2014.05.01

F1ドライバー、アイルトン=セナの事故死から20年も経ってしまった

2010年シーズンからF1テレビ観戦は止めています。GWでブラウジングしていたらF1-Gate.comの記事が目に留まりました。

F1ドライバー、アイルトン・セナ没後20年を語る

そういえば、当ブログの前身ホームページ版「erabu」で13年前に次の記事を掲載していました。ホームーページ版は既に廃止しています。

F1最速の証明
  1994/5/1、F1第3戦サンマリノグランプリ決勝でアイルトン=セナ(34歳)が死亡しました。タンブレロ・コーナーを曲がりきれずに、壁に激突。「最速の貴公子」と呼ばれ、天才の名を欲しいままにしたブラジル人ドライバーの最期でした。1992年シーズンでホンダが撤退してから、F1に対する熱が少し冷めてきていた頃でした。フジテレビが深夜に行う中継も徐々に録画取りして見る機会が増えていました。にもかかわらず、この日は何故か中継前からその前の番組のプロ野球ニュースからテレビをつけました。番組を中断して突然現地からの映像が飛び込んできました。コントロールを失って車体が浮き上がり壁に激突する映像に続き、上空のヘリコプターから空撮で事故現場の映像が送られます。運転席の彼はピクリともしない。いつかこの日が来るのかもしれないという予感めいたものがあったため、直感「駄目だ」と冷静に判断しながら、心の一部を無理やりえぐられ引き千切られる重い痛み。今でも忘れられません。
  彼ほど速さを追及したレーサーを知りません。アイルトン=セナが1989年に達成した8連続ポールポジションに、2001年シリーズ第4戦サンマリノグランプリ予選でF1最強のレーサー、ミハエル=シューマッハがこの記録に並ぶべく挑戦し失敗しました。このF1最速の記録はいつ、誰が破るのでしょうか。(2001/4/15)

F1最強のレーサー、皇帝ミハエル=シューマッハは2013年12月30日のスキー事故で瀕死の重傷を負ったままです。

F1ドライバー、伝説の2人の悲劇は本当に辛いです。

YouTubeにアイルトン=セナの事故映像がありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.10.08

2012F1第15戦日本GP、小林可夢偉(26)がF1初表彰台3位おめでとう

日本人F1ドライバーとしては2004年F1アメリカGPの佐藤琢磨以来8年振り、鈴鹿GPでは1990年の鈴木亜久里以来22年ぶりの表彰台を獲得しました。 

昨晩、ソーシャルニュース Ceron.jp(セロン)で可夢偉が3位表彰台という記事を見つけ、直にフジテレビをつけましたが中継はされていません。BSフジに切り替えたところ、決勝を10月7日(日) 21:00~22:50で放送してくれていたので録画しました。昨日は酔っ払っていたので今日ゆっくりとF1観戦しました。 

53周の残り2周(51週目)から4位のジェンソン=バトンに猛追されましたが、何とか凌ぎました。結果がわかっていてもヒヤヒヤしました。本当に良かったですね。 

実は3・11(2011年)以降、スポーツ観戦は原則止めました。自然災害や原発事故というストレスがあまりに大き過ぎたので、日常において可能な限りストレスを感じるものから逃げようとしています。F1や野球は特にお気に入りでしたが、勝負の世界に触れて一喜一憂することは極力排除することに決めました。 

しかしながら、小林可夢偉の快挙を目撃したいとの思いから2年ぶりにF1観戦を一時的に復活させました。相変わらずレッドブルのベッテルが活躍しているようです。首位アロンソに4ポイント差に追い上げ、3年連続のワールドチャンピオンを目指しているとのこと、熱いです。 

【F1 日本GP 結果】   
順位    No.    ドライバー    チーム   
1    1    セバスチャン・ベッテル    レッドブル   
2    6    フェリペ・マッサ    フェラーリ   
3    14    小林可夢偉    ザウバー   
4    3    ジェンソン・バトン    マクラーレン   
5    4    ルイス・ハミルトン    マクラーレン   
6    9    キミ・ライコネン    ロータス   
7    12    ニコ・ヒュルケンベルグ    フォース・インディア   
8    18    パストール・マルドナド    ウィリアムズ   
9    2    マーク・ウェバー    レッドブル   
10    16    ダニエル・リチャルド    トロ・ロッソ   
11    7    ミハエル・シューマッハ    メルセデスAMG   
12    11    ポール・ディ・レスタ    フォース・インディア   
13    17    ジャン・エリック・ベルニュ    トロ・ロッソ   
14    19    ブルーノ・セナ    ウィリアムズ   
15    20    ヘイキ・コバライネン    ケータハム   
16    24    ティモ・グロック    マルシャ   
17    21    ヴィタリー・ペトロフ    ケータハム   
18    23    ペドロ・デ・ラ・ロサ    HRT   
19    10    ロマン・グロージャン    ロータス   
     25    シャルル・ピック    マルシャ   
     24    ナレイン・カーティケヤン    HRT   
     15    セルジオ・ペレス    ザウバー   
     5    フェルナンド・アロンソ    フェラーリ   
     8    ニコ・ロズベルグ    メルセデスAMG

