2018.12.17

ドラマ「こんな未来は聞いてない!!」[全10話](お薦め度★★★)

青春ラブストーリーにタイムリープの要素を加えたグダグダのラブコメでした。
SF考証を全く無視しており、重要なタイムパラドックスをないがしろにする大雑把な内容でした。

ただし、可愛いヒロインとライバルとなるイケメン2人の恋の鞘当ては楽しめました。ドラマ初主演の田辺桃子は誰からも好かれる容姿で本作のヒロインに相応しいキャラクターでした。岐洲匠と神尾楓珠の男優陣も爽やかな美形でした。

それにしても、田辺桃子の十数年後が野呂佳代というのがギャグですね。将来の伴侶が誰になるかということよりも、自分自身の容姿が”こんな未来は聞いてない!!”となるはずなのに、そこはほとんど疑いもなく自分だと認識しているところがゆるすぎです(笑)。

突っ込みどころ満載でも、キラキラ輝く学園もののラブコメは、爽やかで甘酸っぱい懐かしさを運んでくれるので、どうしても評価が甘くなってしまいます。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2018年10月12日~12月14日毎週金曜日24:55放送。FODオリジナルドラマ。FOD配信開始日:2018年9月29日(土)0:00より、毎週土曜日最新話配信。

<スタッフ>
原作:八寿子「こんな未来は聞いてない!!」(小学館「ベツコミフラワーコミックス」)
脚本:三浦駿斗、木滝りま、今西祐子、角田ルミ
主題歌:ときめき♡宣伝部「ドンフィクション」(スターダストプロモーション)
演出:池澤辰也、東田陽介(テレパック)、進藤丈広
プロデュース:東康之(フジテレビ)
プロデューサー:黒沢淳、東田陽介(テレパック)
制作協力:テレパック
制作著作:フジテレビ

<キャスト>
花園佳代:田辺桃子
相川真之介:岐洲匠
瀧涼一:神尾楓珠
櫛田陽:田中芽衣
アラサー:野呂佳代
川添野愛
兼次要那
井頭愛海(X21)
早乙女ゆう
立石晴香
大沢ひかる

<イントロダクション>
17歳の私の前に突然、未来からアラサーの“私”が登場!
しかも30歳で独身・おまけに処女!どうする、私?

未来を変えるため、佳代(田辺桃子)はアラサー(野呂佳代)と共に行動を開始!気になっている幼なじみの真之介(岐洲匠)を振り向かせようとするが・・・
謎のイケメン・瀧(神尾楓珠)、さらには真之介の未来の結婚相手だという櫛田(田中芽衣)も登場し、恋の四角関係バトルが勃発!
はたして佳代は未来を変えられるのか!?

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2018.12.15

ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」[全10話](お薦め度★★★)

第6話までは2018年最高のドラマと思っていました。
ムロツヨシの二枚目は意外と良いし、戸田恵梨香のキュートな演技は絶品で、二人のラブラブなシーンは観ている方がこそばゆくなるほどの幸福感を味わわせてもらいました。

しかし、第1部が終わる第6話の終盤に松尾公平というサイコパスを登場させて失速します。何故純愛ラブストーリーに全くなじまないスリラーというかホラーなエピソードを挿入しなければならないのでしょうか。

毎週楽しみに視聴していましたが、第7話から最終話まで録画してストレスを溜めないように一気観です。第6話まで感じた高揚感は無くなっていました。もちろん最終話の”奇跡”に涙したものの深い感動にはなりませんでした。

松尾公平というキャラクターさえ登場しなければと思うと、無念な作品となりました。

ところで、10月クールでムロツヨシは「今日から俺は!!」に金八先生もどきのナンセンスな教師役で出演していますが、本作との悶そうになるほどのギャップに感心していました。コメディの才能は知っていますので、今後もムロツヨシの二枚目な役を観たいです。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2018年10月12日〜12月14日毎週金曜22時放送。

<スタッフ>
脚本:大石 静
音楽:河野 伸
主題歌:back number「オールドファッション」(ユニバーサル シグマ)
プロデューサー:宮﨑真佐子、佐藤敦司
演出:金子文紀、岡本伸吾、棚澤孝義
製作:ドリマックス・テレビジョン、TBS

