2017.05.14

映画『ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実』(お薦め度★★★)

世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは俺に取って高校生の時代から憧れのスポーツでした。
そしてその一番のアイドルがランス=アームストロングでした。

2005年から2007年にかけて、スカパーと契約して睡眠時間を削ってTV観戦していました。
2005年のランス=アームストロングの7連覇達成には歓喜していました。
しかし、2012年にドーピングにより剥奪されます。それまでもトップクラスの選手によるドーピング違反でツール・ド・フランスから心が離れて行きましたが、ランス=アームストロングの不正によって決定的になりました。

長年のファンだった者にとって、本作は避けて通れない作品です。引退後に復帰した2009年のツール・ド・フランスでの彼の戦いをトレースしながら、ドーピング違反を行ってきた過去について赤裸々に事実を明かします。

ランス=アームストロング自身から語られる告白は今更感があり、特に驚きませんが、多くの関係者を巻き込んで、告発した人々を嘘つき呼ばわりをしてきた卑劣さは卑怯さは許されるものではありません。

彼が得た収入は1億ドルとも推定されており、スーパーヒーローとして権力を理不尽に振るったことも赤裸々に明かされています。大記録により富と権力を手に入れた人間だっただけに、アンドリュー夫妻を含め10年間も干された人々がいたことが痛ましくてなりません。

ビッグビジネスとなった現代の人気スポーツにとって、スポーツマンシップがいかに空々しいかを証明してくれます。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
原題:The Armstrong Lie
制作年:2013
制作国:アメリカ
内容時間:124分

<スタッフ>
監督・脚本:アレックス=ギブニー
製作:フランク=マーシャル、マット=トルマック、アレックス=ギブニー
撮影:マリス=アルベルティ
音楽:デヴィッド=カーン

<出演>
ランス=アームストロング
フロイド=ランディス
タイラー=ハミルトン
ミケーレ=フェラーリ医師
フランキー=アンドリュー
ベッツィ=アンドリュー

<番組紹介/解説>
自転車競技界の頂点に立ちながら、ドーピング疑惑ですべてのタイトルを剥奪され、追放されたランス・アームストロング。彼自身や関係者がその真相を語るドキュメンタリー。
2013年1月。TV番組に出演したランス・アームストロングは、それまでかたくなに否定し続けていたドーピングの事実を初めて認めた。造血ホルモン剤EPO、血液ドーピング、テストステロン等すべての使用を認め、ツール・ド・フランス7連覇の際にも使用したかとの問いにもイエスと答える。世界中を感動させたヒーローから一転、嘘つき、詐欺師とののしられる彼だったが、そこには自転車競技界に広がる深い闇が関わっていた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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2015.10.13

折りたたみ自転車を粗大ごみとして捨てた

折りたたみ自転車を粗大ごみとして捨てた 10年前に購入した折りたたみ自転車、Opel FDB186を粗大ごみとして処理しました。
特に故障も無く乗っていて事故もありませんでした。粗大ごみ処理券360円を近くのローソンで購入して、本日粗大ごみで出しました。

誰かに譲るという方法も考えたのですが、メンテナンスフリーで10年も経っており、もともと両手離しで走行が出来ない低安定性だったので、安全に乗り継いでもらうことが難しいと判断しました。

この自転車を捨てることで、俺のサイクリングも終わりを迎えたことになります。今後自転車を購入することはないでしょう。

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2013.08.02

Kindle本『YS-11走る! ~たった一人で世界と闘う技術者魂』は素晴らしい!必読すべきです

著者:岩崎寿次
出版社: See-Saw Books; 2版 (2013/6/5)
ファイルサイズ: 1505 KB

印刷本として徳間書店から2008年1月31日発行されていたものをSee-Saw Booksが電子出版として復刻したものです。たまたま0円で入手していました。

最初タイトルだけで国産旅客機YS-11と自転車が全く結びつかず、眉唾感がありました。しかし、読み進めると本書の面白さにハマリました。

国産旅客機YS-11に携わった技術者・白井健次さんが、トヨタ自動車を経て自転車製造のベンチャーを興した物語で、自らのアイデア駆使してYS-11の構造を使って軽くて丈夫な折りたたみ自転車を商品化されています。

