発生しました。地下ホールなのに揺れがあったので少しドキッとしました。

<作品データ>
初回上映:2022年9月29日
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:175分

<スタッフ>
監督:内田 俊介
企画:神谷 宗幣、持田 孝介

<内容>
参政党ドキュメンタリー映画。

2022年夏の参議院議員選挙(投開票7月10日)に、参政党から50人(比例代表5、選挙区45)候補者を出して、比例代表で得票数176万8385票(得票率3.33%)、選挙区で201万8214票(同:3.8%)を得ました。

得票率2%以上という公職選挙法上の政党要件を満たして国政進出を果たしました。

当選したのは比例代表で神谷 宗幣・事務局長のただ一人でした。

<鑑賞チャネル>
千葉市生涯学習センター B1 小ホール 80席
上映 11/03(水祝)16:00〜19:10

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2022.10.09

映画『コンテイジョン』(お薦め度★★★)

河添恵子氏が参政党の応援演説で紹介していた作品です。2011年に既に2020年のニューヨークでの新型コロナ騒動を描いています。彼女は予告プログラミングとしての映画で、本作のキャッチャー「【恐怖】はウイルスよりも早く感染する。」通りの展開になったと語っています。本作を監修したピーター⁼ダズザックと武漢研究所の「バットウーマン」石正麗(シージョンリー)氏と会食時に一緒に写真に写っているとの証拠も上げておられました。

ということで、WOWOWオンデマンドで配信されていたので観ました。
WHOやCDCが登場しており、実際の新型コロナ騒動をトレースしたような内容です。ほとんど違和感がありませんでした。

ただし、唯一の違いは映画ではワクチンは特効薬なのですが、現実ではそうではなかったということです。映画の中でもワクチン後遺症がセリフとして紹介されているものの、そこに焦点は充てられてません。

現実のほうが、より怖い世界が訪れてしまったということでしょう。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Contagion
制作年:2011
制作国:アメリカ
内容時間:107分

<スタッフ>
監督:スティーヴン=ソダーバーグ
製作:マイケル=シャンバーグ、グレゴリー=ジェイコブズ、ステイシー=シェール
脚本:スコット=Z=バーンズ
撮影:ピーター=アンドリュース
音楽:クリフ=マルティネス

<キャスト>
ミッチ:マット=デイモン
レオノーラ=オランテス:マリオン=コティヤール
エリス=チーヴァー:ローレンス=フィッシュバーン
アラン=クラムウィディ:ジュード=ロウ
エリン=ミアーズ:ケイト=ウィンスレット
ベス:グウィネス=パルトロウ
ライル=ハガティ:ブライアン=クランストン

<イントロダクション>
すさまじいスピードで世界中をコンテイジョン(感染)していく死のウイルスの出現に、人類はどう対応すべきか……。超豪華キャストが競演した、話題のパニックサスペンス。

M・デイモン、M・コティヤールなど、誰が主演でもおかしくない豪華キャストがそろったのは、「トラフィック」や「オーシャンズ」シリーズのS・ソダーバーグ監督ならではの人徳か。豪華キャストをじっくり見せるため、本来なら上映時間は1.5倍くらいあってもいいが、ウイルスの人知を超える感染力を表現せんと、大作映画としては規格外のスピードで物語が進展していくのが、かつてない恐怖感を醸す。香港を起点にウイルスが拡散していく中で、日本にも早いうちにウイルスが到達するのが、余計に恐怖感を高める。

<放送内容>
仕事で香港に出張した女性ベスは米国に帰国直後、体調不良を訴えてそのまま死亡してしまう。夫ミッチが何も発症せずに済む一方、ベスと同様の事例が世界各地で相次いで発生し、世界保健機関(WHO)やアトランタにある米国の疾病予防管理センター(CDC)など関係各機関は、未知のウイルスの特定とワクチンの開発に乗り出す。しかしウイルス拡散のスピードは非常事態の収拾よりも速く、世界各地で大勢が命を落としていき……。

<鑑賞チャネル>
WOWOWオンデマンド

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2022.10.07

ドラマ「半沢直樹イヤー記念・スピンオフ企画〜狙われた半沢直樹のパスワード〜」(お薦め度★★★)

