2019.01.15

映画『タイムトラベラー』(お薦め度★★)

従来からあるタイムリープをなぞっており、新鮮味がありません。
SFにしてはテンポがゆっくりとしていて、カットのつなぎに独特の間があるので、何らかの意図があるのではと様子を伺ったのですが、特別なものはありませんでした。

「ターミネーター」シリーズのリンダ=ハミルトンが登場しますが、それほどの役でもなく、いろいろな部分で肩透かしされます。

タイムパラドックスに関しても、解釈できるような設定を用意しておらず、投げっぱなしです。とりあえず、最後につじつま合わせは試みているようにも見えますが、そうなるとタイムループが理解できなくなって、しっくり来ません。

主演のリンジー=フォンセカも印象に残る女優ではありませんでした。SFに強い米国映画としてはハズレです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Curvature
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:89分

<スタッフ>
監督:ディエゴ=ハリヴィス
製作:ジュリオ=ハリヴィス、ディエゴ=ハリヴィス
脚本:ブライアン=デリュー
撮影:ノア=ローゼンタール
音楽:アダム=テイラー

<キャスト>
ヘレン:リンジー=フォンセカ
フローレンス:リンダ=ハミルトン
トーマス:グレン=モーシャワー
ウェルズ:ノア=ビーン
アレックス:ザック=エイヴァリー
クラヴィス:アレックス=ラニペクン

<イントロダクション>
夫を亡くして悲しみに沈むヒロインにかかってきた1本の電話。「逃げて!」と警告するその声は、なんと自分自身のものだった。L・フォンセカ主演のSFアクション。

TVドラマ「NIKITA/ニキータ」でアレックス役を演じたフォンセカが現在のヒロインと未来から来たヒロインの両者を熱演するSFアクション。ヒロインが何者かに命を狙われ、未来から来た人間が彼女を助けるというプロットで、共演に「ターミネーター」シリーズのサラ・コナー役で知られるL・ハミルトンをキャスティングするところが心憎い。未来からやって来た自分自身の真の目的は? 同一人物ながら立ち位置が微妙に違う現在と未来のヒロインのズレが生み出すミステリーと、フォンセカの魅力が見どころだ。

<放送内容>
科学者の夫を亡くして悲しみに暮れるヘレン。ある時、彼女はふと意識を失い、気が付くと1週間が過ぎているという不思議な現象に遭遇する。そこへ1本の電話がかかり、「逃げて!」と彼女に警告する。その直後、家に謎の男が現われ、彼女は電話の主の助言を頼りに辛うじて逃げ延びる。謎を探る彼女は、やがてこの事件に夫が研究していたタイムマシンが関わっていること、そして電話の主が自分自身であったことを知る……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.01.05

映画『覆面系ノイズ』(お薦め度★★)

人物設定と人間関係があり得ません。
どうしてこれほど低レベルな脚本で制作を進めたのか疑問しか感じません。
演出もどこかで観たようなアイドル映画のようです。

出演者の演技がどうのという以前の問題です。中条あやみの興味だけで我慢しましたが、彼女に関しても特筆すべきことは無く、見どころは皆無でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:117分

<スタッフ>
監督:三木康一郎
脚本:三木康一郎、横田理恵
撮影:板倉陽子
音楽監修:MAN WITH A MISSION

<キャスト>
有栖川仁乃(ニノ):中条あやみ
杠花奏(ユズ):志尊淳
榊桃(モモ):小関裕太
黒瀬歩(クロ):磯村勇斗
悠埜佳斗(ハルヨシ):杉野遥亮
珠久里深桜(みおう):真野恵里菜
ヤナ:渡辺大

<イントロダクション>
中条あやみが魅力的な声を持つ女子高校生役で歌声も披露した青春ラブストーリー。6年前に姿を消した幼なじみに再び会えると信じる彼女の歌声は彼に届くか。志尊淳ら共演。

