2022.10.14

2022秋スタートの新アニメのバイオレンス度が物凄い

2022年10月から開始した新アニメが豊作です。しかも質の高いバイオレンス作品が集中しています。これほど偏った作品が揃うのは過去に経験がありません。もはや少年少女向けではありません。

俺が視聴をしている7作品を紹介します。

【新作】
①「チェーンソーマン」
②「虚構推理」
③「アキバ冥途戦争」

【続編】
④「ポプテピピック 第2シーズン」
⑤「モブサイコ100Ⅲ」
⑥「BLEACH 千年決戦篇」
⑦「うる星やつら」

<寸評>
①悪魔と半悪魔人間との激闘を描くスプラッターもので、視聴者を選びます。
②サスペンス性を含んだ悪魔と少女の戦い。今後面白くなるか微妙~。
③メイド喫茶を舞台にしたメイドによる任侠作品。ギャップが凄過ぎてついていけるか。

④クソアニメが復活です。第1シーズンを超えられるか。
⑤ほのぼのとしたキャラクターデザインですが、エスパー同士の壮絶バトルが待っている。
⑥もはや鉄板のホロウ(悪霊)とのバトルアクションアニメ。
⑦36年ぶり新作テレビアニメ。浮気な諸星あたると鬼族の娘・ラムのイチャラブバトル。

全作品を最後までついていけるかわかりませんが、出来るだけ視聴します。

ところで、ドラマに関してはまだ視聴を継続している作品はありません。必ず初回は観るようにしていますが、数分で観るのを断念しています。今後面白い作品に出会えるでしょうか。

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2022.10.05

アニメ「リコリス・リコイル」[全13話](お薦め度★★★★)

ハードボイルドな美少女のサスペンス・アクション・アニメです。
アニメ映像のクオリティは高く、キャラクターデザインは秀逸でした。
男前なバディ物語でした。

かなり面白い作品ながら、敵味方の設定が複雑過ぎて理解が追いつかないものがありました。また、敵役が超人過ぎて最終話になるほどリアリティが失われていったのが残念です。

A-1 Pictures制作でアサウラ原案よる日本のオリジナルテレビアニメが想像以上の世界を提供してくれました。やはり日本のアニメは凄いです。

以下、番組公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2022年7月2日~9月24日毎週土曜23:30放送。

<スタッフ>
原作:Spider Lily
監督:足立慎吾
ストーリー原案:アサウラ
キャラクターデザイン:いみぎむる
副監督:丸山裕介
サブキャラクターデザイン:山本由美子
総作画監督:山本由美子、鈴木 豪、竹内由香里、晶貴孝二
銃器・アクション監修:沢田犬二
プロップデザイン:朱原デーナ
美術監督:岡本穂高、池田真依子
美術設定:六七質
色彩設計:佐々木 梓
CGディレクター:森岡俊宇
撮影監督:青嶋俊明
編集:須藤 瞳
音響監督:吉田光平
音楽:睦月周平
制作:A-1 Pictures

<キャスト>
錦木千束:安済知佳
井ノ上たきな:若山詩音
中原ミズキ:小清水亜美
クルミ:久野美咲
ミカ:さかき孝輔

<イントロダクション>
平穏な日々――その裏には秘密がある
犯罪を未然に防ぐ秘密組織――「DA(Direct Attack)」。
そのエージェントである少女たち――「リコリス」。

当たり前の日常も、彼女たちのおかげ。

歴代最強のリコリスと称されるエリート・錦木千束、
優秀だけどワケありリコリス・井ノ上たきなが働く喫茶「リコリコ」もその支部のひとつ。

ここが受けるオーダーは、コーヒーやスイーツの注文から、
こどものお世話、買い物代行、外国人向けの日本語講師etc、
「リコリス」らしからぬものばかり。

自由気ままな楽天家、
平和主義の千束とクールで効率主義のたきな、
二人の凸凹コンビのハチャメチャな毎日がはじまる!