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010.11.16

2010 F1最終戦(第19戦)アブダビGP

ヤス マリーナ サーキット、55周。

・史上初の4強決戦。
・唯一のトワイライトレース。
・F1単独タイヤサプライヤーを務めるブリヂストンのラストレース。

【2010ドライバーズポイント ランキング】
①ベッテル 256pt
②アロンソ 252pt
③ウェバー 242pt
④ハミルトン 240pt
⑤バトン 214pt

11/14決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選1位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)
2位[予選2位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
3位[予選4位]ジェンソン=バトン(マクラーレン)

7位[予選3位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)
8位[予選5位]マーク=ウェバー(レッドブル)

14位[予選12位]小林可夢偉(ザウバー)

ベッテルが今季5勝目、通算10勝目を挙げ、ドライバーズランキングで3位から逆転でタイトルを獲得。23歳と134日で史上最年少王者の座に就いた。精神的な脆さを指摘されたベッテルだが、持ち前の速さで年間チャンピオンをもぎ取った。

スタートは上位陣ではアロンソがバトンに抜かれて4位に交代。しかし、ウェバーの前でレースを終えれば勝が転がってくる。スタートしてすぐにシューマッハがコース上でスピンして反転し止まったところに、ビタントニオ=リウッツィ(フォース・インディア)が突っ込んでシューマッハのマシンに乗り上げて両方ともに大破。セーフティカー導入。

6周目でレース再開され、ベッテルが後続を引き離す。12周目にタイヤのグリップに苦しむウェバーがピットインしてタイヤ交換、16位でコースに戻る。アロンソはウェバーをマークするだけの戦法を取り16周目にピットイン、12位でウェバー(13位)の前で戻る。しかし、この結果、ペトロフ(ルノー)の後ろにアロンソ、ウェバーは入ってしまって抜くことができない。

結局、アロンソとウェバーはペテロフをかわすことができずに、それぞれ7、8位に低迷したままレースを終えた。小林はピットストップを遅らせて一時は3位まで順位を上げたが、タイヤ交換のタイミングが悪く14位でポイント獲得を逃した。

史上初の4強決戦となった最終戦はもつれると予想したが、アロンソとウェバーともに為すすべも無く、今季ポールポジションを10回獲得した最速の天才、若きベッテルにブッチギリで逆転を許してしまった。

【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 ハミルトン
3番手 アロンソ
4番手 バトン
5番手 ウェバー 

12番手 小林

[2010年F1の感想]
小林が活躍してくれて、久しぶりに日本人として楽しめた。彼の活躍が日本とF1をギリギリで繋いでくれている。来季もチームはザウバーなので今年以上のパフォーマンスは期待できないと思うが、次を目指して頑張って欲しい。

年間チャンピオンは出来ればウェバーに獲ってもらいたかった。34歳と遅咲きのレーサとしては今年が狙い目だったと思う。終盤にかけて守りのレースに甘んじたので結果は残念だが納得している。

マシンパワーがレッドブル、マクラーレンと比べて落ちるフェラーリでありながら、優位に持っていったアロンソには改めて賞賛を送りたい。

シューマッハについては復帰して欲しくなかった。来年も意欲を持っているようだが、今季ベッテルが最年少記録を更新したように、ますますF1は若い才能を求めるようになっている。本人としては何としてもリベンジを果たしたいと考えるだろうが、最終戦で見せたような醜態はさらして欲しくない。やはり若い世代に席を譲るべきだ。

来季の勢力図はどうなるだろうか。来年もレッドブル、マクラーレン、フェラーリの3強が中心となり、年間チャンピオン4人(ベッテル、アロンソ、ハミルトン、バトン)が拮抗する流れは変わらないのだろうか。若い才能が開花したことで益々面白さが増した。

