2019.10.14

映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』(お薦め度★★★)

ほっこりするお話です。
お仕事を舞台にした結構コテコテなコメディです。

エピソード自体に映画らしいスケールが無く、お気軽な内容でした。

主演の波瑠は作品のトーンとうまくマッチしており、コメディタッチの演技を十分こなしていました。

意外だったのは、波多野貴文監督です。
今まで、映画『SP 野望篇』『SP 革命篇』、ドラマ「BORDER」といったサスペンスものしか知らなかったのですが、本作のように肩の力が抜けたコメディもそこそこ手腕を発揮できる方なのですね。真逆のジャンルも対応できるとは驚きです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:105分

<スタッフ>
監督:波多野貴文
脚本:吉田恵里香
撮影:小松高志
音楽:白石めぐみ

<キャスト>
波平久瑠美:波瑠
小塚慶彦:西島秀俊
吉村豪太郎:岡山天音
上園龍:深水元基
小西俊郎:中村倫也
南原カツヨ:濱田マリ
玉地弥生:橋本愛

<イントロダクション>
恋人と同じ大手ホテルチェーンへの就職を果たしたヒロイン。だが彼女が配属されたのは系列会社が経営する地方の遊園地で……。波瑠と西島秀俊の共演で描くお仕事コメディ。

小森陽一の小説「オズの世界」を映画化。原作者が最初から彼女をイメージし、名前にも彼女の文字を入れたという主人公・波平久瑠美を、人気女優の波瑠が好演する。地方の遊園地勤務を命じられ、渋々働きはじめたヒロインが、魔法使いと呼ばれるカリスマ上司やお節介だが優しい先輩たちとの出会いを通じ、仕事への情熱を育んでいく。舞台は熊本県荒尾市に実在する九州最大級の遊園地グリーンランドがモデルとなっており、劇中でもそのままの名称で登場する。ヒロインの成長ぶりが爽やかな後味を残す好編に仕上がった。

<放送内容>
希望通り恋人と同じ大手ホテルチェーンへの就職を果たした久瑠美。意気揚々と社会人生活を歩み出した彼女だったが、入社早々言い渡されたのは、系列企業が経営する熊本県の遊園地グリーンランドへの配属辞令。いきなりの地方勤務と遠距離恋愛でやる気ゼロとなった彼女だったが、“魔法使い”とあだ名される風変わりだが敏腕な上司の小塚や個性豊かな先輩、同僚たち、そして利用客の笑顔と接する中で仕事の楽しさに目覚めていく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.10.13

アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」[全12話](お薦め度★★★)

アニメとしてクオリティの高い作品です。
脚本家の岡田麿里が、少年誌で原作を担当した漫画を自らの脚本でアニメ化しており、脚本の完成度も高く、女子高生5人の性に対する生々しい心情が深く描かれています。

思春期の女性の性の目覚めが少年誌で連載されていたとは驚きました。女子高生の性に関する興味が中心となる物語がメジャーな漫画やアニメになるのは画期的ではないでしょうか。

力作だと思いますし大人の鑑賞に耐えられる内容です。ただし、ちょっと物足りなかったのは、登場する男が女性目線で美化されているところでしょう。女子高生たちが真面目ということもあって、登場する男性はお行儀が良過ぎました。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TBSテレビ、2019年7月6日~9月21日毎週金曜深夜26:25放送。

<スタッフ>
原作:岡田麿里、漫画:絵本奈央『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(講談社「別冊少年マガジン」連載)
監督:安藤真裕、塚田拓郎
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:石井かおり
音楽:日向 萌
美術監督:中久木孝将、中尾陽子
色彩設計:山崎朋子
撮影監督:長田雄一郎
音響監督:郷 文裕貴
編集:髙橋 歩
プロデュース:斎藤俊輔
アニメーションプロデューサー:米内則智
アニメーション制作:Lay-duce