福山リョウコの人気コミックを、「旅猫リポート」の三木康一郎監督が映画化。人々を魅了する声を持つ主人公ニノ役を演じる中条は劇中、バンドのボーカルとして歌声を披露。中盤、学校の屋上で思いをぶつけるようにシャウトする場面が印象深い。そんな彼女の声を引き立たせるエンディングテーマ「Close to me」を人気ロックバンド、MAN WITH A MISSIONが提供しているのも話題。ニノをめぐって火花を散らす、ユズ役の志尊とモモ役の小関裕太というイケメン俳優対決も見ものだ。

<放送内容>
高校2年生の少女ニノは一度聴いたら忘れられない、人々をとりこにする声を持っていた。だが6年前に幼なじみのモモが突然いなくなって以来、感情が高ぶると叫び出すようになり、それを抑えるためにマスクが手放せなくなった。そんなニノは転校するが、6年前に由比ヶ浜で出会った少年ユズが作った曲に導かれ、ユズと再会する。やがてニノはモモと思われる人物がプロデュースするバンドのオーディションを知って応募するが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.12.26

ドラマ「この恋はツミなのか!?」」[全4話](お薦め度★★)

非常にもったいない作品でした。
ダブル主演の柏木由紀と伊藤健太郎は、旬な組み合わせです。しかもそれぞれのキャラクターが合っていて、胸キュンなカップルを演じてくれました。脚本もクオリティが高く、演出もラブストーリーにピッタリでした。

しかし、最終話で大惨事です。ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」同様にサイコパスを登場させます。全く登場させる必要がないのに、イマドキの流行なのでしょうか。ラブコメの要素を楽しみにしていた者にとって急転直下なホラーはストレス以外の何物でもありません。残念です。

サイコパスを登場させたいなら、映画『パーフェクト・ガイ』のようなサスペンスものにすべきです。

是非とも、サイコパスが登場しない珠玉のラブストーリーに出会いたいものです。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TBS、2018年12月4〜25日毎週火曜深夜1:28放送。

<スタッフ>
原作:鳥島灰人「この恋はツミなのか!?」(小学館刊 ビッグコミックス)
監督:小川弾(ドラマTX「カサネ」、MBS「シメシ」他)
脚本:塩塚夢(ドラマNTV「結婚に一番近くて遠い女」他)
企画・プロデュース:大澤剛(ワタナベエンターテインメント)
チーフプロデューサー:丸山博雄(MBS)
プロデューサー:藤田大輔(スロータイド)、尹楊会(MBS)
制作:ワタナベエンターテインメント
製作:「この恋はツミなのか!?」製作委員会、MBS

オープニングテーマ:柏木由紀「そっけない君」(avex entertainment Inc./YukiRing)
エンディングテーマ:MAG!C☆PRINCE「もしも僕が世界を変えれたら」(ZEN MUSIC / UNIVERSAL MUSIC)

<キャスト>
駒田多恵:柏木由紀(AKB48/NGT48)
小日向大河:伊藤健太郎
田崎わたる:矢本悠馬
田代早苗:真魚
坂田:カトウシンスケ
江口茜:田中真琴
沖田健:阿部周平(MAG!C☆PRINCE)
管理人:黒田大輔(友情出演)
加藤先生:斎藤工(友情出演)
結城弘人:村上淳

<イントロダクション>
人気コミックが実写ドラマ化!
柏木由紀(AKB48/NGT48)×伊藤健太郎ダブル主演で“究極の格差恋愛”に挑む!