<キャスト>
間宮尚:戸田恵梨香
間宮真司:ムロツヨシ
木村明男:富澤たけし(サンドウィッチマン)
小川翔太:杉野遥亮
石田ミル:小篠恵奈
渡部伸夫:長谷川朝晴
水野明美:木南晴夏
松尾公平:小池徹平
沢田柚香:黒川智花
井原誠一郎:橋爪淳
井原千賀子:夏樹陽子
北澤薫:草刈民代
井原侑市:松岡昌宏

<イントロダクション>
圧巻の演技力を持つ女優・戸田恵梨香が若年性アルツハイマーの医師という難役に挑む!

話題の個性派俳優・ムロツヨシが本格ラブストーリーに初出演!
“ラブストーリーの名手” 大石静が紡ぐ完全オリジナルドラマ

TBSでは10月期の金曜ドラマ枠で、戸田恵梨香主演の『大恋愛〜僕を忘れる君と』を放送します。このドラマは、若年性アルツハイマーにおかされる女医と、彼女を明るく健気に支え続ける元小説家の男の、10年にわたる愛の奇跡を描く王道の純愛ラブストーリー。本作は、数々の人気ドラマの脚本を手掛け、“ラブストーリーの名手”と称される大石静が描く完全オリジナルドラマです。
主人公の恋人役には連続ドラマでの本格ラブストーリー初出演となるムロツヨシを迎え、金曜の夜を彩るにふさわしい至極の恋愛ドラマをお届けします。
主人公・北澤尚を演じるのは、ドラマや映画はもちろんCMなどで幅広く活躍し、国民的女優のひとりである戸田恵梨香。戸田がTBS連続ドラマで主演を務めるのは、2010年に放送した『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』以来実に8年ぶり。今作では、34歳にして若年性アルツハイマー病におかされながらも、本気で一人の男に恋をする女医を演じます。
尚の恋人・間宮真司役には、ドラマや映画、舞台などでその存在感を発揮し、「2018年 エランドール賞」の新人賞を42歳にして受賞した話題の個性派俳優・ムロツヨシが決定。引越し業のアルバイトで尚と出会い、自分が過去に書いた小説の文章の一部を暗唱できるほど好きだと言う彼女からアタックされるうちに尚を愛するようになり、また、自分の忘れていた小説への思いを呼び起こされていき…。
数々の作品に出演し、人気、実力を兼ね備えた二人がこの秋、本格ラブストーリーに挑みます!

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2018.12.09

ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」[全10話](お薦め度★★★)

ゆるいながらも痛快なコメディでした。
3人の主人公たちがそれぞれの立ち位置で、恋愛における駄目男を切って切って切りまくります。
それぞれのエピソードが4コマ漫画のように、テンポよく進みます。特に円演じる馬場ふみかの理不尽な男性に対する逆襲が見ものでした。

馬場ふみか・佐野ひなこ・久松郁実のハイスペックなモグラ女子が思いっきり変顔を披露し、可愛くコミカルな演技は潔く好感が持てました。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
テレビ朝日、2018年10月6日〜12月8日毎週土曜26時30分~27時放送。

<スタッフ>
原作:尾崎衣良『深夜のダメ恋図鑑』(小学館「プチコミック」連載中)
脚本:阿相クミコ
チーフプロデューサー:飯田新(ABCテレビ)、森川真行(ファインエンターテイメント)
プロデューサー:山崎宏太(ABCテレビ)、大畑拓也(ABCテレビ)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
監督:ふくだももこ、山本大輔
主題歌:TWICE「STAY BY MY SIDE」(ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディングテーマ:Sonar Pocket「baby baby」(ワーナーミュージック・ジャパン)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:ABCテレビ

<キャスト>
円:馬場ふみか
佐和子:佐野ひなこ
千代:久松郁実
瀬戸利樹
清原翔

<イントロダクション>
20~30代女性に共感の嵐!!超人気コミック
『 深夜のダメ恋図鑑 』(尾崎衣良・著)を
話題の “モグラ女子”3人 が 実写ドラマ化 !
馬場ふみか・佐野ひなこ・久松郁実 が
ダメ男たちをぶった切る!!