航空機と自動車で培った技術に基づいて、世界的にも通用する折りたたみ自転車を開発する過程がダイナミックにかつ繊細に描かれていて感銘を受けました。

俺自身も自転車が好きで、2005年に折りたたみ自転車を購入しています。そのため軽量化がどれほど重要なのかも、それなりに見識があります。しかし、白井健次さんが商品化された折りたたみ自転車は独創的で最先端です。

さらに驚くべきは、次の高度な複合製品があることです。

折りたたみ自転車+電動アシスト+キャスター付き

折りたたんで、キャスターで交通機関に持ち込むことができるという革新的な電動アシスト自転車です。しかも15kg(電動アシスト YS-22ハイブリッド パッケージ仕様)を切っているところが凄過ぎです。

乗り心地を含め、体感したくなりました。

白井健次さんが2005年に設立された会社は次の通りです。

(有)バイク技術研究所

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2013.01.15

アームストロングが薬物使用を認めた

とうとう年貢の納め時のようです。彼を含め多くの違反者によって、自転車競技に対する憧れが跡形もなく木端微塵となりました(泣)。

AFPBB Newsの記事から引用します。

アームストロング氏がトーク番組で薬物使用認める、米紙報道
2013年01月15日 12:27 発信地:オースティン/米国

【1月15日 AFP】米紙USAトゥデイ(USA Today)は14日、ドーピングを行ったとして自転車競技からの永久追放処分を受けたランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が、米有名女性司会者のオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)のトーク番組のインタビュー収録で運動能力向上薬の使用を認めたと報じた。

同紙はインタビュー関係者の話として伝えた。

番組はウィンフリー氏が運営する放送局「オプラ・ウィンフリー・ネットワーク(Oprah Winfrey Network、OWN)」で17日夜に放送される予定で、同局ウェブサイトでも同時に配信される。ウィンフリー氏は収録内容の詳細は明らかにしていないが、インタビューが2時間半以上に及んだことをツイッター(Twitter)に投稿している。

アームストロング氏はツール・ド・フランス(Tour de France)やその他の自転車競技大会で優勝するために薬物を使用したという疑惑を、何年も前から繰り返し否定してきた。

アームストロング氏本人による告白は、スポンサーについていた大手企業、特にドーピング疑惑が拡大するなかでもアームストロング氏に誠意ある対応を続けてきた米スポーツ用品大手ナイキ(NIKE)などとの間に法的、経済的な影響を与える可能性もある。

テレビインタビュー収録を前にテキサス(Texas)州オースティン(Austin)にある、2.4メートルの石塀に囲われたアームストロング氏の豪華な邸宅前には記者や報道陣らが張り込んだ。(c)AFP

【関連記事】
2012.08.25 ランス=アームストロング、ツール7連覇剥奪される
2012.06.14 アームストロングよ、お前もか(激怒)

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2012.08.25

ランス=アームストロング、ツール7連覇剥奪される

ドーピングによって、とうとう栄光が取り消されました。

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版から引用します。

アームストロング氏、ツール・ド・フランス7回優勝はく奪される
2012年 8月 24日  15:46 JST

元自転車ロードレース選手のランス・アームストロング氏が23日、ツール・ド・フランスでの7度の総合優勝を取り消された。ドーピングをしていたとの告発について釈明を拒否したためだ。

アームストロング氏は、米反ドーピング機関(USADA)が6月に起こした告発に異議を唱える意向がないと同機関に伝えた。USADAによると、これを受けて同氏のタイトルが1998年8月1日にさかのぼってはく奪された。ツール・ド・フランスで初優勝したのはこの1年ほど後だ。また、生涯にわたり、オリンピックなどへの出場を禁じられるという。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は2010年、アームストロング氏が元チームメートからドーピングで告発されたと報じ、これがUSADAの調査につながった。