2018年6月に発行された小学館刊ビックコミックス「この恋はツミなのか!?」(作=鳥島灰人、作品名略称=恋ツミ)が、同年12月からMBS/TBSドラマイズムにおいて実写ドラマ化されることが決定!
人気原作を異例のスピードでドラマ化した本作。W主演を務めるのは、駒田多恵役・柏木由紀と小日向大河役・伊藤健太郎。
柏木が演じるのは、童顔で巨乳の癒し系だが、実はプロの将棋指しという駒田多恵(こまだたえ・32)、対する伊藤が演じるのは恋愛経験なしでコミュ障気味の冴えないサラリーマンの童貞男子・小日向大河(こひなたたいが・24)。タレ目・色白・癒し系のお姉さんでまさに今作の世界観ぴったりな柏木由紀と、話題作に数多く出演し大躍進を続け、今を時めく次世代を担う俳優の伊藤健太郎の2人が、この度“究極の格差恋愛”に挑む。プロの将棋界を舞台に、冴えない童貞サラリーマンと年上女流棋士の“ツミ”気味の格差恋愛ストーリーを描く、12月スタート「この恋はツミなのか!?」をお見逃しなく!

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2018.12.23

映画『シャドウ・チェイサー』(お薦め度★★)

ロシア映画のホラーは初鑑賞になると思います。
自動車と霊という組み合わせは意外と斬新でした。
しかし、ほとんど怖くありません。

高級車BMWのSUV「Xシリーズ」が舞台となる”動くホラーハウス”です。事故物件とは知らずに購入した家族の悲劇なのですが、会話がロシア語ではなく英語だったら米国映画と言われても何の違和感もありません。拳銃もアメリカ映画のようにぶっ放すし、どうしてこれだけ似てくるのだろうと不思議に感じました。ホラーとしての怖くなさも共通しています。

過去に鑑賞したロシア映画は本作で4本目です。過去の作品と比べて低い評価になりました。

【関連記事】
2015.08.25 映画『メトロ42』(お薦め度★★★★★)
2016.06.01 映画『ロシアン・スナイパー』(お薦め度★★★)
2017.01.12 映画『ガガーリン 世界を変えた108分』(お薦め度★★★)

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Marshrut postroen
制作年:2016
制作国:ロシア
内容時間:85分

<スタッフ>
監督:オレグ=アサドゥリン
製作:イヴァン=カピトノフ、ゲオルギー=マルコフ、ウラジミール=ポリャコフ
脚本:イヴァン =カピトノフ、オレグ=アサドゥリン
撮影:アントン=ゼンコヴィッチ
音楽:エフゲニー=ルディン

<キャスト>
アンドレイ:パヴェル=チナリョフ
オーリャ:スヴェトラーナ=ウスティノヴァ
クシューシャ:ヴィタリヤ=コルニェンコ
レナ:ディアナ=メリソン

<イントロダクション>
美品で格安の中古車を手に入れた夫婦だったが、その車には殺人の舞台となった忌まわしい過去があった。車に込められた怨念が恐怖をまき散らすアクションホラー。

“呪われた車”の恐怖を描いたロシア製アクションホラー。とても中古車には見えないBMWのSUVを格安の価格で手に入れた夫婦。夫の浮気で亀裂の入った関係を修復しようとドライブ旅行に出掛けた2人だったが、やがて彼らを次々と奇怪な現象が襲う。度重なる怪奇現象により、精神的にも追い詰められていく2人の関係性の崩壊がスリリング。特にクライマックスからエンディングまでの展開は、どこまでが現実で、どこからが登場人物の妄想なのか、繰り返し観て確認したくなることだろう。

<放送内容>
アンドレイは自分の浮気の発覚で妻オーリャとの仲が冷え切っていた。幼い娘のため関係を修復しようとする2人は仲直りの旅行を計画、中古車店で極上のSUV車を見つけて即購入を決め、娘を妻の実家に預けて旅へと出発する。だがその矢先、アンドレイの携帯電話には非通知の電話がたびたびかかり、オーリャの機嫌は悪くなるばかり。電話を取っても雑音しか聞こえず、彼は別れたはずの浮気相手によるいたずらだと考えるのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.12.22

映画『勝手にふるえてろ』(お薦め度★★)

変則的なラブストーリーです。
内省的でヲタクな主人公を不思議なコメディであぶり出します。
他者から見てどこに地雷があるのかわからない、本人もわかっていない人物像でした。
テンポも悪いし、登場人物の誰にも感情移入できません。タイトルの意味も理解出来ませんでした。
邦画の中でもかなり苦手な作品です。
はっきり言ってお手上げです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:118分