『このマンガがすごい!2017』オンナ編で第4位を獲得!『全国3000店の書店員と選んだ2016コレ読んで漫画RANKING』第1位!コミックスの累計発行部数は200万部(※電子版DL数含む)を突破!
女性から「あるある!!」と大反響を呼んでいる超話題作『深夜のダメ恋図鑑』(尾崎衣良・著)を、ABCテレビが満を持して連続ドラマ化します。

尾崎衣良氏による原作マンガは「プチコミック」(小学館)で連載中の人気コミック。
世の中に「ダメ男話」は数あれど、恐ろしいまでの「ダメ度」と「リアルさ」で大人気を博した本作は、ダメな恋愛を赤裸々に描くだけでなく、そんな恋に振りまわされる3人の女子のダメ男たちを的確かつ辛辣に切り捨てる「キレキレの決め台詞」がとにかく痛快!男性からの心ない発言で多くの女性が感じたことのあるフラストレーションを、スカっと解消してくれます。

ダメ男たちに悩まされながら、いい恋を求めて戦う3人の乙女には、「モデル」と「グラビア」で活動の場を広げ、女優としての活躍も目覚しい話題の「モグラ女子」3人娘。
世の女性たちからの憧れと、男性たちからの崇拝を集め、その心理を知り尽くした彼女たちだからこそ出来る、リアリティのある「ぶった切り」を展開します。

「いい恋」を掴むためのバイブルとして、すべての女子必見の痛快爽快・恋愛ドラマが今秋、誕生します!!

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2018.12.06

映画『キラー・サスペクト』(お薦め度★★★)

殺人犯と捜査官との一騎打ちと思っていたのですが、ちょっとずつ外される内容です。ともかく先が読めません。選択肢は限られているのに、予定調和でない展開が刺激的でした。

捜査官の方は特殊能力の持ち主にもかかわらず、宝の持ち腐れ的な要素がふんだんで一筋縄ではいきません。

メリハリのあるサスペンスではないにも関わらず、結構印象に残る作品です。トム=ローズ監督は意外とくせ者かもしれません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Monochrome
制作年:2016
制作国:イギリス
内容時間:114分

<スタッフ>
監督・製作・脚本・音楽:トム=ローズ
製作:スージー=ノートン

<キャスト>
ガブリエル=レナード:コズモ=ジャーヴィス
エマ=ローズ:ジョー=ウッドコック
ウォルコット捜査官:リー=ボードマン
ロジャー=ダニエルズ:ジェームズ=コズモ
マーサ=ウォーカー:リズ=メイ=ブライス

<イントロダクション>
警察に追われて逃避行を続けるうち、非情な連続殺人犯と化した女性と、彼女の後を必死で追う特殊能力を持つ捜査官。2人の運命の行く末をスリリングに描くB級サスペンス。

銀行から大金を着服して逮捕された男の恋人にして重要参考人として、警察に追われるはめとなったエマ。身元を隠し、さまざまな家庭を渡り歩きながら逃亡生活を送るうち、いつしか彼女も非情な連続殺人犯へと変貌。一方、“共感覚”なる不思議な能力を持つ捜査官ガブリエルが、彼女の後を追って独自の捜査を開始。かくして、追いつ追われつの追跡・逃亡劇の果てに彼らを待ち受ける運命を、T・ローズ監督が、脚本・撮影・音楽・編集も兼ねてスリリングに描く。出演は、「ドリアン・グレイ」のJ・ウッドコックほか。

<放送内容>
警察に追われて逃避行を続けるうち、非情な連続殺人犯と化した女性と、彼女の後を必死で追う特殊能力を持つ捜査官。2人の運命の行く末をスリリングに描くB級サスペンス。

