2023.10.10

ドラマ「silent」[全11話](お薦め度★★★)

ハヤブサ消防団」のミステリアスなヒロインを演じた川口春奈が素晴らしかったので、その前に話題になった「silent」がTverで配信されるとあって観ました。

実は、放送当時は録画して初回を観たのですが、川口春奈が二枚目を演じているので直ぐに観るのを止めていました。

結果、やっぱり二枚目役の川口春奈は合いません。夏帆のほうがよっぽど感情移入が出来ました。キャストが互いに入れ替わっていたほうが、俺的には名作になったと思います。

本ドラマでの収穫は、目黒 蓮の演技力でしょう。かなり難しい役を見事にこなしていました。

とても違和感があったのは、主人公の母親役の篠原涼子です。見た目の年齢が近くて母と息子に見えません。また、奇妙な依存関係があって、脚本の稚拙さを感じました。

前半は涙涙の展開で、最終回は物足りなさを感じる終わり方です。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、 2022年10月6日~12月22日毎週木曜22時放送。木曜劇場枠。

<スタッフ>
脚本:生方美久(第33 回フジテレビヤングシナリオ大賞 『踊り場にて』)
音楽:得田真裕(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、 『アンナチュラル』、『MIU404』他)
主題歌:Official髭男dism 「Subtitle」(ポニーキャニオン)
プロデュース:村瀬 健(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』 、映画『約束のネバーランド 』 他)
演出:風間太樹(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』、『脚本芸人』、映画『チア男子‼︎』 『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』他)、 髙野 舞(『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)
、品田俊介(『ミステリと言う勿れ』、『信長協奏曲』、『失恋ショコラティエ』、『隣の家族は青く見える』他)
制作著作:フジテレビ

<キャスト>
青羽 紬:川口春奈
佐倉 想:目黒 蓮(Snow Man)
戸川湊斗:鈴鹿央士
佐倉萌:桜田ひより
青羽 光:板垣李光人
桃野奈々:夏帆
春尾正輝:風間俊介
佐倉律子:篠原涼子

<イントロダクション>
15周年の節目、川口春奈さんフジ連ドラ初主演!
共演はフジ連ドラ初出演となる目黒蓮さん(Snow Man)!
音のない世界で再び出会った二人が織り成す、切なくも温かいラブストーリー。

2022年10月スタートの“木曜劇場”<毎週(木)・22時~22時54分>は、川口春奈さんが主演を務める『silent』(読み:サイレント)をお送りすることが決定しました!話題作にたて続けに出演し、今年がデビュー15周年の節目でもある川口さんにとって本作がフジテレビ系連続ドラマ初主演となります。また、共演には目黒蓮さん(Snow Man)が決定。川口さんと目黒さんは『教場Ⅱ』(2021年1月/フジテレビ系)以来の共演となりますが、今回が本格的“初共演”。さらに目黒さんはフジテレビ系連続ドラマ初出演で、ラブストーリーの主人公相手役も初挑戦です。

<鑑賞チャンネル>
Tver

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2023.09.23

アニメ「わたしの幸せな結婚」[全12話](お薦め度★★★)

和風シンデレラ・ストーリーというキャッチコピーに乗せられて期待したのですが、ちょっと外しました。
明治大正風の架空の時代を舞台に、ラブストーリーと異能との戦いという設定ですが、そもそも結婚まで辿り着いていません。終った後に第二期制作決定のリリースです、、、

薄幸の美女がヒロインで、彼女のご主人様になる久堂清霞が絶対的に強くないという点も気になりました。

構成が好みではないのかもしれません。また、線の細い演出も物足りなさを感じます。

とりあえず、次の第二期を待つことにします。

以下、番組公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2023年7月5日~9月20日毎週水曜23:30放送。

