2019.05.29

映画『ゴッホ 最期の手紙』(お薦め度★★★)

ゴッホの油絵が動く独創的なアニメーション作品です。
実際に役者が演じた映像に油絵を重ねており、極めて芸術的で格調高い演出です。
しかも、ゴッホの最期の謎を回想で追う脚本は非常に練られています。

ゴッホの人物像と彼の絵の芸術性の両面から、映画として同時に描き出そうとする制作陣のアイデアと情熱に圧倒されます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Loving Vincent
制作年:2017
制作国:イギリス・ポーランド
内容時間:95分

<スタッフ>
監督:ドロタ=コビエラ、ヒュー=ウェルチマン
製作:ヒュー=ウェルチマン、ショーン=ボビット、イヴァン=マクタガード
脚本:ドロタ=コビエラ、ヒュー=ウェルチマン、ヤツァク=デネル
撮影:トリスタン=オリヴァー、ウカシュ=ジャル
音楽:クリント=マンセル

<キャスト>
アルマン=ルーラン:ダグラス=ブース/声)山田孝之
ガシェ医師:ジェローム=フリン/声)村治学
フィンセント=ファン=ゴッホ:ロベルト=グラチーク/声)三宅健太
ルイーズ=シュヴァリエ:ヘレン=マックロリー/声)幸田直子
マルグリット=ガシェ:シアーシャ=ローナン/声)伊藤かな恵

<イントロダクション>
今なお多くの謎に包まれた悲劇の天才画家V・ファン・ゴッホの最期を、全編彼の絵のタッチを模した“動く油絵”としてアニメーションドラマ化した異色の体感型アート映画。

19世紀のオランダが生んだ悲劇の天才画家ゴッホ。今なお多くの謎に包まれた彼の最期を、あっと驚く独創的な手法を駆使して映画化。「メアリーの総て」のD・ブース、「レディ・バード」のS・ローナンらの共演でまず実写として撮影した映像をもとに、総勢125人の現代の画家たちが、ゴッホの絵のタッチを再現しつつ、62450枚もの油絵を制作。それをさらに、1秒に12枚の油絵を撮影した高解像度映像によって“動く油絵”として再構成し、このなんとも魔訶不思議な体感型の異色アート映画がここに誕生した。

<放送内容>
無気力な日々を過ごしていた青年のアルマンは、ある日、郵便配達人の父から1通の手紙を託される。それは、1年ほど前に北フランスの農村で自殺したオランダ人画家で、父の友人でもあったゴッホが、弟のテオに宛てて書いたきり、出し忘れていた手紙だった。その手紙をテオに届けるべく、パリへと旅立ったアルマンは、その過程で、さまざまな人々からゴッホについてあれこれ聞かされ、自殺とされる彼の死に疑問を抱くようになる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.05.25

映画『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』(お薦め度★★)

パンダコパンダ』に続編があることは知りませんでした。
設定はシュール過ぎます。
相変わらず、ミミ子と暮らしていたおばあちゃんが法事から帰ってきません。
サーカス団から虎の子が舞い込んできたり、大雨が降り続いて町が水没したり、動物を乗せた列車が暴走したり、驚きの展開です。

キャラクターより生き生きして、その後の宮崎駿アニメで使われる動きの要素がかなり入っています。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1973
制作国:日本
内容時間:38分

<スタッフ>
演出:高畑勲
脚本・美術設定・画面構成:宮崎駿
作画監督:大塚康生、小田部羊一
撮影監督:清水達正
音楽:佐藤允彦

<キャスト>
ミミ子:杉山佳寿子
パパンダ:熊倉一雄
パンちゃん:丸山裕子
トラちゃん:太田淑子
サーカス団員:山田康雄

<イントロダクション>
小学生の少女ミミ子とパンダの親子に、今回はサーカスの一団も加わって愉快な珍騒動を展開。今は亡き高畑勲監督が演出を手掛けた名作アニメ「パンダコパンダ」の続編。

前作「パンダコパンダ」の好評を受けて矢継ぎ早に製作・発表された、劇場用短編アニメの第2弾。今回も、前作に引き続き、高畑監督が演出を手掛け、脚本・美術設定・画面構成を宮崎駿が担当。パンダの親子と仲良く暮らす小学生の少女ミミ子のもとへ、サーカス団から逃げ出してきたトラの子がさらに加わって巻き起こる珍騒動を、心温まるタッチで描く。前作同様、ミミ子の声を担当するのは、やはり高畑&宮崎のコンビでその後作られる名作TVアニメ、「アルプスの少女ハイジ」のハイジの声も担当する杉山佳寿子。