イギリスの大手銀行から7億ポンドもの大金を着服した男が逮捕され、世間を驚かせることに。警察は、男の恋人のエマを事件の重要参考人として追いかけるが、彼女は身の危険を察知していち早く逃亡。老芸術家ロジャーの邸宅にたどり着いたエマは、自らの正体を偽り、無給で働くのと引き換えに彼の家に居候させてもらうことに。一方、“共感覚”なる特殊能力を持つ英国犯罪対策庁の新人捜査官ガブリエルが、独自の捜査を開始し…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.29

映画『ロボコン』(お薦め度★★★)

高専ロボコンを題材にした学園もので好感が持てます。
意外にも主人公たちが作るロボットが本格的です。大会での対戦もリアリティがあり、競技としての面白さが本物のように伝わってきました。ただし、部活以外の学園生活がほとんど描かれていないので、それぞれの人物像を深掘り出来ていない物足りなさを感じます。

記念すべき長澤まさみの初主演映画です。
当時から雰囲気を持った別格の美少女でした。
今でも活躍している小栗旬や伊藤淳史、塚本高史が部員メンバーとして登場しており、キャスティングのレベルに驚かされました。

小栗旬は後半になるほど存在感を増して、最後には長澤まさみとダブル主演のようなポジションになります。当時から彼も華があったのようです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2003
制作国:日本
内容時間:119分

<スタッフ>
監督・脚本:古厩智之
撮影:清久素延
音楽:パシフィック231

<キャスト>
葉沢里美:長澤まさみ
相田航一:小栗旬
四谷部長:伊藤淳史
竹内和義:塚本高史
図師先生:鈴木一真
笹木先生:須藤理彩
葉沢良行:うじきつよし

<イントロダクション>
嘘を愛する女」などの人気女優、長澤まさみが映画初主演を飾った青春映画。手製ロボットの性能を競い合う“高専ロボコン”に打ち込む高専生たちの物語で、小栗旬ら共演。

1988年に始まり、ロボットを開発した若者たちが持てる英知を結集し、自分たちのメカを競い合わせる大会が略称“高専ロボコン”。1992年のぴあフィルムフェスティバル(PFF)で「灼熱のドッジボール」がグランプリを受賞した古厩智之監督が、文化系と体育会系の両方の要素がある競技“高専ロボコン”の世界を、独自のユーモアセンスをまぶして描いた。インディーズに近い小品ながら、当時並外れた美少女だった長澤の魅力をあらためて堪能できる。また小栗旬、伊藤淳史、塚本高史ら当時の若手男優陣も熱演。

<放送内容>
「嘘を愛する女」などの人気女優、長澤まさみが映画初主演を飾った青春映画。手製ロボットの性能を競い合う“高専ロボコン”に打ち込む高専生たちの物語で、小栗旬ら共演。

山口県のある高等専門学校(高専)に通う里美は“面倒くさい”が口癖で、何にも夢中になれない毎日を過ごしていたが、教師の図師から居残り授業を受けたくなければ“高専ロボコン”に取り組む、第2ロボット部に参加するよう提案される。同部は、優等生たちからなる第1ロボット部に見下され続けていたが仲間の部員たち、相田、四谷部長ら、負けず嫌いの面々からの影響もあり、里美も“高専ロボコン”の全国大会での優勝を目指す。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.28

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(お薦め度★★★)

あれっ、普通です。
第90回アカデミー賞で4部門受賞したというので、『パンズ・ラビリンス』的なダークファンタジーを期待していたのですが、特別なヒネリもないラブファンタジーです。

物語の展開も大方予想できるものです。

ちょっと意外だったのは、大人向けのサービスシーンが結構登場したことです。この作品のトーンからすると不必要だったのではと感じました。

全体的な印象としては、期待外れでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Shape of Water
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:124分

<スタッフ>
監督・原案:ギレルモ=デル=トロ
製作:ギレルモ=デル=トロ、J=マイルズ=デイル
脚本:ギレルモ=デル=トロ、ヴァネッサ=テイラー
撮影:ダン=ローストセン
音楽:アレクサンドル=デズプラ

