2009.11.04

トヨタ、今年限りでF1撤退

トヨタ自動車の豊田章男社長は11月4日にF1世界選手権シリーズからの撤退を発表しました。2002年からF1に参戦し8年間で表彰台13回で2位が5回、結局優勝を果たせずモータースポーツ最高峰の舞台を去ります。

2012年までは参戦を表明していましたが、今シーズン途中で撤退の噂が流れていたので本日の発表は驚きませんでした。残念なのは小林可夢偉が今季最終戦で6位に入賞し、来季は正ドライバー昇格へと期待されていた矢先だったことです。先に、11月2日にはトヨタがエンジン供給を打ち切ったウィリアムズの中嶋一貴が、同チームでのシートを失っています。また、同日ブリヂストンが2010年にタイヤ供給を打ち切る発表をしています。

F1にとって激動の1年でしたが、ワールドチャンピオン争いも今一歩盛り上がらず、シーズンを終えて世界的な自動車不況の影響で盛り下がる発表が続いています。来季はどのようなF1を迎えられるのか心配でなりません。

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2009.11.02

F1第17戦アブダビGP(2009最終戦)

ヤス マリーナ サーキット、55周(初開催)

・バーレーンに次ぐ中東2番目のF1開催地。
・F1初の17時スタートとなるトワイライトレース。

・2戦続けて小林可夢偉(トヨタ)が出場。

11/1決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選2位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)
2位[予選3位]マーク=ウェバー(レッドブル・レーシング)
3位[予選5位]ジェンソン=バトン(ブラウンGP)

6位[予選12位]小林可夢偉(トヨタ)
13位[予選13位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

【スターティンググリッド】
1番手 ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
2番手 ベッテル(レッドブル・レーシング)
3番手 ウェバー(レッドブル・レーシング)
4番手 ルーベンス=バリチェロ(ブラウンGP)
5番手 バトン(ブラウンGP)
12番手 小林(トヨタ)
13番手 中嶋(ウィリアムズ・トヨタ)

スタートはハミルトンが飛び出し、レッドブル2台が追う展開。バリチェロはウェバーと接触してフロントウィングの一部が壊れるがそのまま走り続ける。小林が11番手のキミ=ライコネン(フェラーリ)を抜いて11位、中嶋は14位に順位を落とす。

14周目、先頭のハミルトンをベッテルとウェバーが追い上げる。

17周目、バリチェロ、クビサがピットイン。

18周目、ハミルトン、バトンがピットイン。レースに戻ったバトンを小林がオーバーテイクし8位浮上。

19周目、ウェバーがピットインし、4位で戻る。

20周目、ベッテルがピットイン、ハミルトンの前に出る。逆転。

21周目、ハミルトンはピットに戻り、リタイア。ブレーキトラブル。

22周目、小林は3位に上がって、自己ベストを連発。もしかすると表彰台かも?!

31周目、小林がピットイン。トヨタチームはワンストップ作戦。12位で戻る。

34周目、フェルナンド=アロンソ(ルノー)に小林は抜かれ11位。

35周目、アロンソはピットイン、14位で戻る。

39周目、ニコ=ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)が2回目のピットイン、10位で戻る。

41周目、ロバート=クビサ(BMWザウバー)が2回目のピットイン、9位で戻る。ウェバーも2回目のピットイン。

42周目、バリチェロ、 ニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)が2回目のピットイン、小林の前で戻る。

43周目、クビサとセバスチャン=ブエミ(トロ・ロッソ)が接触してスピンするも両者ともに無事。ベッテル、バトンが2回目のピットイン。

残り3周、3位のバトンが2位のウェバーを猛追。しかし、ウェバーがバトンを抜かせない。

優勝はベッテル。第15戦日本GP以来今季4勝目。ウェバーがバトンから逃げ切り、レッドブルが今季4度目のワン・ツーフィニッシュ。

小林はF1デビュー2戦目で6位入賞。素晴らしい走りをみせた。来シーズンのシートは間違いないだろう。一方の中嶋は上位に絡むことは無く、13位でフィニッシュ。1ポイントも獲得出来ずにシーズンを終えた。日本人ドライバーとして期待していただけに残念。来期はどうなるのだろうか。

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2009.10.19

F1第16戦ブラジルGP

アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、71周。

・ワールドチャンピオンにジェンソン=バトン(ブラウンGP)が王手。ルーベンス=バリチェロ(同)とセバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)がストップをかけらるかが見所。