<スタッフ>
原作:顎木あくみ、小説『わたしの幸せな結婚』(株式会社KADOKAWA/富士見L文庫刊)
原作イラスト:月岡月穂

監督:久保田雄大
設定・監修:阿保孝雄
シリーズ構成:佐藤亜美、大西雄仁、豊田百香
キャラクターデザイン:安田祥子
色彩設計:岡松杏奈
美術監督:片野坂恵美(インスパイア―ド)
美術監修:増山修
美術設定:菱沼由典、曽野由大、吉﨑正樹
プロップ:高倉武史、ヒラタリョウ、みき尾
撮影監督:江間常高(T2スタジオ)
3DCG監督:越田祐史(スタジオポメロ)
着物デザイン:HALKA
編集:黒澤雅之
音楽:Evan call
音楽スーパーバイザー:池田貴博
音楽制作:ミラクル・バス
音楽制作協力:キネマシトラス/KADOKAWA
音響監督:小泉紀介
音響制作:グロービジョン
脚本開発協力:森本浩二
アニメーション制作:キネマシトラス
製作:「わたしの幸せな結婚」製作委員会
オープニング主題歌:「貴方の側に。」りりあ。(VIA / TOY'S FACTORY)
エンディング主題歌:「ヰタ・フィロソフィカ」伊東歌詞太郎(KADOKAWA)

<キャスト>
斎森美世:上田麗奈
久堂清霞:石川界人
斎森香耶:佐倉綾音
辰石幸次:西山宏太朗
五道佳斗:下野紘
ゆり江:桑島法子
鶴木 新:木村良平
辰石 一志:深町 寿成
堯人:石田 彰

<イントロダクション>
〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー

2019年より刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる小説『わたしの幸せな結婚』は、シリーズ累計発行部数700万部を突破(2023年3月現在/コミック・電子を含む)。高坂りとによるコミカライズも、1位を獲得した「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」を始め、数多のランキングを席巻している。また今年3月には、今をときめく俳優陣により実写映画化され、さらに熱い視線が注がれることとなった。

そして、7月。過熱する〝わた婚〟旋風の中、いよいよ待望のテレビアニメが放送を迎える。

舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。義母たちから虐げられて育った少女・美世が、孤高のエリート軍人・清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていく――政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーだ。

詩情豊かに紡がれる心模様と、彼らのからだに脈々と流れる血の呪縛「異能」を巡る壮絶なドラマを、繊細かつ華やかなアニメーションで表現するのは、『メイドインアビス』『盾の勇者の成り上がり』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズなどを手掛けてきたキネマシトラス。そして『いたずらぐまのグル~ミ~』(監督)、『ID:INVADED』(副監督)ほか、エッジの効いた視点を持ってアニメ作品のみならず音楽MVの制作など幅広いジャンルで活躍する久保田雄大が監督を務める。

儚くも美しく舞う桜が見せる春の夢のごとく、愛おしい2人の日々。
そのきらめきは次々と色を変える万華鏡にも似て、見る者に〝幸せ〟とは何かと問い掛けるだろう。

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ドラマ「ばらかもん」[全11話](お薦め度★★★)

まずまずでした。
地方移住のコメディで、島の子どもたちとの交流にしか焦点を当ててていないので、単純な物語で特に何も考えずに楽しめました。

子役の宮崎莉里沙、若手女優の豊嶋 花、近藤 華が光っていました。今後の活躍に期待したいと思います。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2023年7月12日~9月20日毎週水曜22時放送。“水10”ドラマ枠。

<スタッフ>
原作: ヨシノサツキ『ばらかもん』(ガンガンコミックスONLINE/スクウェア・エニックス刊)
脚本: 阿相クミコ、金沢達也
音楽: 眞鍋昭大、宗形勇輝
主題歌: Perfume『Moon』(Polydor Records)
企画:上原寿一
プロデュース:髙丸雅隆、高橋眞智子
演出:河野圭太、植田泰史、木下高男、北坊信一
制作協力:共同テレビジョン
制作著作:フジテレビジョン

<キャスト>
半田清舟:杉野遥亮
琴石なる:宮崎莉里沙
久保田 育江:田中みな実
木戸浩志:綱 啓永
山村美和:豊嶋 花
新井珠子:近藤 華
木戸朋子:山口香緖里
木戸 裕次郎:飯尾和樹(ずん)
八神 龍之介:田中 泯
神崎康介:荒木飛羽
川藤鷹生:中尾明慶
半田清明:遠藤憲一

<イントロダクション>
杉野遥亮さんがGP帯連続ドラマ初主演!
シリーズ累計1000万部超え人気コミックのドラマ化で
若き二世書道家に!
五島列島が舞台のハートフル“島”コメディーが誕生!
杉野遥亮さんが直筆で番組タイトルを書き下ろし!