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2022.07.21

2022年夏新ドラマ「魔法のリノベ」が名作ドラマのスタッフによるものだと息子が見抜いた

2022年7月18日スタートしたフジテレビの新ドラマ「魔法のリノベ」の初回が面白かったので、2回目の再鑑賞では息子にも観せました。

10分くらいたったときに、本作はドラマ「浦安鉄筋家族」のスタッフが作ったのではと言いました。

確かに演出が似ています。ドラマ「浦安鉄筋家族」といえば、コテコテに振り切ったギャグ満載のファミリードラマで大好きな作品です。

番組サイトを確認したところ、次の通りでした。
【脚本】上田誠(ヨーロッパ企画)
【監督】瑠東東一郎、本田隆一

なるほど、脚本家と監督の一人が一致しています。ドラマ好きを自称している俺よりも、鋭く言い当てた息子は見事です。

波瑠と間宮祥太朗がW主演で、二人の演じるキャラクターはそれぞれ今まで演じたことのない人物像です。両者ともに上手い演技を見せてくれます。切ない過去を持った二人が、前向きに明るく営業を行う姿が、微笑ましく和ませてくれます。

特に第1話で扱ったリフォームのビフォーアフターについては、劇中でビフォー、エンドロールでアフターを描く秀逸さで素晴らしいセンスです。

間宮祥太朗が2022年春ドラマで主演したドラマ「ナンバMG5」が終わって、ちょっとだけロスを感じていましたが、本作でそのロスを埋めてくれることは間違いありません。

夏の新ドラマは他に3本観ています。
・「オクトー~感情捜査官心野朱梨~」
・「復讐の未亡人」
・「石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー」
また、夏の新アニメは次の2本です。
・「リコリス・リコイル」
・「異世界おじさん」

ちなみに2022年春の新アニメとして登場して大人気の「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」は3回トライしましたが、作風が合わず視聴継続を断念しています。

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2022.07.12

アニメ「Dr.STONE 龍水」(お薦め度★★★)

第2期から1年ぶりに単発アニメのテレビスペシャルです。
本作終了後に第3期「Dr.STONE NEW WORLD」が2023年春放送決定がリリースされています。

科学史200万年を駆け上がるにふさわしく、今回は空に挑戦します。夢のある発想でワクワク感があります。少年少女向けに適した内容です。

アニメにしては小難しいので、再鑑賞する気はないのですが、この先どこまで突き進むのか楽しみです。

以下、番組公式サイトから引用。

<オンエア情報>
TOKYO MX、2022年7月10日(日)19:00~20:00放送。

<スタッフ>
原作:稲垣理一郎・Boichi「Dr.STONE」(集英社 ジャンプ コミックス刊)
監督:松下周平
シリーズ構成・脚本:木戸雄一郎
キャラクターデザイン:岩佐裕子
デザインワークス:水村良男
メインアニメーター:堀内博之
美術設定:青木智由紀
美術監督:吉原俊一郎
色彩設計:中尾総子
撮影監督:葛山剛士
編集:坂本久美子
音響監督:明田川仁
音楽:加藤達也、堤 博明、YUKI KANESAKA
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント

<キャスト>
石神千空:小林裕介
七海龍水:鈴木崚汰
大木大樹:古川 慎
小川 杠:市ノ瀬加那
コハク:沼倉愛美
クロム:佐藤 元
金狼:前野智昭
銀狼:村瀬 歩
ルリ:上田麗奈
スイカ:高橋花林
あさぎりゲン:河西健吾
カセキ:麦人
西園寺羽京:小野賢章
上井陽:中島ヨシキ
ニッキー:種﨑敦美
マグマ:間宮康弘
北東西南:日笠陽子
獅子王未来:石見舞菜香

<イントロダクション>
司帝国との戦いが終わり、コールドスリープした司を救うべく動き出した千空たち。
石化現象の謎を突き止める為、ついに科学王国は地球の裏側・新世界を目指す!

航海に向けて船造りを始めた千空たちは、航海力100億の神腕船長を仲間にしようと、記者だった南の情報をもとに、七海財閥の御曹司で、かつて帆船を乗り回していた男“七海龍水”を目覚めさせる。

「はっはー!世界は再び俺の物だ‼」と豪語する龍水は、その圧倒的な強欲さで村に通貨を作り、ゴージャスな暮らしを満喫。船長を引き受ける代わりに、資源の王様“石油”が欲しいと提案するが…?