<キャスト>
小野寺和紗:河野ひより
菅原新菜:安済知佳
須藤百々子:麻倉もも
本郷ひと葉:黒沢ともよ
曾根崎り香:上坂すみれ
典元 泉:土屋神葉
天城 駿:広瀬裕也
山岸知明:福山 潤
三枝 久:咲野俊介
十条園絵:戸松 遥
杉本 悟:花江夏樹

<イントロダクション>
高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。

「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、
部員の一人が投じたある一言……。

その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

 

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2019.10.10

映画『寝ても覚めても』(お薦め度★★★)

邦画にしては、いい線いっているラブサスペンスです。
ただし、セリフ回しが時々引っ掛かり、尺の長さを感じさせます。

また、東出昌大と唐田えりかの組み合わせがイマイチでした。東出昌大の演技が『散歩する侵略者』に近い印象で、恋愛ものとしては違和感がありました。唐田えりかも悪くは無いものの、秘めた情熱を感じさせる切れはなく、中途半端な印象です。『覚悟はいいかそこの女子。』と比べて物足りなさがあります。

タイトルと内容もしっくりきません。タイトルから連想する激しさや熱情はほとんど無く、肩透かしでした。

展開としてはいろいろ用意できたと思いますが、全体から醸し出す雰囲気を裏切るラストでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本・フランス
内容時間:120分

<スタッフ>
監督:濱口竜介
脚本:田中幸子、濱口竜介
撮影:佐々木靖之
音楽:tofubeats

<キャスト>
丸子亮平/鳥居麦:東出昌大
泉谷朝子:唐田えりか
串橋耕介:瀬戸康史
鈴木マヤ:山下リオ
島春代:伊藤沙莉
岡崎栄子:田中美佐子

<イントロダクション>
「ハッピーアワー」の俊英・濱口竜介監督が柴崎友香の同名恋愛小説を繊細かつスリリングに映画化。東出昌大のひとり二役初挑戦も評判を呼び、数多くの映画賞に輝いた秀作。

かつての恋人と生き写しの男性と出会い、再び恋に落ちたヒロインの朝子。果たして、そっくりだから好きになったのか。それとも、好きになったからそっくりに見えるのか。そんな彼女の揺れる女心を、上映時間が5時間を超える異例の前作「ハッピーアワー」で国内外の多くの映画賞に輝き、次代の日本映画界を担う期待の俊英として国際的にも注目を集める濱口監督が、繊細かつスリル満点に描写。「菊とギロチン」の人気男優・東出がひとり二役に初挑戦し、不思議な魅力を発揮する一方、新星・唐田えりかの好演も見もの。

<放送内容>
大阪で暮らす21歳の女性・朝子。ある日、不思議な魅力を放つ謎めいた青年・麦と出会った彼女は、たちまち彼と運命の恋に落ちるが、やがて麦は、不意に姿を消してしまう。それから2年後、大阪から東京に転居した朝子は、まるで生き写しのように麦とよく似たサラリーマンの青年・亮平と出会う。今なお麦のことが忘れられない朝子は、戸惑いを隠せないが、そんな彼女に亮平は好意を抱き、朝子も抗しがたく亮平に心惹かれていく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.09.29

ドラマ「百合だのかんだの」[全8話](お薦め度★★★)

女性同士の同性愛をライトにコメディタッチで描いた快作です。
コメディながら扱っているテーマは真実の愛で、ストーカー被害に悩むエピソードは結構シビアです。

馬場ふみかと共演した小島藤子がなかなかの演技を披露しています。友情以上の同性愛的な絡みはとてもエロティックでした。

馬場ふみかは女友達が集う深夜のコメディドラマでの主演はドラマ「深夜のダメ恋図鑑」に続き本作も成功していると思います。いよいよゴールデンでの主演ドラマに登場するかどうかでしょう。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2019年7月20日~9月7日毎週金曜深夜0:55~1:25放送。
フジテレビオンデマンド (FOD)オリジナルの配信ドラマ、2019年5月24日~配信開始。

<スタッフ>
脚本:野島伸司
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー:石塚清和
演出:加藤裕将
音楽: Mili
主題歌:ソン・シギョン「ハチミツ」(ビクターエンタテインメント)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:フジテレビジョン