<スタッフ>
監督・脚本:大九明子
撮影:中村夏葉
音楽:高野正樹

<キャスト>
江藤良香(ヨシカ):松岡茉優
ニ:渡辺大知
月島来留美:石橋杏奈
イチ:北村匠海
金髪店員:趣里
最寄駅の駅員:前野朋哉
釣りおじさん:古舘寛治
オカリナ:片桐はいり

<イントロダクション>
松岡茉優が主演した要注目のコメディ。中学時代に好意を抱いた相手を忘れられないまま大人になったヒロインの過去と現在を松岡がオフビートに熱演。原作は綿矢りさの小説。

「蹴りたい背中」で第130回芥川賞に輝いた作家、綿矢りさによる同名小説を「でーれーガールズ」の大九明子監督が映画化。第30回東京国際映画祭コンペティション部門で観客賞を受賞した話題作。松岡茉優が演じるヒロインのヨシカはOLだが、ひねくれ者で自分勝手で、夢見がち。そんな彼女が、会社の同期の男性から言い寄られたのをきっかけにして、片想いし続けた相手に再接近しようと考えるが……。マイペースで、テンションの起伏も激しい、いわゆる“面倒くさい”ヒロイン像ながら、松岡は絶妙に演じ切った。

<放送内容>
24歳のOLヨシカは10年前から、地方にある地元中学で出会った同級生イチに好意を抱いているが告白できず、今も彼を忘れられない。そんなヨシカは自分が経理の仕事をしている現在の会社で営業の仕事をしている同期のニから告白されてまんざらでもないが、むしろイチが今何をしているかが気掛かりに。そこでSNSを通じ、中学の同級生のうち上京したメンバーを集めて同窓会を開き、そこでイチと再会することに成功するが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.12.14

映画『レディ・ガイ』(お薦め度★★)

復讐の復讐というどうにもへんちくりんな話です。
要するに復讐が甘く、返り討ちという展開なのですが、非常に分かり難い脚本でした。
大体、殺し屋を性転換手術をするという意味不明な復讐は???

敵役がシガニー=ウィーバーという冴えたキャスティングなのに、拘束衣で登場させる演出は訳が分かりません。ラストで回収されない不思議な伏線でした(笑)

傑作『ストリート・オブ・ファイヤー』を作ったウォルター=ヒル監督は才能が枯れたようです。歳が近いポール=ヴァーホーヴェン監督の同年制作された『エル ELLE』とは比べものになりません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Revenger(The Assignment)
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:97分

<スタッフ>
監督:ウォルター=ヒル
製作:ミヒェル=メルクト、サイド=ベン=サイド
原案:ウォルター=ヒル、デニス=ハミル
脚本:ウォルター=ヒル、デニス=ハミル
撮影:ジェームズ=リストン
音楽:ラネイ=ショックニー
テーマ曲:ジョルジオ=モロダー

<キャスト>
フランク=キッチン: ミシェル=ロドリゲス
レイチェル=ジェーン: シガニー=ウィーヴァー
ガレン :トニー=シャルーブ
オネスト=ジョン: アンソニー=ラパリア
ジョニー:ケイトリン=ジェラード

<イントロダクション>
凄腕の男性殺し屋フランクは彼を恨む女性医師によって性転換手術をされ……。「ストリート・オブ・ファイヤー」などの鬼才アクション監督W・ヒルによるバイオレンス活劇。

1970~80年代、「ザ・ドライバー」「ウォリアーズ」「ストリート~」「48時間」など、スタイリッシュなアクション映画をヒットさせた名手ヒル監督が、74歳にして原案・脚本も兼任して放った異色の痛快アクション。途中からヒロインに生まれ変わってしまう主人公フランクの物語と、彼に復讐したい女性医師レイチェル(演じるのはヒルがプロデュースした「エイリアン」シリーズ第1~4作でおなじみのS・ウィーヴァー)の物語を並行して描写。最近では珍しい拳銃だけのガンアクション場面の数々も見ものだ。