非営利団体である同機関には刑事告発をする権限はないが、ドーピングを理由にタイトルをはく奪したり大会参加を禁じるなどして選手に制裁を加えることができる。

アームストロング氏は、不正のための共謀に加担していたとのUSADAの告発について、異議を唱えるかどうかを24日0時までに正式に決めることになっていた。

記者: Reed Albergotti、Vanessa O'Connell

【関連記事】
2012.06.14 アームストロングよ、お前もか(激怒)

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2012.08.05

家族の自転車購入で、au損保の自転車保険に改めて申し込んだ

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これまで自転車は俺のものしかありませんでしたが、家族も欲しいということでイオンでBRIGESTONEエリカファインファミリー19800円をクーポン値引きにより15800円で購入しました。合わせてワイヤーキー1280円、自転車防犯登録料500円、合計17580円です。イオンで自転車を購入すると盗難保険が1年間設定が無料で、盗難された場合に保険が購入金額の半分出るそうです。ありがたいですね。

ところで自転車保険をどうするか思案しました。
昨年、本人向けの100円自転車プランに加入していますが、家族となると個々に加入することができません。そこでau損保の新自転車ワイドプランイチおしコースの家族タイプを選びました。

傷害事故の範囲:交通傷害※
個人賠償責任:1億円
死亡・後遺障害:400万円
入院一時金:2万円
入院日額:6,000円

保険料:年払11680円(クレジットカード一括支払い)

※交通事故や建物・交通乗用具(注)の火災によるケガ゙を補償します。
(注)交通乗用具とは、電車・バス・自動車などの乗物をいいます。

保険料は本人タイプから家族タイプになると一気に10倍になりました。しかし傷害事故の範囲が上記の通り広がったので、納得したいと思います。自動車を手放してから7年間交通事故の保険から家族に関しては遠ざかって来ましたが、ようやく自転車保険で補完できるようになりました。一安心です。

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2012.06.14

アームストロングよ、お前もか(激怒)

ツール・ド・フランス2005で7連覇を達成したランス=アームストロングはドーピング違反だそうです。俺が情熱を注いだスポーツとしての自転車ロードレースは終わりました。もう取り返すことはできません。心が完全に折れました。

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版に次の記事が掲載されました。引用します。

アームストロング氏にドーピング違反の正式判定
2012年 6月 14日  7:44 JST

  米国の反ドーピング機関(USADA)は、米国郵政公社(USポスタル)チームに所属していた元自転車ロードレース選手のランス・アームストロング氏に対し、正式にドーピング違反の判定を下した。アームストロング氏は、ツール・ド・フランスでの通算7回の総合優勝記録を一部ないしすべてはく奪される可能性がある。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した15ページの書簡の中でUSADAは、同氏のドーピングについて「個人的な知識に基づいて証言する意思のある選手、チーム、個人ら」と話したとしている。また、2009、10年に国際自転車競技連合(UCI)が入手した血液から得たデータについて、赤血球の産生をコントロールする医薬品、エリスロポエチン(EPO)などが「血液操作と完全に一致する」としている。

アームストロング氏は11年に自転車競技を引退してからトライアスロンを始めたが、正式に違反判定を受けたことから処分が解けるまで大会出場は禁止されている。声明で、「判定は根拠がなく、悪意によるものだ」と反論している。

記者: Vanessa O'Connell、Reed Albergotti

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2011.10.25

保険料月々100円の自転車保険に入った!

au損保の「開業記念 自転車プラン」に入りました。自転車に乗っていたときに自分を守る保険がなかったので、これで一安心です。今もOpel FDB186に乗っています。

au損害保険株式会社は、携帯電話ユーザーのライフスタイルに応じた損害保険会社として2011年5月25日から営業を開始しています。auケータイやauスマートフォンは保険料が月払できます。auユーザーですが、今回は保険料が安くなる年払にしました。クレジットカード支払になります。