<キャスト>
イライザ:サリー=ホーキンス
ストリックランド:マイケル=シャノン
ジャイルズ:リチャード=ジェンキンス
ゼルダ:オクタヴィア=スペンサー
“生きもの”:ダグ=ジョーンズ
ホフステトラー博士:マイケル=スタールバーグ

<イントロダクション>
第90回アカデミー賞で作品賞、監督賞など計4部門に輝いた感動のファンタジー。発話障害を持つヒロインは偶然から知り合った謎の“生きもの”と交流するようになり……。

「パンズ・ラビリンス」などで独自の世界を築く一方、「パシフィック・リム」などの大ヒット作を手掛けてきたG・デル・トロ監督にとって、その集大成となった傑作。孤独なヒロインと“生きもの=怪物”が出会い、心を通じ合わせていく究極の純愛物語は、古今東西のモンスター映画を愛するデル・トロ監督ならでは。ヒロイン役S・ホーキンスも大熱演。“生きもの”の目は「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で第90回アカデミー賞のメイク・ヘアスタイリング賞に輝いた日本人、辻一弘による。

<放送内容>
第90回アカデミー賞で作品賞、監督賞など計4部門に輝いた感動のファンタジー。発話障害を持つヒロインは偶然から知り合った謎の“生きもの”と交流するようになり……。

1962年、冷戦下の米国。発話障害を持つ女性イライザは“航空宇宙研究センター”で清掃員として働くが、施設の一角で、アマゾンの奥地から運ばれてきたある“生きもの”と出会う。“生きもの”はいわゆる“半魚人”のように主に水中で暮らすが、イライザは人目を忍んで“生きもの”と交流するように。だが“生きもの”を管理する異常なまでに高圧的な軍人ストリックランドは“生きもの”を生体解剖実験の対象にしようとし……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.24

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』(お薦め度★★★)

及第点ですが、違和感があります。
どうして正々堂々クライムサスペンスで描かないのでしょうか。ラブストーリーとばかり思っていたら、トリッキーな展開が用意されていました。

変則的な内容なので、ラストは全然納得出来ません。いろいろなラストが用意されてしかるべき物語で、邦画らしい一番選択してはいけない終わりを迎えます。

本作は国内でいろいろな賞を受賞していますが、日本人受けする国内でしか評価されない作品ではないでしょうか。世界マーケットには到底通用しない内容だと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:124分

<スタッフ>
監督:白石和彌
脚本:浅野妙子
撮影:灰原隆裕
音楽:大間々昂

<キャスト>
北原十和子:蒼井優
佐野陣治:阿部サダヲ
水島真:松坂桃李
黒崎俊一:竹野内豊
国枝カヨ:村川絵梨
野々山美鈴:赤澤ムック
国枝:中嶋しゅう

<イントロダクション>
蒼井優と阿部サダヲの共演で究極の愛を描いたラブミステリー。過去の恋人を忘れられないまま15歳も年上の男に依存するヒロイン。男の“過剰な愛情”に隠された秘密とは?

沼田まほかるの小説を「孤狼の血」の白石和彌監督が映画化。蒼井演じる十和子、阿部演じる陣治、松坂桃李演じる水島、竹野内豊演じる黒崎と登場人物たちはいずれも“最低”と呼んでいいような人間たち。「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のベアトリス・ダルを彷彿とさせるような役柄を演じる蒼井、いつもとはひと味違う演技で場面をさらう阿部、従来のイメージを覆すようなクズっぷりを見せる、松坂と竹野内。4人の演技合戦が緊張感を生み、“究極”にたどり着くことに胸が締め付けられるような感覚になる。

<放送内容>
蒼井優と阿部サダヲの共演で究極の愛を描いたラブミステリー。過去の恋人を忘れられないまま15歳も年上の男に依存するヒロイン。男の“過剰な愛情”に隠された秘密とは?