<放送内容>
凄腕の男性殺し屋フランクは彼を恨む女性医師によって性転換手術をされ……。「ストリート・オブ・ファイヤー」などの鬼才アクション監督W・ヒルによるバイオレンス活劇。

凄腕殺し屋フランクはマフィアのボス、オネスト・ジョンから、ラスベガスである人物を暗殺するよう依頼されて現地に向かうが、ジョンは部下たちに自分の敵になりそうなフランクを襲うよう仕向ける。被弾して倒れたフランクが目覚めると、彼は自分が手術で女性に性転換させられたと知って驚く。手術を担当した医師ジェーンは、実はある理由からフランクに対して強く恨みを抱いていたが、手術はフランクにある転機を迫ることに……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.17

映画『リムジン LIMOUSINE』(お薦め度★★)

一体何なんでしょうか。スリラーというよりもホラーです。
しかも突拍子も無い逆恨みでした。

理解出来ない話の末に、物語の前提を壊すクライマックスを迎えます。

よくわかりませんでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:EL ATAUD DE CRISTAL
制作年:2016
制作国:スペイン
内容時間:77分

<スタッフ>
監督:アリッツ=ズビリャガ
製作:ガルデル=ガズテル=ウルティア、カルロス=フアレス
脚本:アリッツ=ズビリャガ、アイトール=エネリズ
撮影:ジョン=D=ドミンゲス
音楽:アランザス=カレハ

<キャスト>
アマンダ:パオラ=ボンテンピ
運転手:ラモン=モロ

<イントロダクション>
豪華なリムジンで授賞式会場へと向かっていた有名女優。だが謎の脅迫犯から一本の電話が入り、彼女は自分が捕らわれの身になったことを知る。密室監禁スリラーの衝撃作。

携帯電話の電波も遮断されたリムジン内に閉じ込められたスター女優は、謎の犯人が下す陵辱的な指令に否応なく従わされることに……。舞台はリムジンの客席のみ、登場人物もほとんど主人公の女優ひとりだけという最小限の構成ながら、最後まで緊張感あふれる展開が続く密室監禁サスペンスの佳作。シチュエーションスリラーに付きものの残酷描写を廃し、屈辱的な命令で女優のプライドを傷つける精神攻撃や、誰が何のために犯行に及んだかという謎で観客を惹き付けていく。監督はスペインの新鋭H・ズビリャガ。

<放送内容>
豪華なリムジンで授賞式会場へと向かっていた有名女優。だが謎の脅迫犯から一本の電話が入り、彼女は自分が捕らわれの身になったことを知る。密室監禁スリラーの衝撃作。

映画界への功績とキャリアに贈られる特別賞に輝いたスター女優のアマンダは、豪華なリムジンに乗り込み、授賞式の会場へと向かっていた。だが、突然車の窓もドアもロックされ、携帯電話の電波さえも通じなくなってしまう。そこへボイスチェンジャーを通じた不気味な声が響き、アマンダは自分が何者かに拉致監禁されたことを知る。声の主は、命が惜しければ命令に従えと告げ、アマンダに屈辱的、陵辱的な指示を下していく……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.05

映画『ダーク・クライム』(お薦め度★★)

致命的な脚本で失敗作です。
ジム=キャリーは短髪の髭面で無愛想なキャラクターです。喜劇俳優とばかり思ってきましたが、老刑事という全く連想できないイメージチェンジを図っていました。笑うシーンは皆無です。

戦力外の刑事が返り咲こうと迷宮事件に挑む物語ですが、捜査のイロハを見過ごすという素人目にもズサン過ぎる事件捜査です。しかも、証拠が無い思い付きの逮捕は意味不明でストレスが溜まります。