・ティモ=グロック(トヨタ)の負傷で小林可夢偉(23)が緊急参戦。

10/18決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選2位]マーク=ウェバー(レッドブル・レーシング)
2位[予選7位]ロバート=クビサ(BMWザウバー)
3位[予選18位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)

9位[予選11位]小林可夢偉(トヨタ)
リタイア[予選9位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

【スターティンググリッド】
1番手 バリチェロ
2番手 ウェバー
3番手 スーティル
9番手 中嶋
11番手 小林
14番手 バトン
16番手 ベッテル

スタートは、バリチェロが飛び出す。5番手のキミ=ライコネン(フェラーリ)が2番手のウェバーに並びかけるも、かわされ3位となるが、ウェバーに接触してフロントウィングが壊れる。後方でヘイッキ=コバライネン(マクラーレン・メルセデス)とジャンカルロ=フィジケラ(フェラーリ)が接触。続いてエイドリアン=スーティル(フォース・インディア)を後から強引に抜こうとしてヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)がクラッシュ、ウォールにぶつかってマシンが大破。スーティルがコースに戻った際にフェルナンド=アロンソ(ルノー)がぶつけられてリタイア。

すぐにセーフティカー導入。マシンを降りたトゥルーリがスーティルに猛烈に抗議している。

コバライネンとライコネンが1周して緊急ピットストップ。コバライネンは給油リグを引き摺ったままで、ピットレーンを走行しガソリンを撒き散らす。すぐ後ろにいたライコネンのマシンにガソリンがかかって一瞬炎に包まれるが、ライコネンはすぐに炎から出てコースに戻る。コバライネンは出口付近のチームスタッフに給油リグを外してもらってレースに復帰。

スタート直後から波乱の様相。

6周目に再スタート。

いきなりクビサがニコ=ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)を抜いて3位に浮上。バトンはロマン=グロージャン(ルノー)をかわして8位に浮上。さらに中嶋を抜いて7位。6位の小林を猛追する。ワールドチャンピオンに向けてバトンらしくないアグレッシブルな走りを見せる。

残り50周目でバリチェロが1回目のピットストップ。8位でコースに戻るが、すぐにベッテルに抜かれて9位に後退。

残り49周目で2周前にピットインしたニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)のマシンストップ。バリチェロ9位、ハミルトン10位。

残り48周目、クビサが1回目のピットストップ、ベッテルの後ろ8位で戻る。

残り47周目、ロズベルグがピットストップ。バトンがようやく小林を抜いて3位浮上。

残り46周目、中嶋が小林を一旦抜くが抜き返される。中嶋のすぐ後ろにベッテルが様子を伺っている。

残り45周目、ウェバーが1回目のピットストップ。1位でコースに戻る。

残り44周目、ロズベルグがピットに戻り、ガレージにマシンを入れてリタイア。

残り43周目、3位の小林に4位のベッテルが仕掛けるが、小林はかわす。

残り42週目、バトンがようやく1回目のピットストップ。10位で戻る。

残り41週目、小林がピットストップ。小林がコースに戻ったところ、丁度中嶋の前に入り、中嶋が無謀にも抜こうとして小林のリアタイヤにクラッシュして、ウォールにぶつかってマシンコントロールを失いコースを滑ってタイヤバリアに激突、リタイア。小林と遣り合ってエキサイトし過ぎ。F1初デビューの新人に対してしかも日本同士なのに情けない。今季は1ポイントも取れず、冷静さを欠くドライバーでは来期のシートがあるとは思えない。

残り38周目、バトンがセバスチャン=ブエミ(トロ・ロッソ)を抜いて8位にアップ。

残り37周目、ベッテルが1回目のピットストップ。バトンの後ろ7位で戻る。

残り29周目、ハミルトンが2回目のピットストップ。9位で戻る。

残り28週目、ライコネンが2回目のピットストップ。

残り23周目、4位バトン、5位ベッテル。

残り21周目、バリチェロが2回目のピットストップ。6位で戻る。17年目にして巡ってきたチャンピオン争いはどうなる?