<キャスト>
馬場ふみか
小島藤子
財木琢磨
都丸紗也華
中尾有伽
宮本真希
笠原秀幸
石黒 賢

<イントロダクション>
大学生の篠原百合(馬場ふみか)は、執拗な嫌がらせを続けるストーカーから逃れるため引っ越しを決意する。偶然、訪れた不動産会社の女性社員・二宮海里(小島藤子)が小学校の同級生であることを知り、二人は再会を喜ぶが、海里の言葉やハグの長さなど節々に感じる再会以上の何かに百合は少し違和感を覚えるのだった。しかし、異性では理解し得ないことも同性ならわかってもらえる・・・やがてお互いを思い合い、献身的に支え合える海里との関係性、その居心地の良さに百合は気が付いていく。

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2019.09.18

映画『ガン・ドッグ』(お薦め度★★★)

ドイツ映画にもアクションコメディが存在するのですね。
ゲラゲラではなく、クスクスですが(笑)

まさか、ティル=シュヴァイガーがW主演しているとは思いもよりませんでした。彼といえば映画『ガーディアン』「ニック」シリーズに代表されるタフでカッコいいアクションヒーローです。コメディは上手い訳ではありませんが、イメージと違うギャップが楽しめました。

W主演のもう一方のマティアス=シュヴァイクホファーは、三枚目を上手に演じていました。

本編よりも、エンドロールのNG集のほうがゲラゲラ笑えました。ティル=シュヴァイガーの素の表情がお茶目で好感度がアップしました。

ところで、ドイツ警察特殊部隊GSG-10所属という設定ですが、GSG-10は検索してもヒットしませんでした。GSG-9が現在ドイツではGSG-10と呼ばれているのかもしれません。ちなみに過去にハマったGSG-9のドラマとは大違いです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Hot Dog
制作年:2018
制作国:ドイツ
内容時間:106分

<スタッフ>
監督:トルステン=クンツラー
製作:マティアス=シュヴァイクホファー、ダン=マーグ、マルコ=ベックマン
脚本:トリッパー=クランシー、ロー=マリンケ
撮影:マルクス=ネストロイ
音楽:マルティン=トードシャローヴほか

<キャスト>
ルーク=シュタイナー:ティル=シュヴァイガー
テオ:マティアス=シュヴァイクホファー
ニッキー:アン=シェーファー
マーシャ:リザ=トマシェフスキー

<イントロダクション>
ドイツ警察特殊部隊GSG-10に所属する、何かとやり過ぎなタフガイと、空気は読めないが天才的な“写真記憶”の能力を持つ青年。2人の活躍を描くアクションコメディ。

数々のシリアスな作品のイメージが強いドイツ映画だが、本作は珍しく、米国のハリウッド映画のような痛快路線を押し出した娯楽作。本国ドイツで活躍した後、「イングロリアス・バスターズ」などハリウッドに進出したイケメン男優T・シュヴァイガーは、何かとキレがちなタフガイ役。一方、本作のプロデュースにも参加しているM・シュヴァイクホファーが演じるのは、天才的な“写真記憶”の能力を持つが空気を読めない変人青年。そんな凸凹警官コンビの活躍を、アクション&ギャグ満載で描いたバディコメディだ。

<放送内容>
ドイツ連邦警察特殊部隊GSG-10の名士を父親を持つテオは7歳のとき、天才的な“写真記憶”の能力があることが分かる。そして成人後、GSG-10に入るが、地味な武器庫に配属される。一方、GSG-10の精鋭ルークは、仕事熱心過ぎて妻と離婚していた。ともにGSG-10の中で干されたテオとルークはドイツ大統領官邸の警護係になるが、そこでモルドバ大統領夫妻の娘マーシャが武装した一味に誘拐される事件が起きる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.09.17

映画『三尺魂』(お薦め度★★★)

微妙に面白い作品です。
ホラーと思わせておいて、コメディに転じ、ヒューマンドラマに収める感覚はかつてない不思議な味わいでした。
トーンとしては「世にも奇妙な物語」シリーズで扱われるようなドラマに似ています。