<放送内容>
東京の郊外の家でパンダの親子と仲良く暮らす小学生の少女ミミ子。そうとも知らず、ある晩、ミミ子の家に2人組の泥棒が侵入し、彼らの前に姿を見せたパンダ親子に驚いて、2人は慌てて家から逃げ出すはめに。これで一件落着かと思いきや、いつのまにか家の中でトラの子が眠り込んでいるのが発見され、ミミ子たちはまたしてもビックリ。どうやらサーカスの一団から逃げ出したトラの子が、ミミ子の家に迷い込んだものらしく…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.05.23

映画『未来のミライ』(お薦め度★★)

主人公のくんちゃんの第一声で、駄目だと感じました。
4歳の男児の声に聞こえません。女の子にしか聞こえず、下手な声優です。
豪華俳優を起用した他の声優たちも大したレベルではありません。

しかもつまらない内容で、話がよくわかりません。唐突なタイムスリップを用いたファンタジーでした。細田守監督の自己満足の世界が描かれたとしか思えません。

おおかみこどもの雨と雪』の時と同じようなテーマ「子育て」「家族」「絆」
が、より強調されています。

ともかく作風がマンネリです。海外からは評価されているようですが、意外性は無くこれ以上期待できないと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2018
制作国:日本
内容時間:98分

<スタッフ>
監督・脚本・原作:細田守
ゼネラルプロデューサー:高橋望
プロデューサー:齋藤優一郎、伊藤卓哉、足立雄一、川村元気
作画監督:青山浩行、秦綾子
美術監督:大森崇、高松洋平
音楽:高木正勝

<キャスト>
くんちゃん:上白石萌歌
ミライちゃん:黒木華
おとうさん:星野源
おかあさん:麻生久美子
謎の男:吉原光夫
ばあば:宮崎美子
じいじ:役所広司
青年:福山雅治

<イントロダクション>
「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督作。第91回アカデミー賞長編アニメーション映画賞の候補になった。4歳のくんちゃんは、未来からきた妹のミライちゃんと出会う。

「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」などの大ヒット映画を生み出し、世界中から注目を集める細田守監督の最新作。甘えん坊の男の子“くんちゃん”と、未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織り成す、ちょっと変わった“きょうだい”の物語。不思議な体験の数々を通じ、くんちゃんが成長していくのが見どころだ。アニメーション界の権威、第46回アニー賞で長編インディペンデント作品賞に輝くなど高い評価を受けた。魅力的な登場人物たちの声を演じた豪華俳優陣にも注目。

<放送内容>
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃんのもとに、生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を妹に奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん。そんな時、くんちゃんは家の庭で自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ不思議な少女と出会う。彼女は未来からやってきた妹・ミライちゃんだった。くんちゃんはミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の大きな旅に飛び込んでいく……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.05.12

映画『インクレディブル・ファミリー』(お薦め度★★★★)

Mr.インクレディブル』の14年ぶりの続編です。流石に面白いです。
ただ、前作と比べてテンポが若干ゆるい印象です。

女性の社会進出に合わせて、夫が家事を守るという今日的なエピソードは共感できました。ブラッド=バード監督の視点は見事です。赤ん坊ジャック=ジャックの能力開花とデザイナー・エドナ=モードとの関係性が素敵でした。

字幕版を観たのですが、キャラクターの声の印象が合わないので途中で止めました。改めて吹替え版を録画しての鑑賞です。吹替え版になったことで、前作のキャラクターの記憶が蘇りました。本当に声は重要です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Incredibles 2
制作年:2018
制作国:アメリカ
内容時間:118分

<スタッフ>
監督・脚本:ブラッド=バード
製作:ジョン=ウォーカー、ニコル=パラディス=グリンドル
音楽:マイケル=ジアッキノ

<キャスト>
ボブ=パー/Mr.インクレディブル:声)三浦友和
ヘレン=パー/イラスティガール:声)黒木瞳
ヴァイオレット=パー:声)綾瀬はるか
ダッシェル=パー/ダッシュ:声)山崎智史
イヴリン=ディヴァー:声)加藤有生子
ウィンストン=ディヴァー:声)木下浩之
ルシアス=ベスト/フロゾン:声)斎藤志郎
ヴォイド:声)小島瑠璃子