2023年7月スタートの“水10”ドラマ(毎週水曜・22時~22時54分)は、杉野遥亮さんが主演を務める『ばらかもん』を放送することが決定しました。本作は、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。『ばらかもん』とは、長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味します。

原作は、『ガンガンONLINE』『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2008年から2018年にかけて連載された同名コミック。全18巻という長期連載に加え、スピンオフ漫画(『はんだくん』全7巻)も発行されるほどの人気を誇り、シリーズ累計1000万部超えを果たしました。2014年にはアニメ化、2016年にはスピンオフ漫画もアニメ化された人気作が、この度、満を持してドラマ化されます。

杉野遥亮さんがプライドの高い若き二世書道家に!

杉野さんが演じるのは、都会生まれ、都会育ちの若き書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう)。書道界の家元の後継ぎで、若き新鋭として名を馳(は)せ、世間にもてはやされてきたプライドの高い青年。だが、ある挫折をきっかけに、海に囲まれた日本西端の島である長崎県の五島列島で一人暮らしを始めることになります。書の修行をするため、静かな一人きりの時間を過ごせるかと思いきや、近所の小学生・琴石なる(こといし・なる)をはじめ、勝手に家に上がり込んでくる個性豊かで自由奔放な島民たちとの人付き合いや慣れない“田舎”での一人暮らしに翻弄(ほんろう)される毎日。島での生活や独特の慣習にしばしば戸惑うのですが、その度に島民たちに助けられ、励まされ、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも少しずつ成長し、新たな書の境地を拓いていきます。

杉野さんは、本作で待望のゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を務めます。2015年に第12回『FINEBOYS』専属モデルのオーディションでグランプリを獲得し、芸能界入りをした杉野さんは、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(2016年10月クール/日本テレビ系)でドラマ出演を果たして以降、8年連続でゴールデン・プライム帯の連続ドラマにレギュラー出演し、人気作には欠かせない存在に。『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年10月クール/TBS系)や『教場Ⅱ』(2021年/フジテレビ系)、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(2021年10月クール/日本テレビ系)などの話題作に次々と出演し、その高い演技力が評価され、今年は大河ドラマ『どうする家康』(2023年/NHK)、『罠の戦争』(2023年1月クール/カンテレ・フジテレビ系)に続いて3本目の連続ドラマ出演となります。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの杉野さんが『ばらかもん』でゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を果たします。

また、本作で、大人と子供の人間ドラマを描いて大ヒットとなった阿部サダヲさん、芦田愛菜さん主演の『マルモのおきて』(2011年4月クール/フジテレビ系)で演出を担当した河野圭太監督と、脚本を担当した阿相クミコさんが再結集。社会現象を巻き起こした二人が、いつの時代も人々を魅了するスケールの大きな自然の映像美はもちろん、主人公の半田を中心に子供や島民たちの心情を繊細に、丁寧に紡いでいきます。

なお、今回撮り下ろしたビジュアル写真に描かれている『ばらかもん』という文字は、実際に杉野さんが書き下ろした直筆の番組タイトルとなっています。疾走感あふれる力強い文字には、杉野さんの胸に秘めた本作に懸ける熱い思いが感じられます。
(本ホームページのタイトルは原作ロゴをお借りしています)

四苦八苦しながらも生活の中で書に向き合っていく半田の姿は、人生や夢に向き合う誰しもの姿勢にそのまま重なることから、見る人に勇気と元気を与える新たなニューヒーローが誕生!一人の青年の成長と夢に向き合う葛藤を描き、笑って泣ける上に爽やかな感動も与え、タイトルの通り今の日本を元気にする杉野遥亮さん主演のドラマ『ばらかもん』に、ぜひご期待ください!