十和子は8年前に別れた元恋人・黒崎を忘れられずにいながら、15歳年上の陣治と暮らしていた。ある日、十和子はどこか黒崎の面影があるデパートの時計売り場主任・水島と知り合う。妻子がいると知りながらも、彼との情事に溺れていく十和子。その後、彼女のもとに刑事が訪れ、黒崎が行方不明であることを告げる。やがて十和子は陣治が自分を執拗につけ回していたことを知り、彼が黒崎の失跡に関係あるのではないかと疑うが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.22

映画『スリー・ビルボード』(お薦め度★★★)

衝撃作として評価していいのでしょうか。

確かに、フランシス=マクドーマンドとサム=ロックウェルの演技は見事でした。
社会派スリラーとしての面白さがあり、ストーリーの切り取り方は上手です。

ただし、復讐に駆られる猛母の憎悪が連鎖するブラックジョーク的な内容です。

心情的に許してしまうエンディングではありますが、負のスパイラルに抗えずダークサイドを認めるならば、論理的・倫理的に駄目です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri
制作年:2017
制作国:イギリス・アメリカ
内容時間:116分

<スタッフ>
監督・脚本:マーティン=マクドナー
製作:グレアム=ブロードベント、ピート=チャーニン、マーティン=マクドナー
撮影:ベン=デイヴィス
音楽:カーター=バーウェル

<キャスト>
ミルドレッド=ヘイズ:フランシス=マクドーマンド
ディクソン:サム=ロックウェル
ウィロビー:ウディ=ハレルソン
アン:アビー=コーニッシュ
チャーリー:ジョン=ホークス

<イントロダクション>
怒りのあまり、型破りな抗議活動を開始する母親を、F・マクドーマンドが熱演して第90回アカデミー賞で主演女優賞を獲得するなど、数々の映画賞に輝いた衝撃の問題作。

アメリカ中部の架空の町に突如出現した3枚の立て看板。それは、愛娘を殺されたものの、事件の捜査が一向に進展しないのに業を煮やした母親が、地元警察への面当てに掲げた、抗議の文章だった…。コーエン兄弟の兄ジョエルの愛妻としても知られる実力派女優のマクドーマンドが、怒れる母親を熱演して第90回アカデミー主演女優賞を受賞。授賞式での熱いスピーチも話題を集めたほか、W・ハレルソンとともに第90回アカデミー助演男優賞にWノミネートされたS・ロックウェルが、念願の初のオスカー受賞を果たした。

<放送内容>
怒りのあまり、型破りな抗議活動を開始する母親を、F・マクドーマンドが熱演して第90回アカデミー賞で主演女優賞を獲得するなど、数々の映画賞に輝いた衝撃の問題作。

アメリカ中部の小さな町エビング。ある日、町外れの道路沿いに、人目を引く3枚の立て看板が突如出現。それは、7カ月前に愛娘を何者かに殺されたものの、一向に捜査が進展しないことに業を煮やした母親のミルドレッドが、怒りのあまりに掲げた抗議のメッセージだった。町の人々の信認も厚い警察署長のウィロビーは、名指しで批判されたことに困惑しつつ、どうか冷静にとミルドレッドに頼み込むが、彼女の怒りは容易に収まらず…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.15

映画『スタンドオフ(2016)』(お薦め度★★★)

アクションスリラーとして設定はまずまずです。
お互いに手を出せない膠着状態がスリリングでした。

ただし、殺し屋役のローレンス=フィッシュバーンはミスキャストです。彼はすでに正義の味方のイメージがついています。冷酷非道なキャラクターが最後まで噛み会いませんでした。

ということは、ラストが予想できてしまう欠点を持っていました。もっと別の強面の役者が演じていれば、より緊張感が増したはずです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Standoff
制作年:2016
制作国:カナダ
内容時間:87分

<スタッフ>
監督・脚本:アダム=アレカ
製作:エリック=ゴズラン、リー=クレイほか
撮影:ゾーラン=ポポヴィック
音楽:オースティン=ウィントリー

<キャスト>
カーター:トーマス=ジェーン
殺し屋:ローレンス=フィッシュバーン
イザベル(バード):エラ=バレンタイン
マーラ:ジョアンナ=ダグラス
ベイカー警官:ジム=ワトソン
ロジャー:ジョン=テンチ

<イントロダクション>
冷酷非情な殺し屋に追われる少女が助けを求めた相手は、荒れ地の一軒家に暮らす孤独な元軍人だった。L・フィッシュバーンとT・ジェーン競演のデスマッチアクション。