<イントロダクション>
ディズニー/ピクサーの大ヒット作「Mr.インクレディブル」の14年ぶりの続編。ヒーロー活動が禁止される中、インクレディブル・ファミリーが巨大な陰謀に立ち向かう。

ディズニー/ピクサーによる記念すべき長編アニメーション第20作。Mr.インクレディブルことボブを父親とするヒーロー家族、パー一家の新たな活躍を描く。世界の危機という大事件の一方で、育児と仕事の両立や夫婦の葛藤、微妙な年頃の娘と息子の悩みといった誰もが共感できる問題が描かれたストーリー展開の妙が見ものだ。未知数だった末っ子ジャック・ジャックの驚異のパワーの覚醒や、スーパーパワーの個性を活かした迫力のアクションシーンの数々も見逃せない。監督は前作に続きB・バードが担当した。

<放送内容>
Mr.インクレディブルことボブをはじめとするパー一家は、ヒーロー家族として街の平和を守ってきたが、ある時法律でヒーロー活動が禁じられてしまう。無職となったボブが途方に暮れる中、妻のイラスティガールことヘレンにヒーロー活動復活を懸けた任務が舞い込む。複雑な想いを抱きつつ、主夫業に専念するボブだが、微妙な年齢の長女と長男への接し方、そしてパワーが未知数の末っ子ジャック・ジャックの世話に悪戦苦闘し……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.05.05

映画『パンダコパンダ』(お薦め度★★)

半世紀近く前の作品ですが、今観ても旧さを感じさせません。
当時としては画期的だったのでしょう。
物語としては、割と淡々としてほのぼのとした展開です。
不思議だったのは少女ミミ子のおばあちゃんが法事から帰ってこないことでした(笑)。

確かに宮崎駿監督の「となりのトトロ」の原点だったのだなぁと感じさせる作風でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:1972
制作国:日本
内容時間:34分

<スタッフ>
演出:高畑勲
原案・脚本・画面設定:宮崎駿
作画監督:大塚康生、小田部羊一
撮影監督:清水達正
音楽:佐藤允彦

<キャスト>
ミミ子:杉山佳寿子
パパンダ:熊倉一雄
パンちゃん:太田淑子
おまわりさん:山田康雄
おばあちゃん:瀬能礼子

<イントロダクション>
小学生の元気な少女ミミ子がパンダの親子と交流するさまを心温まるタッチで描写。日本にパンダブームが起きるさなか、今は亡き高畑勲監督が演出を手掛けた名作アニメ。

1972年、日中友好の印として中国から上野動物園にパンダが贈られ、日本に空前のパンダブームが巻き起こったのを機に作られた劇場用短編アニメ。2018年にこの世を去った高畑監督が演出、そして原案・脚本・画面設定を宮崎駿が担当。東映動画の先輩後輩として出会い、その後はスタジオジブリを共同で設立して日本のアニメ界を牽引する2人がコンビを組んだ初期作の1本で、後の宮崎監督の名作「となりのトトロ」の原点とも評される要注目作。翌年には続編「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」も作られた。

<放送内容>
おばあちゃんと2人、東京の郊外の竹やぶのそばの家で暮らす小学生の少女ミミ子。おばあちゃんが法事でしばらく家を空けることになり、ひとりで留守番をすることになったミミ子のもとへ現われたのは、なんとパンダの親子。お父さんパンダのパパンダは、両親がいないというミミ子に、それでは私が君のパパになってあげようと言い、それを聞いてミミ子も大喜び。かくして、ミミ子とパンダ親子の楽しい同居生活が始まるのだが…。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.04.30

映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』(お薦め度★★★)

第3弾はかなり迷走しています。
看板に偽りありです。怪盗でありながら家族ができたグルーは正義の味方に目覚めてしまい、その代わりに双子のドルーという新キャラクターを登場させて、悪事の肩代わりをさせます。「怪盗グルー」シリーズの延命に躍起になった内容です。

第2弾から登場しているルーシーが魅力的でした。養女たちの母親になるために奮闘します。

ミニオンに関しては本家シリーズよりも彼らが主役のスピンオフ作品のほうが面白いので、物足りなさを感じました。

今後の続編はかなり厳しい感じがします。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:Despicable Me 3
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:90分

<スタッフ>
監督:ピアー=コフィン、カイル=バルダ
共同監督:エリック=ギロン
製作:クリス=メレダンドリ、ジャネット=ヒーリー
脚本:シンコ=ポール、ケン=ダウリオ
音楽:ヘイター=ペレイラ