ちなみに、「開業記念 自転車プラン」は2011年5月25日から販売を開始しており、2011年10月31日に終了します。au損保では「開業記念 自転車プラン」に続いて2011年11月1日から自転車保険「100円 自転車プラン」を開始するそうです。

補償項目 保険金額
死亡・後遺障害(万円) 200万円
入院一時金(円)*3日以上
入院日額(円) 1500円
通院日額(円) 1000円
個人賠償(万円) 1000万円
弁護士費用(万円)
法律相談費用(万円)
保険料(月払) 100円
保険料(年払) 1150円

・開業記念 自転車プラン」は、「自転車搭乗中等のみ補償特約付スタンダード傷害保険」のペットネームです。
・ケガの補償および個人賠償責任補償の対象は、被保険者として指定された方のみとなります。
・PCからのお申込みの場合、年間保険料一括払い(年払い)のみご利用頂けます。
・保険期間は1年間です。

最近、自転車がクローズアップされ始めています。毎日新聞から記事を引用します。

自転車走行:「歩道は禁止」厳格運用 震災後に事故急増 警視庁、安全対策策定へ

警視庁は、自転車の車道左側走行の原則を順守させ、これまで積極的に摘発していなかった歩道走行の取り締まりを徹底する方針を固めた。そのうえで自転車のルール順守や走行環境の整備なども盛り込み、全国の警察本部で初となる包括的な自転車安全対策の策定作業に入った。東日本大震災以降、通勤・通学に自転車を利用する人が増え、交通事故全体に占める自転車事故の割合も増加。警視庁は「マナーを守れば防げる事故は多い」と意識向上による事故減を目指す。【伊澤拓也】

警視庁は自転車ブームが高まった数年前から摘発強化に乗り出している。昨年の取り締まり件数は信号無視が300件(前年比189件増)、ブレーキのない競技用自転車「ピスト」など制動装置不良が661件(同659件増)に上り、今年はさらに昨年を上回るペースだという。

一方、歩道での高速走行や一時停止違反の摘発はほとんどなく、警視庁幹部は「黙認と受け取られても仕方がない側面もあった」と話す。

今後は道路交通法の規定通り、子供や高齢者らを除き車道の左側を走るよう促し、走行可能な歩道を走る場合も安全徹底を求める方針とみられる。

東京都内で昨年起きた歩行者と自転車の事故は1039件で全国の約4割に上り、今年8月までの事故全体に占める自転車関連事故の割合は37・8%で過去最高を更新する勢いだ。

今年3月の震災以降の半年間の通勤・通学中の事故も、前年同期より5%(96件)増えている。警視庁は「このままではさらに事故が増える可能性が高い」とみている。

研究者によると、自転車事故の7割は交差点で起き、歩道走行が主要因。昨年2月には渋谷区で歩行中の女性(当時69歳)がピストにはねられて死亡する事故も起きている。

60年に制定された道交法は自転車の歩道走行を禁じたが、車道事故が増え、70年には標識のある歩道に限って走れるよう改正。歩行者との接触事故が目立つようになると78年の再改正で、走行可能な歩道での徐行や歩行者の前での一時停止を義務付けた。

警視庁幹部は「道交法の基本に立ち返って歩行者との事故を減らし、車道でのルールを守った走行を訴えたい」と、安全対策の効果に期待する。

また、警視庁は都と連携し、車道の左側を線で区切る自転車レーンのほか、路面を色分けして自転車と歩行者の通行部分を明示した歩道の整備を進める。現在は自転車レーンが13カ所9キロ、カラー舗装歩道が40カ所37キロにとどまるが、3年以内に計10カ所31キロを新設する方針を決めている。