残り20周目、ウェバーが2回目のピットストップ。1位でレースに戻る。磐石の走りでトップは間違いなさそう。

残り16周目、バトンが2回目のピットストップ。コバライネンの後ろ8位で戻った。

残り15周目、ベッテルが2回目のピットストップ。コバライネンとバトンの前、5位で戻る。

残り12周目、コバライネンが序盤のトラブルがたたって3回目のピットストップ。バトンが6位に浮上。ワールドチャンピオンに近づいた!

残り10周目、3位のバリチェロがハミルトンに抜かれて4位に後退。

残り8周目、バリチェロはハミルトンに抜かれたときの影響で左リアタイヤがパンク。万事休す。緊急ピットインで3回目。8位に大きく後退。

残り5周目、フィジケラを抜いて小林が10位へアップ。

マッサがチェッカーフラッグを振る中、ウェバーが優勝。第9戦ドイツGP以来の今季2勝目。ベッテル4位、バトン5位、バリチェッロ8位の結果、バトンが初のドライバーズタイトル。31代目のワールドチャンピオンが誕生した。ブラウンGPによる参戦初年度のコンストラクターズタイトルも確定。

ウィニングランでバリチェロがコース上でハンドルを放しながら拍手してバトンを称えていた。

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2009.10.04

F1第15戦日本GP

鈴鹿インターナショナル・レーシング・コース 、53周。2006年以来3年振りのF1開催。

・ワールドチャンピオンはジェンソン=バトン(ブラウンGP)がルーベンス=バリチェロ(同)に5ポイント引き離すと決定する。

・ティモ=グロック(トヨタ)は予選でクラッシュし、左脚に軽症を追って決勝レース欠場。

10/4決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選1位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)
2位[予選2位]ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)
3位[予選3位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)

15位[予選15位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

17位[ピットスタート]マーク=ウェバー(レッドブル・レーシング)

スタートはベッテルが飛び出し、ハミルトンがKERSパワーでトゥルーリをかわして2位に浮上。以下、トラブルもなく後続が続く。上位陣はベッテル、ハミルトン、トゥルーリ、ニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)。

ピットスタートのウェバーは1、2周目とピットイン繰り返し、トラブルが続いている模様。全くレースにならない。

11周目にセバスチャン=ブエミ(トロ・ロッソ)がピットに戻り、そのままリタイア。

13周目にエイドリアン=スーティル(フォース・インディア)が ヘイッキ=コバライネン(マクラーレン・メルセデス)をシケイン手前で飛び込んだが、コバライネンが譲らずマシンが接触。スーティルがコース上でスピンし後退。スーティルの後ろにいたバトンが2台とも抜いて8位に浮上した。

上位陣は順調にピットインを行う。27周目に中嶋がピットインし、ワンストップ作戦でコースに16位で戻る。この時点でこのレースもポイント獲得は絶望的。

残り18周目でキミ=ライコネン(フェラーリ)が2回目のピットイン。翌周ライコネンの前を走っていたハイドフェルドがピットインして、ライコネンの後ろで戻る。

残り16周目でハミルトンが2回目のピットイン。

残り14周目でトゥルーリが2回目のピットイン、ハミルトンを逆転してコースに戻る。ジャンカルロ=フィジケラ(フェラーリ)とコバライネンが同時ピットインしてコースに戻るときに、コバライネンが強引に前に出る。調子が悪いのか誰かれ問わず当り散らしている様子。

残り13周目でベッテルが2回目のピットイン。ピットレーンに後続が来たため、少し待って安全を優先してコースに戻る。ここまでアドバンテージを築いているので余裕のレース運び。

残り11周目でバリチェロが2回目のピットイン。バトンの前でレースに戻る。今日ワールドチャンピオンが決まることはほぼ無くなった。

残り9周目でハイメ=アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)が130Rで激しくタイヤバリアーにクラッシュ。アルグエルスアリは無事。セーフティカー導入。

残り6周目でウェバーが5回目のピットインでノーズ交換。リタイアせずに頑張っている。

残り4周で再スタート。

ベッテルがまたもや後続を引き離す。トゥルーリは追いつけない。

そのまま、ベッテルがポール・トゥ・ウィンで第8戦イギリスGP以来の今季3勝目、通算4勝目を挙げた。

ともかくベッテルが速かった。ハミルトンは調子が上がらず、トゥルーリに逆転を許した。トヨタは初優勝を日本GPで目指したが、前戦に引き続き2位となった。残り2戦で優勝できないとF1撤退となるのだろうか。バリチェロ7位、バトン8位で決着がつかなかったが、低レベルのワールドチャンピオン争いになっており尻ツボミの感が強い。中嶋が相変わらずポイント獲得ができない。母国グランプリでも良いところがなかった。ウェバーの完走は嬉しい。諦めない姿勢が応援するものとしては誇らしい。