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2023.09.22

ドラマ「夏のシンデレラ」[全11話](お薦め度★★★)

人物設定やエピソードがイマイチで盛り上がりを欠いたラブストーリーでした。
それでも、主演の森 七菜はキラキラな夏のヒロインを演じていました。なかなか可愛かったですね。ダブル主演の間宮祥太朗は彼を生かすキャラクターでは無かったので、不発に終わってました。

特に残念だったのが、幼馴染を演じた神尾楓珠です。年上の女性に惹かれてたり、ヒロインに心移りして3角関係もどきにしたりと、意味不明で残念な存在でした。ほとんど彼の設定不足が本作をぶち壊したという印象です。

市東さやかに関しては、第34回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作品「瑠璃も玻璃も照らせば光る」で酷評していますので、そもそも月9を担当できる脚本家ではなかったのではないでしょうか。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2023年7月10日~9月18日毎週月曜21時放送。月9ドラマ枠。
平均視聴率 5.6%で月9最低。

<スタッフ>
脚本:市東さやか(『第34回ヤングシナリオ大賞』大賞受賞)
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
主題歌:緑黄色社会『サマータイムシンデレラ』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
プロデュース:中野利幸 フジテレビ ドラマ・映画制作部(『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』、『ラスト・シンデレラ』、『私が恋愛できない理由』など)
演出・監督:田中 亮 フジテレビ ドラマ・映画制作部(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『イチケイのカラス』シリーズ、『ラスト・シンデレラ』など)
制作・著作:フジテレビジョン

<キャスト>
蒼井夏海:森 七菜
水島健人:間宮祥太朗
牧野 匠:神尾楓珠
滝川愛梨:吉川 愛
佐々木修:萩原利久
山内 守:白濱亜嵐
小椋理沙:仁村紗和
早川宗佑:水上恒司
蒼井海斗:大西利空
村田翔平:森崎ウィン
長谷川佳奈:桜井ユキ(友情出演)
蒼井亮:山口智充

<イントロダクション>
森七菜さん&間宮祥太朗さんが月9ダブル初主演!
“この夏、一番の恋の予感”
真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇!
今をときめく実力派若手俳優陣が出演決定!
フジテレビでは2023年7月期の月9枠ドラマとして、森七菜さん&間宮祥太朗さんのダブル主演による『真夏のシンデレラ』をおおくりします。今作において、ともに月9初主演にして、初共演となる森さんと間宮さんを筆頭に、神尾楓珠さん、吉川愛さん、萩原利久さん、白濱亜嵐さん、仁村紗和さん、水上恒司さんら実力派若手俳優陣の出演が決定しました。本作は、真夏の海を舞台に、今夏一番ドキドキ・ワクワクする恋模様を詰め込んだオリジナル脚本の男女8人の恋愛群像劇です。

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2023.09.20

ドラマ「イグアナの娘」[全11話](お薦め度★★★)

今から27年前のファンタジーによる母と娘の愛憎ドラマを初鑑賞しました。
テレビ放送当時、途中何話目か観て中断していました。その後全部観たいと考えていたのですが、機会に恵まれずに過ぎました。たまたまTverで「名作ドラマ特集150選」の中にあったので、一気見です。

今でいう子どもを愛せない毒親による児童虐待がテーマになっています。現代に通じる内容で、娘の過酷な運命が描かれています。

昔のドラマなので、違和感を多く感じるかなと思いましたが、出演者のファッションや化粧やセリフに特に気になる点はありませんでした。

主人公の菅野美穂の儚げな存在感と美少女度がドラマを盛り上げていました。

それにしても、萩尾望都先生のレプティリアンを題材にしたと思われる設定は強烈で、いまだに驚くべきものがあります。

以下、番組データ。

<オンエア情報>
テレビ朝日、1996年4月15日~6月24日。

<スタッフ>
原作:萩尾望都『イグアナの娘』
脚本:岡田惠和
演出:今井和久(現:MMJ)、新城毅彦(現:5年D組)
音楽:寺嶋民哉
企画・プロデュース:高橋浩太郎(テレビ朝日)
プロデュース:東城祐司(MMJ 現社長)、塚本連平 (MMJ)
製作:テレビ朝日、MMJ
主題歌:エルトン・ジョン「YOUR SONG」

<キャスト>
青島リカ:菅野美穂
岡崎昇:岡田義徳
橋本かをり:小嶺麗奈
三上伸子:佐藤仁美
中谷直紀:山口耕史(B☆KOOL)
高野春子:小松みゆき
高見沢博:井澤健
岸田由美子:佳奈
三上恵子:木内みどり
青島まみ:榎本加奈子
青島ゆりこ:川島なお美
青島正則:草刈正雄
津島和也:中江太