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2022.04.29

映画『私ときどきレッサーパンダ』(お薦め度★★)

面白くありません。
ピクサーの長編映画として過去最低で陳腐です。
信じられないほど中身がありません。

主人公はアメリカ系中国人です。中国市場を意識して作られています。母の娘に対する毒親とも呼べる過干渉はかなり引きますし、中国の童話をモチーフにしているのでしょうか全く物語が入ってきませんでした。

ともかく、テーマの志が低くてメジャー作品とは言い難い内容でした。ディズニーに呑み込まれたピクサー作品は期待出来なくなったのかもしれません。

本作は、コロナ禍で映画館での上映は行わず、代わりにDisney+サービス展開地域のアメリカ合衆国と日本で2022年3月11日に公開されました。

以下、オフィシャルサイトから引用。

<作品データ>
原題:Turning Red
制作年:2022
制作国:アメリカ
内容時間:100分

<スタッフ>
監督:ドミー=シー
製作:リンジー=コリンズ
製作総指揮:ダン=スキャンロン、ピート=ドクター
原案:ドミー=シー ジュリア=チョー、サラ=ストライカー
脚本:ジュリア=チョー、ドミー=シー
編集:ニコラス=C=スミス
音楽:ルドウィグ=ゴランソン
劇中曲:ビリー=アイリッシュ、フィニアス=オコネル
視覚効果監修:ダニエル=フェインバーグ
エグゼクティブ音楽プロデューサー:トム=マクドゥガル
日本版エンドソング:Da-iCE

<キャスト>
メイリン:ロザリー=シアン
ミン:サンドラ=オー
ミリアム:エバ=モース
アビー:ヘイン=パク
プリヤマイト:レイ=ラマクリシュナン
ジン:オライオン=リー
おばあちゃん:ワイ=チン=ホー
タイラー:トリスタン=アレリック=チェン
チェン:ロリ=タン=チン
リリー:ミア=タガノ
ヘレン:シェリー=コーラ
ピン:リリアン=リム
ガオ:ジェームズ=ホン
ロベール(4★TOWN):ジョーダン=フィッシャー
ジェシー(4★TOWN):フィニアス=オコネル
アーロンT(4★TOWN):トファー=ンゴー
テヨン(4★TOWN):グレイソン=ビジャヌエバ
アーロンZ(4★TOWN):ジョシュ=レビ
キェシロフスキ先生:サッシャ=ロイズ
デヴォン:アディ=チャンドラー
ステイシー:リリー=サンフェリッポ

<イントロダクション>
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』のディズニー&ピクサー最新作!
今を生きる人々を笑顔で包み込み、明日へと踏み出す元気をくれる、奇想天外な物語――

舞台は1990年代のカナダ・トロントのチャイナタウン。そこに暮らすメイは伝統を重んじる家庭に生まれ、両親を敬い、母親の期待に応えようと頑張る13歳の女の子。
でも一方で、親には理解されないアイドルや流行りの音楽も大好き。恋をしたり、友達とハメを外して遊んだり、やりたいことがたくさんある側面も持っていた。そんな、母親の前ではいつも “マジメで頑張り屋”のメイは、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩み込んだまま眠りについたメイが翌朝に目を覚ますと…なんと、レッサーパンダになってしまった!
この突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの〈秘密〉とは?一体どうすれば、メイは元の人間の姿に戻ることができるのか?ありのままの自分を受け入れてくれる友人。メイを愛しているのに、その思いがうまく伝わらずお互いの心がすれ違う母親。様々な人との関係を通してメイが見つけた、本当の自分とは――。

監督は、ピクサーの短編アニメーション『バオ』で第91回アカデミー賞®短編アニメーション賞をアジア系女性として初めて受賞したドミー・シー。命が宿った“中華まん”を息子として育てていく不思議なストーリーの中で、親子の愛という普遍的なテーマを描き人々を魅了した。
そして2022年春、ピクサーの次代を担う彼女ならではの親子へのやさしくあたたかな視点と、独創的なアイデアがふんだんに詰まった最新作『私ときどきレッサーパンダ』が、ふたたび世界中の観客に驚きと感動をもたらしてくれる。
実は、ドミー・シー監督は今作の主人公メイと同じく1990年代にティーンエイジを過ごした中国系カナダ人であり、自身の実体験を作品に反映することでストーリーやメッセージにより一層の深みを与えている。
少女がレッサーパンダに変身するというこの奇想天外な物語に、誰もが驚き、笑って、思わず泣いて映画を観たあとは、“自分らしさは、ひとつじゃなくていい”と、どんな自分も、もっと好きになれるはず。