ところで、F1は燃料がガソリンというレギュレーションをどこまで続けられるのだろうか。地球規模でエコロジーが浸透してきており、従来型の動力源である内燃機関は否定される方向にある。近い将来、電気モーターで爆音を上げずに戦うようになるのだろうか。それともF1そのものが無くなるのだろうか。どのような未来がF1に待っているのかわからないが、今後も現在のF1が続く限り、応援していきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (12)

2010.11.08

2010 F1第18戦ブラジルGP

インテルラゴス・サーキット、71周。

11/7決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選2位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)
2位[予選3位]マーク=ウェバー(レッドブル)
3位[予選5位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)

10位[予選12位]小林可夢偉(ザウバー)

ベッテルが今季4勝目、通算9勝目を挙げ、ドライバーズランキングで3位に順位を上げた。2位にチームメイトのウェバーが入り、レッドブルは今季4度目のワン・ツゥーフィニッシュで初のコンストラクターズタイトルを獲得した。3位にアロンソが入り、ドライバーズランキング1位を守った。ドライバーズタイトルは最終戦に持ち越された。

スタート直後に、ヒュルケンベルグをベッテルが抜き、続いてウェバーも抜いて1周目でレッドブルがワン・ツゥー体制を築いた。ハミルトンを抜いたアロンソはヒュルケンベルグをなかなか抜けず、レッドブルから離される。ハミルトンもヒュルケンベルグが壁になった。

小林はハードタイヤでタイヤ交換を遅らせ、一時は5位に順位をあげたものの、49周目にピットストップして順位を下げた。

51周目、ビタントニオ=リウッツィ(フォース・インディア)がクラッシュし、セーフティカーが入る。リードしていた上位陣が接近するものの順位は変わらず、56周目に再スタート。ベッテルはファ巣テストを連発してウェバーをかわして1位でチェッカーを受けた。小林は終盤にトロ・ロッソの2台をかわして10位、3戦連続今季8度目の入賞を果たした。

【スターティンググリッド】
1番手 ヒュルケンベルグ
2番手 ベッテル
3番手 ウェバー
4番手 ハミルトン
5番手 アロンソ 
6番手 バリチェロ
7番手 クビサ
8番手 シューマッハ
9番手 マッサ
10番手 ペトロフ
11番手 バトン
12番手 小林

【ドライバーズポイント ランキング】
①アロンソ 246pt
②ウェバー 238pt
③ベッテル 231pt
④ハミルトン 222pt
⑤バトン 199pt

| | コメント (0) | トラックバック (9)

2010.10.25

2010 F1第17戦韓国GP

韓国インターナショナルサーキット、55周。

・韓国で初のF1開催。工事が遅れて開催が危ぶまれたが何とか間に合った。

10/24決勝(雨、ウェットコンディション)
優勝[予選3位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)
2位[予選4位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
3位[予選6位]フェリッペ=マッサ(フェラーリ)

8位[予選12位]小林可夢偉(ザウバー)

アロンソが今季5勝目、通算26勝目を挙げ、ドライバーズランキングでトップに躍り出た。

大雨によって、セーフティカーが先導するスタートも3周を終えて赤旗中断。1時間近くまって再びセーフティカーの元でレース再開。18周目からやっと本番スタート。20周目でウェバーがコース上で単独スピンし、ロズベルグが突っ込んで2台ともリタイア。セーフティカーが入り24周目に再スタート。31周目にセバスチャン=ブエミ(トロロッソ)がクラッシュしてまたもセーフティカー導入。34周目に再々スタートと大荒れ。

46周目には、ベッテルがスローダウンしたところをアロンソが第1コーナーで抜いてトップに立つ。ベッテルのマシンから白煙が噴出してエンジンブローとなりリタイア。レッドブルにとっては大誤算。

小林は47周目に追い抜きをかけられたスーティルに左フロントタイヤにヒットされた。スーティルはそのままリタイア。小林は8位を維持してレースを終えた。大波乱のレースコンディションの中でポイント獲得をしたのはお見事。

雨のレースで強いバトンが不調で12位に終わり、ノーポイント。5強から一歩後退した。シューマッハは今季最高位の4位でフィニッシュ。

【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 ウェバー
3番手 アロンソ
4番手 ハミルトン
5番手 ロズベルグ 
6番手 マッサ
7番手 バトン
8番手 クビサ
9番手 シューマッハ

