芦田愛菜の演技を久々に味わいたいと思って我慢して観ました。企画と脚本が駄目です。なぜ、ほとんど全てで芦田愛菜をネガティブで使ったのでしょうか。意味が分かりません。
メインテーマは、地方オーケストラ楽団が解散の危機にもかかわらず、最後に大逆転をするというサクセスストーリーを期待したのに、何の解決も提案できずに物語は終わっています。
なるほどタイトルの回収は最終回ではしたものの、多くの楽団員はどうするのでしょうか。本当にお粗末な内容でした。市長の考えを変えさせるとか、大事なことに目を背けた内容に愕然とします。
ウソ過ぎる離婚劇とかどうしようもない娘の意固地な性格やら、主人公が普通に生活できないポンコツぶりとか、どうでもいいです。
一年前の日テレのドラマ「リバーサルオーケストラ」の方が、同じオーケストラ楽団を扱っていましたが、共感できました。
<オンエア情報>
TBS、2024年1月14日~3月17日毎週日曜21時放送。日曜劇場枠。
<スタッフ>
脚本:大島里美
音楽:菅野祐悟
主題歌:アイナ・ジ・エンド「宝者」(avex trax)
撮影監督:神田 創
音楽監修:広上淳一(東京音楽大学)
全面協力:東京音楽大学
企画プロデュース:東仲恵吾
プロデュース:益田千愛
演出:坪井敏雄、富田和成、石井康晴、元井 桃
製作著作:TBS
<キャスト>
西島 秀俊
芦田 愛菜
宮沢 氷魚
新木 優子
當真 あみ
佐藤 緋美
久間田 琳加
大西 利空
石田 ゆり子
淵上 泰史
津田 寛治
満島 真之介
玉山 鉄二
西田 敏行
<イントロダクション>
主演・西島秀俊×芦田愛菜
天才指揮者だったが
“ある事件”で家族も音楽も失った父親と
そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が
地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し
親子の絆と人生を再生させていく
とびきりアパッシオナート(情熱的)な
ヒューマンドラマ!
TBSでは2024年1月期の日曜劇場(毎週日曜よる9時)で『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』を放送することが決定した。
本作の主人公・夏目俊平(なつめ・しゅんぺい)を演じるのは西島秀俊。映画やテレビドラマに数多く出演し、昨年の第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」では主演を務めた。日曜劇場への出演は『流星ワゴン』(2015年)に主演して以来9年ぶりとなる。
西島が本作で演じる夏目は、20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。
5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は夏目のもとを去り、夏目自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国する。
夏目の娘・響(ひびき)を演じるのは芦田愛菜。芦田の日曜劇場出演は『南極大陸』(2011年)以来となる。『南極大陸』放送当時は7歳だった芦田だが、今作では市役所に勤務する20歳の女性を演じる。
父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる・・・。
ただ、あなたに聴いてほしかった。
一人ではできないことも、みんなでやればできる。
過去も、未来も、必ず乗り越えられる。
世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか?
そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない夏目が、父としてもう一度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく・・・。
本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(2019年)、『妻、小学生になる。』(2022年)などを手掛けた大島里美によるオリジナルストーリー。人の心の内側を丁寧に描き出す大島が初めて日曜劇場作品を担当する。言葉と音楽が奏でる豊かな旋律と圧倒的スケール感にご期待いただきたい。
そして、本作の劇伴を担当するのは『テセウスの船』(2020年)、『日本沈没―希望のひと―』(2021年)をはじめ多くの作品の劇伴を手掛けている菅野祐悟。近年はメディアを通した作曲活動とは別に、「生の音楽を聴いてほしい」という強い思いから、オーケストラによるコンサート活動も行っている。
さらに、本作のオーケストラを全面監修するのは、東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一。また、オーケストラの演奏部分は東京音楽大学が全面バックアップする。
今作が初共演となる西島と芦田が紡ぎ出す、不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語。2024年1月期の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』にご期待いただきたい。
【アパッシオナートとは】
(〈イタリア〉appassionato)音楽の発想標語の一つ。「熱情的に」「激しく」の意。(大辞林第4版より)
<鑑賞チャンネル>
Tver。
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