<鑑賞チャネル>
Disney+
1年間の無料期間が終了するので、最後にDisney+で鑑賞した作品です。視聴後解除しました。

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2022.04.17

映画『HELLO WORLD』(お薦め度★★★)

映像のクオリティが高いアニメ映画です。
ただし、物語は難しくて理解出来ません。消化不良で終わってしまいました。

以下、細かいながら気になった点です。
演出は、過去のアニメ作品を彷彿とさせてオリジナリティが弱い側面がありました。

思わせぶりのシーンがあるものの、回収されておらず脚本の緻密さに難があります。

男性キャラクターの目の描き方が最後まで気になりました。

そして、ヒロインの声が物足りませんでした。人寄せパンダなのか監督の好みなのか分かりませんが、実力のあるプロの声優を抜擢すべきでした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2019
制作国:日本
内容時間:98分

<スタッフ>
監督:伊藤智彦
脚本:野崎まど
キャラクターデザイン:堀口悠紀子
音楽:2027Sound
アニメーション制作:グラフィニカ

<出演>
堅書直実:北村匠海
カタガキナオミ:松坂桃李
一行瑠璃:浜辺美波
カラス:釘宮理恵
千古恒久:子安武人
徐依依:寿美菜子
勘解由小路三鈴:福原遥

<イントロダクション>
内気な男子高校生の前に“10年後の自分”が現われ、3カ月後に恋人になるはずの同級生の少女を悲劇から救えと頼むのだが……。予想外の展開が見どころのSF青春アニメ。

「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦が監督、「正解するカド」「バビロン」の野崎まどが脚本を務めたオリジナル長編劇場アニメ。10年後から来たという自分自身から、ある衝撃の事実と、同級生の少女をやがて襲う悲劇を聞かされた主人公の少年が、未来を変えるために奔走する。巧みに張られた伏線やトリッキーな世界設定で、ミステリー的にも楽しめるSF青春ラブストーリーが展開する。主人公役に北村匠海、大人になった主人公役に松坂桃李、ヒロイン役に浜辺美波という豪華な声のキャストにも注目だ。

<放送内容>
2027年の京都。内気な男子高校生・直実の前に、突然10年後の2037年から来たという未来の自分“ナオミ”が現われる。ナオミは直実に対し、ある衝撃の事実と、3カ月後、直実と恋人同士になって間もなく命を落とすという同級生・瑠璃の悲劇を語る。瑠璃にはむしろ苦手意識を抱いていた直実だったが、ナオミの指示通りに行動するうち、次第に彼女の魅力に気付いていく。そんな直実は、果たして瑠璃の運命を変えられるのか?

<鑑賞チャネル>
amazonプライム・ビデオ

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2022.03.27

アニメ「王様ランキング」[全23話](お薦め度★★★)

かつて観たことがない、ダークファンタジーでした。正義と悪が混在して一筋縄ではいかない設定に驚きました。
しかし、残念ながら終盤になると子ども向けの薄っぺらいファンタジーで締めくくられます。

もっと深い設定による物語だと思っていたのですが、竜頭蛇尾の話でした。当初の高評価から大分下げてしまいました。

以下、番組公式サイトから引用。

<オンエア情報>
フジテレビ、2021年10月15日〜3月25日毎週木曜24:55放送。『ノイタミナ』枠。2クール連続放送。

<スタッフ>
原作:十日草輔 『王様ランキング』(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
監督:八田洋介
シリーズ構成:岸本 卓
キャラクターデザイン・総作画監督:野崎あつこ
サブキャラクターデザイン・総作画監督:河毛雅妃
副監督:今井有文
チーフ演出:渕上 真
メインアニメーター:大城 勝、小笠原真、藤井 望、吉田奏子
美術監督:金子雄司
美術設定:藤井一志
色彩設計:橋本 賢
撮影監督:上田程之
編集:廣瀬清志
音楽:MAYUKO
音響監督:えびなやすのり
音響効果:緒方康恭
アニメーションプロデューサー:岡田麻衣子
アニメーション制作:WIT STUDIO