ヒロインとなるフランス女優のシャルロット=ゲンズブールが全く魅力がありません。大胆なヌードを披露しますが、エロチックさのカケラもありません。そんな彼女に脈絡もなく...、どう考えてもあり得ません。

サイコスリラーなので、観ていて飽きることはないのですが、男気のないお寒い正義感の主人公には共感できず、痛いだけでした。ジム=キャリーの演技もピンと来ません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Dark Crimes(True Crimes)
制作年:2016
制作国:イギリス・ポーランド・アメリカ
内容時間:93分

<スタッフ>
監督:アレクサンドロス=アヴラナス
製作:ブレット=ラトナー、ジョン=チェン、デヴィッド=ガーソンほか
脚本:ジェレミー=ブロック
撮影:ミハウ=エングレルト
音楽:リチャード=パトリック、トバイアス=エンハス

<キャスト>
タデック:ジム=キャリー
コズロフ:マートン=ソーカス
カシア:シャルロット=ゲンズブール
マルタ:アガタ=クレシャ
グレガー:ロベルト=ヴィエツキーヴィッチ

<イントロダクション>
「マスク(1994)」などの人気男優J・キャリーが、異常殺人事件に挑む警官役というハードな役どころに取り組み、新たなイメージ作りを目指した本格的サイコスリラー。

「マスク(1994)」、続編も作られた「ジム・キャリーはMr.ダマー」などのコミカルなイメージが知られるがその後、シリアスな役もできると証明しつつ、当たり役に恵まれなかった感があるキャリーが、よりシリアスに振り切った意欲作。ポーランドで撮影されたためか、まさに“ダーク”なトーンで、キャリーもひげをたくわえつつも短髪というこれまでにないイメージ作りにチャレンジ。正統派のサイコミステリーを思わせるが随所に刺激的な表現もあり、野心作といっていいだろう。WOWOWの放送が日本初公開。

<放送内容>
「マスク(1994)」などの人気男優J・キャリーが、異常殺人事件に挑む警官役というハードな役どころに取り組み、新たなイメージ作りを目指した本格的サイコスリラー。

警察で記録係に甘んじているタデックは、かつて捜査を担当したが犯人を挙げられなかった、性風俗クラブ“ケージ”で起きた“サドウスキー殺害事件”の再捜査に挑む。タデックは“ケージ”で何が起きていたかを記録したビデオ映像を発見し、そこに出入りしていた過激な小説家コズロフが犯人だと確信するが、当時同じ事件を担当し、今では長官に出世したグレガーとその周囲の人々は事件の真相を知られたくないという態度を取り……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.11.04

映画『マザー!』(お薦め度★★)

サスペンスだと思って観ていましたが、終盤は”なんじゃこりゃー”なホラーです。
ブラック・スワン』のダーレン=アロノフスキー監督作ということで期待したのですが、想像を絶する妄想の暴走にがっかりです。

ジェニファー=ローレンスが主演で夫にハビエル=バルデムというハリウッドらしい豪華な顔ぶれで、どれだけのメジャー作品なのかと思いましたが...

凡作なのにお金をかけて制作できるのはある意味、もの凄いのかもしれません。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Mother!
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:122分

<スタッフ>
監督・脚本:ダーレン=アロノフスキー
製作:ダーレン=アロノフスキー、スコット=フランクリン、アリ=ハンデル
撮影:マシュー=リバティーク
音楽:ヨハン=ヨハンソン

<キャスト>
母親:ジェニファー=ローレンス
彼(母親の夫):ハビエル=バルデム
男性:エド=ハリス
女性:ミシェル=ファイファー
男性の長男:ドーナル=グリーソン
男性の次男:ブライアン=グリーソン

<イントロダクション>
人気若手女優J・ローレンスが、「ブラック・スワン」の異才D・アロノフスキー監督とタッグを結成。ヒロインの不安をテーマに独自の世界を築いた、シュールなサスペンス。