<あらすじ>
娘を愛することが出来ない母親と母から愛されない娘・・・。
初めての娘・リカ(菅野美穂)の誕生に喜ぶ正則(草刈正雄)だが、妻・ゆりこ(川島なお美)は沈んでいた。ゆりこの目にはリカがイグアナにしか見えないのだ。やがて妹のまみ(榎本加奈子)が生まれ、ゆりこはちゃんと人間に見えるまみばかりを愛するようになる。そしてリカはひっそりと目立たない性格に…。ある日、「あの子はガラパゴスのイグアナなのよ」と叫ぶゆりこの声を偶然聞いてしまったリカは、鏡に映った自分の姿がイグアナに見えるようになってしまう…。
9年の月日が流れ、リカは17歳、まみは15歳に成長。同じ高校に通う二人だけれど…。

<鑑賞チャンネル>
Tver「名作ドラマ特集150選」

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2023.09.19

ドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」[全10話](お薦め度★★★)

巷では評価の高いドラマとしてエンタメ系のネットニュースで賑わっていますが、俺にとってはそれほどでもありません。

スリリングな演出が仰々しくて、生き死にのリアリティがさっぱりでした。

だいたい、拳銃の超スナイパーの主人公がラストでのガンさばきは、続編で”実は、、、“というフェイクでしかないでしょう。全くばかばかしい結末というか伏線(?)です。

当初は3話くらいで視聴を止めようかと考えていたのですが、4話から物語が急変するという制作側のリークに乗せられて、全視聴してしまいました。

ドラマの高くなる評価ポイントは、再視聴するかですが、本作は観る気が起こりません。

以下、番組オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2023年7月16日~9月17日毎週日曜21時放送。日曜劇場枠。

<スタッフ>
プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵、橋爪佳織
原作・演出:福澤克雄
演出:宮崎陽平、加藤亜季子
脚本:八津弘幸、李 正美、宮本勇人、山本奈奈
音楽:千住 明
製作著作:TBS

<キャスト>
堺 雅人
阿部 寛
二階堂ふみ
竜星 涼
迫田孝也
飯沼 愛
山中 崇
河内大和
馬場 徹
Barslkhagva Batbold
Tsaschikher Khatanzorig
Nandin-Erdene Khongorzul
渡辺邦斗
古屋呂敏
内野謙太
富栄ドラム
林原めぐみ(声の出演)
二宮和也
櫻井海音
Martin Starr
Erkhembayar Ganbold
真凛
水谷果穂
井上 順
林 遣都
高梨 臨
林 泰文
吉原光夫
内村 遥
井上 肇
市川猿弥
市川笑三郎
平山祐介
珠城りょう
西山 潤
檀 れい
濱田 岳
坂東彌十郎
橋本さとし
小日向文世
キムラ緑子
松坂桃李
役所広司

<イントロダクション>
「敵か味方か、味方か敵か―冒険が始まる。」
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司
日本を代表する超豪華俳優陣が集結!!
前例のないエンタメが今夏幕を開ける!
“限界突破! アドベンチャードラマ”始動!
TBSでは、7月期の日曜劇場枠(毎週日曜よる9時)で、堺雅人主演の『VIVANT』(読み:ヴィヴァン)を放送。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった日本を代表する俳優陣が豪華初共演を果たす。

主演の堺雅人は、『半沢直樹』シリーズで驚異の視聴率を叩き出し、2013年版は平成の民放ドラマ歴代1位を記録。令和時代に放送された2020年版も前作の勢いそのままに、日本全国で国民の半分以上がリアルタイム視聴したという、テレビドラマの真骨頂を体現した。劇中のセリフを子どもたちが真似をするなど、老若男女多くの視聴者が堺の演技に夢中になり、ブームを生み出した。そんな堺が3年ぶりに日曜劇場に帰ってくる。

共演は、『新参者』『下町ロケット』シリーズや『DCU』『ドラゴン桜』など多くの日曜劇場作品で主演を務め、圧倒的な存在感を放つ阿部寛。阿部は第16回アジア・フィルム・アワード(2023年)にて、優れた才能を持つ映画人に贈られる「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞。2019年に受賞した役所広司に続き日本人3人目の栄冠となり、世界中から熱い視線が注がれている。連続ドラマでの共演は初となる堺、阿部がどんな世界観を作り上げるのか?