ドラマ「半沢直樹<第2シーズン>」が始まる前に放送された半沢直樹スピンオフ企画のスペシャルドラマをようやく視聴しました。

現実離れした設定とサイバー空間での攻防戦が分かりにくく、2年前に途中まで観て断念していました。

放送時のCMも含めて、ちょっと懐かしく感じながらの鑑賞です。最初に感じた通り、分かりにくい内容です。いやゆるIT業界に舞台を変えた半沢直樹でした。吉沢亮と今田美桜のカップルはイマイチで、堺 雅人と上戸 彩との組み合わせとは比べものにならないレベルでした。

本作を観終えて、すぐにドラマ「半沢直樹<第2シーズン>」を2話まで観ましたが、面白さが全然違っていました。やはり本編のほうが断然上です。

以下、番組オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2020年1月3日(金)23時15分放送。

<スタッフ>
企画協力:池井戸潤
監修: 福澤克雄
チーフプロデュース:伊與田英徳
プロデュース:宮崎陽平
演出:松木 彩
製作著作:TBS

<キャスト>
高坂 圭:吉沢 亮
浜村 瞳:今田美桜
若本健人:吉沢 悠
加納一成:井上芳雄
府川義則:栗原英雄
来栖誠也:玉置玲央
鈴木莉乃:吹越ともみ
佐藤耕太:磯﨑義知
黒木亮介:北村匠海
瀬名洋介:尾上松也
城崎勝也:緒形直人

<イントロダクション>
吉沢亮が TBS ドラマ初主演!
2020年4月期の日曜劇場に帰ってくる 『半沢直樹』 の放送に先駆けスペシャルドラマが新年早々から放送決定!
平成30年間に放送されたドラマで堂々の1位
最終回 42.2% の視聴率を弾き出した今世紀最高のドラマ 『半沢直樹』
その第2弾に大きく関わる世界が描かれる!
2020年は4月まで待たせない “半沢イヤー” の幕開けだ!


2020年4月より放送を予定している日曜劇場 『半沢直樹』(仮)。その放送に先駆け、2020年1月3日 (金) にスペシャルドラマ 『半沢直樹イヤー記念・スピンオフ企画〜狙われた半沢直樹のパスワード〜』 を放送いたします。
前作に続き、池井戸潤氏の原作 「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/文春文庫) の映像化に挑む4月期の日曜劇場 『半沢直樹』(仮)。その物語の舞台である 「東京セントラル証券」 と大きく関わる IT 企業 「スパイラル」 を中心にスペシャルドラマは展開します。

銀行内で行われていた数々の不正を幾度となく暴き、痛快な逆転劇を見せた半沢直樹 (堺雅人)。しかし、前作の最終回では、頭取からまさかの子会社への出向を命じられてしまいました。本作が描くのは、半沢がその子会社 「東京セントラル証券」 に赴任した後に起きたある事件です。


新興の IT 企業である 「スパイラル」 は、半沢が 「東京セントラル証券」 が創業以来使用してきたセキュリティシステムをリニューアルするため、コンペで声をかけられた企業の1つ。プロジェクトを勝ち取れば数百億の売り上げに繋がる、「スパイラル」 にとっては社運を賭けた一大プロジェクトが進行する中で、人知れずある陰謀が動いていた…。

主演は、テレビドラマや映画、舞台、声優にいたるまで幅広く活躍し、2021年放送予定の NHK 大河ドラマ 『青天を衝け』 での主役も決定し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの吉沢亮。本作が TBS のドラマ (※TBS製作著作) に初主演となります。
吉沢が演じるのは、プログラマーの高坂圭 (こうさか・けい)。かつてある事件に関わったことで行き場を失っていましたが、その才能を買われ 「スパイラル」 の社員として働いている “敏腕プログラマー” という役どころです。

2020年4月、およそ7年の時を経て満を持して帰ってくる 『半沢直樹』。その待望の作品に期待を寄せていただく視聴者の皆様に、TBS が新年早々自信を持って感謝の 「倍返し」 でお届けする本作。“半沢イヤー” の幕開けに、ぜひご期待ください!

(※ 視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)

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