加藤悦生監督は、なかなかの巧者かもしれません。今後注目して行きたいと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:93分

<スタッフ>
監督・脚本:加藤悦生
撮影・音楽:八重樫肇春

<キャスト>
望月希子(月子):村上穂乃佳
高村廣(ベイビードール):木ノ本嶺浩
ふみ(ツバサ):辻しのぶ
城戸勇(ハッパ):津田寛治
小泉夢人:伊藤和哉
正史(ふみの夫):森本のぶ
美江(希子の継母):田山由起

<イントロダクション>
ネットで知り合った自殺志願の4人。彼らは三尺玉の花火で自殺を図るが、なぜか爆発のたび集合前の時間に戻るタイムループに陥ってしまう。新感覚のヒューマンサスペンス。

巨大花火で自殺しようとするも、なぜか爆発前の時間に巻き戻るループに陥った4人の自殺志願者たち。大人の3人は、残るひとり、未来ある高校生の少女が原因と考え、なんとか彼女の自殺を翻意させようとするのだが……。集団自殺という重いテーマを扱いながら、自分たちが死ぬために少女の自殺を止めようとする大人たちの姿がシニカルな笑いを呼び、最後には希望が残るという奇妙な後味の作品になった。監督・脚本は新鋭・加藤悦生。映画初主演の村上穂乃佳がヒロイン役を好演、名バイプレーヤーの津田寛治らが共演。

<放送内容>
ネットで知り合い、集団自殺のため山小屋に集った4人。借金を抱えた花火師“ハッパ”、うつに悩む研修医“ベイビードール”、事故で子どもを失った主婦“ツバサ”、いじめに苦しむ女子高校生“月子”。三尺玉の花火に点火、爆死したはずの4人だが、気が付くと集合前の時間に戻っていた。その後何度も爆発を繰り返すが結果は同じ。大人の3人は、未成年の月子を巻き添えにしているからだと考え、彼女を翻意させようとするが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.09.03

映画『ヘレディタリー/継承』(お薦め度★★★)

ピンと来ませんし、よく分かりません。
全米でヒットして高い評価を受けたホラー作品とのことですが、特別なものを感じません。

怪奇現象に連続性はなく、ただ単に映像的に驚かせているだけの突拍子もない演出です。不条理というものではなく、違和感だけのあり得ない展開です。

主人公を演じるトニ=コレットが様々なシーンで大仰に驚く表情には食傷気味になりました。

本作が絶賛される理由が全く理解できません。脚本は並みでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Hereditary
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:128分

<スタッフ>
監督・脚本:アリ=アスター
製作総指揮:トニ=コレット、ガブリエル=バーンほか
製作:ケヴィン=スコット=フレイクス、ラース=クヌードセン、バディ=パトリック
撮影:パヴェウ=ポゴジェルスキ
音楽:コリン=ステットソン

<キャスト>
アニー=グラハム:トニ=コレット
ピーター=グラハム:アレックス=ウルフ
チャーリー=グラハム:ミリー=シャピロ
ジョーン:アン=ダウド
スティーヴ=グラハム:ガブリエル=バーン

<イントロダクション>
家長たる祖母の死後、残された家族を、次々と想像を絶する恐怖が襲うことに。低予算ながら全米で異例のヒットを記録し、“現代ホラーの頂点”と絶賛を浴びた衝撃の話題作。

2018年のサンダンス映画祭でプレミア上映されて評判を呼び、全米で公開されるや、低予算ながら異例のヒットを記録。“現代ホラーの頂点”“新世代の「エクソシスト」”と絶賛され、これが長編映画デビューとなるA・アスター監督の名を一躍世間に知らしめることとなった、話題の必見作がこれ。祖母の死後、グラハム家の夫婦、そして兄妹の4人家族を見舞う悪夢の数々。果たして彼らが抱える、知られざる家族の秘密とは? T・コレット、G・バーンら実力俳優陣が、思わず身の毛もよだつような恐怖演技を披露。