暗殺の現場を目撃したため、殺し屋に追われることになったひとりの少女。荒れ地にぽつんと立つ家に逃げ込んだ彼女は、隠遁するように暮らしていた孤独な元軍人に助けを求め……。「マトリックス」シリーズのL・フィッシュバーン演じる凄腕の殺し屋と、「パニッシャー(2004)」「ミスト」のT・ジェーン扮する心に傷を負った元軍人が死闘を展開するデスマッチアクション。1丁のライフルと1発の銃弾だけで、元軍人は少女を守り抜くことができるのか。文字通り命を削る駆け引きの行方が見どころだ。

<放送内容>
冷酷非情な殺し屋に追われる少女が助けを求めた相手は、荒れ地の一軒家に暮らす孤独な元軍人だった。L・フィッシュバーンとT・ジェーン競演のデスマッチアクション。

両親を亡くした少女バードは、墓参り先の墓地で偶然殺し屋の殺害現場を目撃し、命を狙われることになった。近くの荒れ地にぽつんと立つ一軒家に逃げこんだバードは、そこに暮らす孤独な元軍人カーターに助けを求める。やがて追ってきた殺し屋とカーターの撃ち合いが始まり、両者ともに深い傷を負ってしまった。1階には殺し屋が居座り、バードとカーターは2階から動くこともできない。しかも手持ちの銃には弾が1発しかなく……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.06

映画『蜩ノ記(ひぐらしのき)』(お薦め度★★★)

染みます。
正統派時代劇ここにありです。しみじみと涙しました。

監督が誰かを知らずに観たのですが、繊細な独特の間から名作『雨あがる』を連想したところ、エンドロールで「監督:小泉堯史」を確認しました。

役所広司が演じる主人公の人となりが、崇高です。武士に求める究極の姿を体現していました。

真に日本人が求める美学が本作で描かれています。悲劇にもかかわらず清々しいラストでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2014
制作国:日本
内容時間:129分

<スタッフ>
監督:小泉堯史
脚本:小泉堯史、古田求
撮影:上田正治
撮影:北澤弘之
音楽:加古隆

<キャスト>
戸田秋谷:役所広司
檀野庄三郎:岡田准一
戸田薫:堀北真希
戸田織江:原田美枝子
松吟尼(お由の方):寺島しのぶ

<イントロダクション>
10年後の切腹を命じられた武士の姿を、彼の監視役の目を通して気高く描写。第146回直木賞受賞の葉室麟の原作を、役所広司、岡田准一の競演で映画化した感動の時代劇。

あの黒澤明の遺稿を映画化した「雨あがる」で監督デビューして以来、師の衣鉢を継いで、清廉なドラマ作りに励んできた小泉堯史監督。本作では、葉室麟の原作をもとに、義侠心あふれる武士道をどこまでもまっすぐに貫き通す男たちの姿を端正に描き、同監督らしい清々しい道徳教育劇に仕上がった。主演の役所が貫録充分の存在感を発揮。また、彼に感化されていく監視役の侍を岡田が好演し、第38回日本アカデミー賞では、本作の最優秀助演男優賞と並んで「永遠の0」では最優秀主演男優賞と、W受賞の栄誉に輝いた。

<放送内容>
10年後の切腹を命じられた武士の姿を、彼の監視役の目を通して気高く描写。第146回直木賞受賞の葉室麟の原作を、役所広司、岡田准一の競演で映画化した感動の時代劇。

ある日、城内で刃傷沙汰を引き起こした豊後羽根藩の檀野庄三郎は、厳罰に処せられる代わりに、家老の中根兵右衛門からあることを命じられる。それは、目下幽閉中の身にある元郡奉行・戸田秋谷を監視せよというもの。秋谷はかつて、とある大事件を引き起こして10年後の切腹を命じられ、その間、藩の歴史書である「家譜」の編纂作業に従事していた。庄三郎は、秋谷やその妻子と一緒に生活しながら、秋谷の見張り役を始める。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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