「世界にひとつのプレイブック」で第85回アカデミー賞で主演女優賞に輝き、ヒット作への出演も多い人気若手女優ローレンス。彼女がタイトルそのままの“母親”役を演じながら、アロノフスキー監督がヒロインの崩れそうな精神世界を描いたアートフィルム。美しくもシュールな場面が連発し、理解が困難な作品だが、それでもローレンスの体当たりの熱演は見応えがある。J・バルデム、E・ハリス、M・ファイファーら実力派スターぞろいの共演陣も充実。2018年に他界したJ・ヨハンソンによる音楽も聴きどころ。

<放送内容>
人気若手女優J・ローレンスが、「ブラック・スワン」の異才D・アロノフスキー監督とタッグを結成。ヒロインの不安をテーマに独自の世界を築いた、シュールなサスペンス。

地方の一軒家で穏やかに暮らす“母親”とその夫である“彼”という夫婦のもとに、謎の“男性”が訪ねてくる。“彼”は“男性”を快く迎え入れるが、“母親”は落ち着かない。翌日、“男性”の妻である“女性”が訪ねてきて、不愉快になるような質問を“母親”に浴びせる。やがて“男性”と“女性”が、“彼”が大切にしていた宝石を床に落として割ってしまうと“彼”と“母親”は怒りを爆発させるが、新たな訪問者たちが現われる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2018.10.09

映画『パラサイト・イブ』(お薦め度★★)

怖くありません。面白くありません。
物語の展開において科学的な関連性が弱く、ほとんど説得力のない謎解きです。
21年前の邦画にしては、VFXがそれなりですが、今の感覚からするとリアリティはありません。公開当時話題になったはずの葉月里緒奈の上半身ヌードに至っては、乳首を無くす映像処理が施され、後世に残らないものとなっています(笑)。

三上博史の何かに取り憑かれた演技は、今も昔も変わらないワンパターンそのものでした。

そもそも落合正幸監督のホラーは、他の作品でも怖さを感じることはほとんど無いので予想通りでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1997
制作国:日本
内容時間:121分

<スタッフ>
監督:落合正幸
脚本:君塚良一
撮影:柴崎幸三
音楽:久石譲

<キャスト>
永島利明:三上博史
永島聖美/Eve1:葉月里緒奈
吉住貴嗣:別所哲也
浅倉佐知子:中嶋朋子
大野達郎:稲垣吾郎
安斉麻理子:大村彩子
小田切悦子:萬田久子

<イントロダクション>
瀬名秀明のベストセラー小説を三上博史と葉月里緒奈の共演で映画化したSFホラー。体細胞内のミトコンドリアが、新たな進化のため宿主である人類に反乱を起こす!

第2回日本ホラー小説大賞に輝く瀬名秀明のベストセラーを映画化。細胞内の重要器官でありながら独自のDNAを持ち、元来は別の生命体だったと考えられているミトコンドリアを題材に、さらなる進化を求めたミトコンドリアが人類に反旗を翻すさまを描くSFホラー。人体のミトコンドリアの起源がたったひとりの女性にたどり着くという“ミトコンドリア・イヴ”説や、人間そのものがミトコンドリアの乗り物に過ぎないのではという仮説など、科学知識を下敷きにした独創的アイデアとサスペンスホラーの融合が見どころ。

<放送内容>
瀬名秀明のベストセラー小説を三上博史と葉月里緒奈の共演で映画化したSFホラー。体細胞内のミトコンドリアが、新たな進化のため宿主である人類に反乱を起こす!

優秀な生化学者の永島は、最愛の妻・聖美(きよみ)の事故死という現実を受け入れられずにいた。彼は生前ドナー登録していた聖美の腎臓を移植手術に提供する代わりに、彼女の肝臓を研究用として自分に引き渡すよう担当医と取引をする。妻の肝臓を手に入れた永島は、人が変わったように他の研究員を遠ざけ、ラボにこもって聖美の肝細胞を培養し始める。やがて、なぜか聖美の細胞内ではミトコンドリアが異常な増殖を開始し……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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