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2009.10.01

アロンソ、来季フェラーリ入り

問題を起こしたルノーから、良いタイミングでフェラーリへの移籍が決まりました。
低迷するルノーチームでもフェルナンド=アロンソは、速さを発揮していましたので、フェラーリでは期待できます。

フェラーリ アロンソと3年契約を結ぶ(AFPBB News:2009年10月01日 07:08 発信地:ローマ/イタリア)

【10月1日 AFP】(一部訂正)フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)は30日、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)と2010シーズンから3年契約を結んだと発表した。

 アロンソはフェリペ・マッサ(Felipe Massa)、ジャンカルロ・フィジケラ(Giancarlo Fisichella)とチームメイトとなり、2007シーズンの年間王者キミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)は、シーズン終了後に去ることとなった。

 ルノー(Renault)で2005シーズンと2006シーズンの年間王者に輝いたアロンソは、その後移籍したマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)で不遇のシーズンを過ごすと、2008シーズンからルノーに復帰していた。

 フェラーリがアロンソを獲得したことにより、ライコネンはマクラーレン・メルセデスに移籍することが有力視されている。また、ルノーは来シーズンからロベルト・クビサ(Robert Kubica)が加入すると発表すると見られている。(c)AFP

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2009.09.28

F1第14戦シンガポールGP

シンガポール市街地コース、61周。ナイトレース。

・大事件が起こっていた。FMotorsports F1から引用。

FIA(国際自動車連盟)は、21日(月)開いたWMSC(世界モータースポーツ評議会)の結果により、2008年のシンガポールGPでのピケ(ルノー・チーム)のクラッシュについて故意であると認定、同チームに対し永久的に資格を剥奪する処分に値するとしたが、同時にこれを2011年までの2年間執行猶予とすることを明らかにした。

またこれを指示したフラビオ・ブリアトーレ前代表に対し、無期限の資格停止。
同じくパット・シモンズ/前エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターにタイしては5年間の資格停止とした。
この期間、両者はすべてのモータースポーツ活動が禁止される。

なお同チームのドライバーについては、すでにピケが『司法取引』により免責となっている他、21日喚問を受けたアロンソについても協力的であったとして処分等は行われない。

9/27決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選1位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
2位[予選6位]ティモ=グロック(トヨタ)
3位[予選5位]フェルナンド=アロンソ(ルノー)

9位[予選10位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

9月22日のイオン レイクタウンで身近な存在となったマーク=ウェバー(レッドブル・レーシング)を応援すべく、気合いが入る。スターティンググリッドは4番手。

スタートは3番手のニコ=ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)がセバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)をかわして2位に上がる。ポールのハミルトンは出足良くトップをキープ。オープニングラップはハミルトン、ロズベルグ、ベッテル、ウェバーの順。

18周目でベッテルがピットイン。翌周にロズベルグが入るが、コースに戻る際にホワイトラインを越えてしまいドライブスルーペナルティが科せられる。21周目にハミルトンがピットイン。エイドリアン=スーティル(フォース・インディア)とニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)が接触してコース上にフロントウィングなどのパーツを散乱させてしまい、セーフティカーが導入される。

26周目に再スタート。28周目でロズベルグがようやくドライブスルーペナルティのためにピットに入り、14位でコースに戻る。35周目にはロズベルグは3回目となるピットイン。40周目にベッテルが2回目のピットイン。このときにピットレーンでオーバースピードとなり、ベッテルもドライブスルーペナルティを受ける。

残り15周でウェバーがブレーキ故障でスピンしてウォールバリアにクラッシュ。残念無念(泣)。

残り11周でハミルトンが2回目のピットイン。1位でコースに戻り好調をキープ。翌周にジェンソン=バトン(ブラウンGP)がピットに入り、ルーベンス=バリチェロ(同)の前でコースに戻る。

結局、ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで第10戦ハンガリーGP以来の今季2勝目、通算11勝目を挙げた。

ナイトレースでフジテレビの中継が悪く、順位の変動が分かりにくかった。カメラワークにも問題があった。特に前半のウェバーが順位を落としてしまうことについて何のコメントも無かった。ブレーキに問題があったことはクラッシュしてから伝えられた。今年の放送は「時速300㎞のドラマ」と変に仰々しくデコレーションしていて、中身の無いレポートが多い。

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2009.09.23

F1マシンのエギゾーストを至近距離から初めて堪能した!!