<放送内容>
グラハム家の祖母エレンが亡くなり、母である彼女に対して愛憎入り混じった感情を抱いていた娘のアニーは、夫のスティーヴに支えられてどうにか葬儀を無事終える。エレンの遺品が入った箱には「私を憎まないで」と書かれたメモが挟んであった。それ以後、もともと人付き合いの苦手だった13歳の娘チャーリーが、異常な行動をエスカレートさせ、高校生のピーターは幻聴に悩まされるなど、一家の周囲で不可解な出来事が相次ぎ…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.31

映画『ワイルドリング 覚醒する少女』(お薦め度★★★)

良く出来たホラー作品です。
古典的な怪奇物語を現代風にアレンジして、社会問題を喚起させる見事な設定を施しています。
人間を中心に捉えるか、同じ生き物としての共生を考えるかで、自分の視点がコロコロ変わってしまします。哲学的な要素があります。

幼いころのアナが、いたいけで可愛らしくお人形のようです。そんな女児が閉じ込められている不条理は胸騒ぎしか感じません。最初から興味を持たせながら観せ続けさせる監督のテクニックは並みではありません。力作です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Wildling
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:フリッツ=ボーム
製作:リヴ=タイラー、トゥルーディ=スタイラー、セリーヌ=ラットレイほか
脚本:フリッツ=ボーム、フローリアン=イーダー
撮影:トビー=オリヴァー
音楽:ポール=ハスリンジャー

<キャスト>
エレン=クーパー保安官:リヴ=タイラー
現在のアナ:ベル=パウリー
“パパ”:ブラッド=ドゥーリフ
森の中の男:ジェームズ=レグロス
幼いころのアナ:アーロ=メルツ

<イントロダクション>
部屋に閉じ込められて育った少女の肉体に変化が。やがて彼女は普通の暮らしを送り始めるが……。意表を突く展開と見せ場を満載した、エキサイティングなモンスターホラー。

恐らくはギレルモ・デル・トロ監督の各作品に影響を受けたような、ホラー映画やモンスター映画のファンならぜひ注目したい、ユニークなモンスターホラー。少女が部屋に閉じ込められた状況を描く導入部は2015年の「ルーム」を連想させるが、少女の肉体に少しずつ変化が起き始めてからはモンスターホラーとしての輪郭をしっかりと生んでいき、後半はスリルがぐっと高まる具合。ムードやテイストは異なるが、スーパーヒーローの誕生を描くアメコミ原作映画のような面白さもある佳作。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
森の中の小屋の一室。そこに閉じ込められた少女アナは“パパ”から、部屋の外に出ると人間を食べる野獣“ワイルドリング”に襲われると警告されながら育つが、彼女が初潮を迎えた直後のある日、アナが目覚めたのは近くにある病院だった。小屋からアナを救助した女性保安官エレンは、自宅でアナを引き取って育てることに。アナが初めて体験する普通の生活に慣れようとする一方、彼女の肉体は次第に人間離れしたものに変化していく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.24

映画『コーヒーが冷めないうちに』(お薦め度★★★)

そこそこです。
不思議な現象が起こる喫茶店を舞台に4つのエピソードが織りなす感動ファンタジーです。
そもそも大前提となるタイムリープの条件が複雑で難解です。幽霊と組合わせる荒業はもはやSF色は皆無でした。しかも、冷めないって何度なの??

情緒的に泣かされてしまいますが、よくよく考えたら各エピソードともに薄っぺらく深みがありません。

大体、喫茶店マスターのエピソードがあれば主人公の悩みは丸く収まるはずでは、、、

要するに、女性目線でお涙頂戴に徹した作品なのだと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:118分

<スタッフ>
監督:塚原あゆ子
脚本:奥寺佐渡子
撮影:笠松則通
音楽:横山克

<キャスト>
時田数:有村架純
時田流:深水元基
新谷亮介:伊藤健太郎
清川二美子:波瑠
賀田多五郎:林遣都
高竹佳代:薬師丸ひろ子
平井八絵子:吉田羊
平井久美:松本若菜
房木康徳:松重豊
謎の女性:石田ゆり子

