『医者だけが知っている本当の話』は傾聴すべき話が詰まっている
題名:【新装版】医者だけが知っている本当の話 薬を使わない子育て&不必要な治療
著者:真弓定夫、内海聡
発行日:2021/11/30 ※2015年11月にヒカルランドより刊行された『医者だけが知っている本当の話』の新装版です。
発行所:株式会社 ヒカルランド
真弓定夫先生は、“薬を出さない・注射をしない”自然流の子育てを提唱された小児科医で、2021年11月に90歳で他界されています。
内海聡先生と馬が非常に合うようで、インタビュー形式の本書で共に医療問題を啓発されています。
8年前の内容ですが、現在のコロナ禍においても非常にためになる話が詰まっています。
特に、母子手帳については痛烈に指摘されていました。真弓先生の発言を引用します。
「母子手帳の一番最後に、ご覧になればすぐ分かる。そこでいろんな予防接種をするように書き込まれている。アメリカが日本人を劣化させるために牛乳を飲ませ、ワクチンを打たせる。それによって70年間日本人がガタガタになっていることを、お母さん方にしっかり知っておいていただきたいと。昭和22年までは予防接種なんかはほとんどしておりません。」
「劣化作戦の有力な手段になったのが、保健所、教育委員会、大学病院です。日本の子どもは生まれたときから間違った思想で育てられている。その大もとは母子手帳です。アメリカの乳業会社が1930年につくった母子手帳を使って、日本人をガタガタにしていった。それをさらに広めていったのが朝日、毎日、読売、NHKなどのマスコミです。」
両氏の幅広い問題意識に頭が下がりました。
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