ららぽーと新三郷」があまりに混雑していたので、イオンレイクタウンに行ったところ幸運にもレイクタウン誕生1周年を記念して様々なイベントが行われていました。

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ラッキーだったのはレッドブル・レーシングによるF1マシンのデモ走行イベント「Red Bull Racing Showrun in イオンレイクタウン」が見れたことです。

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■Red Bull Racing Showrun in イオンレイクタウン
日程:9月22日(火・祝)
時間:13:00~
場所:Gエリア駐車場付近
協力:レッドブル・ジャパン
走行ドライバー:マーク=ウェバー、デビッド=クルサード
司会進行:川井一仁

両ドライバーは日本に5時間しか滞在しないそうです。わざわざレイクタウンのイベントにのみ来日したそうです。イオン偉い!!

1987年からF1グランプリをTV観戦していますが、いまだにレース場に行っていません。したがって、F1マシンのエギゾースト・ノートを聞いたことはありませんでした。それが何んと幸運にも4mの至近距離で体感することができました。

うるさいっていうレベルではありません。
殺人的とも思える凶暴な爆音です。
強烈~~!!
凄過ぎ~~~!!

マーク=ウェバーを何とか撮影しました。F1パイロットを間近で見るのも勿論初めてです。カッコいいですね~

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F1マシンは近くにあるものの、人垣で直接見ることはできませんでした。何とか腕を伸ばして撮影しました。何とか車体が写っています。左側にデビッド=クルサード(マシン近くの白い服)も小さく写っています。

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会場ではデビッド=クルサードのカードが配られました。
表、

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ウラです。

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幸せなシルバーウィークでした。
今日からマーク=ウェバーをイチオシします。

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2009.09.14

F1第13戦イタリアGP

モンツァ サーキット、53周。

・9月3日に前戦ベルギーGPで2位となったフォース・インディアのジャンカルロ=フィジケラがフェラーリに電撃移籍。フェリペ=マッサの代役を務めたルカ=バドエルは2戦でお払い箱。

9/13決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選5位]ルーベンス=バリチェロ(ブラウンGP)
2位[予選6位]ジェンソン=バトン(ブランウンGP)
3位[予選3位]キミ=ライコネン(フェラーリ)

10位[予選17位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

予選1位はルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)、2位は何んとエイドリアン=スーティル(フォース・インディア)、3位ライコネン、4位ヘイッキ=コバライネン(マクラーレン・メルセデス)、5位バリチェロ、6位バトン。

スタートは、ややハミルトンが出遅れるがトップをキープ。ライコネンが2番手にアップ。3番手スーティル、4番手バリチェロ、5番手バトンの順。後方でマーク=ウェーバー(レッドブル・レーシング)がロバート=クビサ(BMWザウバー)と接触、コースアウトでリタイア。クビサもその後16周目にリタイア。

ハミルトンが後続を引き離す。残り39周で1回目のピットストップ、5位で戻る。残り36周でスーテイルが1回目ピットストップ、7位で戻る。残り34周でライコネンが1回目のピットストップ、5位で復帰。

残り29周の時点でバリチェロ、バトン、ハミルトン、ライコネンの順。バリチェロとハミルトンの差は12秒。

残り25周でバトンが先に1回目ピットストップ、5位で戻る。

残り24周でバリチェロが1回目ピットストップ、4位で戻る。

残り20周でハミルトンが2回目のピットストップ、5位で戻る。バリチェロ3位、バトン4位の後ろ。

残り17周でライコネン、スーティルが同時に2回目のピットストップ。それぞれ4位、5位で復帰。

残り8周となる頃、2位バトンをハミルトンが追い上げる。

残り5周、後方でトヨタのヤルノ=トゥルーリとティモ=グロックが同じチームメイト同士なのにバトルを繰り広げていた。中嶋にトゥルーリが接触し、後退。さらにグロックに接触して後退。トヨタチームの仲間割れに驚いた。