<イントロダクション>
有村架純など豪華キャストが共演した、話題のヒューマンファンタジー。とある町にあるとある喫茶店。その店内の“ある席”に座って過去に戻る人々の姿を、心優しく描いた。

2017年の本屋大賞にノミネートされた川口俊和の小説とその続編をもとに、TVドラマ「アンナチュラル」の塚原あゆ子監督が映画化。有村演じる主人公の数をメインに、前半では幼なじみの男女、中年夫婦などにまつわるエピソードが、後半では数にまつわる物語が語られる。特に、松重豊と薬師丸ひろ子が演じる中年夫婦、吉田羊演じる女性とその妹のエピソードは実際にもありそうでぐっときてしまう。さらに、後半の数のエピソードは某米国映画や某日本映画の記憶を呼び覚ますような展開で思わず涙を誘われる。

<放送内容>
いとこが経営する喫茶店“フニクリフニクラ”で働く女性・数。この店には都市伝説があり、それは店内の“ある席”に座ると望んだ時間に戻ることができるというものだった。店には、幼なじみとけんか別れをしたキャリアウーマンの二美子、若年性アルツハイマーを患う妻を見守る房木、故郷の妹を裏切って東京でスナックを営む八絵子らがうわさを聞きつけてやって来るが、“ある席”にはいつも謎の女性が座っていて……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.08.23

映画『ビッチ・ホリデイ』(お薦め度★★★)

衝撃の展開にぐうの音もでません。
高級リゾート地でのアヴァンチュールは十分に気をつけなければならないという戒めが語られている作品でした。
邦題は、内容を表すのにこれ以上のタイトルは無いというほど秀逸です。

ボスの愛人であるヒロイン役のヴィクトリア=カルメン=ソンネは、スタイル抜群で男好きする“ちょうどいいブス”です。天然のように見えますが、演技だとするとなかなかの役者です。

欧州映画の多彩な才能が感じられます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Holiday
制作年:2018
制作国:デンマーク・オランダ・スウェーデン
内容時間:89分

<スタッフ>
監督:イザベラ=エクロフ
製作:デヴィッド=B=ソレンセン
脚本:イザベラ=エクロフ、ヨハネス=オルグレン
撮影:ナディム=カールセン
音楽:マーティン=ディルコフ

<キャスト>
サーシャ:ヴィクトリア=カルメン=ソンネ
マイケル:ライ=イェダ
トーマス:タイス=ローマー
フレデリック:ミヒウ=デ=ヨング

<イントロダクション>
リゾート地で優雅にバカンスを楽しむ金髪美女。しかしギャングのボスの愛人たる彼女には、それと引き換えに払う高いツケがあった。スウェーデン人監督が放つ異色の官能作。

ギャングのボスの若い愛人として、自由気ままな日々を過ごす金髪美女のサーシャ。高価な宝石やドレスを買い漁っては、鏡の前でそれらを身に着けて見とれたり、海辺のリゾートホテルで、優雅なバカンスやパーティーを楽しむ毎日。しかし彼女は、野蛮で暴力的な愛人の前では、ただもう彼の言いなりになるばかり。そんな彼女の一見ゴージャスだがむなしい日常を、スウェーデンの注目の新人女性監督I・エクロフが、一歩距離を置いた視点からひたすらクールに観察。国内外の多くの映画祭に出品されて、高い評価を得た。

<放送内容>
ギャングのボスであるマイケルは、その若い愛人であるサーシャや手下どもを引き連れて、トルコの海辺のリゾート地へと出発。その地でサーシャは、高価な宝石やドレスを買い漁ったり、華やかなパーティーに出席して優雅なバカンスを満喫する一方、マイケルから乱暴に身体をもてあそばれるのをやむなく甘受していた。そんなある日、サーシャは、世界中をヨットで旅して回る青年トーマスと出会い、次第に彼と親しくなるのだが…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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