実力派女優・二階堂ふみは、第68回ベネチア国際映画祭(2011年)で最優秀新人俳優賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」を日本人で初めて受賞したことで各国から注目を浴びた。NHK連続テレビ小説『エール』での好演が記憶に新しい二階堂は、ハリウッドドラマ『将軍 SHŌGUN』で世界進出することが決定している。日曜劇場には『この世界の片隅に』以来、5年ぶりの出演。どんなエッセンスを注入するのか、期待が膨らむ。

また、高い表現力で幅広い役柄をこなす松坂桃李は、映画「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞(2020年)の「最優秀主演男優賞」を受賞。「孤狼の血」「流浪の月」「ラーゲリより愛を込めて」など数々の映画に出演し、若くして日本アカデミー賞の常連俳優だ。松坂も二階堂と同様、『この世界の片隅に』以来、5年ぶりの日曜劇場出演。初共演となる堺と、どのような関係性を築いていくのか?

5月に開催された「第76回カンヌ国際映画祭」で最優秀男優賞を受賞し、世界的にも高い評価を受けた役所広司は、言わずと知れた日本映画界を代表する名優。第20回日本アカデミー賞(1996年)で13部門を独占した映画「Shall we ダンス?」では最優秀主演男優賞に輝き、第64回ゴールデングローブ賞(2007年)で7部門がノミネートされた映画「バベル」に出演するなど、国内外を問わず、いまや映画界には欠かせない存在だ。役所が日曜劇場に出演するのは、『陸王』以来6年ぶりとなる。『陸王』では、老舗足袋屋の社長であり良き父親を抜群の演技力で熱演したが、堺、阿部、二階堂、松坂ら実力派が集う本作では、どのような人物を演じるのか注目だ。

そして本作の演出を務める福澤克雄は、『3年B組金八先生』第5~7シリーズ、『砂の器』『華麗なる一族』『南極大陸』『99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~』などの超大作をはじめ、近年は『半沢直樹』シリーズ、『下町ロケット』シリーズ、『陸王』『ドラゴン桜』など数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた。このたび福澤が満を持して制作する最新作『VIVANT』は、演出だけでなく原作も手掛けた完全オリジナルストーリーだ。福澤が作り上げてきた日曜劇場で主演を務めた堺、阿部、役所をはじめ、まさしく日本のエンターテインメントを牽引するキャストと、福澤と共に日曜劇場を作ってきた制作スタッフが集結。一体どんな化学反応が起きるのか⁉ 一体どんなストーリーを紡いでいくのか⁉ 2023年の夏にお届けする、超豪華な布陣による熱すぎるドラマにぜひご期待ください。

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2023.08.24

映画『ウェディング・ハイ』(お薦め度★★★)

結婚式をターゲットにした群像喜劇です。
悪くはないのですが、冗長でメリハリがありません。

結婚を挙げる中村倫也と関水渚のキャスティングが良かったので、全体として楽しめました。

両家の父親による余興は余計でした。エピソードを絞ってもっと盛り上げる整理をすれば一段とコメディとしての味わいが出たと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:大九明子
脚本:バカリズム
撮影:中村夏葉
音楽:髙見優


<キャスト>
中越真帆:篠原涼子
石川彰人:中村倫也
新田遥:関水渚
八代裕也:岩田剛典
澤田紀昭:向井理
財津俊彦:高橋克実
相馬慎治:中尾明慶

<イントロダクション>
人気お笑い芸人のバカリズムのオリジナル脚本を、オールスター・キャストの競演で映画化。人生の晴れの舞台である結婚式で次々に巻き起こる珍騒動を愉快に描いた群像喜劇。

結婚式、それは新郎新婦にとって人生最大のイベント。優秀なウエディングプランナーのガイドの下、家族や友人、会社の上司らが、幸せなカップルのために式の準備を入念に整えて迎えた結婚式当日。なぜか珍事が次々に発生して、事態は思いも寄らぬ方向へと暴走。果たして式は無事、ハッピーエンドを迎えられるのか? 人気お笑い芸人バカリズムのオリジナル脚本を、「私をくいとめて」の大九明子監督が映画化。篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理ほか、豪華多彩なキャストの愉快な競演が何よりの見もの。