毎日新聞 2011年10月19日 東京朝刊

【追記:2011/10/26】
警視庁に続いて、警察庁も車道走行の徹底を促すようです。毎日新聞から引用します。

クローズアップ2011:「自転車は車道」通達 市民の認識徹底へ

◇インフラ整備進まず
警察庁が25日公表した自転車交通総合対策は、自転車は「車両」であるとの意識を全ての者に徹底させるとうたい、法律通りの原則車道走行を強く促した。歩道走行は一時的な例外として導入されながら、40年以上放置されてきており、警察の姿勢転換は日本の自転車事情を大きく変える一歩だ。だが、車道走行の安全を確保するインフラ整備は進んでおらず、国民の認識を変えていくことも大きな課題だ。【北村和巳、馬場直子、伊澤拓也】


「自転車は『車両』と交通社会を構成する全ての者に徹底させる」。警察庁は総合対策で基本的な考え方を明示した。道路交通法は自転車を軽車両と規定、車道の左側走行を原則としている。しかし、現実には信号無視や右側走行など違反が後を絶たない。

警察庁は今回、多くの歩道で自転車の通行を認めていたことが、社会に「自転車は車の仲間ではない」との誤解を生み、マナー悪化につながったと認めた。担当者は「本来の決まりを徹底させることが、自転車の安全につながる」と説明する。

総合対策は、自転車を歩道から車道に導く対策を初めて具体的に提示した。まず目を引くのが自転車が通行できる歩道の見直しだ。

警察は歩行者の通行に支障がない原則幅2メートル以上の歩道で「自転車通行可」の指定をしてきた。総合対策はこのうち、幅3メートル未満について見直しを指示。交差点で横断歩道の横に設けられた「自転車横断帯」の一部撤去も打ち出した。横断帯は通行を義務づけられるが、歩道と接続されているため車道を走る自転車は左折を余儀なくされ、車による巻き込み事故の危険性が指摘されていた。撤去されれば自転車は車道を直線的に横断できる。

また、自転車道や自転車レーンの整備手法を具体的に例示。自転車が走る空間を確保するため、自転車が特に多い片側2車線以上の道路は車の車線を減らす▽利用率の低いパーキングチケット発給設備を撤去する--などを挙げた。欧州で採用される、車の停止線の前に自転車用の停止線を引く▽自転車専用信号を設け車より先に通行させる--といった安全対策も実情に応じ実施することにした。

一方で、子供や高齢者は引き続き歩道走行を認めた。保険加入の必要性を理解させ、子供だけでなく広くヘルメットの着用を促すことも盛り込んだ。

◇専用レーンわずか200キロ
総合対策の実現は今後の取り組みにかかる。09年度末現在で、全道路約120万キロに対し自転車道は約1300キロ、自転車レーンは約200キロにとどまる。設置には国土交通省や自治体との協議に加え、沿道の商店街など地元との調整が不可欠だ。

また、今回は自転車と歩行者の通行路が色分けされた歩道については言及しなかった。警察庁は「自転車の通行路が分離されていないところを優先した」と説明するが、歩行者からは「自転車と入り乱れる危険がある」との指摘がある。

自転車利用者や車のドライバーの意識変革も大きな課題だ。警察庁は学校に自転車教室を授業に組み込むよう強く要請するほか、運転免許更新時や企業の担当者を通じた大人へのルール周知も指示。ルール違反への指導・取り締まりを強化するが、地道な取り組みが求められる。

◇通勤通学の手段 震災後、利用増が後押し
道交法は60年の制定時、自転車は車道走行と定めたが、70年と78年の改正で歩道走行を例外的に容認した。その後、歩道走行は一般化し、原則と例外が逆転していた。

歩道走行を認めた背景には、60年代後半からの「交通戦争」がある。交通事故死者は70年に過去最悪の1万6765人に達し、車との衝突事故を防ぐ必要性が高まっていた。81年に国会で歩道走行について問われた建設省道路局長(当時)は「やむを得ず緊急避難的に歩行者と自転車を同一の空間に収容せざるを得ない」と答弁。政府の認識としても、あくまで一時的な措置のはずだった。