12番手 小林
23番手 山本左近←15位完走

【ドライバーズポイント ランキング】
①アロンソ 231pt
②ウェバー 220pt
③ハミルトン 210pt
④ベッテル 206pt
⑤バトン 189pt

| | コメント (0) | トラックバック (11)

2010.10.11

2010 F1第16戦日本GP

鈴鹿サーキット、53周。

・前日が大雨で、予選が延期され決勝当日の午前となった。

10/10予選&決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選1位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)
2位[予選2位]マーク=ウェバー(レッドブル)
3位[予選4位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)

7位[予選14位]小林可夢偉(ザウバー)

ベッテルがポール・トゥ・ウィンで鈴鹿2連覇。今季3勝目、通算8勝となった。予選も決勝も他を寄せ付けず圧勝を収めた。2位にウェバーが入りレッドブルはワン・ツゥ・フィニッシュ。マクラーレンはバトンが4位、ハミルトンは3速が入らないギヤボックスのトラブルで5位。

スタート直後に4台がクラッシュしてセーフティカー導入。レース再開前にクビサのタイヤが外れてリタイヤする波乱の幕開け。上位陣は安定して周回する中で、中盤の小林が鬼神の走り。小林にとって鈴鹿は3レース目という少なさ。低速コーナーヘアピンでブレーキを遅らせて、コナーの出口で抜き去る離れ業を見せた。圧巻は44周目アルゲルスアリに対してアウトから抜くというかつて誰もしたことが無い攻め方をした。これによりサイドポンツーンを壊すものの、47周目にはファステストを叩き出す。こんな凱旋レースは見たことが無い。日本のF1を本当に背負って戦っている。

【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 ウェバー
3番手 クビサ
4番手 アロンソ
5番手 バトン 
6番手 ロズベルグ
7番手 バリチェロ
8番手 ハミルトン←ギヤボックス交換で5番手降格のペナルティ

14番手 小林
23番手 山本左近←16位完走

【ドライバーズポイント ランキング】
①ウェバー 220pt
②アロンソ 206pt
③ベッテル 206pt
④ハミルトン 192pt
⑤バトン 189pt

| | コメント (0) | トラックバック (10)

2010.09.27

2010 F1第15戦シンガポールGP

ナイトレース
マリーナ・ベイ・サーキット、61周。

9/26決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選1位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)
2位[予選2位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)
3位[予選5位]マーク=ウェバー(レッドブル)

リタリア[予選10位]小林可夢偉(ザウバー)

アロンソがポール・トゥ・ウィンで2連勝。今季4勝目、通算25勝となった。
セーフティカーが2回入る荒れたレースとなったが、終盤はアロンソとベッテルの一騎打ちとなり、ベッテルが0.2秒差まで追い上げたが、アロンソがトップを守りきった。3位はウェバーでドライバーズポイントトップを維持した。4位にバトン。5強の1人、ハミルトンは、2回目のセーフティカー導入されて再スタートした36周目、コーナーでウェバーを抜くときに、イン側のウェバーと接触しリタイア。
期待の小林はシューマッハのマシンを弾き飛ばして抜いた後に、コーナーでミスしてバリアにクラッシュしてリタイア。

【スターティンググリッド】
1番手 アロンソ
2番手 ベッテル
3番手 ハミルトン
4番手 バトン
5番手 ウェバー
6番手 バリチェロ
7番手 ロズベルグ
8番手 クビサ
9番手 シューマッハ
10番手 小林

【ドライバーズポイント ランキング】
①ウェバー 202pt
②アロンソ 191pt
③ハミルトン 182pt
④ベッテル 181pt
⑤バトン 177pt

| | コメント (2) | トラックバック (15)

2010.09.13

2010 F1第14戦イタリアGP

モンツァ サーキット、53周。

9/12決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選1位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)
2位[予選2位]ジェンソン=バトン(マクラーレン)
3位[予選3位]フェリペ=マッサ(フェラーリ)

リタリア[予選13位]小林可夢偉(ザウバー)

アロンソが今季3勝目、通算24勝となった。
スタート直後にアロンソがバトンに抜かれる。ハミルトンは3位マッサに迫ったが、マッサの左リアタイヤに右フロントタイヤを接触させ早々とリタイア。バトン、アロンソ、マッサの順で4位以下を引き離す。38周目にアロンソがピットンして、バトンの前で戻り逆転。そのまま順位を守りきりフェラーリが1、3位でチェッカーを受けた。