残り1周、3位を走行していたハミルトンが縁石にリアを載せてスピンしタイヤバリアーにクラッシュ。まさかのリタイア。

イエローフラッグが振られる中で、ブラウンGPのバリチェッロとバトンが第6戦モナコGP以来今季4度目のワン・ツーフィニッシュ。

ハミルトンの圧勝と思われたが、ブラウンGPのワンストップ作戦が見事にはまった。

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2009.08.31

F1第12戦ベルギーGP

スパ・フランコルシャン、44周。

8/30決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選6位]キミ=ライコネン(フェラーリ)
2位[予選1位]ジャンカルロ=フィジケラ(フォース・インディア)
3位[予選8位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)

13位[予選18位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

予選が大波乱。今までポイントを獲得していないフォース・インディアがポールポジションを獲得してしまう。実績の無いチームがフロントローに立つのは前代未聞。ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)が予選2位で並んだ。

決勝のスタートも大波乱。
4番手のルーベンス=バリチェロ(ブラウンGP)のマシンがスタートに失敗して大きく出遅れる。キミ=ライコネンがジャンプアップして6番手から2位に浮上。後方でジェンソン=バトン(ブラウンGP)にロマン=グロージャン(ルノー)が追突し、さらにハイメ=アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)とルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)もクラッシュし、4台ともリタイア。すぐにセーフティカーが入る。ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)、バリチェッロらはマシンにダメージを負って緊急ピットイン。

上位陣はフィジケラ、ライコネン、ロバート=クビサ(BMWザウバー)、ティモ=グロック(トヨタ)の順。

5周目に再スタート。
ライコネンがカーズパワーですぐにフィジケラを抜いてトップに立つ。14周目にライコネン、フィジケラ、マーク=ウェーバー(レッドブル・レーシング)の、ニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)がいっせいにピットへ向かう。このときピットレーンでウェーバーがハイドフェルドにあわや接触かと思わせるほどの幅寄せをしてしまい、ドライブスルーペナルティを受け後退。トゥルーリがリタイア。24周目、3番手まで順位を上げたフェルナンド=アロンソ(ルノー)は、1回目のピットイン。オープニングラップの混乱で左フロントタイヤにダメージを負っていたため、ホイールカバーが装着できずに大幅にタイムをロス。14位に大きく後退し、その後リタイア。

31周目にライコネン、フィジケラが再び同時ピットイン。フィジケラはアロンソに肉薄するものの抜けない。ベッテルは最後までピット作業を遅らせ3位に浮上。このままの順位でレース終了。

ライコネンは昨年第4戦スペインGP以来の今季初優勝。フィジケラはルノー時代の2006年日本GP以来の2位表彰台。

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2009.08.24

F1第11戦ヨーロッパGP

バレンシア市街地コース、57周。

8/23決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選3位]ルーベンス=バリチェロ(ブラウンGP)
2位[予選1位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
3位[予選6位]キミ=ライコネン(フェラーリ)

18位[予選17位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

いよいよマクラーレンが復活してきた。昨年のハンガリーGP以来1年ぶりのフロントロー独占。

スタートは上位3台はポジションを守り、6番手のライコネンがKERS(エネルギー回生システム)で4番手に順位を上げた。ハミルトンは積極的に後続を引き離す。

17周目でハミルトンが1回目のピットイン。5位のベッテルも同時に入るが、翌周にも再給油のためにピットに戻り順位を下げる。23周目で白煙を噴き2戦連続のリタイア。30周目に中嶋が1回目のピットイン。37周目にハミルトンが2回目のピットイン。マクラーレンは受け入れ準備が出来ておらず、大幅にタイムロスをして、バリチェロに逆転を許してしまった。

39周目に中嶋の左リアタイヤがバーストして何とかピットに戻す。40周目にバリチェロが2回目のピットストップを行い、ハミルトンの前に戻る。このままバリチェッロがトップを守り、2004年第16戦中国GP(当時フェラーリ)以来となる5年ぶりの通算10勝目、ブラウンGPでの初勝利を三度目の正直で挙げた。

2人のドライバーが登場。ルノーはネルソン=ピケJr.を更迭してロマン=グロージャンを起用、結果は15位。フェラーリは負傷欠場中のフェリペ=マッサの代役を務めたルカ=バドエルが17位と冴えないパフォーマンスに終った。

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