<キャスト>
ボッジ:日向未南
カゲ:村瀬 歩
ダイダ:梶 裕貴
ヒリング:佐藤利奈
ドーマス:江口拓也
ベビン:上田燿司
アピス:安元洋貴
ドルーシ:田所陽向
ホクロ:山下大輝
ボッス:三宅健太
シーナ:本田貴子
ミランジョ:坂本真綾
デスハー:下山吉光
デスパー:櫻井孝宏
オウケン:遊佐浩二

<イントロダクション>
小さな勇気が、世界を変える
累計発行部数150万部を突破した
話題沸騰中の冒険ファンタジーコミックス、
「王様ランキング」がついにアニメ化!

国の豊かさ、抱えている強者どもの数、
そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、
それらを総合的にランキングしたもの、それが〝王様ランキング〟である。

主人公のボッジは、王様ランキング七位のボッス王が統治する王国の
第一王子として生まれた。

ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、
まともに剣すら振れぬほど非力であり、
家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。

そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。
カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、
ボッジの人生は大きく動きだす———— 。

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アニメ「平家物語」[全11話](お薦め度★★★)

架空の主人公・びわが見聞する平家の滅亡が描かれています。
大河ドラマのノリで観るものではなく、かなり情緒的に淡々と雅な世界をアニメで描いています。

物語のメリハリは弱く、大きな悲劇的な流れを追いかける内容です。

終盤は平徳子の姿を通して、虚しさや儚さを伝えてきます。

<オンエア情報>
フジテレビ、2022年1月12日〜3月24日毎週水曜24:55放送。「+Ultra」枠。

<スタッフ>
原作: 古川日出男訳「平家物語」河出書房新社刊
監督: 山田尚子
脚本: 吉田玲子
キャラクター原案: 高野文子
音楽: 牛尾憲輔
アニメーション制作: サイエンスSARU
キャラクターデザイン: 小島崇史
美術監督: 久保友孝(でほぎゃらりー)
動画監督: 今井翔太郎
色彩設計: 橋本賢
撮影監督: 出水田和人
編集: 廣瀬清志
音響監督: 木村絵理子
音響効果: 倉橋裕宗(Otonarium)
歴史監修: 佐多芳彦
琵琶監修: 後藤幸浩

オープニング・テーマ 「光るとき」: 羊文学
エンディング・テーマ 「unified perspective」: agraph feat.ANI(スチャダラパー)

<キャスト>
びわ: 悠木碧
平 重盛: 櫻井孝宏
平 徳子: 早見沙織
平 清盛: 玄田哲章
後白河法皇: 千葉繁
平 時子: 井上喜久子
平 維盛: 入野自由
平 資盛(幼少期): 小林由美子
平 資盛: 岡本信彦
平 清経: 花江夏樹
平 敦盛: 村瀬歩
高倉天皇: 西山宏太朗
平 宗盛: 檜山修之
平 知盛: 木村昴
平 重衡: 宮崎遊
静御前: 水瀬いのり
源 頼朝: 杉田智和
源 義経: 梶裕貴

<お薦め度>
800年の時を超える祈りの物語
《祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす》
平安末期。平家一門は、権力・武力・財力あらゆる面で栄華を極めようとしていた。亡者が見える目を持つ男・平重盛は、未来(さき)が見える目を持つ琵琶法師の少女・びわに出会い、「お前たちはじき滅びる」と予言される。
貴族社会から武家社会へ――日本が歴史的転換を果たす、激動の15年が幕を開ける。

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2022.03.12

映画『百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~』(お薦め度★★★★)

なかなかの面白さです。
原恵一監督といえば、『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』があまりにも有名で、アニメ制作はプロダクション・アイジーとくれば、見逃すわけには行きません。

大人向けのファンタジーやお栄と妹・お猶の姉妹物語など、いろいろなシーンが程良く組み合わされたクールな作品です。

原恵一監督のセンスが光ります。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2015
制作国:日本
内容時間:90分