レッドブルのウェバーは、今日もスタートミスで順位を大きく下げてベッテルの後続を走行していたが、21周目でベッテルがエンジントラブルの間に抜いて上位を伺う。50周目でヒュルケンベルグを抜いて6位に浮上。ベッテルは52周目までピットインせず、残り1周でタイヤ交換して4位のままコースに戻りウェバーよりも順位を上げてレースを終えた。

小林は予選13位になったものの、ギヤボックストラブルでピットスタートしたものの、4速以上に入らないトラブルですぐにリタイア。山本左近は予選23位から19位でフィニッシュ。

【スターティンググリッド】
1番手 アロンソ
2番手 バトン
3番手 マッサ
4番手 ウェバー
5番手 ハミルトン
6番手 ベッテル

13番手 小林←ギヤボックストラブルでピットスタート
23番手 山本

【ドライバーズポイント ランキング】
①ウェバー 187pt
②ハミルトン 182pt
③アロンソ 166pt
④バトン 165pt
⑤ベッテル 163pt

チャンピオン争いは、再び混沌としてきた。前レースでリタイアしたアロンソとバトン、15位でノーポイントだったベッテルがポイントを獲得して5人が24ptの間にひしめく状態になっている。ヨーロッパラウンドを終えて、残り5戦。益々目が離せなくなってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (12)

2010.08.30

2010 F1第13戦ベルギーGP

スパフランコルシャンサーキット、44周。

8/29決勝(小雨→雨、ドライ/ウェットコンディション)
優勝[予選2位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
2位[予選1位]マーク=ウェバー(レッドブル)
3位[予選3位]ロバート=クビサ(ルノー)

8位[予選19位]小林可夢偉(ザウバー)

中途半端に降る雨に翻弄され、2度に渡るセーフティーカー導入される荒れたレースになった。ハミルトンは終始トップをキープして今季3勝目をあげ、ドライバーズポイントでトップに返り咲いた。ウェバーはスタートを大失敗して一時は7位まで後退したが、粘り強い走りで盛り返して2位でフィニッシュ。一方のチームメイトのベッテルは17周目にバトンのサイドポットに突っ込んで、フロントノーズを交換するアクシデント。バトンはその場でリタイア。ベッテルにはドライブスルーペナルティ。26周目にはリウッツィ(フォース・インディア)を抜く時に、左リアをリウッツィのフロントウイングに接触させてパンク。何とかピットに戻るものの20位まで順位を落とす不本意な内容で15位でレースを終えた。アロンソは出遅れを挽回するために、2周目でレインタイヤを選択して賭けに出たが、雨が降らずにすぐにスリックタイヤに交換して追い上げる。38周目にクラッシュを起こし、コース上にマシンが止まってリタイア。これにより2度目のセーフティーカーが入った。

【スターティンググリッド】
1番手 ウェバー
2番手 ハミルトン
3番手 クビサ
4番手 ベッテル
5番手 バトン
6番手 マッサ
7番手 バリチェロ
8番手 スーティル
9番手 ヒュルケンベルグ
10番手 アロンソ

19番手 小林
21番手 山本

スタートでウェバーが動かない。後続に抜かれた後にようやく走り出し7位まで順位を下げる。ウェバーを残して上位陣はハミルトン、クビサ、ベッテル、マッサの順。最終シケインでコースオフと接触が多発。F1300戦となるバリチェロとアロンソがクラッシュし、アロンソは緊急ピットインし、レインタイヤで賭けに出る。バリチェロは大破してリタイア。これにより2周目からセーフティーカーが入る。

4周目、レース再開。

5周目、思ったほど雨が降らず、アロンソはピットインしてスリックタイヤに交換。

17周目、2位バトンに迫っていた3位ベッテルがスピンしてバトンのサイドポットに頭から突っ込んで、バトンのマシンを壊し、バトンはリタイア。ベッテルは緊急ピットインでノーズを交換。