しかし、歩道走行は長らく見直されなかった。警察幹部OBは「増え続ける車の事故対策と渋滞対策で手いっぱい。自転車まで手が回らなかった」と振り返る。自転車と歩行者が一緒に通る自転車歩行者道の整備が進み、現場の警察官が「車道走行は危ない」「歩道を走って」と話す場面も出てきた。一方で自転車と歩行者の事故は、99年からの10年間で3・7倍に急増した。

これに対し、欧州諸国は自転車の車道走行を維持。自転車レーンの整備やマナー向上に力を入れた。日本の自転車乗用中の事故死者(事故後30日以内)は80年の1366人から09年は933人と3割減だが、同時期にフランスやドイツ、英国は6~7割以上減らした。

警察庁は06年、法律違反した自転車への指導・取り締まり強化を都道府県警に通達し、08年施行の改正道交法で歩道走行できる自転車の要件を明確化した。しかし、目に見える成果は出なかった。

警察庁の自転車対策検討懇談会委員を務めた住信基礎研究所の古倉宗治研究理事は「警察庁の通達に安全の裏打ちがなく、現場に事故が増えたらまずいという気持ちがあったのだろう」と推測する。

今回の総合対策について、ある警察幹部は「東日本大震災以降、通勤通学の手段として自転車の位置付けが高まったことが背景にある」と指摘する。さらに複数の警察関係者によると、今月勇退した安藤隆春前長官は自転車事故防止に関心を持ち、警察幹部に「全国で取り組むべき課題。各警察本部で対策を進めたい」という趣旨の発言をしていたという。

毎日新聞 2011年10月26日 東京朝刊

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2008.06.16

オリジナルビデオ『茄子 スーツケースの渡り鳥』(お薦め度★★)

監督・脚本・キャラクターデザイン、高坂希太郎。2007年日本。ビデオ・スポーツアニメ。声の出演、大泉洋(ペペ=ベネンヘリ)、山寺宏一(ジャン=ルイージ=チョッチ)、大塚明夫(マルコ=ロンダニーニ)、坂本真綾(豊城ひかる)、佐藤祐四(ギルモア)、芝井伶太(充一)、白戸太朗(実況アナウンサー)、今中大介(解説者)。

前作の映画『茄子 アンダルシアの夏』よりも面白いです。しかし、キャラクターと舞台設定がダメです。
何で日本人ボランティアとスペイン語が通じるのでしょうか?仮にスペイン語に堪能であっても日本を舞台に日本語でスペイン人が会話しているのが理解できません。キャラクターデザインにも苦言を一言。何で坊さんが髭を生やしているのですか。こんな坊主初めてです。いい加減にしてください。ともかく、中途半端なリアリティで興醒めです。次回作は期待しません。

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2008.03.02

運転免許証更新

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運転免許センターで更新するのに2時間かかりました。手数料3250円、講習時間30分でした。従来からの大きな変更点は、運転免許証のICカード化です。2006年1月4日から実施されていました。目的は偽造を防ぐのとプライバシー保護のためだそうで、本籍のみ表面から削除されています。内容を確認するために自分で設定した4桁の暗証番号が二組必要です。新しい免許証を受け取ってから、IC免許読取装置で暗証番号を入力して本籍のチェックをしました。
運転免許証がICカード化されて暗証番号が必要になったことがピンときません。この理由がわかるようになるのは、今後違反したときに免許証提示でわかってくるのかもしれません。

講習で平成19年6月20日に公布された改正道路交通法を学びました。いろいろと罰則が強化されていますが、特に関係するところは次の2点です。

・後部座席シートベルトの着用義務付け(71条の3)
・自転車の乗車用ヘルメット着用努力義務の導入(63条の10)
 →罰則はありません。満13歳未満(小学生以下)の児童または幼児が対象です。

両方ともに公布の日から1年以内に施行ですので、今年2008年6月から注意が必要です。

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