<キャスト>
グルー/ドルー:スティーヴ=カレル
ルーシー:クリステン=ウィグ
バルタザール=ブラット:トレイ=パーカー
マーゴ:ミランダ=コスグローヴ
イディス:デイナ=ゲイアー
アグネス:ネーヴ=シャレル
サイラス:フリッツ:スティーヴ=クーガン
グルーのママ:ジュリー=アンドリュース

<イントロダクション>
不思議な生き物ミニオンとともに大人気となったCGアニメ「怪盗グルー」シリーズ第3弾。グルーの前に存在も知らなかった双子の兄弟が現われて、新たな騒動が巻き起こる。

「ペット」「SING/シング」などCGアニメのヒット作を連発するイルミネーション・エンターテインメントの人気シリーズ「怪盗グルー」第3弾。3人の養女と妻となったルーシーに囲まれ、怪盗から足を洗っていたグルーだが、そんな彼の前に新たなライバルや、生き別れていたことすら知らなかった双子の兄弟が現われて……。1980年代に活躍した元人気子役だったという設定のライバル怪盗ブラットが、当時のヒット曲に乗せて懐かしネタのギャグを繰り出すなど、子どもと一緒に観る親世代への気配りもうれしい。

<放送内容>
最高の怪盗ではなく最高の父親になる道を選んだグルー。反悪党同盟のエージェントして働く彼は、あるとき怪盗ブラットを捕り逃がしてしまい、同盟をクビになってしまう。これを機にグルーが悪党に戻ることを期待するミニオンたちは、彼にその気がないと知って失望し、新たなボスを探す旅に出てしまった。ますます落ち込むグルーは、生き別れていたことすら知らなかった双子の兄弟ドルーの存在を知り、彼に会いに行くのだが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2019.04.18

アニメ「お前はまだグンマを知らない」[全12話](お薦め度★★★)

全12話ですが、各話5分なのでトータル1時間のアニメ作品です。
短い尺とはいえ、各エピソードはかなりのインパクトがあって、楽しめました。

自虐的だった実写映画と比べると、より排他的な内容です。郷土愛が強くなり過ぎると、他県出身者にとって敷居が異常に高くなるという、理解しがたいおぞましさが笑えます。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2019年1月11日~3月29日毎週金曜 25:00~25:05放送。

<スタッフ>
原作:井田ヒロト『お前はまだグンマを知らない』(新潮社「くらげバンチ」連載中)
監督・シリーズ構成:まんきゅう
キャラクターデザイン:湖川友謙
制作:旭プロダクション
アニメーション制作協力:CJT

エンディングテーマ:内田彩「So Happy」

<キャスト>
神月紀:(声)梶原岳人
轟二矢:(声)笠間淳
篠岡京:(声)内田彩

<イントロダクション>
グンマ。 それはニッポンのほぼ中央、北カントウ地方西部に位置する内陸の地。
古より周りを山に囲まれたこの地は、「ニッポン最後の秘境」「古代グンマー帝国」など、
ある事ない事散々言われているが、その実態を知る者はいない。

そんな謎多き土地に転校してきたとある高校生・神月。
独自性の強いの文化、さらに異常なほどグンマ愛が強いクラスメイトたちに、
困惑し、翻弄され、そして恐怖に慄く。
そんな中、神月は学校一の美女、篠岡京に恋をする。
だが彼女もまた、生粋のグンマ人!

果たして、神月はグンマで生き抜く事が出来るのか?

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2019.04.09

アニメ「モブサイコ100 Ⅱ」[全24話](お薦め度★★★★★)

第1期(2016年7月~9月放送)と比べて格段に面白くなっています。

原作漫画はWEBコミックサイト「裏サンデー」で知っており、第1期は途中まで鑑賞しました。しかし、気弱なエスパーがキレると怖いというステレオタイプのキャラクター設定にマンネリを感じて最終話まで辿り着かずレビューを断念していました。

第2期ということですが、キャラクター設定がリセットされて再スタートしています。気弱というよりも人間らしい弱さや悲しさを体現する主人公の行動から奥行きある物語にグレードアップしていました。特に主人公モブの師匠である霊幻新隆が第1期と比べて別人のような人格者になっています。このキャラクター変更によって、より一層深みが増しました。

後半に登場するボスキャラはお約束のパワーインフレを起こします。それに合わせてモブも超人的なパワーで対等になりますが、極悪なモンスターさえも否定せずに受け入れようとする慈悲の心を持ちながらモブは死闘を繰り返します。そのクライマックスで描かれる暴力性や破壊性の作画テクニックは物凄いものがあります。