<放送内容>
かつて自分の結婚式のために働いてくれたウエディングプランナーの姿に感動し、自らもその職に就いた中越真帆。以来、新郎新婦が最高の結婚式を迎えられるよう、彼らの要望に最大限沿った式のプランを心掛けてきた彼女は、今回のクライアントである新郎の石川彰人と新婦の遥のために、万全の体制で式の準備を整える。ところが結婚式当日、参列者たちの熱いスピーチや紹介映像が長引いて、予定のスケジュールが次々に超過し……。

<鑑賞チャネル>
Amazonプライムビデオ

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2023.08.08

映画『鳩の撃退法』(お薦め度★★★)

小説を描いているのに現在進行形の話で、それが事実なのかフィクションなのか不思議な感覚を覚えます。
いい線行ってますが、主人公のおちゃらけた感じがリアリティを欠いて、イマイチ盛り上がりません。

全体的に説明不足ながら、盛沢山のシーンでパズルを解くような内容です。結局メインの犯罪は解決したのかどうかわかりません。しかし、消化不良ではなく、スッキリとさせているところが妙味です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2021
制作国:日本
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:タカハタ秀太
原作:佐藤正午
脚本:藤井清美、タカハタ秀太
撮影:板倉陽子
音楽:堀込高樹

<キャスト>
津田伸一:藤原竜也
鳥飼なほみ:土屋太鳳
幸地秀吉:風間俊介
沼本:西野七瀬
倉田健次郎:豊川悦司

<イントロダクション>
映像化不可能といわれた佐藤正午のベストセラー小説を、藤原竜也主演で映画化したミステリー。天才作家が書いた新作原稿の内容は果たして真実か、それともフィクションか。

すばる文学賞に輝く「永遠の1/2」や直木賞受賞作「月の満ち欠け」をはじめ、数ある佐藤作品の中でも屈指の評価と人気を誇る同名小説を、「ホテル ビーナス」やドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太監督が脚本と編集も兼ねて映画化。日本映画界屈指の演技派にして怪優の藤原が、劇中人物のみならず、観客をも翻弄する主人公の天才作家・津田伸一役を熱演。担当編集者役で土屋太鳳が共演するほか、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華俳優陣が集結。小説と現実、過去と現在が交錯する先の読めない物語に引き込まれる。

<放送内容>
かつて直木賞を受賞した天才作家・津田伸一は、とある場末のバーで、担当編集者の鳥飼なほみに新作原稿を読ませていた。それは1年前、富山の小さな町でドライバーとして働いていた津田自身を主人公に、彼が巻き込まれた“ある事件”をもとにした物語だった。そこに記された不可解な事件に、鳥飼は果たしてこれが実話なのかフィクションなのか不安を抱き、独自に検証を始める。だが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた……。

<鑑賞チャネル>
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2023.03.17

ドラマ「リバーサルオーケストラ」[全10話](お薦め度★★★)

コメディタッチの群像劇+恋愛ドラマです。
ステレオタイプな人物像とベタな展開の連続ではありましたが、ギリギリ鑑賞に耐えられました。そして結構泣かされました。

ポンコツなオーケストラを変人マエストロと元天才ヴァイオリニストが一流オケに大改造するというベタベタな設定です。通常なら観ない作品なのですが、コロナ禍で分断された世相において、人々が集まって困難を克服するという話に共感してしまいました。

ともかく有り得ない障害エピソードが繰り返し登場します。それでもクラッシック音楽が流れることで、何となく許せてしまうストーリーでした。

本ドラマの魅力は何と言っても主人公の元天才ヴァイオリニストを演じた門脇 麦でしょう。彼女の演技力と存在感が脚本の弱さを補ってドラマを成立させました。

ところで、2023年1月クールの冬の新ドラマは不作でした。本作品1本のみ鑑賞しただけです。各地上波ともに脚本が低レベルでとても継続して視聴できるドラマはありませんでした。

本作品も録画を逃していたのですが、たまたまTVerで知り、放映後の配信で観終えました。

以下、番組オフィシャルサイトから引用。

<オンエア情報>
日テレ、2023年1月18日~3月15日毎週水曜22時放送。
見逃したので、TVerで追っかけ再生で視聴。

<スタッフ>
脚 本:清水友佳子
音 楽:清塚信也、啼鵬
演 出:猪股隆一、小室直子、鈴木勇馬
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ

<キャスト>
谷岡初音:門脇 麦
常葉朝陽:田中 圭
三島彰一郎:永山絢斗
佐々木玲緒:瀧内公美
庄司蒼:坂東龍汰
谷岡奏奈:恒松祐里
土井琢郎:前野朋哉
松本弓香:行平あい佳
ヨーゼフ:ロイック・ガルニエ
桃井みどり:濱田マリ
藤谷耀司:渋川清彦
小野田隼:岡部たかし
本宮雄一:津田健次郎
後藤かおり:相武紗季
三島光太郎:加藤雅也
穂刈良明:平田 満
高階藍子:原 日出子
常葉修介:生瀬勝久

<イントロダクション>
どんなに暗い世の中でも 音楽は人の心に届き、元気をくれるもの...。 2023年、年始め! オーケストラが奏でる迫力満点の音楽で 日本中を元気にするドラマをお届けします! 超地味な市役所職員・谷岡初音(たにおか はつね)。 実は彼女は...元天才ヴァイオリニスト 表舞台から去り、穏やかに暮らしていたはずが・・・ 強引すぎる変人マエストロ 常葉朝陽(ときわ あさひ)に巻き込まれ 地元のポンコツ交響楽団(オーケストラ)を一流オケに大改造!? しかーし!! 2人の前には、数々の障害と強敵が...!! 「崖っぷちだけど、音楽が好き」 夢にしがみつき、懸命に頑張る愛すべきポンコツオケ。 夢を追う生き方は、難しいけれど、面白い! そう。 「クラシック音楽って、なんか堅苦しい...」、「敷居が高くない?」 そう思っているアナタにも、決して遠い世界のお話ではありません! この冬。 スカッとして胸がアツくなる 一発逆転の音楽エンターテイメント、始まります。

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2023.03.16

映画『KAPPEI カッペイ』(お薦め度★★★)

脱力系のおバカなアクションコメディです。
かなり笑えます。
しかし、惜しい。上映時間が2時間とは尺が長すぎます。この内容であれば30分くらい編集で減らしてアップテンポにすれば極上の作品になったでしょう。

破綻しそうでしない渾身の展開です。くだらな過ぎる落ちと伏線を見事に回収するラストが良かっただけに惜しまれます(笑)。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2022
制作国:日本
内容時間:118分

<スタッフ>
監督:平野隆
脚本:徳永友一
撮影:小松高志
音楽:遠藤浩二

<キャスト>
勝平:伊藤英明
山瀬ハル:上白石萌歌
入間啓太:西畑大吾
守:大貫勇輔
師範:古田新太
正義:山本耕史
英雄:小澤征悦

<イントロダクション>
伊藤英明主演で若杉公徳のコミックを実写映画化したアクションコメディ。終末の戦士として修業し、東京にやって来た屈強な男たちが女子大学生をめぐってラブバトルを展開!

「デトロイト・メタル・シティ」で知られる漫画家・若杉の原作を、これまで数々の映画をプロデュースしてきた平野隆が初監督を務めて実写映画化。現代社会からかけ離れた島で、来たる終末に向けて修業してきた、伊藤が演じる勝平。彼が初めて都会で体験することを、古田新太が演じる師範の教えも挿入し、カルチャーギャップギャグに高めているのが面白い。守役の大貫勇輔、正義役の山本耕史、英雄役の小澤征悦らの真剣かつ大仰な芝居が笑いのツボをくすぐり、勝平と英雄が憧れるハル役の上白石萌歌の可憐さも際立つ。

<放送内容>
1999年7月の終末に備え、人類を救うべく己を鍛え上げる強き男たちがいた。2022年、世界滅亡の時が一向に訪れない中、厳しい修行に耐え、強力無比な殺人拳・無戒殺風拳を会得した弟子たちは師範に突然、解散を命じられる。そのひとり、勝平は東京に流れ着くが、気弱な大学生・啓太を助けたことをきっかけに、女子大学生ハルと出会って初めて恋を知る。やがて勝平の前に修業をともにした最強の男たちが現われるが……。

<鑑賞チャネル>
Amazonプライムビデオ

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