<楽曲情報>
椎名林檎「最果てが見たい」

<スタッフ>
監督:原恵一
原作:杉浦日向子「百日紅」
脚本:丸尾みほ
キャラクターデザイン:板津匡覧
CGディレクター遠藤工
美術監督:大野広司
色彩設計:橋本賢
音楽:富貴晴美
音楽:辻陽
制作:Production I.G

<キャスト>
お栄:(声)杏
葛飾北斎:(声)松重豊
池田善次郎:(声)濱田岳
歌川国直:(声)高良健吾
こと:(声)美保純
お猶:(声)清水詩音
岩窪初五郎:(声)筒井道隆

<イントロダクション>
江戸風俗の研究家にして漫画家の杉浦日向子による傑作コミックを、原恵一監督が長編アニメ映画化。天才浮世絵師葛飾北斎とその娘お栄をめぐる人間模様を綴る。

「映画クレヨンしんちゃん」シリーズや「河童のクゥと夏休み」を手掛けたアニメ界屈指の実力派・原恵一監督が、杉浦日向子が残した傑作漫画を劇場用長編アニメとして映像化。「富嶽三十六景」などで世界的にも名高い浮世絵師の葛飾北斎と、時には父の代筆も手掛けた実の娘お栄の親子関係を軸に、周囲の人々の織り成す人間模様を綴る。時代考証家でもあった杉浦の代表作の映像化とあって、細部まで気を使った画面作りがみごと。北斎役に松重豊、お栄役に杏など、実写映画にも匹敵する豪華な声のキャストにも注目。

<放送内容>
江戸の下町。23歳のお栄は、当代一の浮世絵師・葛飾北斎を父に持つ女浮世絵師。親譲りの才に恵まれ、時に父の代筆を任されるほどの腕前を見せる彼女だが、一方色恋には疎く、絵に色気がないと評されて落ち込むことも。そんな彼女は父とともに長屋に暮らしながら、目の不自由な妹のお猶や居候の善次郎、そしてライバル歌川一門の売れっ子絵師・国直ら周囲の人々とともに、悩みはあれどにぎやかな日々を過ごしていたが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOWオンデマンド

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2022.03.02

映画『眠れない夜の月』(お薦め度★★)

最近『JUNK HEAD』を観ていたので、ストップモーションアニメとして比べるとスケールはありません。

なんとなく「星の王子さま」を連想させる内容です。
また、ファンタジーとはいえ設定や進行に違和感があります。

エンドロールのメイキング映像はストップモーションアニメの新たな視点を披露してくれています。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2015
制作国:日本
内容時間:27分

<スタッフ>
監督・脚本・アニメーション:八代健志
音楽:LOSIC

<キャスト>
少年:ラヴェルヌ知輝
リス:真胡珠央
父親:いわいのふ健
母親:桜井泉
森の老人:松川信
語り:椙本滋

<イントロダクション>
人形アニメーション作家・八代健志が描くファンタジー。眠れない夜、少年はリスの姿をした月の番人とともに、高い木に引っ掛かってしまった月を外すための冒険に出発する。

CMディレクター兼人形アニメーション作家の八代健志が、夜の森を舞台に描く短編ファンタジー。各地のプラネタリムで上映されて好評を博したほか、映文連(映像文化製作者連盟)アワード2016文部科学大臣賞やショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016ジャパン部門優秀賞など多くの賞に輝いた。眠れない夜は月が木に引っ掛かって時間が止まっているという独創的な発想から、少年と月の番人のリスの冒険を描く。人形アニメーションとは思えない画面の広がりやディテール、光の使い方に目を見張る。

<放送内容>
ある少年とその家族は、巨大な木々が茂る森の中でつつましく暮らしていた。ある夜、少年が眠れずにいると、父親が「それは月が木に引っ掛かっているせいだ」と話す。2人は月を外すため夜の森に入るが、程なく月は無事に動きだした。しばらく後、少年がまた眠れずにいると、突然、リスの姿をした月の番人が現われる。引っ掛かった月を一緒に外してほしいという“リス”の頼みを受け、少年はリスとともに夜の森の冒険へと出発する。

<鑑賞チャネル>
WOWOWオンデマンド

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