単なる超能力バトルの決着ではなく、人間の存在意義を問うラストにカタルシスを感じました。第2期は少年向けギャグアニメを超えた大人の鑑賞に耐えられる作品になっています。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2019年1月7日~4月1日毎週月曜 23:00~23:30放送。

<スタッフ>
原作:ONE(小学館「マンガワン」連載)「ワンパンマン
監督:立川 譲「劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人」(2018年4月公開)
シリーズ構成:瀬古浩司「BANANA FISH」(2018年放送)
キャラクターデザイン:亀田祥倫「映画ドラえもん のび太の宝島」(2018年3月公開)
美術監督:河野羚
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:古本真由子
編集:廣瀬清志
音響監督:若林和弘「劇場版 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」(2018年3月公開)
音楽:川井憲次「さよならの朝に約束の花をかざろう」(2018年2月公開)
アニメーション制作:ボンズ「ひそねとまそたん」(2018年4月放送)「交響詩篇エウレカセブン シリーズ」

<キャスト>
影山茂夫:(声)伊藤節生
霊幻新隆:(声)櫻井孝宏
エクボ:(声)大塚明夫
影山 律:(声)入野自由
花沢輝気:(声)松岡禎丞
最上啓示:(声)石田彰
ツボミ:(声)佐武宇綺
米里イチ:(声)藤村 歩
鬼瓦天牙:(声)細谷 佳正
鈴木将:(声)國立幸
エミ:(声)松井恵理子
森羅万象丸:(声)楠大典
浄堂麒麟:(声)丹沢晃之
浅桐みのり:(声)M・A・O
鈴木統一郎:(声)井上和彦
芹沢:(声)星野貴紀
島崎:(声)杉山紀彰

<イントロダクション>
『モブサイコ100』100になったとき何かが起こる青春サイキックストーリー。 第20回文化庁メディア芸術祭 アニメ部門審査委員推薦作品受賞、Crunchyroll アニメアワード2016 ベストアクションシーン/ファイトシーン賞 1位を受賞するなど、全世界を震撼させたサイキック青春グラフィティが再び開幕!

ごくフツーの暮らしがしたいと願う中学2年生・影山茂夫、通称「モブ」。
一瞬で人混みに紛れてしまうほど、サエない外見をした彼は、
じつは誰よりも強力な超能力の持ち主だった……。
そんなモブと彼を取り巻く人々との青春や恋、静かに降り積もりやがて爆発する数々の感情。
そして、かつてモブの前に立ちはだかった謎の組織「爪」の再臨。
思春期真っ只中の少年の魂が咆哮する、明日はどっちだ!?

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2019.04.08

アニメ「ブギーポップは笑わない」[全18話](お薦め度★★)

物語は魅力を感じるもののの、全体の構成がわかりにくく、さらにキャラクターデザインに特徴が無いため登場人物の区別がつかず、誰が誰でどう繋がっているのか理解出来なくなります。端的に言えばアニメ作品として失敗しています。

エピソードが4つも盛り込んであり、それぞれのエピソードで起承転結をしっかりと描いていないので、消化不良になります。ブギーポップは全てのエピソードに登場しますが、立ち位置がそれぞれで違っていて、煙に巻かれた印象しか残りません。

放送の仕方も面食らいました。1クールは全12話がマックスなのですが、TOKYO MXでは別の時間帯にも放送して帳尻を合わせたようです。アニメは録画して複数話を一気に鑑賞しているのですが、3つ目の「夜明けのブギーポップ」のエピソードは、同時間帯で録画されておらず、#9から#14にスキップしていました。

録画されなかった#10~13は、たまたまamazonプライムビデオで配信されていたので事なきを得ました。

ダークファンタジーとして惹きつけるものが十分にあるのに、それを活かしきれておらず本当に残念です。

以下、公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2019年1月4日~3月29日毎週金曜22時30分~23時00分放送。

<エピソード>
ブギーポップは笑わない #1~3
VSイマジネーター #4~9 
夜明けのブギーポップ #10~13 
オーバードライブ 歪曲王 #14~18

<スタッフ>
原作:上遠野浩平(電撃文庫 刊)
原作イラスト:緒方剛志
監督:夏目真悟
シリーズ構成・脚本:鈴木智尋
キャラクターデザイン:澤田英彦
副監督:八田洋介
総作画監督:筱 雅律、土屋 圭
美術監督:池田繁美、丸山由紀子
色彩設計:橋本 賢
3DCG監督:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:牛尾憲輔
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:マッドハウス
製作:ブギーポップは笑わない製作委員会