20周目、ベッテルの行為にドライブスルーペナルティの裁定。

21周目、雨が降り始める。ベッテルがペナルティのためにピットレーンに入る。

23周目、ウェバーがピットイン。4位で戻る。この頃から晴れてくる。

25周目、ハミルトンがピットイン。1位で戻る。

26周目、リウッツィを抜くときに、ベッテルは左リアを接触させてパンクする。

28周目、ベッテルは何とかピットに戻って、コースに戻るものの20位に大きく後退。

34周目、大粒の雨が落ちてくる。

35周目、ヘミルトン、クビサ、ウェバーの順でピットイン。クビサが作業ミスで時間がかかり、ウェバーが2位に浮上。

38周目、ベッテルがピットイン。アロンソがクラッシュしてコース上でマシンを止め、リタイア。セーフティーカー2回目の導入。

41周目、レース再開。

上位陣は変動無く、そのままの順位でフィニッシュ。

【ドライバーズポイント ランキング】
①ハミルトン 182pt
②ウェバー 179pt
③ベッテル 151pt
④バトン 147pt
⑤アロンソ 141pt

| | コメント (2) | トラックバック (15)

2010.07.26

2010F1第11戦ドイツGP

ホッケンハイムリンク、67周。

・後半戦スタート。

7/25決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選2位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)
2位[予選3位]フェリペ=マッサ(フェラーリ)
3位[予選1位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)

11位[予選12位]小林可夢偉(ザウバー)

アロンソが開幕戦以来の今季2勝目、通算23勝目となった。2位はマッサで、フェラーリはワン・ツーフィニッシュ。ベッテルが3位で母国グランプリで表彰台に登った。小林可夢偉は3戦連続ポイント獲得ならず11位、ヒスパニアレーシングの山本左近は19周リタイアに終わった。

レース後、国際自動車連盟(FIA)は、フェラーリがF1では禁止されているチームオーダーを発令したとして、10万ドル(約875万円)の罰金を科した。フェラーリはこの裁定に対して控訴しない模様。

【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 アロンソ
3番手 マッサ
4番手 ウェバー
5番手 バトン
6番手 ハミルトン
7番手 クビサ
8番手 バリチェロ
9番手 ロズバルグ
10番手 ヒュルケンベルグ
11番手 シューマッハ
12番手 小林

スタート、ベッテルがアロンソを牽制してマシンを寄せる。それによりマッサの前が開いてそのままトップに躍り出る。2位アロンソ。ベッテルはフェラーリ2台にかわされて3位、ウェバーが4位とレッドブルが続く。後方で複数台のマシンが接触。ハミルトンがウェバーを抜いて4位に浮上。

2周目、スーティルやアルグエルスアリなど接触があった数台のマシンが続々とピットイン。

3周目、トゥルーリ、スローダウン。

5周目、小林10位をキープ。スーティルが2回目のピットイン。

6周目、アロンソ、ファステスト。

10周目、アロンソ、ファステスト。山本左近は19位。

13周目、ベッテル、ピットイン。6位で戻る。

14周目、アロンソ、ピットイン。ウェバー、ピットイン。9位でコースに戻る。10位の小林がウェバーを追走。

15周目、マッサがピットインし、2位で戻る。ハミルトン、ピットイン。6位で戻る。

19周目、クビサがピットイン。11位で戻る。12位のシューマッハがクビサを抜こうとするがクビサは抜かせない。

20周目、バトンが1位を走行。

21周目、2位マッサに3位アロンソが仕掛ける。

22周目、バトンがピットインして、5位で戻る。ハミルトンの後ろ。

25周目、ペトロフに小林は抜かれて13位。ロズベルグ、ピットインして10位で戻る。シューマッハの前。

26周目、上位陣の順位は1位マッサ、2位アロンソ、3位ベッテル、4位ハミルトン、5位バトン。マッサはアロンソを引き離している。

32周目、アロンソがファステスト。マッサを追う。

35周目、ヒュルケンベルグを抜いてデラロサが7位にアップ。

39周目、マッサとアロンソが近づき、1.7秒差。

44周目、ベッテル、ファステスト。

45周目、ベッテル、ファステスト。

48周目、アロンソ、ファストスト。マッサに肉薄。

49周目、アロンソがマッサを抜いて首位に立つ。

52周目、デラロサがピットイン。14位で戻る。

55周目、ディグラッシ、リタイア。

59周目、2位マッサと3位ベッテルの差が1.4秒。コバライネンとデラロサが接触。

60周目、デラロサ、ピットイン。

65周目、アロンソ、ファステスト。

67周目、アロンソ、ファステスト。チェッカーを受けてアロンソ今季2勝目。

【ドライバーズポイント ランキング】
①ハミルトン 157pt
②バトン 143pt
③ウェバー 136pt
④ベッテル 136pt
⑤アロンソ 123pt

| | コメント (0) | トラックバック (12)