<キャスト>
ブギーポップ/宮下藤花:悠木 碧
霧間 凪:大西沙織
末真和子:近藤玲奈
竹田啓司:小林千晃
新刻 敬:下地紫野
紙木城直子:諏訪彩花
早乙女正美:榎木淳弥
田中志郎:市川 蒼
百合原美奈子:竹達彩奈
エコーズ:宮田幸季
谷口正樹:八代 拓
織機 綺:市ノ瀬加那
飛鳥井 仁:細谷佳正
安能慎二郎:長谷川芳明
衣川琴絵:阿澄佳奈
スプーキーE:上田燿司
水乃星透子:花澤香菜
黒田慎平/スケアクロウ:宮内敦士
ピジョン:加隈亜衣
来生真希子:木下紗華
佐々木政則/モ・マーダー:阪口周平
霧間誠一:川田紳司
榊原 弦:竹内良太
寺月恭一郎:大川透
羽原健太郎:村井雄治
橋坂真:内藤有海

<イントロダクション>
ぼくは自動的なんだよ。名を不気味な泡という――。 エンタテインメントノベルでNo.1シェアを誇るレーベル・電撃文庫に
多大な影響を与えた、今なお色褪せることのない名作として、
絶大な支持を集める人気タイトル「ブギーポップは笑わない」シリーズが、
刊行から20年の節目で待望のTVアニメ化! TVアニメを手掛けるのは、
2015年に放送され、大ヒットを記録したTVアニメ「ワンパンマン」で、
世界中のアニメユーザーを唸らせた監督・夏目真悟。
そして同作のシリーズ構成と脚本を務めた鈴木智尋に、
圧倒的なクオリティを実現させた
日本屈指のアニメーションスタジオ・マッドハウスが集結し、
世界に危機が迫ったとき、自動的に浮かび上がるヒーロー、
ブギーポップを中心に繰り広げられるアクションファンタジーを
見事に描き切る!

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2019.04.03

アニメ「ポプテピピック TVスペシャル」[全2話×3バージョン](お薦め度★★★★★)

キャッチコピーは「どうあがいても、クソ。どうあがいても、クソ」です。

”クソアニメ”健在です。
ポプ子とピピ美が1年ぶりに帰ってきました。
いろんなバリエーションの作画を用意して、非常にクオリティが高いです。ただし、内容は相変わらず超ナンセンスです(笑)。

14話の「作:UchuPeople」のポプ子とピピ美が歌う自虐曲が制作陣の本音に思え共感しました。

昨年のTV放送は全12話で、今回は続きとなる13、14話を「朱雀ver.」「青龍ver.」「玄武ver.」の3バージョンでTVスペシャルとしています。各話再放送があるので、1話6パターンで合計12パターンが用意されたことになります。当然声優が入れ替わっており、パターンによってストーリーも異なるようです。「朱雀ver.」のみニコニコ独占配信で4月3日(水)23時59分まででした。

2019年4月1日にTV放送されたのを知らずに見逃しました。シーズン2が始まると勘違いして油断していました。直ぐにGAYO!の無料配信を観ました。

シーズン2を用意して欲しいと思いますが、表現が制限される中で評価される作品を創作するのは至難の業なので、今回のようなスペシャルで今後も継続して欲しいです。

【ポプテピピック TVスペシャル】
・「ポプテピピック TVスペシャル#13 青龍ver.」
・「ポプテピピック TVスペシャル#14 青龍ver.」

・「ポプテピピック TVスペシャル#13 玄武ver.」
・「ポプテピピック TVスペシャル#14 玄武ver.」

<GAYO!配信期間>
2019年4月2日(火) 00:00 〜 2019年4月8日(月) 23:59

<スタッフ>
原作:大川ぶくぶ(竹書房「まんがライフWIN」) 
企画・プロデュース:須藤孝太郎 
シリーズ構成:青木純(スペースネコカンパニー) 
コンセプトデザインワークス:梅木葵 
音響監督:鐘江徹 
音響効果:小山恭正 
音響制作:グロービジョン 
音楽:吟(BUSTED ROSE) 
音楽制作:キングレコード 
シリーズディレクター:青木純(スペースネコカンパニー)、梅木葵 
アニメーション制作:神風動画 
製作:キングレコード

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